食べるものを供給する農家という存在を脅かす要素はいろいろある。前に書いた高齢化という問題は、当方自身のことを書いたのだが、当然一般的にも当てはまる。また、気候の変化はどうやら今後も継続する根本問題と言ってもいいだろう。まあ、私は生活をゲーム的に捉えているので(物好きと言ってもいいが)、困難な障害に直面しても「よしなんとかしてやるぞ」と思うけれど、やめようと思う人がいても不思議はない。うちは小規模だし、生活をかけているわけでもないが、農業で食べている人たちの困窮は察するにあまりあるところである。
そんな大きな障害の一つにケモノがある。うちでは、今現在侵入されているケモノは少なくとも3種類、サルとキョン、それにハクビシンだ。入植当初の警戒対象はイノシシやシカであった。イノシシは収穫前の田んぼに入り込んで、掘り起こすなど大暴れしたこともあった。歯科はイネの苗を食べたことがあった。ただ、その2種類の大型獣はパレットで外周を囲ったことによって侵入を防ぐことができた。サル・キョン・ハクビシンは、身軽だったり体が小さかったりで、周囲を囲っても防げない厄介者なのである。
身軽なハクビシンは垂直の鉄パイプを2mほど登ることなど朝飯前
米の収穫時期だった最近はサルに注意と警戒が集中したが、実は厄介なのはキョンかもしれない。タネから芽が出れば食べるし、若葉も食べる。緑色ならなんでも食べるという、考えようによっては最強の害獣である。当家では、いちごの葉を食べられてカミさんはイチゴの栽培を諦めると宣言していた。茨城県は、このキョンを警戒しており、水際作戦を展開しているそうだが、確かにこれは厄介だ。
一応、狩猟免許(わな)は持っているが、人里にやってくるケモノは簡単には捕まらない。ただ、最近の見張りカメラの充実で(10台以上)、敵の行動パターン・侵入経路・出没時間などを把握することができ、対応はしやすくなった。ワナで捕まえる前に、侵入箇所を塞ぐなどの対策を立てることもできるようになっている。ということで、私の仕事の4割くらいはケモノ対小作と言ってもいいだろう。残りのうち半分くらいは用水・配管関係かな。
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そんな大きな障害の一つにケモノがある。うちでは、今現在侵入されているケモノは少なくとも3種類、サルとキョン、それにハクビシンだ。入植当初の警戒対象はイノシシやシカであった。イノシシは収穫前の田んぼに入り込んで、掘り起こすなど大暴れしたこともあった。歯科はイネの苗を食べたことがあった。ただ、その2種類の大型獣はパレットで外周を囲ったことによって侵入を防ぐことができた。サル・キョン・ハクビシンは、身軽だったり体が小さかったりで、周囲を囲っても防げない厄介者なのである。
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米の収穫時期だった最近はサルに注意と警戒が集中したが、実は厄介なのはキョンかもしれない。タネから芽が出れば食べるし、若葉も食べる。緑色ならなんでも食べるという、考えようによっては最強の害獣である。当家では、いちごの葉を食べられてカミさんはイチゴの栽培を諦めると宣言していた。茨城県は、このキョンを警戒しており、水際作戦を展開しているそうだが、確かにこれは厄介だ。
一応、狩猟免許(わな)は持っているが、人里にやってくるケモノは簡単には捕まらない。ただ、最近の見張りカメラの充実で(10台以上)、敵の行動パターン・侵入経路・出没時間などを把握することができ、対応はしやすくなった。ワナで捕まえる前に、侵入箇所を塞ぐなどの対策を立てることもできるようになっている。ということで、私の仕事の4割くらいはケモノ対小作と言ってもいいだろう。残りのうち半分くらいは用水・配管関係かな。
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