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2024年06月

韓国サッカー:ソン・フンミン、1年後はサウジに移籍? キム・ミンジェは高すぎて移籍できない不良債権化、イ・ガンインはPSGでの出番はさらに減り、セルティックの韓国人トリオは1年で解散か

<サッカー>英メディア「トッテナム、孫興慜と再契約でなく延長オプション使用か」(中央日報)
英フットボールインサイダーは1日(日本時間)、「トッテナムは孫興慜に『契約延長オプション』を発動すると予想される」と伝えた。来年夏にトッテナムとの契約が満了する孫興慜は最近、移籍説が浮上した。トッテナムと再契約するかどうかが焦眉の関心事だ。こうした中「契約延長オプション」がトッテナムの有力な選択肢に浮上した。孫興慜は2021年に4年再契約を結んだ際「1年契約延長オプション」を入れたという。

フットボールインサイダーはトッテナムがオプション条項を活用して孫興慜と2026年夏まで共にすると予想した。
(引用ここまで)


 サッカーの話題をまとめていくつか。
 まず、ソン・フンミンのニュースから。
 英フットボールインサイダーがソン・フンミンの契約はオプション行使で2026年まで延長するだろうと予測。
 で、中央日報の記事には書いていないのですが、その後フットボールインサイダーはソン・フンミンの移籍先はサウジアラビアになるだろうとしています。

Tottenham could land ‘very bid’ Son Heung-min fee from Saudi – Wyness(Football Insider・英語)

 契約の終わるクラブへの最後のご奉公って感じですかね。
 それなりに大きな移籍金がトットナムの懐を潤すのではないか、と。

 さて、伊藤洋輝が移籍してきたことで、その立場が危ういとされているキム・ミンジェ。
 韓国メディアが焦っているのは「欧州の平均点は日本のほうが上でも、トットナムのソン・フンミン、PSGのイ・ガンイン、バイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェがいるのでトップレベルは韓国のほうが上だ」とする最後の自尊心の拠り所があったからなのですよ。
 ところがそのバイエルン・ミュンヘンに伊藤が移籍してきてしまった。
 「ブンデスリーガで最強レベルのセンターバック」との肩書きと共に。

 キム・ミンジェはチャンピオンズリーグ準決勝でのやらかしを見るまでもなく、監督からの信頼を失っていましたからね。
 それでもここ1週間ほどで「残留するのではないか」との記事が出てて自尊心の折り合いはついていたようなのですが。
 こんな記事が出てきました。

「衝撃だ。キム・ミンジェの残留理由は売れないからだと?」伊藤洋輝加入で苦境の韓国代表DF、“不良債権”との指摘に韓メディアが啞然!「レギュラー争いで押し出されたが...」(サッカーダイジェストWeb)

 バイエルン・ミュンヘンが設定している移籍金が高すぎて(かつ年俸自体も高すぎて)、売るに売れない状況だとのニュース。
 まあ、CL準決勝でのあの釣られた様子を見て「買いだ!」ってなるクラブはないよね。
 足のある選手なんてどこにでもいるんですから……。


 韓国国内では「トップレベル」の選手との設定のイ・ガンインについてもニュースが。
 フランスメディアから酷評されている、とのこと。

「イ・ガンイン、競争力弱い」と酷評、主力争いの異常気流···PSG、「1800億」の天才MF獲得説(スポーツ朝鮮・朝鮮語)

 先日もちらっと書きましたが、イ・ガンインの立場はあくまでも「ターンオーバー要員」でしかない。
 CLのある週ではリーグで先発として出て、主力の体力を温存させることが主たる役割です。
 PSGくらいのビッグクラブにおいては重要な役割ではありますけどね。

 ただまあ、致命的なまでに足が遅いのでウィンガーとしてはきついし、トップ下というにはちょっと物足りない。
 左足は器用だけどなぁ。
 エンバペとの契約が終了したこともあって、予算としてはけっこうな額が浮いているでしょうしね。そりゃま、いろいろと食指も伸びていることでしょうよ。

 さて、最後はスコットランド・プレミアのセルティック。
 3人の韓国人が所属していたのですが、どうやら散り散りになりそうだとのニュース。

韓国人セルティックトリオ解散の可能性上昇……「ヤン・ヒョンジュンとオ・ヒョンギュ、今夏チームを離れる可能性」(イルガンスポーツ・朝鮮語)

 日本人が多く所属していることでも知られているセルティックですが、なぜか韓国人プレイヤーにも手を出しはじめたのです。日本人プレイヤー、かなり獲得が当たりましたからね。
 ただ、そうして獲得した韓国人選手はけっきょくシーズンの終わり頃には誰もいなかった、とのオチに終わりました。

 一応、オ・ヒョンギュはベルギーのヘンクに移籍かもとされているので、よい移籍……いや、スコットランドからベルギーはそもそも微妙なところか。
 まあ、日本人が開拓したところに韓国人がやってくるのはいつものパターンというべきか。
 アン・ジョンファンがペルージャに移籍してきた頃からの慣例。
 でもま、通用するかどうかは別ってことですね。

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韓国でコーヒー専門店が10万店を突破、あの「世界中のマックの店舗数よりも多い」チキン屋の8万点をはるかに越える自営業者の砦になってしまう

「大韓民国はコーヒー共和国」…10万店を超えコンビニの2倍(ハンギョレ)
 韓国のコーヒー専門店が10万店を超えたことが分かった。比較的に小規模な資本で創業が可能で、特別な技術を必要としないため、参入障壁が低いからとみられる。

 30日、統計庁の「サービス業調査報告書」によると、韓国のコーヒー専門店数は2022年末基準で10万729店で、直前年度の9万6437店に比べ4292店(4.5%)増えた。コーヒー専門店の数が10万店を超えたのは調査以来初めて。

 コーヒー専門店は2016年の5万1551店からわずか6年間で2倍近い水準に増えた。コンビニ4社(CU・GS25・セブンイレブン・イーマート24)の全店舗数が昨年末基準で5万5千店余りである点を考えると、コーヒー専門店がコンビニの約2倍にもなるわけだ。

 コーヒー専門店全体の売上は2022年基準で15兆5千億ウォン(約1.8兆円)であり、関連従事者は27万人だった。従事者1~4人以内の店舗が8万4千店で、多くが小規模形態だ。 (中略)

 廃業率も増えている。行政安全部によると、昨年基準で最近10年間に新規カフェ数は45%増えたが、廃業したカフェ数は181%も急増した。また、ソウル市商圏分析システムを通じて調べてみると、昨年第1四半期に新たに創業したコーヒー・飲料販売店は計5293店だったが、同じ期間に廃業したところも4090店に上った。昨年第4四半期基準でソウル地域のコーヒー・飲料業種の3年平均生存率は51.9%、5年生存率は34.9%に過ぎなかった
(引用ここまで)


 韓国のコーヒー専門店が10万件を超えた、とのニュース。
 21世紀初頭くらいまでは完全にコーヒー不毛の地だったのですが。
 韓国赴任するコーヒー好きは生豆を密輸するくらいの勢いだったのですよね。
 一流ホテルの喫茶スペースでもインスタントコーヒーを堂々と出してきたくらい。
 もちろん、当時の紅茶はティーバッグ。

 豆を挽いてコーヒーを飲むってなったのは日韓ワールドカップを経たあとくらいですかね。
 当時、コーヒーメーカーが急激に高性能化してほぼフルオートでコーヒーを淹れられるようになったこともあって、一気に普及したってイメージ。
 当時のコリアニメさんなんかも「日本は大目にドリップしたのを保温ジャーに入れてるのを売っているけど、韓国はほとんど全部挽きたて淹れたてになった」って話をしていましたっけね。

 そんなこんなでコーヒー消費大国になったのです。


 で、コーヒー専門店が10万店突破。
 チキン店が2022年時点で約8万点だったので、はるかに上回っている。
 以前まではチキン屋orダイだったのですが、最近では選択肢にカフェも入ってきたってところなのか。



 これも自営業があまりにも多い(全労働者の20%以上が自営業者)がためです。
 とにかくなんか創業して、ダメだったらすぐ撤退。フットワークが軽いともいえますが、新年がないともいえますかね。
 一瞬だけ流行ったフルーツ飴とか、台湾カステラとかとにかく飛びつくんですよ。

 個人的には韓国の飲食店の中で、スタバだけは信頼できてたなぁ……。とにかく店内がきれいだった。
 ただ、その後に世界中で韓国のスタバだけが韓国企業運営になったのでなんとも(一応、豆等はスタバ本家から入荷の義務あり)。
 ちなみに独自運営になったせいもあるのか、日本と同じくらいの店舗数があります。

スタバ店舗数 韓国が世界4位=人口2.5倍の日本に迫る(聯合ニュース)

 別に日本を追い抜いてくれてもまったくもって構わないのですけどね。

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韓国メディア「日本の株式市場は年初来で18%上昇、なのに韓国は5%……なにが違うのか」……常に企業が財閥一家の顔色を伺っているところかな?

バリューアップ、日本にはあり、韓国にはないもの【なぜ韓国株だけが上がらないのか③】(韓経ビジネス・朝鮮語)
最近、日経225指数は3万8000~3万9000台で4万高地からは下がったが、依然として年初対比18%以上上昇した水準だ。 バブル経済の時期を越える驚くべき非常事態だ。 一方、コスピ指数は今年に入って5%余りの上昇に止まった。 10年へと範囲を広げれば、日本証券市場の上昇率は圧倒的だ。 2013年アベノミクスで始まった改革が2014年ガバナンス改革、2023年PBR(株価純資産比率)改革を経て証券市場を引き上げたのだ。 (中略)

日本にはあって韓国にはないものは何だろうか。 (中略)

安倍内閣がガバナンス改革に集中したとすれば、岸田内閣は成長性と収益性に集中した。 日本の取引所は23年、PBR改革に乗り出した。 昨年2回も上場企業に直接「株価を上げろ」と圧迫した。 東京証券取引所は1月と3月、東京証券市場に上場した3300社余りの企業に「PBRが1倍を下回る上場企業は株価を引き上げるための具体的な方案を公示し実行してほしい」という内容の公文書を送った。

PBR1倍未満の企業は時価総額が帳簿上の企業価値より低いという意味だ。 投資家らが企業の成長可能性が低いと考えて株式を買わなければPBRが下がる。 (中略)

「日本のソフトなアプローチが成功を収めた理由は、ファミリーのような支配株主がほとんどなく、持分率以上の経済的利益を享受する特定支配株主を代弁する利益集団がないためだ」。

英国のハーミス資産運用のジョナサン·ファインズ首席ポートフォリオマネージャーが、韓国と日本のバリューアッププログラムを分析しながら書いた文の一部だ。

日本とは異なり韓国は「ファミリー」企業がいわゆる「挙手機理事会」を前面に出し、常に小額株主よりは大株主に有利な判断をしてきたということだ。 配当や相続過程で大株主に有利になるよう配当を下げたり、甚だしくは株式価格を下げる判断までしたと見た。 一方、日本は支配株主と小額株主の利益が一致するだけに、小額株主のためのバリューアップ努力が可能だったという分析だ。
(引用ここまで)


 この10年間で日本株(日経平均)は297%上昇したのに比べ、韓国株(KOSPI)は61%の上昇に過ぎない。
 年初来でも日本は18%上昇しているのに、韓国は5%ちょっとの上昇率。
 韓国も株価上昇のための努力はしているはずなのに成果が出ていない、なぜなのか……とする記事。

 3つの原因を挙げていまして。

1・コーポレートガバナンスの変革
2・PBRを1倍以上にするための努力
3・日本には財閥がなく、大株主の利益保護をしていない

 ──といったもの。
 これまで掲げられてきたものの総括的な記事といえるでしょうね。
 最大の要因は3の「財閥がない」という部分。いや、日本でもなくはないのですが。


 大企業のために株価を下落させる、配当を低く抑制するといった施策はされていない。
 財閥の大株主は創業者一族なので、相続対策のためにそうした施策が行われているのですね。
 これがボディブロウのように韓国市場では効いています。
 なにをするにしても大株主の意向を伺わざるを得ない。
 どんな社長だろうとCEOだろうと、そうした圧力の中で自社株買い→消却とかできるわけないですね。

 もうひとつは外国人投資家が触りたがっていない市場であること。
 外国人投資家はそれぞれの国のスペシャリストがいるので、上記のような状況をよく理解しています。
 結果、上位企業に買いが入ることはあるにしても、すぐ売り抜ける。
 あるいは銀行のようにあるていどはコーポレートガバナンスがしっかりしていて、財閥の影響が少ないところに集中してしまう。

 「中国よりも透明性が低い」とされてしまうレベルなので、あとはお察しください。

外国人投資家、韓国の証券市場について「中国よりも透明性が低い」「謎な部分が多い」「公正な競争市場ではない」とぼっこぼこに叩きまくってしまう……まあ、確かにその通りではある(楽韓Web過去エントリ)

 いや、韓国企業も「株主のためのもの」ではあるのですよ。
 その株主が財閥一家だっていうだけでね? 韓国的な公正さは確保されているのです。
 ま、その結果が現在の低迷具合ってわけですが。

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楽韓さん、本日の動向 - 島津製作所が不老長寿ビジネスに参入

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 不老長寿ビジネスに島津製作所が参入するとのこと。

島津製作所が東北大と挑む「不老長寿」 500社ひしめく(日経新聞)

 まあ、不老長寿というかエイジングケアなんでしょうが。
 現在の「不老長寿ビジネス」の立ち位置、方向性なども書かれているのでちょっと参考にしてもいいかもしれません。
 長生きはしたいと思っていますが、不老不死はパスな気分。ちゃんとすり切れて次世代と入れ替わりたい。

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 無職転生のコミカライズが3巻まで61円なのは明後日まで(セール対象タイトル一覧)。
 3巻くらいまではまだ作画が大人しくしているところですが、それでもなんもかんもがうまく組み合っている感じはします。
 あとアニメがやたらハイクオリティなのはなぜなのか。




 Kindleのプライムデー連動セール(セール対象タイトル一覧)からは世界史を大きく動かした植物を。
 Kindle Unlimitedで読んだんだったかなー。日本人が書いているのでコメ、サクラあたりがしっくり来ましたね。
 どれも植物関連の話でぼんやりとは知っている話ですが、それをしっかりと認識できるので雑学的にけっこうよい。

世界史を大きく動かした植物
稲垣 栄洋
PHP研究所
2018-09-21


 早川書房のセール(対象タイトル一覧)からは一九八四年をピックアップしておこう。
 中国、韓国を見るものは確実に読んでおいたほうがいい作品のひとつ。オーウェルなら動物農場のほうが、とも思いますがあれはソ連への怒りが強すぎる気もする。
 早川で新訳版出てたんですね(出たばかりすぎてセール対象ではない)。

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)
高橋 和久
早川書房
2012-08-01

動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)
ジョージ オーウェル
早川書房
2024-05-09


 あと国家はなぜ衰退するのかの著者の新著が出てたのでチェックしておこう。まだ単行本からのKindle化なので半額だけども高い。でもまあ、あの著者なら間違いないと思う。

技術革新と不平等の1000年史 上
サイモン ジョンソン
早川書房
2023-12-20



 KADOKAWAのセールからは異世界黙示録マイノグーラが1巻99円、残りは全巻半額。
 ダークです。ダークファンタジー好きなら相当におすすめ。



 私の推しは悪役令嬢。が全巻半額。百合ものですが描写はライト。
 ゲーム内転生ものですが、かなり読めるほうだと思います。



 あとなんかcitrusがセールしてますね。1巻が65%ポイント還元、2、3巻が50%ポイント還元。続編のcitrus+は1巻だけ61%ポイント還元。

citrus: 1【特典付】 (百合姫コミックス)
サブロウタ
一迅社
2014-04-18



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 昨日は大森のマシャールで2周年特別ランチに。
 マライティッカなにこれうまい。北インドの宮廷料理メインなのでタンドーリもうまいのか、そりゃそうだ。
 なぜかランチにしか来たことがない気がするので、今度はディナーに来ます。

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 プラオも上品な味で、ちょい硬めの炊き具合で好き。
 マシャールは確実におすすめしたい名店のひとつですね。

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 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。