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㉝シャイー指揮:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
★1988年12月、コンセルトヘボウにて録音
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
①18:41②15:05③10:20④21:50

★リッカルド・シャイー(1953~)35歳頃の録音。
1988年9月から、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の常任指揮者に就任。

66分ほどで、テンポは中庸。
メリハリ十分ながらもカンタービレ豊かな演奏。
若々しく、爽快感もある。

オケも良く、録音も良好。


◆第1楽章:ソナタ形式
冒頭はゆったりめ。
(02:43~)第2主題は、穏やか。
(04:07)第3主題も迫力十分に響き渡る。
(07:14~)展開部入。
(10:48~)展開部の頂点は、それなり。
(12 :06~)再現部。
コーダのフィナーレのホルンは、骨太で立派な響き。

◆第2楽章:ソナタ形式
若干速めのテンポで、カンタービレ豊か。
冒頭のチェロによる第1主題は、渋く良い響き。
(03:02~)第2主題のヴィオラはどちらかと言えば、しっとりした響き。
(03:59~)展開部入。
(06:55~)それなりに盛り上がるものの、バランスも良好。
(07:38~)再現部入。
9分過ぎは曲想もありテンポが緩む。
(11:26~)コーダ
頂点(13:11~)へ。
(14:00~)ティンパニは適度な音量で臨場感豊か。

◆第3楽章:
スケルツォ主題は勢いもキレも十分。
冒頭のホルンはどちらかと言えば、柔らかめ。
(04:20~)トリオはゆったり穏やか。
木管群が臨場感豊か。
(06:05~)スケルツォ主題の再現。

◆第4楽章:ソナタ形式
中庸なテンポ。
(01:24~)提示部第1主題は力強い。
(02:44~)第1楽章第1主題は豪快に鳴る。
(03:13~)第2主題はゆったり穏やか。
(05:56~)提示部第3主題は迫力十分。
(07:59~)展開部入。
(09:08~)コラールはまろやか。
(10:17~)展開部第2主題前の「間」は、普通。
(11 :37~)力強く盛り上がるも、
13分過ぎからは曲想もあり脱力。
(15:02~)再現部入。
(19:02~)コーダ入。
フィナーレは、大音量なので、
(21:30~)ホルンによる第1楽章第1主題はそれなり。








Bruckner: The Symphonies










BRUCKNER/ 10 SINFONIEN







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