2019年05月

2019年05月21日

1/2楽器にサイズアップなどなど

息子の楽器のサイズアップの話が、なんだかトントン拍子に進んで、気づいたら、新しい楽器に変わっていた。

4月に楽器の調整と毛替えに行ったときに、楽器屋さんで1/2の楽器を見せていただき、そのうち2台からどちらがいいか先生にも見ていただくことに。

私は最初からこっちかな?と思っていた楽器があったのだが、先生もそちらがよいと思われたようで。

息子に弾いて試してもらおうと思ったけど、いまいち積極性がなく、先生もこれはダメだと思われたようで、結局先生に弾いていただき、3人でやっぱりこっちという楽器を買うことにした。

100年前の楽器だそうで…。

先生によると、楽器を探しても、その探すときにいい楽器と巡り合えるとは限らず、今回は掘り出し物を見つけたと思うとのこと。

私もこの縁を大事に、息子にも楽器を大切に扱ってもらいたいと切に願うのだが…。

ただし、弓のほうはまだ決めていなくて、今のところは1/4楽器の弓を使っている。

楽器が変わり、音はよくなったはずだが、息子のやる気はちょっとよくわからない…。

さて、それと時を同じくして、先生からコンクールに出てみては?という打診があった…。

今の曲は十分にコンクールに出られるぐらいの曲ならしい。

そして、発表会は夏なので、ちょうどそこで練習したのを終わった後に弾けばいいから、新たに練習しなくていいので、ちょうどよいのでは?とのことだった。

しかし…息子の練習具合でコンクール??

そして、コンクールに出るとなると、お金はいくらかかるのだろう??

お礼とかそういうのもあるんだろうな…。

我が家の経済状態では、楽器を買うのも結構精いっぱいだし、レッスン、発表会などにかかる代金も2人分なので、結構馬鹿にならず…。

ここで、息子が出たい!と言うなら、私たち両親も後押ししようかと思ったのではあるが、結局本人が出たくないと言い張ったため、ありがたいお話だったけれど、お断りした。

本人の強い意志がないと、コンクールに出るのは親も子も疲れるうえに、金銭もなくなっていくし…。

とはいえ、もしコンクールというものを経験するなら、今の年齢が一番いいのかな?という気はした。

それは、もっと大きくなってくると、本気で楽器をやっている子ばかりが参加すると思うので、付け焼刃でやっているような子は出られるレベルにはないと思うから…。

記念受験みたいな感じで受けてもいいのかなとは思ったけれど、正直な話、息子が断ってくれたので、ちょっとほっとした。

私も教えていく自信がない。疲れてしまっている最近…。

それから、3年くらいかな…使っていたエチュード「ウォルファールト」が終了し、新しく「クロイツェル」に入ることになった。

「ウォルファールト」も最後のほうは1曲が長いうえに、重音とかが結構あったりで、最後はなかなか進まなかったんだけれど、先生がしびれを切らし、おしりをたたき、ようやく終わったという感じ。

で、「クロイツェル」は2番からやるそうだけど、「ウォルファールト」の後半よりはこっちのほうが全然弾きやすそうだよ…。

ま、そんなこんなで、楽器のサイズアップ、エチュードが次段階に…と、ここにきて、スピーディーに物事が変化したので、一応書いてみた。



violinagain at 21:05|PermalinkComments(6) 息子 | 息子のレッスン

2019年05月06日

ラ・フォル・ジュルネと楽器の試奏

今年も家族3人でラ・フォル・ジュルネに行ってきた。

チケットを取る際にいつもながらもたもたしていたら、最初に聞きたかった「新世界」は完売になってしまい、ほかにもこれがいいかなと思ったのもダメで…。

結局ホールAで行われる公演へ。

曲目はモーツァルトのバイオリン協奏曲「トルコ風」とメンデルスゾーンの「イタリア」の2本立て。

「トルコ風」のほうは、鈴木教本の9巻に出てくるようで、順調に進めば、息子も絶対にこれを弾くと思うので、選曲としてはよかったのか?

しかし、毎年のことながら、息子は演奏をまともに聞けてない。

私が持ってきたオペラグラスをいじったり、落ち着きがないかと思えば、急に静かになったと思うと、半分寝ている。

本人曰く、目はつぶっているけれど、音は聞こえているのだそうだけれど…。

ホールAの一番後ろのほうの席では、バイオリン協奏曲の音を聞くのには不向きだったけれど、「イタリア」のほうは大編成だったので、よく聞こえた。

とりあえず座席で静かにしていられるようになったことだけは、成長なんだろうか? いつになったら、こんな風に弾きたいとか、そういう感想を持ちつつ熱心に聞けるようになるのだろうか?

昼食後、ホールEに戻り、バイオリンの試奏をしようかと思ったけれど、すごい行列。

並んで1/2楽器を試させてもらったのだけれど、行列の中、弾くものに困ったのか、息子はほとんど弾かずに終了。

何のために並んだのか…。まあ、気持ちはわからないではない。

ホントは1/2楽器がどんな感じか、もう移行しても大丈夫そうなのかとか、そういうのを見てほしかったのだけれど、そんなこともわからないままに終了してしまったようで。

とりあえずオールド楽器を買うことを決めたので、今度のレッスンで先生と一緒に楽器を選ぶ予定。

ただし、その楽器にすぐに移行できるかは、息子次第だそうで…。

夏の発表会に向けて新しい楽器にしたほうが音はいいとは思うけれど、弾きこなせるようにならないのなら、今の楽器のほうがいいかもしれない。

曲が難しいので、その辺がどうなのか心配ではあるが、まあ、そこは息子次第。


violinagain at 18:44|PermalinkComments(2) 息子 | 雑感&四方山話

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