息子

2024年09月12日

発表会終了&新たな局面へ

なかなか更新できないでいる間に、夏の発表会は終了した。

私はベートーヴェンの有名な曲を抜粋してもらって、短い分数に収めたものを選択。

息子はチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」1楽章とピアノはショパンの有名曲。

息子は体調を崩したりなんだりで、色々あったが、やはり高校は音楽科のある学校に行きたいということで、先生からも今のレッスン時間では足りないので、もう少し時間を増やした方がいいという話があった。

大変恥ずかしい話であるが、我が家の経済力はそんなにすごくはなく、正直、バイオリンという高額な楽器をやるのには本当にビンボーなんじゃないかと思う。

コンクールに出たときも、コンクールの出演費、伴奏のお礼、先生への追加レッスン代やお礼などなど、もろもろのお金がかかり(唯一よかったのは男子なので、制服で出ればよく、衣装代はかからなかったこと)、終わった後に、やはり我が家のレベルでコンクールにバンバン出るというのは、全く無理なお話かもしれないなと思った。

その後、体調不良に陥ったのもあって、コンクールにはもう出たくないと思ってしまったようで、残念なようなほっとしたような…という経緯がある。

話を戻すと、そんなわけで、息子のレッスンの時間を増やすということは、それだけお金がかかるということなわけで…。

本来なら、高校受験に当たり、他の先生についたりとかする方もおられるのでは?と思うけれど、我が家はとりあえず今の先生一択でお願いすることに。

そして、先生も息子の体調面、精神面、特性などもわかっていただいたうえで、何とか高校に合格させ、その後も息子と関わってくださろうという意思がおありなので、先生を信じてついて行こうかと…。

そんなわけで、私は、自分のレッスンの分を息子に回そうという気持ちに至った。

ただ、レッスンをやめてしまうと、きっと本当に楽器は弾かなくなるだろう。それももったいない。

ということで、息子と一緒にオケだけはとりあえず続けようかな〜という感じでいる。

まあ、年末の定期演奏会に向けて、今抜けるのは申し訳ないというのもあるのだけれど。

来年度に関してはどうしようか迷っている。続けなければ、本当に楽器からは離れてしまい、もう弾けなくなるかも。一応ある程度の曲が弾けるぐらいまでには(うまいかどうかはともかくとして)なっているわけなのだから、もったいないような気もする。

かといって、オケだけにしても、その分のお金もかかるし、演奏会に出るとなると2人分のお金が飛んでいくのでね…。

なぜこんな風なのかというと、私も仕事を在宅でしていたが、どんどん仕事が減ってしまって、収入がこの先もますます減る予想が立っていて、このままだと、息子だけのお金を捻出するのも結構難しいかもということがわかってきたから。

そのうえ、高校に合格すればさらにお金がかかるだろうし、このままではまずい。何か仕事を新しく始めなくては…と思うが、今の仕事も続けた上で、とか、色々と生活との兼ね合いを考えると、なかなか外で働くのもハードルが高く…。

でも、この部分がどうにかならないと、この先どうにもならないのかもなとも思ったりしている。

ということで、急に今回が最後のソロでの発表会となった私。まあ、いつもながら、それなりに弾いた感じで終わる。

そして、息子は、大曲な上に、長いのでどうかと思ったが、多少のミスなどはあったものの、いい感じで曲を弾きこなしていた。

これからは、息子にがんばってもらおう…。私も応援するし、収入を得られるように何か考えないとなぁ…。

violinagain at 16:52|PermalinkComments(0)

2024年06月28日

弓の毛の話

なかなかこちらのブログに手が回らない。

この弓の毛の話も、ずいぶん前のことになってしまった。

去年の秋は、コンクールに挑戦したこともあり、練習時間がいつもより長かった。

そのことに気づかず、コンクール本番はイマイチな状態の楽器と弓で出てしまったのかもと後から思った。

その後、やはり毎日かなり練習する場合は、最低でも半年に1回ぐらいは弓の毛替えが必要だということを知る。

やはり一日に1〜2時間以上ぐらい弾く人は、そんな感じじゃないとまずかったようだ。

息子の毛替えをしてから、3ヶ月も経っていないある日、ふと見てみると、息子の弓の毛がバーコードのようになっていた。

その頃、ちょうどチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の1楽章を練習していて、スピッカートが多く、うまく弾けないからか力任せにガシガシやっていた。

そして、弓の毛が切れると、息子はその毛を手でむしり取って捨てていた。

捨てられた弓の毛がケースや床にいっぱい落ちているなとは思っていた…。

でも、まさかそんな状態になっているとは思ってもみなかったので、息子の弓を見たときには、ちょっと信じられなかった。

どうしたらこんな風になるの??

あまりにも見たことのない状態なので、バイオリンの先生にも見てもらったら、もしかしたら虫がいるのかもしれないと…。

ケースに防虫剤を入れた方がいいかもと言われる。

確かに息子は古いカーペットの上に楽器を置いていた。そこに虫がいたのか?

でも、もう一本古い弓を入れていたけれど、そっちは大丈夫だったので、やはり虫ではなかったようだ。(念のため、その時から防虫剤は入れている)

まだ毛替えから3ヶ月も経っていないのに、この状態では無理なので、毛替えに持って行った。

すると、やはり弓の毛がちぎれた際に、手で無理やりちぎるのはよくないと言われる。

ちぎったところが束の継ぎ目の部分(?)だと、そこからバラバラと弓の毛がどんどん抜けていくことがあるみたいで、多分今回のはそれだったのかも。

弓の毛が切れたら、手ではなくはさみで切るのがよいということで、早速息子に言い聞かせた。

ただ、そのあとから弓の毛が切れることがほぼなくなった。だから、もしかしたら弓の毛替えの具合が悪かったのかな…とか思わなくもない。

本当のところはよくわからない。ちぎれやすい毛のときもあるということなのだろうか?

violinagain at 15:56|PermalinkComments(0)

2024年01月16日

息子の新しい楽器

そういえば、すっかり書くのを忘れていたのであるが、息子は身長がぐんぐん伸び、あっという間に私を追い越してしまった。

そして、2021年に3/4楽器にサイズアップして1年ほどで、フルサイズ4/4の楽器に買い替えることになった。

おばあちゃん(私の母)から、お金の援助をしてもらえることになって、そこまで高額ではないが、我が家にとってはかなり高額の楽器と弓を購入することになった。

楽器選びは4月後半に教室で先生とともに行った。

今回は夫も自分も一緒に選びたいということで、会社の帰りに教室に来てくれた。

予算に合わせて持ってきていただいた4台の中から選んだ。

弾いているうちに音がどんどん変化していったり、先生が弾くのと息子が弾くのとでまた感じが違うのが面白かった。

最終的に1940年ごろのドイツ製のノーラベルの楽器とドイツ製の弓に決定した。

ケースはカーボンケースで、これまたかなりいいお値段のもの。

3/4楽器は下取りに出したので、お手頃価格で手に入れることができた。

発表会、コンクールとこの楽器で出たのだけれど、今回、メンテナンスの重要性についても勉強になった。

いつもよりも練習したせいか、弦の劣化が早かった。

また、弓もこのくらい練習すると半年に1回ぐらいは毛替えをしないとダメみたいなことも知った。

息子は手汗が多いタイプなので、弦の劣化が早いのかも。

夏の暑いシーズンだったのも影響したのか?

耐久性のある弦を選ぶことも重要なのかもとも思った。

ということで、バイオリンって、やっぱりお金がかかりますね…。

これ以上のサイズアップは必要ないので、この先、もっといい楽器がほしいなら、自分のお金で買ってくださいね…。

violinagain at 15:44|PermalinkComments(0)

2024年01月01日

2023年を振り返る

忙しすぎたり、色々で、こちらは全然更新できなかった。正直、これ以上更新していいのかという疑問もある最近である。個人情報保護の観点から…。

2023年、夏の発表会では、息子は超絶難しいシベリウスの「バイオリン協奏曲」第3楽章を、私はドヴォルザークの「ソナチネ」の第1楽章を弾いた。

そして、そのまま息子はコンクールに出場したのだけれど、ピアノの譜めくりが必要で、私が譜めくりとして同じ舞台に立つことになってしまった。

予選は今までにも使ったことのあるホールだったので、わりに慣れた感じだったけれど、譜めくりって難しい。

どこ弾いてるかわからなくなってしまったりで、ホント、緊張感いっぱいだったわ。

さらにコンクールという雰囲気自体が初めてで、なんだかよくわからず、すごい緊張感で、ものすごい疲れた!!

予選は多分ほとんど落ちる人がいないみたいで、通過して、次は本選。

本選は今まで使ったことのない初めてのホール。

色々な不幸が重なったのもあり、残念ながら通過はできなかった。

このときも私が譜めくりだったけど、次は譜めくりが不要な曲にしてほしい…。

コンクール後、息子が体調を崩してしまい、色々心配な日々が続く。

それでも、12月のオケの演奏会は無事に終了することができた。

息子はソリストと何曲かでコンマスを務めた。

来年は指揮に挑戦したいらしい。

勉強が嫌いらしい息子。音楽の道に進みたいみたいなのもあり、とりあえず高校は音楽系の高校に行くつもりみたい。

問題は、合格できるのかと、合格できたとして、そこまで通いきることができるのかということなのかも。

始めた頃は、こんなにバイオリンがうまくなるとは思っていなくて、そんな風な進路を目指すとかも全く考えていなかった。

でも、好きなことがある、やりたいことがあるというのはいいことなので、あんまり努力はしてない気もするけど、がんばってほしい。

2024年は、オケの練習場所が変更になったり、ちょっとした変化もありそう。

コンクールは挑戦するか迷っているみたいだけど、全国大会に進めると高校入試にも加点になるみたいなので、出るかも?

あとは春と冬にオケの演奏会、夏に発表会の予定。

曲はまだ何にするかわからないけど、発表会とは別にチャイコフスキーのバイオリン協奏曲に挑戦するみたい。

家の中でチャイコンが聞けるとは!!

ちなみに私は相変わらずレッスンの回数が少なすぎるため、全然教本が進まず、7巻のバッハで止まっているのだけど…。

2024年は7巻終わるのか? 終わらなそう…。

violinagain at 14:06|PermalinkComments(0)

2022年12月05日

近況…

忙しすぎて、このブログは放置状態に。

とりあえず近況を…

夏の発表会は、コロナ関連のトラブルが発生したりで、色々大変だったけれど、終了。

自分はいつもながらまあまあといったところ?

そして、息子は大曲を無難に弾きこなし、聞きに来てくれた方や、教室の方には「すごい!」みたいな感想をいただいたのだけれど、先生にはもう少しできたと思われていたのか、そこまで褒められもせず…といった感じだった。

それでも、本番直前に具合が悪くなっていた頃のことを思うと、具合が悪くなることもなく、人前でしっかりと演奏できるようになったこと自体が素晴らしいと思うし、これからもがんばってほしいと思うのだった。

さて、その後、オケの演奏会もあり、こちらも無事に終了。今回も息子は大役を任されたのだけれど、こちらも普通にそつなくこなした。

終わってから、スズキ10巻(モーツァルト4番)を終了。次は、メンコン2〜3楽章で、次の発表会で何を弾くかもすでに決めている状態。

難しいコンツェルトに挑戦していくようで、がんばってほしいものだ。

私はと言えば、練習する時間があんまりなく、全然進んでいないっちゃいないというか。

今は7巻のバッハの協奏曲に入ったが、バッハってやっぱり難しいよね。

最近は、暗譜する勢いぐらいで、同じ小節を繰り返し練習する方法に変更。そんなわけで、譜読みがなかなか先に進まず…。

月に1回のレッスンだし、これはいつ終わるのか…。謎な感じが。

そうこうするうちに発表会の曲の練習になるかも。バッハを発表会で弾くのはちょっと…なので、きっと途中で止まる…。

それでも、オケなどでは、高音が出てくる曲もそれなりに弾けるようになってきたので、ゆるい練習でも、「継続は力なり」を少しは感じる最近である…。

バイオリンの弦もヴィオリーノっていうのに変えてみた。音がすごく変わった気がする。

あと、最近松脂もつけすぎないほうが音がいいのかも?という感じもして、松脂も変えてみようかなーとかも思ったりしちゃってる…。


violinagain at 10:26|PermalinkComments(0)

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