ソニアちゃん、昨日予定どおり通院してきました。
帰宅後のソニアちゃん。↓
尻尾もピンと立って、目力もあるでしょう?
ソニアちゃんは未だに私の気配があるとハウスに籠りっきり。
日頃の健康管理は食器とトイレをチェックするのみで、姿を見ることはほとんどありません。
経過観察中としてはよくないことだけれど、毎日ハウスをパカッと開けるのもストレスかなぁと思って。
先日まで脱走を繰り返していたソニアちゃん。
見る度にどんどん痩せていくのがわかって心配していたのですが、先週末、ケージを洗う際に体重測定したら。
なんと!
135グラム。
我が家へ迎えてから多い時で180グラムを超えたことを考えると
激ヤセです。
さすがにこれはマズいと慌てて、動物病院に連絡をして予約を取ったものの、その日は東京は大雪に見舞われ、交通がストップ。
タクシーで行くことも考えたんだけれど、こういう日は道路事情も悪いだろうし。
ということで、ギリギリまで悩んで病院の予約はキャンセルしました。
激ヤセが発覚した時のソニアちゃん。↓
ケージを洗うためにひと声掛けてからハウスをどかすと、敷材に埋もれてる。
被っていた敷材をどかしても、この表情。
夜には全身で呼吸しているソニアちゃんの姿がハウスの入り口から見えました。
やっぱり病院に連れて行くべきだったか───。
そう思いながらも、今私にできることはヒーリングだね、とヒーリングを施してハウスを覗き込むと───。
少し緊張が解けたように体勢を変えていたソニアちゃん。
呼吸が穏やかになって、体が上下するような呼吸は治まっていました。
C=(^◇^ ; ホッ!
そして翌日は食事を完食。↓ \(*T▽T*)/
ソニアちゃんの食餌については、プレーリードッグ用のペレットをまったく食べない為、ペレットを与えず健康管理している動物園が参考になるだろうと、ジュウサンセンジリスを飼育していた動物園に問い合わせました。
とてもありがたいことに、以前ジュウサンセンジリスの担当をされていた方から、すぐに回答をいただきました。
それによると、動物園では以下の内容で1日1回給餌していたそうです。
ハト配合飼料、ヒマワリの種 各小さじ1
ニンジン、サツマイモ、リンゴ 1cm角くらいのもの4つ
バナナ 5mm厚1枚
オレンジ 5mm角3つくらい
小松菜のみじん切り 1つまみくらい
ミルワーム5~10匹くらい(数日に1回くらい)
ペレットは与えていませんでした。
また、与えた餌すべてをまんべんなく食べるわけではなく、
バナナ、リンゴ、ヒマワリなどを優先して食べていましたので、
与えすぎると偏ってしまうかと思います。
ミルワームは生きたもので、個体差はありますが、
与えるとよく食べていました。
・・・へぇ。
シマリスの食餌と変わらないね。
結構カロリー高いかも。
まぁ、十分な運動ができる動物園と一般家庭のケージ飼育では運動量も異なるし、温度管理という面では動物園の方が寒さに耐えられるよう脂肪を蓄える必要もあるでしょう。
根本的にカロリー消費量が異なるので、動物園と同じ給餌では肥満になります。
でも・・・。
実は、それまでペレットも食べず全体の食べる量も少ないと言うのに、通常の副食としての量しか穀類を与えていませんでした。
そんな時、Bellyさんから「ペレットを食べないことで、痩せていくという事はやはりペレットは重要なものなんでしょうか?」とコメントをいただいて、それに回答している時に今更ながら気づきました。
ペレットを食べないということは、ペレットから摂る分のカロリーを穀類等から摂る必要があるわけで。
今のソニアちゃんの食餌内容では圧倒的にカロリー不足。
その日から慌てて、穀類・種類等を増量。
それが功を奏したのか、昨日の受診時の体重は
143グラムまで増えていました。
元気という面では問題なし。
診察時も絶えずジジジジジジジジと威嚇音を発していました。(笑)
偶然にも先生も海外の動物園のサイトからジュウサンセンジリスの食性についての情報を複数見つけてくださっていて。
それによると、草類、穀類、タネ類。
そして動物性蛋白質として、昆虫、ワーム、バッタ、カブトムシに小鳥や小動物、なんてのもありました。
ワイルドだねぇ。。。
今、ソニアちゃんの給餌内容は以下のとおり。
※生野菜やナッツ類は日によってこれらの中から選んで与えています。
・葉モノ生野菜(ベビーリーフミックス、コマツナ、チンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリー葉など)
・穀類(アワ・ヒエ・キビ、キヌア、ソバの実、えん麦、マイロ、麻の実、サフラワー、インディアンコーンなど)
・ナッツ類(ヒマ種、アーモンド、クルミ、ピスタチオなど)
・フリーズドライ(コーン、バナナ、リンゴなど)
・乾燥野菜(ヤーコン、クコの実など)
・加工品(
ニッパイ ハムスターフード ヘルシープレミアム、
ジクラ アギト オーガニック ポレンビーなど)
ハム・ペレットは動物性タンパク質の代替品として少量。
一方、チカちゃんや輝(ヒカル)は大好きなのに、ソニアちゃんが見向きもしないのが、
ジクラ アギト 万能モモンガミルク。糖質やビタミンなどの有効栄養成分以外にも動物性タンパク質を多く含みます。
免疫力アップのために、前述のオーガニックポレンビーの他、
アニマストラス顆粒タイプも与えていますが、これは食べてくれません。
フリーズドライのカボチャやサツマイモも与えてみましたが、これも食べず。
あと、顆粒や粉で振りかけてるのが、小鳥用ですが体を温める効果もあるという
Dr.Pureちんぴ(乾燥みかん果皮) 。乳酸菌としては、
植物性乳酸菌P−1と、
Lact Bran(ラクトブラン)。
ラクトブランはウサギさん用ですが、配合内容がよさそうなので。
今までサンコーの乳酸菌以外受け付けなかった加奈ちゃんやティノくんに切り替え中。これは食べてくれてます。
逆にサンコーの乳酸菌は硬過ぎて、アリメペットを与えていたチカちゃん、輝も食べてくれました。
ソニアちゃんには、このままだと食べてくれないので手で粉々に砕いて振りかけてます。
プレーリードッグ用のペレットは・・・今は与えていません。
牧草は入れてるけれど・・・(-ω-;)ウーン
草食と言っても、リス・ハムと同様、臼歯は伸びないので過長歯にはならないかと。
体調、体重などが落ち着いたら見直すと思いますが、今はこんな感じです。
そうそう、ソニアちゃんの新ケージです。
イタリアferplast社製 モルモット・うさぎ用ケージ デュナマルティ↓
本体サイズ W71×D46×H31.5 cm
加奈ちゃんの猫ケージと同じ幅があります。
そのうち、ソニアちゃんの遊び心を刺激するようなものを入れてあげようと思ってますが、今はとりあえずシンプルなままで。
新ケージに移したばかりの頃はなんとか脱走しようと、天井のフタ部分に飛びついて、天井部分に逆さまに掴まったまま歩き回ってました。
活発なのはいいことだけれど。
私の気配にビクビクしない日はくるのかしら?
私が部屋にいる間はハウスで息を潜めているので、休日は食事が摂れません。
正月に体重が激減したのは、それも一因なのです。
元気はあるし、怒りん坊なのにね。
今回の診察料は、再診料525円、皮下点滴(6-10ml)1,575円の合計2,100円でした。
次回は4週間後、輝の2歳の健康診断と合わせて行ってきます。
動物園への問い合わせですが、例えば東京都内の動物園サイト
東京ズーネットでは以下の記述があります。
動物の生態、行動、飼育方法、種類の判定など、動物に関する一般的なご質問は、上野動物園と多摩動物公園にある「動物相談室」をご利用ください。動物相談室では、園内の窓口や電話による質問を受けつけています(ただし、葛西臨海水族園および井の頭自然文化園に関する質問は、上野動物園と多摩動物公園ではお答えできません。ご了承ください)。
・上野動物園 動物相談室 03-3828-5171(代) 9:30~17:00、月休
・多摩動物公園 動物相談室 042-591-1611(代) 9:30~17:00、水休
ただ、上野や多摩ではジュウサンセンジリスがいたという記録がみつからなかったので、私は
埼玉県こども動物自然公園に問い合わせしました。
動物園によって、こうした質問に答えてくれるか否かはわかりません。
以前、
東武動物公園で、ご長寿チンチラのハクくんを見た時、ケージに設置されていたパネルにハクくんの給餌内容が説明されていのたですが、ペットとしてのチンチラとは明らかに違う。
それでも、健康に長生きさせているということが、ずっと記憶に残っていたのです。
野生動物を捕まえてきて、気候も異なる日本で狭い檻に閉じ込める動物園の展示というものには不快感を覚えますが、それでも動物園の飼育技術って結構すごいとも思うのです。
日本は珍獣や野生由来の動物が気軽にペットショップで買える環境にあります。
でも、気軽に買えても、飼いきれなくて死なせてしまったり、誤った飼育方法で健康を維持できていないケースが水面下でたくさんあると思います。
獣医さんだって、エキゾ専門と言ったってこれだけ種類の多い動物すべてに通じているわけではありません。
今、そうした珍しい動物を飼ってしまって困っている方がいるなら、まずは、相談のできる動物病院を見つけて診察を受けると共に、飼育経験のある動物園に相談してみてはいかがでしょうか。
生き物を消耗品にしないで!
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