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退院しました

「部屋を出ます」


とナースステーションに声をかけ、看護婦さんに
忘れ物がないか部屋の点検を受けて

「お世話になりました」

と病棟を後に。


看護婦さん、忙しいなか夜中ヒザのクーリングを
頻繁に取り替えてくれたり、ご飯を部屋に運んで
くれたり、お気遣いありがとうございました。


本当にお世話になりました。


病棟を後にし、簡単な手続きをして
トコトコと退院した。


門を出て振り返ると、


病院、4階の左から7番目の窓を見ると、
部屋の明かりがついている。


あー電気消してくるの忘れたな
と思ったら不意に涙が出てきた。



さースイッチを切り替えよう。



門から出て、タクシーで地下鉄の駅まで
向かえばいいものの、いろいろと考え込み
ながら2.1kmの道のりを歩いてしまった。


久しぶりの外、最高気温は6度と暖かくなり
だいぶ雪もとけてる。


ありゃ、ブーツ履いてるの私だけ
だわ。








やばい、歩くの無茶しすぎた。


地下鉄の階段を降りるのも
辛い。



ホテルに到着してヒザを見ると
テープに血が滲んでいた。


まぁでも大したことないや。



すすきの、楽しいよね。


たくさんの人、風俗やキャバクラの呼び込みなど
とても騒がしい。でも好き。


歩いてると、ビルの階段からいきなりバニー姿の
お姉ちゃんが降りてきてドキッとした。


大事なところは隠してあるけど
半裸じゃん。



すすきのは歩くだけでも
楽しいなぁ( ´ ▽ ` )


これからは楽しみごとに軸を置こう。


あれこれ考え込んでもどうしようもないし。



ホテルに一泊し、いま都市間バスに
乗車したところです。


札幌駅で駅弁ゲットしました。







楽しみ(^ ^)




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テレビカードが

みるみる減っていきます。

入院期間中、3,000円も使いました。


朝、洗面を終えたあとベッドに戻り
テレビをつけたら、

障害者雇用について特集していました。


特集、途中から観たのでテーマは
よくわかりませんが、

「障害者雇用には課題があります」

とのナレーションが。

いったいなんだろう?

テレビでは、

事故で足が不自由になった男性が障害者枠で
採用されたが・・

補助的な業務ばかりで、資格やスキルが
活かせずスキルアップが図れないという
のです。

もっと色んなことを任せてほしいが、
職場側からは

「いや、それはあなたには無理だ」

と、期待しない。

これをみて、

(ああ、気持ちはよくわかるよ)

そう思いました。


障害者にだって意欲はあるのです。


もっとスキルアップを図って
自分を高めて組織に貢献したい。

充実した気持ちで職業生活を
送りたい。

しかし実際は

「おまえは障害者だからむりなんだよ」




現実つらぁ・・



私はこの特集の男性と同じ心境・・
そして環境。



本人はスキルアップしたい意欲はあるが
職場は求めない。期待しない。


それはとても辛いものだ。


それをどう折り合いをつけていくか?



次回の当事者会のネタにしようかなと
思った。




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今後どう生きていくべきか

どうも。快適な入院生活、

優しい看護婦さんに患部を撫でられながら

「困っていることはないですか?」

とささやかれ、爆発しそうなSSです。
こんにちは。


「アレが溜まりすぎて困ってます」

・・と、ものすごく言いたいが、言えるはずもない。

私が若くてイケメンならともかく、その対極に
あるような男が看護婦さんとどうかなるわけも
ないので(-_-)


さて、

ブログをご覧の皆さんはお気づきかもしれませんが、
先日の記事といい、ちょっとアタマおかしくなって
きました。

ちょっぴり変態性もチラホラ出てきたし(-_-)
故意に下ネタ炸裂させてるわけでもないのですが。


入院生活、快適だけど、ヒマなので個室に一人で
ボーッとしているといろんなことがアタマに
湧いてくるんですよね。


もうおかしくなりそうなのです。
いや、なってます。


性欲もそうだが、今後のことをいろいろと
考えてしまう。


・この壊れた両ヒザと壊れた頭を引きずって
現職を続けられるか?

・しかし、今までなんとかやってきたし、あと
10年騙し騙し続けられるか?


デスクワークもやるが、身体を使ってなんぼの仕事
なので両ヒザを壊したということは致命的だ。

むしろ、こんなポンコツ本来クビだろう。

お荷物のような私を、職場に置いてもらえるだけ
ありがたいんだと思う。

そんなお荷物状態で白い目を向けられながら
10年耐えられるか・・

それともあきらめて転職するか・・

正直、最悪の状態だが自分から辞める勇気はない。
次にやりたい仕事も思いつかない。

(臨床心理士という仕事には興味があるが)

職場側から、

「おまえはクビだ!」

・・って言ってくれたらあきらめもつくだろうけど。

発達障害支援センターに相談してみようかな・・?


夕方、整形外科の先生にも今後について
相談しよう。

聞いておきたいことをメモらなきゃ。


で、あさって抜糸して退院。


9日間の入院生活だ。


いろいろと悩むが、まぁでもヒザやメンタルの
回復にはちょうどいい期間だった。

食欲も性欲もある。

(不眠は変わらず)


まぁアレ的にも9日間が限界だ(笑)



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緊迫の術前・術後

※お食事中の方はご遠慮ください



手術というものは術中よりも
その前後・・が何かと大変。


朝は7時以降食べちゃいけないし
10時からはいっさいの飲水が
禁止になる。


なんでかって麻酔をするから。


麻酔が効いている間は、各穴の
コントロールができない。


なので、空っぽにしないと
ダダ漏れてきてしまう。




さて。術前において特に大変なのは
排便だ。


コレ、朝10時までに排便しないと
強制的に浣腸するというのだ。


しかも、浣腸で強制的にブツを出したところを
見に行くので流さないでくれという。


冗談じゃない。


看護婦さんを相手になんてプレイだ。


何が何でも自然排便することにした。


・・が、なぜかこういう時に限って
出ない。


30分近く座っていたが・・


ヤバい、10時が迫ってきた。
もう助けて。


少し時間をおまけしてくれない
かなぁ・・?


結果・・


チョッピリだが出た・・!

。゚(゚´ω`゚)゚。


ちょっぴりだろうが出たものは
出たのだ。


私「出ましたよ!」


看「え!?ほんとですか!?良かった!」


看護婦さんも安堵。


おっさんに浣腸は辛かろう。
看護婦は辛い仕事だ。



さて午後1時、手術開始。



そして午後3時、手術終了。


入院病棟の看護婦さんとともに
男性が迎えにきてくれた。


手術用ベッドから病室用ベッドに移し替えられ、
ガラガラと2人に押されながら入院病棟へと戻る。


ところが移動中、男性から耳を疑う言葉が。



「夕食はSSさんの分は上がってないですね。
ないです」


ないです・・じゃねーし。
丸一日食事抜きかよ。


え、なんで?



ベッドに横たわったまま病室に到着するが、
私は夕食のことで頭がいっぱいだ。


看護婦さんに聞いた。



「あの・・夕食ってあるんですか?」


「はい。ありますよ。お腹が動き出して
おしりに力が入るようになったら食べられ
ます」


「良かったです・・!」



ものすごく安心した。


なんだあの男性嘘つきやがって。



その後、看護婦さんは15分おきに体温・血圧・
麻酔の切れ具合・点滴の量を確認していた。


大変だ。


優しく「しびれはないですか?」など
頻繁に私に囁く看護婦さん。


なんか看護婦さんと喋ってる途中、


血圧


150-105


なんて数値が。


(その後平常に戻りました)



「困っていることがあったらいつでも
言ってくださいね」


と看護婦さん。


ヤバー・・惚れるわ。




午後6時


それまで下半身をまったく動かすことができなかったが、
氷を大腿部の付け根くらいに当てると、冷たさを感じる
ようになり、


ピクッピクッと足指がなんとか
動かせるまでに。



だいぶ下半身麻酔がおりてきた。




ここで看護婦さんから
また耳を疑う言葉が。



看「8時40分までお小水がでない
場合、管を通しますね」



(はい?)



マジで?


やばいやばい。


早く麻酔おりろ。


尿瓶で、なんとか8時40分まで
おしっこを自力で出さないと。


オ◯ンチンに管を挿入なんて
プレイ、絶対したくない。


絶対にイヤだ。


看護婦さんだってしたくないはずだ。



時計を見ると、午後7時。
タイムリミットはあとわずか。


看護婦さんが病室を去ったあと



「ぬおお・・・」


両足に麻酔が残る中、なんとか横を向く
ことができ、オ◯ンチンを取り出す。


オ◯ンチンにも感覚がなく、
フニャフニャだ。情けない。


ダランとしたオ◯ンチンを、
尿瓶にあてがう。


そしてやはりというか、


出ない。


余計な雑念は捨て、一点集中
することに。



(ぬおお・・・)



しかし出ない・・


その体勢のまま、30分経過・・
するとなんと、


看護婦さんが病室に入ってきた!



(え、いやちょっと待って)


「キャーーー!」


なんて黄色い声はあげず、看護婦さんは
すかさず下腹部にタオルケットをかけた。


クールだ。


つーか最初からタオルケットかけてりゃ
良かった(T ^ T)


気まずい雰囲気の中、尿瓶をあてがう私。


点滴を付け替える看護婦さん。


看護婦さんから提案があった。


「お小水が出ないようでしたら先に
夕食にしましょうか」


(え、マジ・・?)


夕食が運ばれてきた。



おしっこを一時中断し、上半身を
起こして食事をとった。


うまい・・(T ^ T)


しかし残された時間が・・


全力で食事をとり、下膳してもらった。


やばい後20分しかない。


「時間延長できませんか?」



そう私に言われ、困惑する看護婦さん。


看護婦さんは、指定時間にオ◯ンチンに管を入れるという
任務を遂行するしか道はないのだ。


もう冷や汗でいっぱい。




看護婦さんが部屋を出た・・!


すかさず横向き尿瓶スタイルへ移行。


しかし・・


やはり出ない。



いや、出口までは上がってきている。
もうすぐだ。



しかし、この横向き尿瓶スタイルでは
どうしても放出することが出来ない。


もうなりふり構っていられない。


尿瓶は諦めた。


やはりトイレじゃないと
おしっこは出ないのだ。


明日の朝までベッドで安静とのこと
だが・・トイレに向かった!


まず右足を動かす。



痛・・!



右ヒザをほんのすこし曲げるだけで激痛が。




左腕にもズキっとした痛みが。


あ・・点滴しているんだった。


点滴の管を無理やり引っ張ってしまった。



うおおお・・!



滑るようにベッドから降り、左足のみで
床に着地!


まだ左足のコントロールもままならないまま、尿瓶を片手に、
点滴ポールにしがみつき、左足でケンケンしながら・・
トイレに向かった!


ガタン・・!


やばい、かなり大きな物事を
立てしまった。


看護婦さんに見つからないようヒヤヒヤしながら
左足を軸になんとかトイレに向かう。


看護婦さんに見つかったらやばい。


これは、あとで主治医に怒られるのは
看護婦さんなのだ。



うおおお・・


なんとかトイレにたどり着き、
おしっこを出すことに成功。


出した証拠として、片手に持って
きた尿瓶にもおしっこを入れた。


滝のように出る出る。
ヤバイ早く終われ。


それにしても。やはり立ちションスタイル
じゃないとおしっこは出ない。



そんなわけで、タイムリミットすれすれ
でおしっこをすることが出来た。


ベッドに戻り、全力で横になったところ
看護婦さんが部屋に入ってきた。


私「出ました!」


看「良かったですねー!」


なんだこのやりきった感。


気がつくと、多量の汗をかいていた。


右ヒザの包帯からは血が漏れていた。



さて、


やはり手術は、術後が一番つらい。


いや、


半身付随の人は毎日こんなにつらいのか。


やはり人は物事を経験しないと
つらさはわからないものだ。


発達障害のつらさが健常者には
伝わらないのも、頷ける。



(無理やり発達障害オチ)



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海底洞窟

右ヒザを2か所切開し、片方から内視鏡、
もう一方から吸引機能がついた掘削ドリルを
挿入。


下半身麻酔、意識がある中、モニターで
ヒザの中を観ながらでの手術。


内視鏡を挿入された。


お・・?



モニターにはヒザの内部が映し出される。
ヒザの中は海底洞窟のようだった。


水中に浮遊するプランクトンのような
ものや、


地面には白い卵のようなものが
いくつか転がっている。


そしてピンク色の壁面にはイソギンチャク
のようなものが一面びっしり生えている。



ヒザの中の小世界。うーむ神秘的だ。




医師「このイソギンチャクのようなものが滑膜といって、
炎症がおこると出来るんです。滑膜が水が溜まる原因
なんですよ。今から滑膜をきれいに除去します」



映像を観ると掘削ドリルがギュルギュル
回り出した。



(うお・・)



ドリルはイソギンチャクを削り取り、
吸引しながら突き進む。




すると



ドバ・・!



・・っと血が噴き出て映像が
真っ赤に染まる。



(おいおい・・コレ、気が弱い人は
血圧低下しねーか?)




壁面や地面から次々と削り取られるイソギンチャク。



何やら医師が「これはひどいな」と
ヒソヒソ助手と話している。


滑膜の量がすごいそうだ。



ドリルが突き進んでいくと、薄く白い
円盤状のものが目に入る。



丸い洞窟の壁面に沿うように配置された
土星の輪のような半月板。



多少痛んでいるそうだが、何か処置が
必要なほどではないそうだ。



洞窟を突き進むと・・



骨だ。骨って白い。
画面が真っ白に。



・・と、掘削が止まった。



映像には、消しゴムのように白くツルッとしていて
壁面にへばりついたものが目に入った。



軟骨だそうだ。




軟骨が壊れている。



ツルッとした表面がボコボコに
崩れていた。



医師「ちょっと軟骨の損傷がひどいですね。軟骨移植と
まではいきませんが、軟骨の再生を促す手術をやった
ほうがいい。しかし4週間程度、右ヒザに過重できなくなる
ので、職場と調整しなければなりません。今回は滑膜の除去
のみ実施します」




というわけで、滑膜を掘削、吸引を
続け手術は終わった。


約2時間の手術。





その後医師の話によると、リウマチの可能性
もあるということで、滑膜の一部を検体中。



ビンに入ったイソギンチャクのようなものを
見せられたが、単なる肉片だった。



というわけで、右ヒザの中は割とひどい
状況らしい。



すごい滑膜の量と軟骨の損傷。



「よく我慢してきましたね」



と言われた。



さてこれから、軟骨再生をどうするか
医師と打ち合わせだな。


しかし、3年前、左ヒザの手術では
当時の医師には「軟骨移植したほうが
いい」とも言われた。


軟骨の損傷は左ヒザのほうが
ひどかったと思う。


それも相談してみよう。





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入院しました。




チキンライスってなんでこんなに
美味しいんだろう。゚(゚´Д`゚)゚。


ただでさえこんなに美味しいのに
薄焼き玉子で包んでケチャップを
好きなだけかけた日にはそれはもう・・


断言するがオムライスは世界一
美味しい料理だ。


蛇足だが、半熟卵のオムライスとか、
デミグラスソースやクリームソースとか、
オムライスとしては邪道だと思う。


オムライスじゃない、何か別な料理と思えば
美味しいかもしれないが、


あれをオムライスと冠するのは
ちょっと違う。


オムライスはやはりチキンライスに
固めに焼いた薄焼き玉子で包み込み
ケチャップをかけるという料理なのだ。


それはどうでもいいとして、


入院しました。


個室なのでめっちゃ快適です。



ナースステーションに挨拶に向かうと、


あれ、3年前の入院でお世話になった
看護婦さんだ。


向こうはきっと覚えちゃいまい。



担当になった看護婦さんもそうだけど、
なんであんなにみんなキレイで優しい
のかね。


白衣の天使とは言ったものだ。


なんか至れり尽くせりやってくれるし。


ご飯なんかも、毎回部屋まで運んで
くれるし。


もう天国すぎて一生入院していたいわ。


まぁ10日ほどの入院だが、ちょうどいい
休息期間になる。



明日は午後から右ひざの手術。


内視鏡によりヒザの中をモニターで
観ながらの手術になると思う。


まぁ感想は後日。




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障害を補うもの

バス移動なのでスマホでブログ三昧(笑)


さて私は11年前、広汎性発達障害(現・自閉スペクトラム症)と
診断されたが、7年前の入院ではAD/HDの中でも不注意優勢
のADDタイプとも診断されている。

実際、ワーキングメモリーの容量の少なさは
自覚しているところで、次から次へと物事を
忘れていく。


実際、他人の長話を聞いているそばから忘れていくし、
朝礼などで、皆の前で何かを伝える時、喋っている
そばから何を言いたいのか忘れていく。


最近気づいたが、私の頭の中は常に真っ白
・・というか、過去の嫌な記憶で埋め尽くされて
真っ黒・・といった状態なのかもしれない。



・お前の頭は空っぽだ。
・お前は何も考えていない。



他人からは、私の頭の中がよく
見えるのだと思う。



これはもう障害なのだからどうしようもない。
これ以上良くも悪くもならない。


私はそういうスタンスだ。


でも「私は障害なんだ!」とふんぞり返る
ことはしない。


忘れっぽいから仕事のミスは仕方がないね。
・・とはならない。


やはり社会生活の障壁となるものは
工夫して取り除いていかければならない。



例えばの話・・



耳が遠い人。



聴覚に障害があるが、そのまま放置
しているわけではないと思う。


補聴器など、補助装置を活用して
聴こえるように努めている。



足の悪い人は車イスなどの
補助装置を。



では私に適した補助装置は・・?



私はスマホを活用している。



iPhoneのリマインダーというアプリ。



リマインダーとは、忘れちゃいけない事柄を
指定した日時・場所に思い出させてくれる
アプリ。


私は仕事や私生活で、忘れちゃいけない
事柄はその場でリマインダーにインプット
している。


そんな感じでリマインダーをフル活用して
仕事のミスを防いでいる。


忘れっぽいからこそミスには人一倍
気をつけるべきなのだ。



そういうわけで、


最近、もう一つ有効そうな
アプリを見つけた。


それは、



音声をテキスト変換してくれるアプリ。


相手の話を聞き取ることが苦手な
私には有効だ。


会話をテキスト変換して視覚的に読む
ことができるので、使いこなせば
とても便利なアプリかもしれない。


テキスト変換アプリはいろいろあり、
アクティブボイス!というアプリを
まずは使ってみよう。



そんな感じで、発達障害にも障害を
補う有効な補助装置は探せばまだまだ
あるかも?



でも対人関係を補う補助装置って
なんかあるかな?




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また札幌に行ってきます

今度は、整形外科。


明日から右ヒザ手術のための
入院だ。


入院する場合、車の持ち込みは
ダメということで都市間バスで
行くことに。


まぁ術後の運転は危ないしね。



今バスに乗っています。



住み慣れた街をバスの窓から
眺めると気がつかなかった
ことがいろいろあるなぁ。


コカ・コーラの看板を掲げた古ーい
商店があるのは知ってたけど、窓に
大きな文字で


「早い」


と書いてあったのに気づいた。


いったい何が早いんだろう?
気になる・・(-_-;)


そんなこんなでいろいろな発見があって
バスの旅もけっこう楽しい。


バスの中はWi-Fi完備。



これは地味に嬉しい。



それにしても楽ちんだ。



バスの旅、好きなところに自由に寄ったり
することはできないが、楽だし高速料金と
ガソリン代を考えたら片道5,300円だし
安く済む。かなりいいかも。



さて入院生活は地味に休息できて
ストレスの回復にもちょうどいい。



退院後のことを考えると頭が痛いが、
あまり考えないようにして鋭気を養う
とするか。





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旭川にやってきました

発達障害関連で北海道のあちこちを
行ったり来たり。


ゲッ・・1年間の走行距離が気づけば28,000Km・・・orz



そういうわけで昨日札幌に通院した後
ホテルで一泊し、本日旭川市へ。



発達障害支援センターの当事者会に
参加するために。


メンツはいつもと同じ。・・だが
参加人数はいつもより少なかった。


もうなんだか疲れてほとんど
発言しなかった。


相談員Tさん「SSさんの近況報告お願いします」


私「まぁ現状維持ですね。調子が良いのか悪いのか
自分でもよくわかりません。ただ睡眠の質は良くないです」



他の当事者とTさんが相談のやりとりをしているところ
私に話を振られ


私「いえ、特にありませんね」



Tさん「SSさんは他に聞いておきたいことはありますか?」


私「いえ・・大丈夫です」



何が大丈夫なのか自分でもわからないが、
もう何も浮かばないので黙って他の人の
話を聞き、当事者会は終了した。


まぁ・・やっぱり周囲の反応は気になるし
何か私は嫌われているように感じる。


実は、来月を最後に当事者会は終了になる。



相談員Tさんは、最後のテーマとして、周囲の反応が
気になるときどうしたら良いのか皆で話し合おうというのだ。


私のためを思っての提案なのかもしれない。


私はろくな発言はできないかもしれないが、来月も
ぜひ参加したい。


さて本日の当事者会が終了し、同業者のA氏と私は少し残り、
相談員Tさんと3人で今後について話し合った。


私は次年度、部署に残り人事係としての勤務が
決まったと報告。


今後とりあえず与えられた仕事を淡々と
こなしながら、いつか転属できる日を待つ。


Tさん「旭川に転属できたらいいですね!」


私「私をとってくれる部署があればよいのですけどね。
ポンコツですから」



そしてショッキングなTさんの発言として、



なんとTさん、今年度いっぱいで発達障害支援センターから
別の部署に異動するというのだ。


これについてはA氏もビックリしていた。



私は平成26年から、Tさんにお世話になっている。


厳しい時期、Tさんにはずいぶん助けられた。


今こうして生きていられるのもTさんのおかげと
いっても良い。



そんな中、外部の強力な支援者を
失ってしまうのだ。


しかし、


今後もメール相談にはのってくれるという。


本当にTさんには助けられる。


さて、当事者会のあと3人で居残って
少し話していたが、事後解散した。


解散後、予想外にA氏から


「少し家に寄っていきませんか?」


と誘われた。



(う・・・・)



他人の家にあがるなんてことはここ
数十年なかったことなので、


それはすごく緊張する。


奥さんや子供がいるだろうし。


体よく断ろうとしたが・・・



A氏「私の車の後ろをついてきてください」



もう話は決まっていた。



せっかくのお誘いだし、ついていこう。



A氏自宅に到着し、「お邪魔しまーす」と
靴を脱ぎ居間に上がる。


A氏の奥さんが固定電話で話し中だったので
軽く会釈をすると、奥さんも会釈をしてくれた。


そして居間では小さな女の子がお菓子を食べていた。


「こんにちは」と私が女の子にアイサツすると
「こんにちは」と返ってきた。


小さい子とコミュニケーションがとれた!



私なんかA氏の話し相手になんかなるのかな
と思っていたが、思ったより話は盛り上がった
(と思う)


途中、奥さんも話に加わり、3人で話をした。


奥さん、とても頭が良い人で、発達障害に
対する理解もある。いい人だと思った。


初対面だが私もすんなり話せた。



奥さんは、


「当事者会がなくなるのは残念、みんな個人個人になって
しまうよね。もっと発達障害支援センターが増えるといいのに」


と言っていた。


私らも同感だ。



1時間くらい3人で盛り上がっていたが、


私は


「長くお邪魔してしまってすいません」


と上着を着て、帰ることに。



K市まで3時間半orz



夫妻に見送られ、旭川市を後にした。



昨日の医師もそうだが、


A氏に対しても、奥さんに対しても、


「コミュニケ―ションがとれたな」


という実感がある。


もちろん、私は変なことを言ってしまったかも
しれない。


しかし、



彼らは私の話をしっかり聞いてくれたし
それに対して答えを返してくれた。


私も彼らの話をしっかり聞き、それに
答えるよう努めた。


これって会話のキャッチボールじゃないだろうか。



少し出来るようになったのでは?


そして奥さん、


「25年も我慢してきたんですね。それはすごいことです」


と言ってくれた。


まもなく定年を迎えるA氏も、それを支えてきた
奥さんもすごい。


・・・ふと頭をよぎったのが、


先日の臨床心理士の発言


嗚咽を漏らしながら


「情けない・・・!私も・・!あなたも!」


と言っていた。


ふーん・・と思って聞いていたが・・


アレ?その発言おかしくね?・・ということに気づく。


いったい何が情けないのだろうか?


10年来、お世話になった医師も


「24年やってきたことはすごいことだ。トップクラスです。
発達障害を抱える人は転職を繰り返したり、生活保護を
受けるケースが多い」


と言っていた。


なので職場定着は発達障害者にとって
難しい課題のように思う。



そんな中、25年、発達障害と二次障害を抱えながら同じ職場を
続けてきた私を情けないというのであれば、すべての発達障害者に
対してケンカを売っているどころか障害者差別ではなかろうか?



例えばの話、発達障害ではなく聴覚障害者がなんとか
一般就労を継続しているとして、彼は情けないなどと
言うつもりなのか?



やはり臨床心理士の発言は短絡的で、発達障害に対する
理解不足は否めない。


かといって私は臨床心理士のことを一部しか知らないし、
それだけのことで彼を情けない人間だとも思わない。


特技を活かして就労している
時点ですでに立派だ。


私とはかみ合わないけれど。


次回の臨ちゃんとの面談。


「いったいお互いの何が情けないのか?」


追及してみよう。






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札幌へやってきました

すすきの
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ラーメン横丁
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麺匠 藤虎
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ラーメン横丁、とても混雑していて、どの店も席が
いっぱいに見えたので横丁じゃないラーメン屋で
食べた。



さて

今日は、札幌精神科への通院日



午後1時45分からの診察なので、
朝7時にK市を出発した。



今日を最後に札幌の精神科への通院を
やめることにした。


さすがに精神科に通うためだけに6時間もかけて
札幌に赴くのはちょっときつい。


でも、


「通うのがきついので、今日を最後に、
元の病院に戻りたいと思います」


・・と先生にはとても言いづらい。


たった3回しか診てもらってないし。


先生は怒るんじゃないだろうか・・?



怒られるのを覚悟で診察に臨む。



先生「その後、職場での対人関係はどうですか?」


私「年が近い人たちとは、普通に接することができます。
しかし、後輩・・特に若手とほとんどコミュニケーションが
とれません。」


先生「あーそれは無理してコミュニケーションをとる必要はないよ」


私「はぁ・・最近はとくに、若手の言動が特に気になりますね」



先生「それはどういうふうに気になるの?迷惑をかけているんじゃないか?
という気になり方と、嫌われているという気になり方」



私「嫌われているんじゃないかというふうに気になります。一例なんですが、
先日、職場の建物の前を除雪が入ることになり、邪魔になるためトラックなど
数台を動かさなければならなくなったんですが、その時は私のほかにもう
ひとり若手の職員がいたんです。車両は複数台あるために、その若手に
動かすのを手伝ってもらおうと声をかけたんですが、「はぁ?」などととても
横柄な態度をとられたため、「手伝わなくてもいい」と彼に伝えて、ひとりで
車を動かしました。こういうことが多いので嫌われていると感じます。」


先生は私のエピソードを聞き逃すまいと
とても真剣に聞いているのが伝わる。


先生「あーなるほど。でもそれはあなたが気にする必要はない。
あなたが、そいつを「情けない奴だ」と思えば良いだけだ。」


私「そういう風に否定的に捉えることが多いんです」


先生「心のクセがついてしまっているんだ。それは。
そういうクセがついてしまうほど今まであなたは嫌な
思いをしてきたんだね。でも、自分の心の癖に気が付いて
いることはとても大きい。解決に向かっていくと思う。」


私「はい。この癖は・・認知行動療法でなんとか
ならないものでしょうか?」


先生「認知行動療法は有効だと思う。自分一人でもできる。しかし、
本人のやる気しだいだ。当事者意識が薄ければ、効果は難しい」


私「はぁ・・認知鼓動療法の本を買って自分でやろうとしたんですよね
でも続きませんでした」



先生「あそう。でもその気持ちは本物だ。自分でなんとかしようとする気持ち。
続かないと思うのはいっぺんにやろうとするから。少しずつやってみると
いいよ」



診察も終盤の雰囲気になってきた。



いよいよ、話を切り出すか。


私「あのう、先生にお願いというか、非常に申し訳ないお願い
なんですが」


先生「ふむ」


私「K市から札幌に通院に通うのは思ったよりきつく、元の病院に
戻ろうかと最近思っているんです」


先生「でしょ?それはあなたがいいようにやればいい。私は
そんなことで怒らないから。でも、一応次の予約は入れておこうか?」


自分のことよりも患者を第一に
思ってくれた。感動。



私「札幌周辺に住んでいたら絶対ここに通うのですが」



先生「ㇵッハッハ」



私「予約を入れていただけたら、次も必ず来ます」



というわけで、診察を終え病院をあとにした。



今回でここの病院とはおさらばしようと最初考えていたが、
この先生にまだ診察してほしいという気持ちが途中で芽生え、
次も診てもらうことにした。



齢70くらいにも見えるこの先生、
やっつけ診療じゃなく全力投球だ。


(なんていい先生だ)



診察の途中そう感じた。



今回の診察、他にもいろいろとアドバイスを
いただき、いつも20分は時間を割いてくれる。



言っていることがいちいち的確なことに加え、
なによりコミュニケーションがとれる。


私の言葉をしっかり聞いてくれるのだ。


そして


元来私は自己否定が根強く、


とくに「ハッハッハ」「フッ」などと
他人に笑われるのが何より苦痛だ。


笑われると、とたんに誰に対しても怒り
スイッチが入ってしまう。


ジョジョの奇妙な冒険の東方仗助が、自慢の
髪形をけなされた時プッツンするように。






実際、年末も、仲の良いMさんに「フッ」と笑われて
怒りを必死にこらえたことがあったし、


センターでの当事者会でも、私の発言に周囲の人たちが
笑ったのが気になった。



この先生


「ハッハッハ」と私の発言に笑うことはあるが、
どういうわけかまるで気にならない。


これは私に対して上から目線ではなく、私をひとりの人間として
みてくれているからなのかもしれない。


こんなことは初めてだ。



確信したが、私と信頼関係を結べているのは
私をひとりの人間として尊重してくれている
人たちだ。



24年来の先輩のMさんや、A市発達障害支援センターのTさん、
そしてここの先生。


この人たちのおかげで、おおげさかもしれないが、
何か目標とするところが見えてきたような気がする。



Tさんの言葉を借りれば



>今の状態で淡々とできる仕事をしながら少しずつネガティブな
思考ではなく、周囲が「気にならない」状態になると良いなと
思っています。


体調管理に気をつけ、心の癖を改善し、
周囲が気にならない状態にまでなること。




きっとここまでたどり着けば
二次障害は回復するかもしれない。






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プロフィール

SS

Author:SS
性別:男
年齢:49歳
身長:171cm
体重:71.0kg
AQ :47点
診断:自閉スペクトラム症


経歴

昭50:北海道釧路市にて出生
平6:就職
   美幌町へ赴任
平10:幻覚妄想状態と
   診断・入院
平18:神経症と診断
   アスペルガー症候群の
   可能性を指摘される
平19:発達障害支援センター
   へ相談
   病院を紹介され検査を
   受ける
平20:広汎性発達障害(PDD)
   と診断される
   WAIS-R IQ70
   住宅ローン残債を完済
平24:入院
   広汎性発達障害(PDD)は
   自閉スペクトラム症
   (ASD)へ改称
平25:北見市へ転居
平28:WAIS-Ⅲ IQ100
平30:精神障害者手帳3級認定
   障害共済年金3級認定
   適応障害と診断され療養
   復職
令元:東京小平市へ研修
令2:千歳市へ転勤・転居
令3:恵庭市に転居
令4:東京へ出張
   美幌町へ転勤
   北見市へ転居
令6:千歳市へ転勤
   札幌市へ転居

定年退職まで
あと
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