★ウィキペディアの曲目解説は、こちら
交響曲第5番は、1986年ショルティ指揮(シカゴ交響楽団)のコンビが来日公演で演奏。
NHKが収録して放送。
録画映像を観ながら、この曲を知ったということもあり、思い出深い。
●既にその1に掲載済みですが、2011年3月。10年以上前でほぼ忘却したので、再度鑑賞。
コメントに手直しあり。通し番号はそのままで②
②ショルティ指揮:シカゴ交響楽団 ★1970年3月、4月、シカゴ、メディナ・テンプルにて録音
★ショルティ(1912~1997)58歳頃の録音。
1969年秋にシカゴ交響楽団の音楽監督に就任したばかり。
速めのテンポながら、オケの豪快でパワフルな響きが最大の聴きもの。
古い割には録音かなり良好で、1990年録音よりも奥行きのある響きが良いくらい・・・・・・・。
◆第1楽章:ABABCABCAの構成
冒頭から伸びやかなトランペットの響きが素晴らしい。
最初のCは強烈でトランペットも魅力的に響く。
10分過ぎに弱音でティンパニが「運命動機」を叩きますが、臨場感十分。
◆第2楽章:
提示部第1主題は迫力十分。
4分過ぎから展開部第2主題のチェロの「嘆きの歌」と同時に響くティンパニも臨場感あり。
速めのテンポで進んできたので展開部後半はテンポが緩み、遅さが際立つ。
再現部後半トランペットの金管コラール(10:58)も良く響くもこの大音量の中でハープの響きが聴こえて来るのは???????????。
その後(11:43~)のトランペットの響きも立派。
◆第3楽章:
マイクが近いのか?ホルン・ソロは冒頭からパワフル。
4分過ぎからのホルン・ソロも見事。
6分半過ぎのピチカートは良く響き臨場感豊か。
展開部終わりの「木魚」(ウッドブロック)はよく響く。
再現部では、オケは良く鳴り、グイグイ進む。
最後は豪快に鳴る。乾いた響きのティンパニも魅力的。
◆第4楽章:
多少速めのテンポで淡々と進むも、弦やハープも十分美しい。
◆第5楽章:
序奏のファゴットは臨場感あり。
提示部第2主題のチェロは、「硬質」で乾いた響き。
フーガはバランス良好。
(04:10)から展開部入。
展開部は手堅いながらもオケは、パワフル。
6分40秒過ぎの金管の親しみやすい対旋律風?の楽句もよく聴こえてくる。
11分半すぎから、次第に盛り上がり、
金管コラール(12:20~)が立派に響き、さらに盛り上がる。
コーダでは、ライブ以上のアッチェレランドもあり、
いと壮絶!!!!!!!!!
右はデッカのプロデューサー、ジョン・カルショー(1924~1980)
アシュケナージ(左)とベートーヴェンのピアノ協奏曲録音中?の一コマ。
Dale Clevenger (1940~)
アドルフ・ハーセス(1921~2013)
㊵ショルティ指揮:シカゴ交響楽団 ★1990年11月30日、ヴィーン、ムジークフェラインにてライブ録音
★ショルティ(1912~1997)78歳頃の録音。
ライブ録音ながら、20年前の録音よりも3分ほど遅くなる。
良くも悪くも多少「角」がとれてしまった感あり。
とは言え、さすがに「体育会系」ではあるが・・・・・
多少速めのテンポで、スイスイ進むもメリハリ十分に響き渡る。
録音は良好。
◆第1楽章:ABABCABCAの構成
冒頭のトランペット・ソロは良好。アドルフ・ハーセスでしょう????
Bはそれなりに遅め。
最初のCは爆演でもなし。
楽章最期のピチカートは良く響く。
◆第2楽章:
それなりにメリハリあり。
提示部第2主題のチェロは乾いた良い響き。
展開部「嘆き」のチェロはそれなりにゆったり。
再現部、12分前のトランペットの金管コラールは迫力十分。
◆第3楽章:大まかなソナタ形式
3つの主題のある提示部だけで10分強ある。
3分過ぎのレントラー主題は、そこそこカンタービレ豊か。
5分過ぎからのホルン・ソロは魅力的。おそらく主席奏者クレヴェンジャー
7分過ぎトリオのピチカートは臨場感豊か。
展開部は多少速めで、拍子木も明瞭。
再現部(10:32~)では、バランス良好で金管群が鳴りすぎることもなし。
14分過ぎからのホルン・ソロも素晴らしい。
◆第4楽章:
多少速めのテンポながら、曲想もあり、十分美しい。
◆第5楽章:
フーガのチェロは乾いた響きでどちらかと言えば、軽快。
3分過ぎのチェロはそこそこ分厚く響く。
展開部はバランス良好で手堅い。
13分過ぎには金管コラールが立派に響き、コーダは盛り上がる。
1988年、ロンドンにて、パリ管弦楽団演奏後、
★その12へ続く
●その1は、こちら
●その6は、こちら
●その7は、こちら
●その8は、こちら
●その9は、こちら
●その10は、こちら
★曲目解説は、こちら
1909年、右はメンゲルベルク
交響曲第5番は、1986年ショルティ指揮(シカゴ交響楽団)のコンビが来日公演で演奏。
NHKが収録して放送。
録画映像を観ながら、この曲を知ったということもあり、思い出深い。
●既にその1に掲載済みですが、2011年3月。10年以上前でほぼ忘却したので、再度鑑賞。
コメントに手直しあり。通し番号はそのままで②
②ショルティ指揮:シカゴ交響楽団 ★1970年3月、4月、シカゴ、メディナ・テンプルにて録音
★ショルティ(1912~1997)58歳頃の録音。
1969年秋にシカゴ交響楽団の音楽監督に就任したばかり。
速めのテンポながら、オケの豪快でパワフルな響きが最大の聴きもの。
古い割には録音かなり良好で、1990年録音よりも奥行きのある響きが良いくらい・・・・・・・。
◆第1楽章:ABABCABCAの構成
冒頭から伸びやかなトランペットの響きが素晴らしい。
最初のCは強烈でトランペットも魅力的に響く。
10分過ぎに弱音でティンパニが「運命動機」を叩きますが、臨場感十分。
◆第2楽章:
提示部第1主題は迫力十分。
4分過ぎから展開部第2主題のチェロの「嘆きの歌」と同時に響くティンパニも臨場感あり。
速めのテンポで進んできたので展開部後半はテンポが緩み、遅さが際立つ。
再現部後半トランペットの金管コラール(10:58)も良く響くもこの大音量の中でハープの響きが聴こえて来るのは???????????。
その後(11:43~)のトランペットの響きも立派。
◆第3楽章:
マイクが近いのか?ホルン・ソロは冒頭からパワフル。
4分過ぎからのホルン・ソロも見事。
6分半過ぎのピチカートは良く響き臨場感豊か。
展開部終わりの「木魚」(ウッドブロック)はよく響く。
再現部では、オケは良く鳴り、グイグイ進む。
最後は豪快に鳴る。乾いた響きのティンパニも魅力的。
◆第4楽章:
多少速めのテンポで淡々と進むも、弦やハープも十分美しい。
◆第5楽章:
序奏のファゴットは臨場感あり。
提示部第2主題のチェロは、「硬質」で乾いた響き。
フーガはバランス良好。
(04:10)から展開部入。
展開部は手堅いながらもオケは、パワフル。
6分40秒過ぎの金管の親しみやすい対旋律風?の楽句もよく聴こえてくる。
11分半すぎから、次第に盛り上がり、
金管コラール(12:20~)が立派に響き、さらに盛り上がる。
コーダでは、ライブ以上のアッチェレランドもあり、
いと壮絶!!!!!!!!!
右はデッカのプロデューサー、ジョン・カルショー(1924~1980)
アシュケナージ(左)とベートーヴェンのピアノ協奏曲録音中?の一コマ。
Dale Clevenger (1940~)
アドルフ・ハーセス(1921~2013)
㊵ショルティ指揮:シカゴ交響楽団 ★1990年11月30日、ヴィーン、ムジークフェラインにてライブ録音
①12:35②14:30③16:58④09:42⑤14:07
★ショルティ(1912~1997)78歳頃の録音。
ライブ録音ながら、20年前の録音よりも3分ほど遅くなる。
良くも悪くも多少「角」がとれてしまった感あり。
とは言え、さすがに「体育会系」ではあるが・・・・・
多少速めのテンポで、スイスイ進むもメリハリ十分に響き渡る。
録音は良好。
◆第1楽章:ABABCABCAの構成
冒頭のトランペット・ソロは良好。アドルフ・ハーセスでしょう????
Bはそれなりに遅め。
最初のCは爆演でもなし。
楽章最期のピチカートは良く響く。
◆第2楽章:
それなりにメリハリあり。
提示部第2主題のチェロは乾いた良い響き。
展開部「嘆き」のチェロはそれなりにゆったり。
再現部、12分前のトランペットの金管コラールは迫力十分。
◆第3楽章:大まかなソナタ形式
3つの主題のある提示部だけで10分強ある。
3分過ぎのレントラー主題は、そこそこカンタービレ豊か。
5分過ぎからのホルン・ソロは魅力的。おそらく主席奏者クレヴェンジャー
7分過ぎトリオのピチカートは臨場感豊か。
展開部は多少速めで、拍子木も明瞭。
再現部(10:32~)では、バランス良好で金管群が鳴りすぎることもなし。
14分過ぎからのホルン・ソロも素晴らしい。
◆第4楽章:
多少速めのテンポながら、曲想もあり、十分美しい。
◆第5楽章:
フーガのチェロは乾いた響きでどちらかと言えば、軽快。
3分過ぎのチェロはそこそこ分厚く響く。
展開部はバランス良好で手堅い。
13分過ぎには金管コラールが立派に響き、コーダは盛り上がる。
1988年、ロンドンにて、パリ管弦楽団演奏後、
★その12へ続く
●その1は、こちら
●その6は、こちら
●その7は、こちら
●その8は、こちら
●その9は、こちら
●その10は、こちら
★曲目解説は、こちら
1909年、右はメンゲルベルク