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75、ヨッフム指揮:ベルリン・フィル 
★1951年5月、イエス・キリスト教会にて録音 
①14:59②10:07③05:40④08:15

★ヨッフム(1902~1987)49歳ごろの録音。

まだフルトヴェングラーが活躍していた時代のベルリン・フィル。
それなりにメリハリのある正攻法。

録音は時代の割には良好。

♦第1楽章:ソナタ形式。
ゆったりした入り。提示部の繰り返しなし。
展開部はメリハリ十分。7分40秒すぎティンパニは良く響く。
再現部ではティンパニがよりいっそう良く響く。
コーダのホルンは伸びやか。
♦第2楽章:ABAの三部形式
冒頭チェロの響きが魅力的。ファゴットもそれなりに聴こえてくる。
古い録音の割には木管群は臨場感豊か。
♦第3楽章:ABACA
冒頭のオーボエの響きは良い。
B主題は切れ味良好。
♦第4楽章:ソナタ形式
どちらかと言えば穏やかな演奏だったので30秒過ぎは大音量でビックリ。
その後はオケがフルトヴェングラーの演奏に慣れているせいか???
あたかもライブであるかのような速いテンポで進む。
再現部も速めに入る。
コーダはフルトヴェングラーが1945年1月下旬スイスへの亡命直前、ウィーンでのライブ録音(「1月28、29日)に匹敵しそうな盛り上がり。



★ヨッフム指揮1976年録音(ロンドン・フィル)は、その9







76、ベーム指揮:ベルリン・フィル 
★1956年12月17~19日、イエス・キリスト教会にて録音 
①14:58②10:35③05:46④09:28

★ベーム(1894~1981)58歳ごろの2度め録音。(最初は1942年、ウィーンフィル)

カラヤン時代になってまだ、1年ほどの時期。
中庸なテンポ。
手堅い正攻法。

録音状態は、モノラル録音なので、それなり。


♦第1楽章:ソナタ形式。
冒頭はゆったり穏やか。
提示部の終わりは木管群が臨場感豊かに響く。
提示部の繰り返しなし。
展開部はそれなりのメリハリ。
コーダのホルンは安定感あり。
♦第2楽章:ABAの三部形式
冒頭のチェロの響きは渋く良い響き。
木管群も臨場感豊か。
♦第3楽章:ABACA
冒頭のオーボエをはじめ、木管群はモノラル録音の割には良い響き。
♦第4楽章:ソナタ形式
中庸なテンポ。
33秒過ぎはそれなりの大音量。
コーダでは、曲想並みの盛り上がりで、特に急ぐこともなし。



★ベーム指揮1975年録音(ウィーン・フィル)は、その9



その22へ続く


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