加奈ちゃんのケージを解体しました
昨日、加奈ちゃんのケージを解体しました。
このケージを購入したのは、加奈ちゃんをお迎えして1年も経っていない頃だと思います。
当初は、本来のケージを洗っている間の退避用とかそんな用途で。
ケージとして使い始めたのは2017年1月だから、7年7か月使ってたんですね。
その時の記事がこちら → 加奈ちゃん、フラットケージへ
ケージ解体前の様子。↓
実は前日の晩、スロープからケージに入る時に、加奈ちゃん後肢をケージに引っ掛けまして。
体重はすでに900グラムを超えており。
ケージの出入り口をなんとかしないといけないとは、先週末にも考えていたのですが。
目の前で脚を引っ掛ける様子をみて、これは一刻の猶予もないと対策を考えました。
取り敢えずの対応として、出入り口にタオルを掛けて脚が引っ掛からないように。↓
手前の出入り口は以前より段ボールで厚みを出しています。↑
加奈ちゃんの今の状態は、通常時の体重の約3分の1の重さの水袋を脚に巻き付けているような状態。
自分に置き換えると───ちょうど目に入ったのはミネラルウォーターの段ボール箱。
これ1箱以上の重りを脚につけて日常生活を送っているわけで。
私なら、ケージをまたぐことなんて無理。
いっそ、ベッドの下だけで生活可能なようにした方がよいのでは・・・?
でも、無理のない範囲での運動は必要なわけで。
それに、ディッシュタイプの給水器をどう設置するか。
最初はケージの出入り口をどう難なくまたがせるかの方法を検討していましたが。
ケージをまたがせずバリアフリーにすべき!との結論に至りました。
脚のむくみ、わかるでしょうか?水風船のようにブヨブヨしてます。↓
そして、週末となった昨日、いざ解体!
好奇心旺盛な加奈ちゃんは、私が作業していれば絶対出てくるだろう、と眠りの邪魔をしないよう午後になって加奈ちゃんがベッド下から出てきたタイミングで作業を開始しました。
泣いたー。
ケージを解体するのって、いつだって本当に悲しい。
このケージでの思い出を思い、もう戻れないんだ、って思って。
初代シマリスの輝くんが、リンパ腫の最後の方で、落下しないようにステージをすべて外してフラットにした時もそうだったけど。
さっそく確認にきた加奈ちゃん。↓
取り敢えず、まずはこんな感じです。↓
ケージの出入り口があった手前と右側面は外しました。
背面と左側面は、水や牧草入れ等の設置と、加奈ちゃんの大好きなちょっとした段差、すなわちステージの設置、そして狭いところ大好きな加奈ちゃんの『通路』のためにも、背面の本棚、左側の段ボール箱に対してケージという『壁』の役割。
結果、不必要なものは取っ払い、必要なものだけ残した形です。
上のステージはケージの固定用↓
これだと敷材が飛び散るので、今後はおそらく使わない方向。
ベッド下と同様、洗えるペットシーツの下に百均の断熱シートを敷いて多少のクッション性をもたせて足裏に優しい環境を整えようと思ってます。
寝床(?)の位置もまだまだ模索中
トンネルとして、ステージへの通り道になるように設置したんだけど、ステージの上から飛び乗ろうとしたので、当初より少しステージに近付けました。
そうしたら、今度は右側のすのこ部分に飛び降りようと一瞬逡巡。
一応着地には成功してたけど。
そうすると、飛び乗りに失敗した時や転げ落ちちゃったときのクッション性を考えると、今の敷材の方が安全かな、とかいろいろ考えちゃいます。
元々、もしもの落下事故の衝撃を少しでも和らげるための敷材でもあったので。
ベジサポを水で溶いたものを舐める加奈ちゃん。↓
先週の通院でお薬が変更され1週間が経ちましたが、結局、体重は増え続けるばかりで。
今は、920グラム弱になってしまいました。(元々の体重は700グラム)
むくみが起こるのは血液中のアルブミン値の低下が原因。
7月の血液検査の結果では、アルブミン値2.2g/dlでした。(正常値の下限は3.3g/dl)
アルブミン値を上げるには、良質なタンパク質を摂取すること。
以前から、ベジサポをはじめ、マメ科植物であるバタフライピーや、麦の牧草など、意識的に摂らせてはいたつもりなのですが。
何か、
何か方法はないのか?
考えた結果、基本に戻って、ベジサポの量を増やすことにしました。
1年以上前に、以前の先生にベジサポの与える量が少ないのでは?と言われたことを思い出したので。
基本、薬と一緒にすりおろしりんごに混ぜて朝晩スプーンで与えているので、あまり量を多くしてしまうと、加奈ちゃんが途中で嫌になって、お薬を飲んでくれなくなったら本末転倒と思って、それ以上増やせずにいたのですが。
薬とは分けて与えてみることにしました。
以前、二代目シマリスのリトさんが、固形物を摂れなくなった時に、加奈ちゃんとは別の種類のベジサポと他の高栄養の粉末を水に溶いたものを与えていたことを思い出したので。
ベジサポ(肝臓用)の原材料は、かぼちゃ、ブロッコリー、ホエイたんぱく、にんじん、デキストリン、しいたけ。
1.5グラムほどを水に溶いて与えると、美味しいのか結構気に入って舐めてくれます。
そしてもうひとつ。
ペレットの量を増やすことにしました。
血液検査のアルブミン値の備考欄に「減少:栄養失調・飢餓・腎炎」とあったので。
もともと加奈ちゃんは若い頃から体重が増加しやすくて。
心臓弁膜症と診断されてからは、特に心臓の負担にならないよう毎日体重測定するなど、体重の増加には注意していました。
そして、これまで何度かペレットを減らすように言われ、最後に言われたのはこれも1年以上前で以前の先生の時でしたが、その時は「これ以上減らせない」と断りました。
だって、加奈ちゃんが食べてるのは、『うさぎのきわみ』。
消化器にトラブルを抱えていたうさぎの薫くんのために選んだもので、でんぷん類・穀類フリー、グルテンフリーのWフリーのペレット。
低糖質・高たんぱくで、長毛種の薫くんにも、チンチラさんにもよいと思い、その時から加奈ちゃんも同じものを食べてました。
チンチラさんは、生息地が肥沃ではないので粗食でペレットは体重の1%くらい。
(ちなみに、うさぎは体重の3~5%、シマリスやハムスターは貯食分含め10%くらい。ペレットの種類や、人間同様個体差があるので、あくまで私のこれまでの経験談ですが)
それが、減らして!減らして!の繰り返しで元々の半分近くまで減らしちゃってる状態なのです。
ウチは牧草とペレット以外にも生野菜や乾燥葉をいろいろ与えてはいるけれど、基本は総合栄養食であるペレット、と今更ながら基本に立ち返り、量を増やしてみることにしました。
気休めかもしれないけれど、少しでも効果が表れることを願ってやみません。
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