2016年08月26日

抗癌剤の副作用を漢方薬でどこまで軽減できるのか?

2010年8月26日のボクチン(6歳)
2010年8月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 先日、新規相談者で、大腸癌で肺転移などを生じている人は、主治医に当方の漢方薬か、あるいは免疫療法の併用を相談したところ、免疫療法は実際には無効だが、漢方薬類なら抗癌剤治療時に有用だからと、十分な資料を揃えて村田漢方堂薬局宛てに紹介状までもらって持参された。

 実際のところ、抗癌剤治療時の激しい副作用をかなりなレベル軽減できるだけでなく、漢方薬類の効果とも相俟って、期待以上の成果を得て、肺小細胞癌が多数散らばっていて手術不能例でも、抗癌剤と放射線+漢方薬で、副作用を驚くほど防護できて根治した稀有な例もあるし、全身に散らばった末期の悪性リンパ腫でも、抗癌剤と漢方薬類の併用で、副作用もほとんど生じることなく、根治に至っている。

 ただ、食道癌が気管支に広く浸潤した手術不能例では、放射線と抗癌剤治療時に、病院の協力も得て、多種類の漢方薬類を胃瘻から投入してもらっても、激しい副作用をもう一歩軽減できないために、さらに高濃度の牛黄製剤を追加したところ、かなりなレベル軽減することが可能となり、無事予定通りの西洋医学治療を終え、その後、数年、再発の兆候はまったく見られない。

 これに類したものは多数にのぼり、胃癌で卵巣転移や腹膜播種を生じている若い人でも、激しい副作用を漢方薬類の併用でほとんど軽減できて、検査上は転移巣はすべて消滅している例など枚挙に暇がない。

 肺腺癌で体幹部や骨転移のみならず脳転移まで生じている人たちが、分子標的薬の副作用で続けられなくなっているところへ、多種類の漢方薬類の介入によって、再度使えるようになっているばかりでなく、転移巣はすべて消滅して、根治が期待できる状況に至っている人達も複数おられる。

 ところが、問題は抗癌剤が明らかに逆効果で、激しい毒性のために漢方薬類をもってしても軽減できない場合も現実には折々に遭遇しているが、その場合は、ご本人が自覚して主治医に強く奨められる抗癌剤を断固拒否して、漢方薬類だけに賭けて、運よく根治した卵巣転移まで生じていたスキルス胃癌や、他の悪性腫瘍でも、転移巣の進行が止まったまま数年経過している人など。

 この人達が抗癌剤をそのまま続けていたら、もしかして抗癌剤死? や、
抗癌剤の副作用に耐えられずに拒否した人たち、ばかりでもないので などに書いているような最悪の事態が生じていたかもしれない。

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2010年8月26日のボクチン(6歳)
2010年8月26日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 

2016年08月24日

毎日まいにち、テレビで報道される一般人のみならず芸能人たちの犯罪行為を見ていると

2010年8月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 寄せては返す波の音、

 人間様は、猫よりもはるかに劣る救いようのない動物である。

 どうしてあのような真面目な人がっ!? というようなケースも多く、人間の心の闇は、一説には憑依現象に他ならないという。

 その分野の研究は、非科学的と言って、頭っから否定されることが多いが、まんざら否定できない問題が潜んでいるかもしれない。

 といっても憑依される人間そのものに問題があり、類は友を呼ぶ現象に他ならないのだろう。

 「魔がさす」という言葉そのものが、それを証明しているのかもしれない。

 副作用が激しいだけでなく、却って腫瘍マーカーも上昇して、二度と使えないと判断されたはずの同じ抗癌剤を、漢方サポートによって、せっかく体調を回復させ、腫瘍マーカーも劇的に下がっているのをよいことに、甘い言葉をかけて、同じ毒薬(抗癌剤)を再投与する主治医達こそ、きっと「魔がさす」こと、すなわち悪霊に憑依されているに違いない。

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2010年8月24日のボクチン(6歳)
2010年8月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年8月24日のボクチン(6歳)
2010年8月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年08月22日

抗癌剤を拒否して生き延びた人たちもいるとはいえ・・・

2011年8月22日のボクチン(7歳)
2011年8月22日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 お盆にお坊さんから聞いた話に、出産から発見された門脈付近に取り付いているために手術不能の肝臓癌で、抗癌剤をしなければ余命2年と宣告された女性。

 抗癌剤の激しい副作用を嫌ってか、それを断固拒否して、その後十数年、元気で過ごされていたが、昨年お亡くなりになったという。

 余命2年というのは、もしかして抗癌剤治療を行った場合の話だったのかも、と皮肉りたくなる話である。

 というのも数ヶ月前、村田漢方堂薬局では、13cmの肝臓癌に肺転移が多数の状況下、抗癌剤が効かなければ余命3〜4ケ月と診断され、内服の抗癌剤投与を受けたところ、副作用があまりにも激しく、中止せざるを得なかった40代の女性から相談を受けた。

 あまりにも激しかった抗癌剤の副作用も相俟って、食欲不振で衰弱し、発熱が続いているのに、遠路はるばる突然相談に来られたのだが、幸運にも多種類の漢方薬類が文字通り劇的に効を奏し、9日後には熱も下がって食欲が激増し、数十日後にはまったくの無症状となり、まるで元の健康体に戻ったようだと喜ばれていた。

 短期間で腫瘍マーカーも一ケタ下がるほどの効果が出て、このまま行けばかなりなレベルまで改善できるのではないかと喜んでいたところへ、主治医は何を血迷ったか、二度と使えないはずの同じ抗癌剤を再投与されたため、激しい倦怠感とともに再び高熱を発し、一気に肺の転移巣ば爆発的に増殖し、さらには急激に腹水を発してしまい、短期間でお亡くなりになってしまった。

 真逆のケースでは、成人には比較的珍しい腹腔内の横紋筋肉腫で、2度の手術で取り切れず、小腸にメスが入っている上、リンパ節転移なども残っている。

 抗癌剤治療を受けたところ、激しい副作用に耐えられず、このまま受けていたら抗癌剤死の不安が頭をよぎって継続を拒否したところ、抗癌剤を受けないならもう来なくてもよいという残酷な主治医。

 それゆえ、地元で十全大補湯や半枝蓮湯など3種類の漢方薬類を続けていたが、1日9回続く水様性下痢も、体力的改善もまったく得られないので、遠路はるばる村田漢方堂薬局に相談に来られた。

 激しい水様性下痢を改善するために高濃度の胃苓湯を主体に、癌サポートに実績のある製品類を併用してもらったところ、次第に下痢も改善し、体力も持ち治して、半年後には海外旅行にも行けるほどになった。

 その後、3年近く、諸検査は1年から半年に1回しか受けないのだが、直近の検査でも、左右のリンパ節転移らしきものがそれぞれ1個づつみられるものの、まったく進行の気配がないまま安定しているので、一生涯、漢方薬類を常用するつもりで、無症状でまったく元気な日々を過ごされている。

 固形癌に対する抗癌剤は、皆とは言わないが、一歩間違えば激しい副作用とともに縮命にしか働かないで、毒性をフルに発揮するばかりのことも多いので、主治医の言いなりになる前に、セカンドオピニオンなどを受けるに越したことはないだろう。

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2011年8月22日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年8月22日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年07月26日

短い余命を宣告しながら抗がん剤を強いる不可解

2010年7月26日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 しばしば短い余命を宣告されながら、抗がん剤を強いられ、激しい副作用に我慢し続けて、結局は予後の宣告通りに亡くなられる人が多過ぎる。

 もしも抗がん剤を拒否すれば、もう病院に来なくてもよいと、診療を拒否するひどい病院も中には存在する。

 いよいよのぎりぎりまで副作用に耐えながらも抗がん剤投与を受け続けて、そのまま亡くなられるというのでは、あまりに残酷。

 抗がん剤によって、副作用に苦しむだけでなく、余計に寿命を縮めさせられている。

 短い余命を宣告せざるを得ないところまで進行しているくらいなら、苦しい抗がん剤を敢えて投与する意味がどこにあるのか解せない。

 高価な抗がん剤で、それでなくとも不安な状況に陥っている患者さんに向かって、「抗がん剤をしなければ、もっと余命が短くなる」とか、あるいは「一緒に頑張りますようね」と甘い言葉をかけながら、実際には患者さんが少しでも楽な体調を維持できる緩和ケアを真剣に考えてあげようともしない。

 連中には良心の呵責というものはないのだろうか?

 すでに無意味どころが有害である状況下であるというのに、高価な抗がん剤を使って荒稼ぎする最後のチャンスと考えているのだろうか?

 あるいは決められたマニュアル通りにしなければ、主治医自身の保身のためにはやむを得ないのだとしたら、きっと内心では激しいジレンマに陥っているに違いない。

 片や、「がん検診100パーセント」が公約だと、鳥越さんは気は確かかっ!? と思わざるを得ない、おめでたい人も都知事に立候補されている。

 だから寄せては返す波の音。

 人間様は、猫よりも劣る救いようのない動物なのである。

 あまりに理不尽なことばかりやっている医療関係者は、いずれは自分の身に降りかかるに違いない。

 膵臓がんで肝臓転移、余命を宣告されながらも、苦しい抗がん剤治療を奨められ、その副作用を少しでも楽にしたいと、漢方薬類によるサポートを受ける許可を主治医に求めたところ、いったんは許可した医師が、次の週には「薬剤師さんがいうには、健康食品ならともかく、漢方薬も医薬品だから使うべきではないというので、やっぱり使わないで欲しい」と前言を翻した。

 必ず副作用を伴う毒薬や劇薬である抗がん剤は、一歩間違えば発がん物質でもあるのだから、却って宿命にしか働かない場合も多々見られるというのに、恐ろしい考えの連中である。

 このように薬剤師の中にも、無知で救いようなない連中も跳梁跋扈しているのだから、いずれは回りまわって、自身にも因果応報の報いが待っていることだろう。

 ところで固形癌に限っての話だろうけど、日本でもアメリカでも、医師自身が癌にかかった場合、自身に抗がん剤を使いますか?というアンケートに対して、ほとんどの医師が、自分には使わないと答えるのだから、実に恐ろしい人達である。

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2010年7月26日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月26日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年07月20日

抗癌剤の副作用に耐えられずに拒否した人たち、ばかりでもないので

2010年7月20日のボクチン(6歳)
2010年7月20日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 進行癌や転移癌で村田漢方堂薬局に通っている人の中には、抗癌剤の副作用に耐えられずに、それを拒否して、漢方サポートに賭けて元気を回復されている人たちが、口を揃えて言われることは、あのまま続けていたら、今頃、命はなかっただろうと述懐される。

 中には拒否したために、抗癌剤を拒否するなら、もう来なくてもよいと、主治医からは逆に拒絶された人もいる。
 
 残酷な話である。

 残酷な拒絶にあったおかげで、抗癌剤なしで過ごされるだけに抗癌剤死を免れ、命を落とすことなく、却って元気を回復して、漢方サポートも相俟って、何年も無症状のままで元気で過ごされている人もおられる。

 抗癌剤を拒否しても、後々まで主治医が拒絶することなく、諸検査だけは継続してもらいながら、漢方サポートだけで根治してしまった人もおられるのは、すでにこのブログでも取り上げている。

 もともと抗癌剤は劇薬どころか毒薬であるものが多いのだが、がん患者といえども、というよりもがん患者であるからこそと言うべきか、人によっては無効であるだけでなく、激しい副作用とともに、宿命効果しか発揮できずに、文字通り毒薬としての作用ばかりが顕著となり、一歩間違えば発癌作用をもろに発揮し兼ねない。

 医師といえども、もともとは薬剤に対する専門家ではないとはいえ、往々にして抗癌剤は毒薬や劇薬であり、一歩間違えば発癌作用を発揮するだけでなく、宿命作用ばかりを発揮することがあり得ることを忘れているはずもなく、極めて高価な抗癌剤投与は、もしかして病院の経営上の問題が絡むのか、あるいはマニュアル通りに行うのが自身の保身には却って都合がよいのか、なかなかデリケートな立場であることは間違いないいようだが・・・。

 ともあれ、主治医の「一緒に頑張りましょうね」という感動的な励ましの言葉を意気に感じ、その抗癌剤治療で却って命を縮めた人は無数といっても過言ではない。

 先日もあったばかりだが、あまりにもこちらのショックも大き過ぎて、その詳細を書く気にはなれない。

 数年前にあった実例では、以前にもこのブログで取り上げているが、手術不可能な下咽頭癌で、漢方薬類を多種類併用しながら、原発巣は放射線治療で完全に消滅したものの、小さな肺転移が生じていたが、2年間を無症状のまま元気で過ごされていた。

 そこで大学病院の指示で、地元で点滴による抗癌剤治療をすることになった。

 ところが、あまりにも副作用が激しく、しばらく歩行困難になったほどで、地元の主治医は二度と抗癌剤は無理だと言われていたが、幸いにも漢方薬類だけを継続していると、再び元気を取り戻し、歩行も自由に出来るようになったものの、肺転移の病巣は依然として存在していた。

 激しい抗癌剤による副作用で懲りたはずが、その1年後、漢方サポートを続けることまる3年経過した時点で、またもや大学病院の指示で、もう一度、同じ抗癌剤治療を行うように説得された。

 地元の主治医もご家族も、もちろんヒゲジジイも大反対したのだが、ご本人が大学病院の主治医に懇々と説得され、男性患者であるがゆえに意気に感じてか、ご本人だけが同意してしまったのである。

 今度ばかりは足が立てなくなるどころか、一気に脳転移を生じて平衡感覚を失い、その後、あっというまに3ヶ月後に亡くなられた。

 あまりにも激しい副作用ばかりで無効だった抗癌剤を、元気を回復したからといって、同じ抗癌剤で2度目の挑戦を行うと、ほとんどのケースで短期間で命を奪われている。

 現実に、抗癌剤が無効であるばかりか、激しい副作用に見舞われるだけだった後遺症を、漢方薬類で劇的に回復できたと思った矢先、再度、無知な主治医によって同じ抗癌剤を投与されたために、短期間で命を奪われる。

 そのような許しがたい医師による愚行が、日々、日本全国で行われている。

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2009年7月21日茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月21日茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年07月14日

「免疫療法」とは?

2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 近藤誠医師の著書の中では、あまり売れてない部類に属ずる『免疫療法に近づくな』という書籍。

 必要あって読み通してみたが、意外やイガイなことばかりだった。

 必要あって手にした理由は、昨今、しばしばとても経費がかかるものの(1クールだけで数十万〜二百万円)、医師による自由診療で行われる各種癌治療として注目?されているらしいからである。

 この免疫療法を受けながら、漢方薬を利用される人もおられるし、あるいは免疫療法を受けるつもりで調査したところ、現実には経費ばかりかかって、あまり効果がないことを知って、漢方サポートを受けることに方針を変えられた人など。

 そこで上記の書籍を取り寄せて、しっかり読み通してみると、要するに幻滅する話ばかりとはいえ、詳細に検証されており、いかに無効なものであるかを証明されている。

 近藤誠氏の諸著作にしてはあまり売れてない理由は、かなり専門的な話が続くので、一般の素人さんには、免疫学的知識が乏しいために、通読が困難なのかもしれないが、実際にはとても論理的で免疫学的な基礎もわかりやすく説明されているので、最後まで通読されれば、素人さんでも理解は容易なはずである。

 印象的だったのは、「免疫療法クリニックは欧米にはなく、日本だけにしか存在しない」ということで、日本の大学病院でも行っているところさえあることについても、いずれのケースも、「サギ」という言葉が頻繁に使われていたことだった。

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2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月14日のボクチン(6歳)
2010年7月14日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年7月14日のボクチン(6歳)
2010年7月14日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:免疫療法

2016年06月29日

副作用があまりに激しくて主治医が投与を断念された抗癌剤を、元気が回復するとまた使える根拠はどこにあるのか?

2009年6月30日のボクチン(5歳)
2009年6月30日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 手術不能の進行癌や転移癌の人達が、病院治療における抗癌剤の副作用が激しく、自覚的な体調不良のみならず、白血球や血小板などの激減により抗癌剤投与を断念され、疲労困憊の状態から抜け出すべく、少しでも元気を回復したいと漢方相談に訪れる人も数十年来、決して珍しいことではない。

 そのような状態でも、漢方薬を利用されることで、しばしば即効的に元気と食欲を回復することも珍しくないが、それをよいことに主治医が再度、同じ抗癌剤を投与される根拠はどこにあるのだろうか?!

 中には劇的に回復して、病感をまったく忘れるほどにまで回復して、腫瘍マーカーまで好転することもしばしばである。

 ところが、再度、同じ抗癌剤を投与されることで、急転直下悪化して、早い時には一ヶ月、遅くとも三ヶ月くらいで急転直下、他界される。
 その例外は、一人たりとも思い出せない。

 副作用が激しいために一度中断された抗癌剤を、元気が回復したからといって、再度、同じ抗癌剤を投与されることで、根治された人に遭遇したことはないし、むしろほぼ全員、1〜3ヶ月で他界されている。

 といっても、当時の診断では、抗癌剤が効かなければ予後は数ヶ月と診断されていたケースが多いのだが・・・。

 とても皮肉なことに、効かないばかりか激しい副作用で中断せざるを得なかった抗癌剤を、元気が回復したと同時に、再度投与されることで、予後の診断よりも、漢方薬だけで元気なっていた期間だけ寿命が延びていた計算になる。

 もしも、二度目の抗癌剤投与がなければ、しばらくの間は、体力を回復して、無症状とは行かないまでも、ほどほど元気で食欲も回復した状態が少なくとも一定期間続く可能性が見えていただけに、どれだけ延命できていたことか、計り知れないはずである。

 それなのに、元気を回復したからと言って、激しい副作用のために継続を断念したはずのものを、再度投与される根拠はどこにあるのだろうか?!

 同様のケースに毎年のように遭遇するにつけ、どうみても残酷な仕打ちのようにしか思えてならない。

 中には、副作用にのたうち回りながらも、ほとんど最期まで抗癌剤を続けられた人もいる。

 余命数ヶ月と診断されていたにしても、せっかく漢方薬類によって元気を回復していたのに、再度の抗癌剤投与によって、急転直下、劇的に悪化して他界されたのだから、これらはいずれも、抗癌剤死といっても過言ではないだろうっ!

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2009年6月30日のボクチン(5歳)
2009年6月30日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:抗癌剤

2016年06月26日

抗癌剤に対する癌の専門医達の本音

2009年6月27日のボクチン(5歳)
2009年6月27日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 7年?くらい前の話とはいえ、これはさすがにヒゲジジイでも呆れた。

 本音と実際の診療上の言動との大きい矛盾がありながらも、平然と医師の仕事に打ち込める癌の専門医が多い現実を知ると、あまりにもショッキング。

 だから人間様は、猫よりも信用ならないし、猫以下の動物であると言うのである。

 あくまで多くの固形癌に対する抗癌剤の話に限定して読む必要があるだろうが、少なくとも不必要な抗癌剤投与が多い現実を考える上では重要な参考資料になると思う。

 患者さん本人にしてみれば、血液癌や睾丸腫瘍などの例外は別として、不必要な抗癌剤による宿命作用や副作用死を回避できるだろう。

 立花隆著『がん 生と死の謎に挑む』より引用
 僕自身ががんになって癌関係のシンポジウムに招かれたときのことです。それは朝日新聞の主催で開かれた、一般市民向けの大きなシンポジウムだった。

 僕以外の演者はすべて、大学や大学病院のそうそうたる名医ばかりが集まっていた。

 昼休みだったとき。控え室でみなが雑談的にいろんな話をしていた。

 いつの間にか話題が抗癌剤の事になっていた。
 抗癌剤がどれほど効かないかの話を一人がしだすと、皆が具体的な抗癌剤の名前をあげて、次から次にそれがどれほど効かないかを争うかのように、話始めました。

「結局、抗癌剤で治る癌なんて、実際にはありゃせんのですよ」と議論をまとめるように大御所の先生が言い出すと、皆そのとおりだという表情でうなずきました。

 僕はそれまで効く抗癌剤が少しでもあるのではと思っていましたが。

 それじゃ「患者よがんと闘うなの著者の近藤誠さんの言っていたことが正しかったと言う事になるじゃありませんか?」と問うと、大御所の先生はあっさりと「そうですよ、そんなことみんな知ってますよ」と言いました。

 私が近藤理論が基本的に正しいのだと、認識が大きく変わったのは、あの瞬間でした。

 手前みそながら、初期癌では抗癌剤なしで、多種類の漢方薬類だけで短期間で消滅して手術を免れて根治した人は多いし、抗癌剤が逆効果になった転移癌の人でさえ、漢方薬類だけで根治した生き証人が地元にもおられる。

 抗癌剤なしの例は別としても、手術不能の進行癌や転移癌であっても、抗癌剤と、あるいは抗癌剤と放射線に多種類の漢方薬類の併用で根治された人達もおられるので、必ず例外は付き物だろう。

 また、病巣が大き過ぎて地元の各病院では、いずれも手術不能と診断された肺癌患者さんでも、多種類の漢方薬類で少し縮小したところで、遠方の病院を探して診断を仰いだところ、「抗癌剤によってもう少し小さくなったら切除可能かもしれない」とて、運用く抗癌剤でより小さくなったところで手術を断行。
 その後、多種類の漢方薬を続けて、めでたく根治されて15年以上(現在は1種類のみ継続)という珍しいケースもある。

 また現在進行形で、進行がんや転移癌でありながらも、抗癌剤と多種類の漢方薬や中草薬類の併用で、根治にあと一歩のところまで到達している人達が何人もおられる。

 とはいっても、過去には不必要な抗癌剤で、とてつもない副作用に苦しまれるばかりで、不利益ばかりを被った人達に多数遭遇しており、抗癌剤が有利に働いたケースは、それに比べれば遥かに少ない。

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2009年6月27日のボクチン(5歳)
2009年6月27日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年06月23日

現実には各種固形癌であっても、手術不能の進行癌やステージ4の転移の状況下で、抗癌剤と漢方薬類の併用による補完効果を認めるべきケースはとても多いが・・・

2010年6月23日のボクチン(6歳)
2010年6月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 進行がんや転移がんの人達の漢方サポートの相談事例において、抗癌剤と漢方薬類の併用による補完効果を認めるべきケースはとても多い。

 手術不能の進行がんのみならず、ステージ4の転移癌において、漢方薬類によって抗癌剤の副作用を一定レベル軽減できるケースでは、互いに補完することで、目覚ましい効果を発揮することも珍しくない現実がある。

 その多くは主治医の先生方も漢方薬類の併用を容認されているケースが多く、遠慮することなく思う存分の漢方薬類を併用できるのが、精神的にもプラス面が大きいのかもしれない。

 あるいは主治医に隠れて、多種類の漢方薬類を併用し続けている人も現実には多いのだが、補完効果を発揮して転移巣がどんどん消滅し、主治医の先生は「超レアなケース」と感激されても、漢方薬類の併用を秘匿したままという人も多い。

 近藤誠医師は、固形癌に抗がん剤は無効で、たとえ一時病巣が縮小することがあっても、寿命を延ばすことは不可能で、個別的には運が悪いと宿命効果しかないように繰り返し書かれているが、現実には医薬品である漢方薬や中草薬類の併用によって、想像以上の補完効果を発揮することは珍しくないのである。

 但し、抗癌剤が明らかに逆効果であった人に、もはや抗癌剤は不適であると診断された状況下、漢方薬類で一気に体調が回復し元気になったからといって、再度、同じ抗癌剤を投与された場合、補完効果を発揮できた例はほとんど皆無で、抗癌剤の再投与によって、一気に病状を悪化させる。

 それゆえ、抗癌剤の投与によって副作用ばかりが顕著なケースでは、患者さんも冷静に判断することが必要で、宿命効果を警戒して早めに抗癌剤を拒否する勇気が必要である。

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2010年6月23日のボクチン(6歳)
2010年6月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月23日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年6月23日のボクチン(8歳)
2012年6月23日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年06月18日

開業前は血液腫瘍内科をされていた東海地方の漢方内科医の先生からの貴重なおたより

2010年6月18日のボクチン(6歳)
2010年6月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

おたより:東海地方の漢方内科医師(クリニック院長)

こんちには、最近の村田さんのブログを見ていますと、ガンの患者さんに漢方薬を用いてサポートなさっている様子が記されていますが、西洋医学という逆風の中で奮闘なさっている感じがします。

 私の個人的な姿勢も逆風に向かっている感じは変わりません。ただ、最近は、先生によっては漢方薬がさほど効くはずがないと考えてか、はたまた、あまり関心がないのか、逆風の度合いは少なくなっている感じがすることがあります。総合病院でガンの診療を受けて、私のところへも通っておられる患者さんを診ていて感じている印象です。

 そもそも、私が漢方薬に出会った最初の患者さんは父親です。今も健在ですが、当初は喘息発作が頻回でした。ある日、私が勤務中に連絡がありまして、「夜、とても苦しくて眠れない。なんとかして欲しい」とのことでした。

 当時、私は漢方薬に全く関心がありませんでしたが、専門医に相談して、真武湯と麦門冬湯を持参して飲むように渡しました。入院の覚悟をして父親の元をあとにした訳ですが、なんと、翌日の朝、迎えに行くつもりで電話しましたところ、驚きでした。「すっかり楽になった、おかげで凄く良く眠れた。昨日のくすりはすごく効いた。これから暫く続けてみたい」との事でした。

 私は、眼からウロコ状態で、一瞬頭のなかが真っ白になりました。この一件が漢方薬とのファースト コンタクトになりました。こんなことを書いているうちに、以前、村田さんにもお伝えしたような気がしてきました ( 笑 ) 。ここで終わりではありませんで、ガンの患者さんと漢方薬の脈絡でお伝えしないといけませんので、しばしお付き合いください。

 当時、血液のガンの患者さんを抗がん剤をしっかり用いて治療していましたが、治療のあとの副作用をなんとか軽減できないものかと思っていたところでして、漢方薬を活用できないかと考えて、真武湯と麦門冬湯を教えてくださった先生に相談したところ、その先生のお師匠先生に連絡してくださって、茯苓四逆湯を教えてくださいました。

 早速、私が診ていた患者さんに処方しようと思いまして、薬局の部長に相談しましたところ、その先生も漢方薬に関心のある方で好意的に応じてくださいました。病院としては始めてのケースでしたのでいろいろ手続きがありましたが、患者さんに投薬できるようなりました。

 ここまでは、順調でしたが、煎じるのを誰がするのかが問題となり、看護師は絶対嫌と断られ、薬剤師も余分な仕事が増えるとの事ですごく逆風でした。なんとか、交渉して薬剤部で受け入れてもらいました。実は、薬剤の承認委員会でも、「漢方薬なんて訳の分からないものを採用する価値はない。もっとエビデンスのシッカリしたものを採用したほうが良いのではないか」みたいな、予想された逆風でしたが、そのような逆風の意見をお持ちの方がたを個別に説得してゆきました。

 まあ、いろいろありましたが、患者さんに使えるようなりまして、実際に抗がん剤治療の患者さんに投薬を始めました。

 すると、吐き気、全身倦怠感がすくなくなり、なんといっても、副作用で生じた貧血、血小板減少、白血球減少からの回復が速くなりました。当然、発熱することもすくなくなり、解熱までの期間も短くなったのです。

 加えて、驚いたのは、治療中にどうしてもがん細胞が残存することがあり、その時点でひどい血液毒性状態で、治療を追加出来なくて、お手上げ状態で診ているしかない場合があります。しかし、 1 週間程して骨髄検査をしてみると、残存がん細胞が消失して、正常細胞が回復している状態を目の当たりにして、悪性のがん細胞に漢方薬は悪影響を及ぼさない、という確信を得ること出来ました。この時は、また眼からウロコ状態でした。このとき、ひょっとすると、漢方薬は使い方によっては、がん細胞を死滅に導くことができるかも、ってことも頭に浮かんできました。

 このような経緯で、勤務が終了するまで、抗がん剤治療を受けている患者さんにブクリョウ四逆湯をはじめ漢方薬を投薬してゆきました。おそらく、退職後に、茯苓四逆湯が用いられる事はないであろう、と思っていましたが、開業してから、勤務医中に診ていた患者さんがフラット来てくださって話をお聞きすると、外来通院中にも後任の先生に頼んで処方してもらっている、との事でした。嬉しいお話でした。

 開業してから、ある 60 台後半の男性が沈痛な表情で受診されました。肺がんと診断されて抗がん剤治療を勧められている、とのことでした。奥さんと一緒に受診され、友人から抗がん剤治療と漢方薬を併用してみてはどうか、と勧められておみえになりました。私は、「今、肺がんは、その病型によっては抗がん剤治療で随分病勢をコントロールできるようです。加えて、漢方薬を併用することで、免疫力を高めることができ、副作用を軽減できる、と思います」とお伝えしました。

 この患者さんは、恐らく正直な方であったのだと思いますが、次に受診なさった時に、「担当医師にに漢方薬を併用してみたい、と伝えましたところ、いきなり、そんなものは効くはずがない。私を選ぶか、漢方薬を選ぶかどちらかにしなさい。と言われました。困ってしまいました」と初診時よりも沈痛な表情でした。

 そこで、「漢方薬が抗がん剤治療の副作用を軽減できること、経験を踏まえて、漢方薬が抗がん剤治療に悪影響及ぼさないこと、漢方薬はがん細胞の増殖を促進しないこと ( 勤務医時代の経験症例を記載 ) などをお手紙に記載しますから、よくお願いしてはどうでしょうか」とお伝えして、情報提供書をお渡ししました。

 その次に、奥さんが来院されました。「お手紙は見てくださいましたが、抗がん剤だけで治療をしないのであれば、他の病院に紹介する。と言われてしまい、泣く泣く漢方薬を諦めました」 とおっしゃっていました。そして、約半年して亡くなったそうです。

 抗がん剤治療を受けつつも、自分で漢方薬を飲んでいれば違った経過になっていたかもしれない、と思うと残念な患者さんでした。情報提供書をかいて、主治医に理解を求めたつもりですが、かえってツムジを曲げさせてしまったかもしれないと思うと悔やまれました。

 しかし、 EBM (evidence based medicine 、 根拠に根ざした医学 ) がもてはやされている昨今にあって、何の根拠もなく、漢方薬の効果を否定なさるのはいかがなものかと思ってしまいます。

でも、分野は違いますが、糖尿病の領域で、 Accord study といって ( 車のことではありません 笑 ) 、血糖を厳格にコントロールすれば経過がよい、という予測の元で行われた大規模試験があるのです。しかし、厳格にコントロールすればするほど、死亡率が高くなり、途中で試験が中断になったそうです。専門家にすると予想外の結果で、その説明に苦慮しているみたいです。どうも、西洋医学でこれが evidence だと思われている事柄も結構根拠薄弱かもしれません。

 話が脱線しましたが、とりあえず、開業医ですので、これまでの個人的経験のなかでの手応えを根拠として、一人一人に合う漢方薬を考えてゆこうと思っているところです。村田さんの経験もヘルプにさせてください。

 私は自転車で通っていますが、最近、行きも帰りも風向きがきつく感じます。風が強くなったのか、脚力が落ちたのかと思っていますが、漢方薬を考えるにあたっては脳のスロットルを全開にしないといけないみたいです。

 私がひいきにしている J1 リーグのチームはなかなか勝てません。

2010年6月18日のボクチン(6歳)
2010年6月18日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

いつも貴重なおたより、ありがとうございます。

 名古屋グランパスは、私自身、昔から現監督の小倉さんの大ファンで、ずっと応援し続けていたのですが、昨今はおさびしい限りですね。

 ところで、以前は医師であっても病院で漢方薬を患者さんに投与されるには、相当な困難を伴っていたご様子、昨今とは隔世の感がおありのことと存じます。

 やはり当方のような漢方薬局の漢方薬類の併用を認めて下さる主治医の先生も多い反面、巷のサプリメント同列に思われて、こころよく思われない先生も多く、必然的に多くの男性患者さんたちは、主治医に隠れて漢方薬を併用せざるを得ない人もいまだに多いのが現状です。

 血液癌には有効性が大きい抗癌剤も、固形癌では抗癌剤だけで根治する可能性は、睾丸や絨毛など例的なものに限られ、それ以外はほとんど有効性はあり得ないと近藤誠氏はいわれますが、固形癌で手術不能例でも、抗癌剤+放射線+大量の漢方薬と中草薬の併用で、根治に至ったり、その一歩手前まで来られている人も現実には仕事上で多々経験していますので、適切に漢方薬や中草薬類を使用すれば、想像以上に各種悪性腫瘍の根治に貢献できるものと考えています。

 但し、抗癌剤不適と一度判断された患者さんたちに、漢方薬を利用した途端、劇的に体力や病状が改善して、腫瘍マーカーさえ漢方薬類だけで劇的に下がることさえ珍しくないのですが、それに乗じて再度、抗癌剤を投与されたために、激しい毒性を発揮して元の木阿弥にしてしまう悪魔のような主治医が存在するという信じられない現実も、想像以上に多々存在します。

 血液癌関連では、現在、悪性リンパ腫3名、慢性リンパ性白血病2名、骨髄異形成症候群1名の人達が漢方薬類を利用中で、それほど多いわけではありませんが、悪性リンパ腫については、過去の相談者の中には9年後に再発された人、現在通われている人にも11年目で再発された人などがおられ、いったん根治と診断されていた人たちでも、ずいぶん後になって再発される人も珍しくないようですね。

 慢性リンパ性白血病については、抗癌剤は現在に至るまで悪性リンパ腫に対するほどの効果は得られないようで、1名は漢方薬類だけで20年近くも寛解状態を維持できていますが、特殊タイプのケースでは、病院治療の副作用防止には大いに貢献できても、抗癌的には一時は明らかな効果が見られていたのですが、最近になって効果が見えなくなっているので、配合内容を徹底的に見直している最中です。

 とはいえ、当方で扱うような保険適用外の各種の漢方薬類には利用価値の大きい製剤も多く、豊富な中草薬類も含めて、しっかりと弁証論治を行って、各種製剤や単味エキスなどを4〜10種類を組み合わせることで、多かれ少なかれ各種悪性腫瘍治療時の大きなサポート力というよりも、明らかに抗癌的な作用を大いに発揮してくれることを日々実感しているところです。

 貴重なおたより、ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。

 また、名古屋グランパスの1日も早い勝利をお祈り申し上げます(苦笑。

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2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳)
2011年6月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年06月12日

悪性腫瘍に関連した記事に対するコメントが送られて来た

2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:70〜79歳の男性
【 地 域 】:甲信越地方
【 具体的なご職業 】:隠居
【 お便り 】

6月10日の記事

相変わらず芸能界の若い人達に、悪性腫瘍の罹患者が続いているのだが・・・

は、過去最高の出来だと思う。

 医療の闇を暴けるのは、近藤誠先生と村田先生しかいないと思う。

2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 ありがとうございます!

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2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年6月13日のボクチン(6歳)
2010年6月13日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年6月13日のボクチン(8歳)
2012年6月13日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年06月11日

抗がん剤を乱用する医師と、そうでない医師との大きな違い

2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 10年ぶりに同じ臓器に再発し、手術を拒否して4年、といっても3年半前からは村田漢方堂薬局の漢方薬類だけでみるみる体力を回復するも、完全には消滅するわけでもないので、折々に手術を奨めていたが、友人の突然死に気弱になったところで、趣味の夜釣りをされている最中に吐血して、ようやく手術に踏み切る決心をされた八十歳を超えたご高齢の男性。

 7時間以上の大手術で、食道に近い胃がんだったので、食道も4cm切除して、同時に胆管も切除となった。

 14年前の手術時は、体力を回復するのに3年もかかったが、今回は大手術だったにも関わらず、数ヶ月で体力を回復。

 奇特なことに主治医さんからは、長期間、癌が悪化することもなく、術後の体力の回復が早いのも、漢方薬のお陰だから、早く村田漢方堂薬局にお礼に行くようにアドバイスを受けたという。

 その手術からちょうど1年半ちかく経つ昨日も、県外から遠路はるばる漢方薬の補充にやって来られた。
 同じ臓器に癌の再発が発覚して5年半が経過したことになる。

 そこで話題は、やっぱり先日の麻央さんの進行した乳がんに対する抗がん剤治療の話題となったところで、ふっと思い出して「まさか貴方は抗がん剤の投与を受けてないでしょうねっ!?」と心配になった。

 嬉しいことに、さすがに漢方薬の効果を認められる主治医さんだけあって、抗がん剤の「こ」の字も一切言われず、そのおかげで術後の1年半、趣味の瀬渡しの海釣りを楽しむことができるということだった。

 但し、術後は漢方薬を咽喉に下すのがやや難儀になったので、朝1回しか服用できないと言われるが、ご高齢でもあり、手術も成功していることだし、1日1回のお守りでもよいですよっと励ましている。

 ところで、この男性と偶然、同じ某県から最近、通われているがん患者さんがおられる。
 某転移がんで『抗がん剤が効かなければ予後は数ヶ月』と診断されている。
 そこで内服の抗がん剤を続けたところ、直ぐに高熱・下痢・食欲不振が続いて、検査上も血液破壊が激しいために即中止となった。

 弱った身体で遠路はるばる村田漢方堂薬局にたどり着かれ、7〜8種類の配合が飲めるか心配だったが、まずは10日分を飲んでもらったところ、劇的に効果が出て、夜間の高熱など、ことごとく不快症状が消える著効を奏し、その後も1ヶ月半、元気に何度か通われ、腫瘍マーカーも 十分の一まで下がった。

 そこでこそ、二度と抗がん剤の投与は受けるべきではない、とアドバイスしたかったものの、どうしても、「抗がん剤に対する世間の常識は非常識」ということの認知が広まってない状況下・・・

 危惧した通り、抗がん剤の投与が再開されてしまった。
 あれだけ元気になっていた人から、突然メールが入り、元の木阿弥状態以上に悪化し、激しく腹水まで溜まりだしたとのことなので、直ぐに主治医に相談して、抗がん剤を中止する許可を得るようにとアドバイスしたのだが、その後、1週間近く、音信が途絶えてしまった。

 立場上、医療機関に遠慮して、その患者さんに対して「抗がん剤を二度と使うべきではない」とアドバイスする勇気が出なかった自分にも腹立たしいし、臆面もなく再度投与された主治医に対して「若い人の命をなんだと思ってるのかっ!?」と、返す返すも腹立たしく、腹が煮えくり返て、毒薬や劇薬である抗がん剤を安易に乱用する医師たちが、どうしても許せない気分がずっと続いている。

 まったく同様に、抗がん剤は無理だと診断していた同じ主治医が、漢方薬でみるみる体力を回復したところで、これなら抗がん剤投与が可能だと同じ主治医が手前勝手な判断を下し、せっかく病感がなくなって健康感が味わえるようになったというのに、抗がん剤によって一気に病状が悪化するという同じパターンを何十年も繰り返されて来た。

 この仕事を続けて四十数年、とうとう堪忍袋の緒が切れた。

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2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年06月10日

相変わらず芸能界の若い人達に、悪性腫瘍の罹患者が続いているのだが・・・

2010年6月11日のボクチン(6歳)
2010年6月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 今度は小林麻央さん、33歳の若さで、進行した乳がん。

 ご本人は無自覚の状況で、たまたま検診で見つかったという。

 当然、他人ごとではなく、誰でもあり得るのが悪性腫瘍類で、中年以降の疾患とは限らない。

 「だから癌検診を受けましょう」などというナンセンスな勧誘は、決してしたいとは思わない。
 それには大きな理由があるが、これを論じると、これだけで話が終わるので、ここでは敢えて個人的な見解としておきたい。

 いつも問題になるのが、治療方法についてだが、近藤誠医師によれば、がん治療の95パーセントが間違いであるといわれる。

 これが本の題名としても書かれている。
         幻冬舎新書『がん治療の95%は間違い』

 村田漢方堂薬局の過去の漢方相談者の中にも、激しい抗がん剤治療がアダになった例や、逆にそれを拒否することで、明らかに抗がん剤によって縮命せずに済んだ人達にもしばしば遭遇している。

 そのような過去の事例を今後は、以前にもまして西洋医学治療の問題点について、忌憚なく指摘しておきたいと思う。

 利益の大きい抗がん剤がドル箱になる製薬会社と現場の医療機関の結託によって毒薬の抗がん剤を、明らかに必要のない人にまで投与して、元気だった人達がバタバタと倒れていく現実。

 沢山の明らかな状況証拠として知ってることを、医療機関に遠慮して黙っていたことも多いのだが・・・

 見て見ぬ振りをしていたという不作為による因果応報の罰を受けないためにも、今生で、可能な限り微力ながらも、進行がんや転移がんの人達が、少しでも元気で長生きできるヒントにしてもらえればと、過去の多くの経験で参考になりそうな事例を、思い出す限り、折々にこのブログに掲載していきたいと思う。

 多くの場合、手術の問題もさることながら、なんといっても血液癌とは異なって、固形癌に対する抗がん剤は、ケース・バイ・ケースとはいえ、現実には製薬会社や医療機関の収益確保という手前勝手な都合によって乱用されている問題は、実に大きいと言わざるを得ない。

 いずれは天罰が下っても当然という残忍・残酷な所業といえるだろう。

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2010年6月11日のボクチン(6歳)
2010年6月11日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2016年06月09日

近藤誠医師の著書などをよく読んで、漢方薬によるがん治療のサポートを求めて来られる人たち

2016年5月28日のシロちゃん(雌3歳)
2016年5月28日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 近藤誠氏の考え方が、決して全面的ではない証拠に、いまだに漢方薬のがん治療に対するサポート力を認めようとされないことからもうかがえる。

 それはともかく、近藤氏の諸著作を読んで来られる人たちは、抗がん剤治療の激しい副作用に耐えられなかった人たちだけでなく、明らかな逆効果であったために抗がん剤治療を断念されて来られた人たちも多い。

 そのような西洋医学治療に対する一定の知識のある人たちは、柔軟な考えをお持ちの人たちだけに、自己判断力が優れているので漢方サポートもスムーズに行いやすく、たとえ進行がんや転移がんの状況であっても、効果的な配合を行えて、その後も良好な経過を辿ったケースが多く、中には絶対に不可能と思われたケースでも、最終的に根治に至った人もある。

 抗がん剤がアダになった転移がんの状況では、最後まで根治に至るのは、幸運な一部の人達に限られるとはいえ、少なくとも抗がん剤の止め時の判断をあやまたず、無駄に続けなかった人たちは、医師の予後宣告をはるかに上回る期間、健康な人たちとほとんど同様に生活を維持できるケースがとても多い。

 当然のことながら、比較的初期がんで、摘出手術とともに抗がん剤の使用の有無にかかわらず、漢方サポートをお守り代わりに継続して、根治に至った人は、それこそ数知れない。

 手術前に利用した漢方サポートによって、運よく完全に消滅して手術を免れた人たちすら何名もおられるが、これは期待して絶対に可能と言えるものではない。
 よっぽど前世の行いがよかった人たちなのだろう、と思われる(苦笑。

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2016年5月30日のシロちゃん(雌3歳)
2016年5月30日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2016年06月05日

抗癌剤が効く人、効かない人

2016年6月4日のスコちゃん(雄3歳)
2016年6月4日のスコちゃん(雄3歳) posted by (C)ボクチンの母

 近藤誠医師は『抗がん剤だけはやめなさい』という著書などで、血液癌を除く固形癌に対する抗癌剤を全面的に否定されることで有名で、やや極端に思われるが、かなり公平に考えられている長尾和宏医師でさえ『抗がん剤 10の「やめどき」』という本を書かれている。

 漢方薬による癌サポートを長年続けていて、感じることは、医療界では常識的な、抗癌剤はやはり毒物であり、有効な人と無効な人がいて、無効な人の場合は、往々にして逆効果で、却って悪化させてしまうことが多い。

 以前、NHKのEテレでも放送されていたが「癌の幹細胞には抗癌剤は効かず、逆に刺激を与えて悪化させる」ことも多いという。

 また国立がんセンターHPなどで、抗癌剤は転移癌、再発癌にはほとんど効かないように書かれているといわれる。

 村田漢方堂薬局で相談を受けた事例では、進行して大きくなった手術不能の肺の小細胞癌で、抗癌剤と放射線治療に漢方サポートで完璧に根治した男性。

 ステージ4の悪性リンパ腫の男性も、抗癌剤治療に並行して漢方サポートのみで根治した事例などがある。

 そのほかにも多数、明らかに抗癌剤が有効だった事例に遭遇している現実もある。

 しかしながら反面、卵巣転移を生じたスキルス胃癌の女性では、手術後に抗癌剤治療で劇的に悪化した事例もある(幸いにも、抗癌剤治療を断念して漢方サポートのみで、幸運にも根治して十年以上健在。)

 過去に多数遭遇した事例では、転移癌や再発癌で、抗癌剤の副作用が激し過ぎて継続を断念され、他に方法がないので漢方サポートを求めて来られた人達。

 幸いにも漢方薬類で劇的に副作用を解毒して体力が回復したところ、主治医にとっては意外な回復ぶりに大いに喜ばれ、これなら再度抗癌剤に挑戦できるということで、よせばよかったのに再開したところ、いくら漢方サポートがあってもさすがの強烈な副作用に抵抗し切れず、病状が急激に悪化した人達の残念な事例が過去にはかなりある。

 このようなことから、近藤誠医師の主張も尤もであると思う反面、各種進行癌でも転移がないケースや血液癌などでは、明らかに抗癌剤が有効であったケースも多々遭遇しているだけに、氏の主張を全面的には肯定できないまでも、少なくとも抗癌剤が無効な人達にとっては、単に無効であるばかりでなく、逆効果であり、時には劇的に進行を早めることも珍しくないのである。

 他の疾患で関東から通われている介護職の女性から聞いた話でも、80代の元気な女性が検診で偶然肺癌が発見され、抗癌剤治療をすることになり、その副作用が激しく下痢を生じて数ヶ月でお亡くなりになったという。
 
 このような事例も決して珍しくないので、結果論としては抗癌剤をしなければ、その女性は数年以上はご健在でおられたかもしれないのである。

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2016年6月4日の茶トラのトラちゃん(雌2歳半)
2016年6月4日の茶トラのトラちゃん(雌2歳半) posted by (C)ボクチンの母

2016年6月4日の茶トラのトラちゃん(雌2歳半)
2016年6月4日の茶トラのトラちゃん(雌2歳半) posted by (C)ボクチンの母

2016年6月4日のスコちゃん(雄3歳)
2016年6月4日のスコちゃん(雄3歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月6日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2015年10月12日

「抗癌剤と漢方薬の飲み合わせの問題はありませんか?」 という、びっくりするような質問を受けるときがあるが・・・

2010年10月13日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月13日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 たまにこのような質問をされて絶句する場合がある。

 もしも不安であれば、せっかくの漢方薬も効果が激減し兼ねないので、飲むのをおよしなさいと、思わず言ってしまいそうになる。

 まったく逆の話で、漢方薬を併用したおかげで、過去にはどんなに多くの素晴らしい結果を得られたことか。
 滅多に根治するはずもない事例でも、根治が得られたケースも稀ではない。
 たとえば、

2012年03月21日 手術不能の肺小細胞肺癌が抗癌剤と放射線に漢方を併用して根治していた人が、久しぶりに来訪

2014年01月11日 ステージ4の悪性リンパ腫でここまでほぼ完全に治った例は経験がないと主治医に喜ばれた

 これら2例とも、根治は不可能と思われていたものが、抗癌剤と漢方薬類の併用によって根治に至った実例である。

 それ以外でも、最近、判明した実例でも、胃癌(印鑑細胞癌)で胃と脾臓の全摘手術後、肝臓に多数の小さな転移巣らしきものがあり、内服の抗癌剤と多種類の漢方薬類を併用で半年後には肝臓の転移巣らしきものは完全に消滅。2年後に抗癌剤治療が終了後、しばらくして漢方薬類の服用も完全に中止されていた人が、その後をとても心配していたが、そのまま根治しているらしいことが偶然耳に入って来た。

 以上の実例のように抗癌剤と漢方薬の併用に問題があるどころか、その真逆である。

 但し、抗癌剤は延命に資するときと、逆に縮命に働き出すという、見逃してはならない重要な分岐点があると言われるので、とうぜん過信できるものではない。
参考文献:長尾和弘著
『 抗がん剤 10の「やめどき」━あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか? 』


 現実問題としては、このような問題があるからこそ、抗癌剤治療を行って無効だったり、逆効果だったりした人達が、抗癌剤治療を断念して漢方相談に来れれる人のほうが、半数以上なのである。

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2010年10月13日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月13日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月13日の茶トラのボクちん(8歳)
2012年10月13日の茶トラのボクちん(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年10月13日の茶トラのボクちん(8歳)
2012年10月13日の茶トラのボクちん(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2015年10月11日

一般向け医学書としては最高レベルに信頼が置けるが、あらためて実感する癌サポートの漢方薬の価値

2009年10月11日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月11日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 10月6日のブログで、購入予定として紹介していた長尾和弘医師が書かれた

『 抗がん剤 10の「やめどき」━あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか? 』

 を本日、休日を利用してすべて読破した。
 抗癌剤治療の利点のみならず、問題点も様々な角度から現実に即して、とても理解しやすい構成となっている。

 がん患者さんにとっても大いに参考になるだけでなく、がん患者さんと接することの多い医療関係者こそ必読の書といっても過言ではないだろう。

 村田漢方堂薬局においても、年々、漢方相談の主流がいつの間にか、進行癌や転移癌の人達となっている現実から、大いに得るところがあった。

 漢方相談の現実としては、既に抗癌剤をやり尽くして、あるいは副作用に耐えられずに、漢方サポートだけに賭けてこられる人達が半数以上という現実があるものの、抗癌剤と並行して漢方サポートを望まれる人もおられる。

 村田漢方堂薬局で漢方薬を利用されている人達の病院で受ける抗癌剤による副作用は、上記の書籍に書かれているほどのことはないだけに、あらためて保険適用外のすぐれた漢方薬類の存在意義を再認識させられる。

 この書籍中で漢方薬を利用したのは補中益気湯くらいのものだから、当方で利用してもらっている漢方薬レベルとは雲泥の差を感じざるを得えない。

 それはともかく、本書のテーマは、抗癌剤を受けるべきかどうかの問題のみならず、もし受けたとしても、いつ止めるべきかの重要な問題を様々な角度からヒントを与えるものである。

 実際の胃癌の患者さんのモデルケースを主体に、とても分かりやすく書かれているので、普通に読解力があれば、一般のシロウトさんにでも、大きなヒントを与えてくれると思われる。

 ともあれ、これを読む限りでは、そんじょそこらのサプリメントは異なり、保険適用外の豊富な漢方薬類(医薬品)、あるいは豊富な中草薬類など、これらを利用するかしないかで、これほどの病状の推移の違いが出るものかと、あらためて認識させられた。

 本書で書かれたモデルーケースの人に、弁証論治に基づいた適切な方剤とともに牛黄製剤や中草薬類を併用したなら、はるかにマシな経過を辿ったことだろうにと、個人的には歯がゆくなったほどである。

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2009年10月11日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年10月11日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月11日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月11日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2015年10月06日

『 抗がん剤 10の「やめどき」━あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか? 』 というタイトルの書籍を発見!

2008年10月7日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年10月7日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 タイトルのような意味深長な本が出版されているとは、昨日の新聞に掲載された宣伝をみるまで知らなかった。

 早速、注文したので、数日中には入手できるはずである。

 実際に、抗癌剤が有効に作用している人は、一部の人に限られるように思われるし、その他の人は、やっただけ明らかに損をしているケースが多い。

 一部の人に限られるとはいっても、その限られる一部の人にとっては、相当な利益を得ていることも確実なのである。

 たからといって、やはり大きな問題は、その他の抗癌剤をやっても無駄で、むしろ逆効果になるかもしれない多くの人の問題が大きいのである。

 そのように抗癌剤が無効であった人達でも、抗癌剤治療を断念して、漢方サポートを求めて来られる人は、無理な消耗がないだけに、かなりなサポートが可能になっているのが現実でもある。

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2008年10月7日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年10月7日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年10月7日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月7日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ


2015年10月03日

抗癌剤による便秘の副作用に、通導散が即効があったものの、次第に効果が弱くなり

2010年10月4日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月4日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 毎週1回の抗癌剤で、1度目には高熱を発して苦しい副作用があったが、多種類の漢方薬類を開始して、2回目以降は微熱程度で、毎回便秘がしだいにひどくなる以外は、ほとんど副作用を感じなくなった。

 ところが次第に重度の便秘が生じるようになり、病院から投薬されているレベルではビクとも効果が無い。

 そこで通導散を追加したところ、快便がしばらく続いたが、3回、4回と点滴による抗癌剤が重なるにつれ、通導散くらいでは通用しなくなった。
 そこで麻子仁丸を追加したが、ご本人は通導散をとても気に入っている。

 通導散を服用するようになって、食欲増進効果がとてもあり、便秘する割にはお腹が張ることも無く、食事がとてもおいしいと喜ばれている。

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2010年10月4日の茶トラのボクちん(6歳)
2010年10月4日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:通導散

2015年09月12日

漢方薬による抗癌剤の副作用軽減効果について

2010年9月12日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年9月12日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 抗癌剤治療時に、各種漢方薬や中草薬を適切に用いれば、抗癌剤のさまざまな副作用を軽減できることはよく知られているが、長年の経験では最も顕著に軽減効果を発揮するのは牛黄なのではないかと、長年の経験から個人的には思っている。

 牛黄は中国の各種専門的な文献では、幅広い抗癌効果を記載されているが、現実的には、病院治療における副作用の強い抗癌剤による副作用軽減効果も、相当な能力を発揮しているように思われる。

 ステージ4の悪性リンパ腫の高齢者で、抗癌剤を6クールも行うことできたのも、牛黄製剤と各種中草薬の併用お陰である。
 その結果、不治を宣告されていたものが根治するに至っている。

 初期には4クールで終える予定が、あまりにも副作用が発現しないので、予定を延長して6クールまで行うことが可能となり、ほとんど副作用らしい副作用もなく、骨髄破壊もほとんど見られなかったので、主治医が不思議がられていたほどである。

 過去には、抗癌剤の副作用に耐えられないので、漢方薬によって副作用を軽減できるものが何か一種類だけでもお願いしたいというケースでは、いずれも牛黄単味か、あるいは牛黄+人参の配合製剤によって、速やかに軽減効果を発揮したことが多い。

 蛇足ながら、不摂生極まりないヒゲジジイは、常連さんや愚妻のように、多種類の漢方薬を何十年も継続するの根気がなかったが、牛黄製剤と我朮製剤の2種類だけは1日3〜4回、30年以上1日も欠かさず服用し続けて来たお陰か、65歳になる現在まで、まだ一度も癌がお出ましにならない。

 きっと、この長期間の徹底した牛黄製剤と我朮製剤の服用のお陰に違いないと思っている。

 でも、この年齢になれば、遅かれ早かれ癌患者のお仲間に入る可能性は十分にあり得ることだが、何とか65年間無事に過ごせているのは、優秀な牛黄製剤と我朮製剤のお陰であったろうと確信しているところである。

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2010年9月12日の茶トラのボクチン(6歳)
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ラベル:牛黄
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