さあ、もういっぺん
2023.08.16 Wednesday | by じゅくちょー
8月も半ばを過ぎました。
夏休みもあと二週間ですね。
受験生のみなさ〜ん、がんばっていますかー?
さて、夏休みは各地で様々なイベントが行われています。
例えば京都では、毎年8月16日に「五山送り火」
という行事が行われます。
「大」の字に山が燃える様子、
テレビなどで見たことがある人も多いと思います。
実際の送り火を見たという人もいることでしょう。
僕も見に行きたいのですが、なかなか行けません。
「大」の字から始まって「妙法」の字や舟の形など五つの山肌を焦がします。
五山送り火は、お盆に僕たちの所へ帰って来た霊を再び他界へ送り出すという行事です。
大文字と言えば、僕にはもう一つ別の意味があります。
以前にこのブログで紹介しました、
僕が敬愛する京都出身のミュージシャン、豊田勇造の歌で、
「大文字」という歌があります。
この歌は、豊田勇造が1972年8月16日に行ったコンサートでの
悔しい思いを歌にしたものです。
1972年8月16日、
京都大学農学部のグランドで行われたコンサートに
豊田は生ギーター(アコギ)1本で参加します。
自分の持ち時間は20分。
聴衆はエレキやドラムが入った踊れる曲を期待していたため、
「帰れコール」や石や砂や缶などがステージ上の豊田に投げつけられます。
そんな中、豊田は最後まで自分の持ち時間、自分の曲を歌いきります。
この「大文字」という歌は、豊田勇造の個人的な体験を歌にしたものですが、
普遍性をもった名曲で、僕はこの歌を聴くたびに、いつも力をもらいます。
「普遍性(ふへんせい)」という言葉は少し難しい言葉ですが、
「多くの人の多くの場面で当てはまる」ということです。
この豊田勇造の「あと20分」を「あと半年」に置き換えたり、
「あと3年」に置き換えたり、「あと1日」に置き換えたりすることで、
それぞれの人たちが、様々な人生の苦難に直面した時の応援歌になるのです。
そこで、8月16日をうちの塾では、
16(一浪)で「浪人デー」としています(笑)。
「浪人生を励ます日」です。
現役生は、ここから先は、読まないように、聴かないように(笑)。
浪人生のみなさん、
みなさんは半年前に挫折を経験しました。
人より多くの悲しさも辛さも経験しました。
人生、思い通りに行くことばかりではないことも学びました。
浪人生のみなさん、
共通テストまで、あと5カ月です。来年は決めようね。
豊田勇造の「大文字」を埋め込んでおきますから、いっしょに歌ってください。
特にサビの「さあ、もういっぺん」と最後の「自分の選んだ道を進め」の部分、
大きな声でいきましょう。さあ、もういっぺん!
「groove damfino」さんの作品の中から引用させてください。
大文字
作詩 豊田勇造
作曲 豊田勇造
ライトが照らす男のひたいは
汗と涙とあざけりで汚れ
あと二十分のフィニッシュまでに
一発決めねばならない定め
男の背中で大の字に山が燃える
男の手の中の蜂鳥よブンブン飛べ
さあ、もういっぺん さあ、もういっぺん 火の消える前に
さあ、もういっぺん さあ、もういっぺん 火の消える前に
期待はずされたただ見の客は
うつむきかげんにしばり首の縄をなう
砂をあびせる男たちにまじって
手を振る女にさつきの花を見た
石で打たれたことがあるなら
砂のかわりに未来を投げてくれとは
口には出すまい舞台の上からは
自分の選んだ道を進め
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(2023年8月16日 コーヒーブレイク Coffee Break) 名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、 中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の 東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。
夏休みもあと二週間ですね。
受験生のみなさ〜ん、がんばっていますかー?
さて、夏休みは各地で様々なイベントが行われています。
例えば京都では、毎年8月16日に「五山送り火」
という行事が行われます。
「大」の字に山が燃える様子、
テレビなどで見たことがある人も多いと思います。
実際の送り火を見たという人もいることでしょう。
僕も見に行きたいのですが、なかなか行けません。
「大」の字から始まって「妙法」の字や舟の形など五つの山肌を焦がします。
五山送り火は、お盆に僕たちの所へ帰って来た霊を再び他界へ送り出すという行事です。
大文字と言えば、僕にはもう一つ別の意味があります。
以前にこのブログで紹介しました、
僕が敬愛する京都出身のミュージシャン、豊田勇造の歌で、
「大文字」という歌があります。
この歌は、豊田勇造が1972年8月16日に行ったコンサートでの
悔しい思いを歌にしたものです。
1972年8月16日、
京都大学農学部のグランドで行われたコンサートに
豊田は生ギーター(アコギ)1本で参加します。
自分の持ち時間は20分。
聴衆はエレキやドラムが入った踊れる曲を期待していたため、
「帰れコール」や石や砂や缶などがステージ上の豊田に投げつけられます。
そんな中、豊田は最後まで自分の持ち時間、自分の曲を歌いきります。
この「大文字」という歌は、豊田勇造の個人的な体験を歌にしたものですが、
普遍性をもった名曲で、僕はこの歌を聴くたびに、いつも力をもらいます。
「普遍性(ふへんせい)」という言葉は少し難しい言葉ですが、
「多くの人の多くの場面で当てはまる」ということです。
この豊田勇造の「あと20分」を「あと半年」に置き換えたり、
「あと3年」に置き換えたり、「あと1日」に置き換えたりすることで、
それぞれの人たちが、様々な人生の苦難に直面した時の応援歌になるのです。
そこで、8月16日をうちの塾では、
16(一浪)で「浪人デー」としています(笑)。
「浪人生を励ます日」です。
現役生は、ここから先は、読まないように、聴かないように(笑)。
浪人生のみなさん、
みなさんは半年前に挫折を経験しました。
人より多くの悲しさも辛さも経験しました。
人生、思い通りに行くことばかりではないことも学びました。
浪人生のみなさん、
共通テストまで、あと5カ月です。来年は決めようね。
豊田勇造の「大文字」を埋め込んでおきますから、いっしょに歌ってください。
特にサビの「さあ、もういっぺん」と最後の「自分の選んだ道を進め」の部分、
大きな声でいきましょう。さあ、もういっぺん!
「groove damfino」さんの作品の中から引用させてください。
大文字
作詩 豊田勇造
作曲 豊田勇造
ライトが照らす男のひたいは
汗と涙とあざけりで汚れ
あと二十分のフィニッシュまでに
一発決めねばならない定め
男の背中で大の字に山が燃える
男の手の中の蜂鳥よブンブン飛べ
さあ、もういっぺん さあ、もういっぺん 火の消える前に
さあ、もういっぺん さあ、もういっぺん 火の消える前に
期待はずされたただ見の客は
うつむきかげんにしばり首の縄をなう
砂をあびせる男たちにまじって
手を振る女にさつきの花を見た
石で打たれたことがあるなら
砂のかわりに未来を投げてくれとは
口には出すまい舞台の上からは
自分の選んだ道を進め
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(2023年8月16日 コーヒーブレイク Coffee Break) 名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、 中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の 東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。