新しい山頂トイレは12月19日以降供用予定: 那岐山
2023年12月13日(水) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行
今週は那岐山に登ってきました。平日なのであまり混雑していなくて空いているとはいえ、それでも必ず数人の登山者と出会うのが那岐山です。今回も駐車場で8人ぐらいの団体さんに加えて、ソロ登山者など10人を超える人がいてちょっとげんなりしたので、あえてゆっくり準備してのんびりと出発しました。
装備リスト
●アッパー
ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
ベースレイヤ: ノースフェイス ロングスリーブエアークルー
ミドルレイヤ: バーグハウス スモルダーライトフリースジャケット
ソフトシェル: なし
ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
グローブ: マムート メリットパルスグローブ
キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
マムート バイザービーニー
●ボトムス
ドライレイヤ: なし
ベースレイヤ: なし
ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
インサレーション: なし
ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
シューズ: マムート デュカンハイGTX
●ギア
バックパック: マムート トリオンライト28L
ストック: なし
ヘルメット: なし
天気予報では、標高1000m付近の気温が2度ぐらいとやや寒そうな感じでしたが、一応晴れ予報になっていたので、陽射しがあればそれほど寒くないだろうということで、先週の下蒜山ぐらいの想定で防寒性能は少し落とした装備としました。ところが、陽射しはほとんどなくて、稜線付近ではかなり冷たい風が吹いていて、雪こそないもののすっかり冬山と化していました。
防寒性能を落としたのは、ドライレイヤを長袖から袖なしタイプに、ベースレイヤーをメリノウールから吸汗速乾タイプの薄手化繊のものに、ミドルレイヤを前回より薄手のポーラーテックパワードライ生地のフリースにというところです。おかげで下蒜山の様に大汗をかくことはなかったのですが、稜線に出たところで寒すぎてハードシェルジャケットを着る必要に迫られました。
ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。
9:50 第三駐車場を出発です。8枠中2枠が空いていましたが、なぜか路肩に停めている車が1台あったので、実質的な空きは1枠のみという状態でした。しかも第一駐車場にも停まっている車があったので、平日でも登山者の多い山であることがよくわかります。
ちなみに、第一駐車場には、いままでの駐車場の1段上に砂利敷きの新しい駐車場ができていて、駐車可能台数は倍ぐらいに増えたようです。
登山口手前には、あいかわらずクマ注意の看板がありますが、実際に目撃されたりしているのでしょうか。
9:59 登山道に入ります。
10:02 BCコース分岐点から、右のBコースに進みます。今回は間近に迫った雪山登山に向けての体力づくりが目的なので、登りの距離が長いBコースで登ることにしました。
特に荒れたところもなく、歩きやすい登山道を淡々と登ります。
10:41 Aコースへのトラバース道分岐点を右折して、Aコースに向かいます。
10:51 林道出合に着きました。林道を右へ進みます。左手に軽トラが停まっていて、奥の方でなにか作業が行われていたようです。
10:56 Aコースとの合流点です。ここで、小休止をとりましたが、空はすっかり雲に覆われていて、しかも冷たい風が吹いてくるので、じっとしていると結構寒く感じました。
11:06 休憩を終えてAコースを進みます。
ずっと登りの道が続くので体の方はとくに寒くはなかったものの、耳が冷たくなって頭が痛くなりかけたりしたので、両手で耳を押さえながら歩いたりしていましたが、どうやらハットのままでは問題解決にならないのを悟ったので、次の休憩時にビーニーと取り換えることにしました。
11:43 八合目を通過します。ここを過ぎれば急登は終わりです。稜線まであと少しです。
11:50 稜線に出て、東仙コースとの合流地点を通過します。
11:54 Bコースとの合流地点で休憩するつもりでしたが、けっこう風が強くて寒かったので、少し進んで森の中の風が弱そうな場所で休憩することにしました。
山頂まで500mの看板を過ぎて登りが始まったあたりで風があまり当たらない場所があったので、小休止をとりました。といっても、休憩目的ではなく寒さ対策です。ハードシェルジャケットを着て、ハットからビーニーに変更すると、ようやく寒さから解放されました。
お昼を回ったころに、ようやく山頂が見えました。
12:17 山頂に出ました。登頂直前にソロの女性とすれ違い、山頂にはソロ男性が1人いただけでした。朝見かけた団体がいるかもと思っていたのですが姿が見えなかったので、避難小屋でランチにしているのかもしれません。
とりあえず、記念撮影をしておきました。
ランチの準備をしていると、先に来ていたソロ男性が下山されたので、山頂は貸し切りとなりました。先週の下蒜山に引き続きラッキーでした。
寒い山頂で食べる暖かいラーメンは、格別美味しく感じます。
12:45 貸し切りの山頂でのんびりとランチ休憩をとっているとガスが濃くなってきたので、そろそろ退散です。下山は、Cコースを使います。
12:56 三角点峰です。
三角点峰頂上の鳥取県側に新しい展望台ができていました。
滝山の展望台に似た感じです。
しかし、展望台の広さは横長で少し狭い感じです。ベンチが二脚あるだけでした。
滝山への縦走路が良く見えます。
鳥取県側の展望もそれなりにあるようです。
三角点峰からの距離は20mといったところでしょうか。
さらに、新しいトイレが完成していました。
ただし、まだ使用禁止となっていました。
なぜか鍵はかかっていなくて、中を見ることはできました。コンクリートの土台は旧トイレのものをそのまま使っていて、上棟だけ作り替えたようです。
男性小用ブースも同様です。
以前の展望台への階段があった場所にはなにやら部屋のようなものができていました。左側にも謎のドアがありますが、こちらは施錠されていました。おそらく、物置なのでしょう。
階段の上の扉を開いてみると、中はきれいな避難小屋になっていました。那岐山山頂下の避難小屋にはトイレが無いので、ここに避難小屋があると便利になります。
というわけで、リニューアルして避難小屋も新設されたトイレ小屋ですが、なぜに使用禁止のままなのかということで、智頭町観光協会に問い合わせてみたところ、工事は完成しているが県の検査が12月19日の予定なので、それが済むまでは使用を控えてほしいとの回答でした。登山者の皆さん、使用禁止の張り紙が外れるまで、モラルのある行動をよろしくお願いします。ちなみに、那岐山山頂下の避難小屋は県境のある稜線よりも岡山県側にあるので、岡山県もしくは奈義町の管理だと思いますが、三角点峰の展望台とトイレ小屋は県境稜線よりも鳥取県側に設置されているので、智頭町が管理運営しています。
13:07 三角点峰からCコースを下ります。
13:34 大神岩を通過します。
水場の水は、ほとんど枯れていました。
14:07 林道出合まで下りてきました。ここも通過です。
14:27 朝通ったBCコース分岐点まで戻ってきました。
14:31 登山口です。あとは林道を少し下るだけです。
14:38 駐車場に着きました。下山完了です。今回は1週間のインターバルなので、左膝はやや痛みがでたという程度で済みました。毎週登山ができるようになれば、左膝の痛みも出なくなることでしょう。
ちなみに、今回はスマートウォッチを装着して登山モードで測定してみたのですが、5時間弱の行動時間で約19,000歩でした。消費カロリーは確認し忘れたので不明です。距離の13.5kmというのは妙に長いように思います。距離を穂数で割ってみると、1歩あたり約70cmとなります。実際の登山でこんな大股で歩くことは無いので、現実的に40cmとして計算してみると、19,328歩で約7.7㎞ということになります。GPSのログでは、水平距離で約7.3kmとなっているので、こちらが正解といえそうです。この中華製スマートウォッチにはGPS機能は入っていないので、おそらく登山モードでは歩幅70cmとして計算する設定になっているだけなのでしょう。安物スマートウォッチの距離表示は信用しないほうがいいみたいです。
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今週は那岐山に登ってきました。平日なのであまり混雑していなくて空いているとはいえ、それでも必ず数人の登山者と出会うのが那岐山です。今回も駐車場で8人ぐらいの団体さんに加えて、ソロ登山者など10人を超える人がいてちょっとげんなりしたので、あえてゆっくり準備してのんびりと出発しました。
装備リスト
●アッパー
ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
ベースレイヤ: ノースフェイス ロングスリーブエアークルー
ミドルレイヤ: バーグハウス スモルダーライトフリースジャケット
ソフトシェル: なし
ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
グローブ: マムート メリットパルスグローブ
キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
マムート バイザービーニー
●ボトムス
ドライレイヤ: なし
ベースレイヤ: なし
ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
インサレーション: なし
ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
シューズ: マムート デュカンハイGTX
●ギア
バックパック: マムート トリオンライト28L
ストック: なし
ヘルメット: なし
天気予報では、標高1000m付近の気温が2度ぐらいとやや寒そうな感じでしたが、一応晴れ予報になっていたので、陽射しがあればそれほど寒くないだろうということで、先週の下蒜山ぐらいの想定で防寒性能は少し落とした装備としました。ところが、陽射しはほとんどなくて、稜線付近ではかなり冷たい風が吹いていて、雪こそないもののすっかり冬山と化していました。
防寒性能を落としたのは、ドライレイヤを長袖から袖なしタイプに、ベースレイヤーをメリノウールから吸汗速乾タイプの薄手化繊のものに、ミドルレイヤを前回より薄手のポーラーテックパワードライ生地のフリースにというところです。おかげで下蒜山の様に大汗をかくことはなかったのですが、稜線に出たところで寒すぎてハードシェルジャケットを着る必要に迫られました。
ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。
9:50 第三駐車場を出発です。8枠中2枠が空いていましたが、なぜか路肩に停めている車が1台あったので、実質的な空きは1枠のみという状態でした。しかも第一駐車場にも停まっている車があったので、平日でも登山者の多い山であることがよくわかります。
ちなみに、第一駐車場には、いままでの駐車場の1段上に砂利敷きの新しい駐車場ができていて、駐車可能台数は倍ぐらいに増えたようです。
登山口手前には、あいかわらずクマ注意の看板がありますが、実際に目撃されたりしているのでしょうか。
9:59 登山道に入ります。
10:02 BCコース分岐点から、右のBコースに進みます。今回は間近に迫った雪山登山に向けての体力づくりが目的なので、登りの距離が長いBコースで登ることにしました。
特に荒れたところもなく、歩きやすい登山道を淡々と登ります。
10:41 Aコースへのトラバース道分岐点を右折して、Aコースに向かいます。
10:51 林道出合に着きました。林道を右へ進みます。左手に軽トラが停まっていて、奥の方でなにか作業が行われていたようです。
10:56 Aコースとの合流点です。ここで、小休止をとりましたが、空はすっかり雲に覆われていて、しかも冷たい風が吹いてくるので、じっとしていると結構寒く感じました。
11:06 休憩を終えてAコースを進みます。
ずっと登りの道が続くので体の方はとくに寒くはなかったものの、耳が冷たくなって頭が痛くなりかけたりしたので、両手で耳を押さえながら歩いたりしていましたが、どうやらハットのままでは問題解決にならないのを悟ったので、次の休憩時にビーニーと取り換えることにしました。
11:43 八合目を通過します。ここを過ぎれば急登は終わりです。稜線まであと少しです。
11:50 稜線に出て、東仙コースとの合流地点を通過します。
11:54 Bコースとの合流地点で休憩するつもりでしたが、けっこう風が強くて寒かったので、少し進んで森の中の風が弱そうな場所で休憩することにしました。
山頂まで500mの看板を過ぎて登りが始まったあたりで風があまり当たらない場所があったので、小休止をとりました。といっても、休憩目的ではなく寒さ対策です。ハードシェルジャケットを着て、ハットからビーニーに変更すると、ようやく寒さから解放されました。
お昼を回ったころに、ようやく山頂が見えました。
12:17 山頂に出ました。登頂直前にソロの女性とすれ違い、山頂にはソロ男性が1人いただけでした。朝見かけた団体がいるかもと思っていたのですが姿が見えなかったので、避難小屋でランチにしているのかもしれません。
とりあえず、記念撮影をしておきました。
ランチの準備をしていると、先に来ていたソロ男性が下山されたので、山頂は貸し切りとなりました。先週の下蒜山に引き続きラッキーでした。
寒い山頂で食べる暖かいラーメンは、格別美味しく感じます。
12:45 貸し切りの山頂でのんびりとランチ休憩をとっているとガスが濃くなってきたので、そろそろ退散です。下山は、Cコースを使います。
12:56 三角点峰です。
三角点峰頂上の鳥取県側に新しい展望台ができていました。
滝山の展望台に似た感じです。
しかし、展望台の広さは横長で少し狭い感じです。ベンチが二脚あるだけでした。
滝山への縦走路が良く見えます。
鳥取県側の展望もそれなりにあるようです。
三角点峰からの距離は20mといったところでしょうか。
さらに、新しいトイレが完成していました。
ただし、まだ使用禁止となっていました。
なぜか鍵はかかっていなくて、中を見ることはできました。コンクリートの土台は旧トイレのものをそのまま使っていて、上棟だけ作り替えたようです。
男性小用ブースも同様です。
以前の展望台への階段があった場所にはなにやら部屋のようなものができていました。左側にも謎のドアがありますが、こちらは施錠されていました。おそらく、物置なのでしょう。
階段の上の扉を開いてみると、中はきれいな避難小屋になっていました。那岐山山頂下の避難小屋にはトイレが無いので、ここに避難小屋があると便利になります。
というわけで、リニューアルして避難小屋も新設されたトイレ小屋ですが、なぜに使用禁止のままなのかということで、智頭町観光協会に問い合わせてみたところ、工事は完成しているが県の検査が12月19日の予定なので、それが済むまでは使用を控えてほしいとの回答でした。登山者の皆さん、使用禁止の張り紙が外れるまで、モラルのある行動をよろしくお願いします。ちなみに、那岐山山頂下の避難小屋は県境のある稜線よりも岡山県側にあるので、岡山県もしくは奈義町の管理だと思いますが、三角点峰の展望台とトイレ小屋は県境稜線よりも鳥取県側に設置されているので、智頭町が管理運営しています。
13:07 三角点峰からCコースを下ります。
13:34 大神岩を通過します。
水場の水は、ほとんど枯れていました。
14:07 林道出合まで下りてきました。ここも通過です。
14:27 朝通ったBCコース分岐点まで戻ってきました。
14:31 登山口です。あとは林道を少し下るだけです。
14:38 駐車場に着きました。下山完了です。今回は1週間のインターバルなので、左膝はやや痛みがでたという程度で済みました。毎週登山ができるようになれば、左膝の痛みも出なくなることでしょう。
ちなみに、今回はスマートウォッチを装着して登山モードで測定してみたのですが、5時間弱の行動時間で約19,000歩でした。消費カロリーは確認し忘れたので不明です。距離の13.5kmというのは妙に長いように思います。距離を穂数で割ってみると、1歩あたり約70cmとなります。実際の登山でこんな大股で歩くことは無いので、現実的に40cmとして計算してみると、19,328歩で約7.7㎞ということになります。GPSのログでは、水平距離で約7.3kmとなっているので、こちらが正解といえそうです。この中華製スマートウォッチにはGPS機能は入っていないので、おそらく登山モードでは歩幅70cmとして計算する設定になっているだけなのでしょう。安物スマートウォッチの距離表示は信用しないほうがいいみたいです。
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