コンサート会場
満席立ち見(座り見か😅)あり。会場には、老若男女、女性の民族衣装率99%。
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タブラー奏者
個人的には、サロード奏者とコラボした、タブラー奏者サタジット・タルワルカールさんの演奏に惹かれた。
腕のしなやかな動きが、まるで一流ピアニストのよう。彼がサロード奏者のアヤーン・アリ・バンガシュさんの内なるものを昇華へ引き出していく。
楽しんでいるようで、複雑なリズムを刻みながら、彼の芯は冷静にコントロールもされている。
「うわぁ、圧巻!」
と、何度も思った。

タルワルカールさん御一家の演奏。
↓ワインカラーのクルタがサタジットさん


サロード奏者

とはいえ、世界的有名なのは、サロード奏者のアヤーン・アリ・バンガシュさん。@ayaanalibangash 彼はカーネギーホールで演奏、シカゴ交響楽団と共演と、インターナショナルな方なのです。
ですから、タルワルカールさんは、バンガシュさんの伴奏者という立ち位置という感を持ちました。
↓バンガシュさんの演奏

歌手

一方、プログラムの最後は大御所と言われる歌手のヴェンカテシュ・クマールさん。幕が上がった途端、会場は総立ち。
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その後は、全員が着席するのですが、私の隣の涼しげなクルタを着た若者は途中、聴きながら合掌していた。
↑ヴェンカテシュ・クマールさんの歌。
タブラーは、サタジット・タルワルカールさん


歌舞伎・能・浄瑠璃等、日本の伝統芸能となると会場は、圧倒的に中年以上、しかも女性ばかりという光景に慣れているので、自国伝統文化を心から楽しむインド若者たちの姿を、私は眩しく見るのでした。

こちらは本番前の様子。
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最後のリハーサルの様子かな?開場後に、客席に入ったら演奏していました。
清々しいお嬢さんたちの、肩の力が抜けた風情に、見たかった、聴きたかった懐かしいインドの姿があり、
「ああやっと」
と涙が溢れるのでした。


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