2012年02月
2012年02月29日
せいざさつえい
2月29日(水)曇り 353㎝
昨夕方、十日町市街の夜景を撮ろうと出掛けた。
イメージしたのは信濃川に霧が掛かり
その向こうの市街地の灯りが霧の向こうに
キラキラと見えるイメージだった。
事前にカメラの調子をみての事だったが
シャッターを切ったらやっぱり接続不良だった。
仕方なくバカチョンで撮った。
実はまだイメージはあり市街地のさらに向こうの
越後三山に三日月が掛かり
夜空には満天の星だ。
どうせ撮れっこないがチャンスがあればトライしたい。
ある病院ではそんな写真が飾ってあった。
いよいよ2月如月も終わり3月弥生である。
私の誕生日ももうすぐだ
まだまだ若い新たな夢を持って行こう。
新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています
梅にきてはるかに海をみる日かな
「今日は大森へ梅を見に来て、思いがけず、春めいたゆったりとした海を眺めることが出来たよ。
蕪村の「春の海ひねもすのたりのたりかな」を作者は思い浮かべたことであろう。」
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私の今日の短歌です
うるどしに うまれたひとよ うるわしき
としのとらない ひともようなり
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松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健 拝
2012年02月28日
しろきたか
2月28日(火)晴れ 374㎝
朝から青空の広がる良い天気で
その青空をバックに白い鷹「ノスリ」が舞っていた。
ゆったりと円を描きながら舞う姿に眺め入ったが
たまたまお客様をお送りしていたので
横目でチラリチラリと見るだけだった。
帰ってから望遠レンズを携えて見たが
すでにその姿は見えなかった。
ノスリは遠くに止まっていてもすぐに
それと分かる白く楕円形の形をしている。
残念ながらカメラに収めることが出来なかったが
その場所には今排雪場となっていて
夏場には傾斜地の荒れ地である。
その杉の木の天辺にノスリが止まると
目線でその姿を良く見る事が出来る。
さ~後1週間で啓蟄である。
これからはまさに日1日と春めいて来る。
新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています
赤い鳥居に額を掛けたいから、
一つ揮毫(きごう)を頼むと先生からいはれた。
「師匠坪内逍遥は、鳥居の額は形式に囚(とら)われず容易に読めず、意味があるようでないものにと言う。
八一はエナメルブラシで篆書(てんしょ)により「若虚(いまさざるがごとし)」(史記)と書く。
「雙柿舎(そうししゃ)追憶四則」。」
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私の今日の短歌です
あおぞらに ましろきたかよ うつくしく
せきたのやまに かぶさるまいよ
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松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健 拝
菜の花からのお客様
2月27日(月)雪 366㎝
千葉県からのご家族は
24hステイプランでお出でになった。
子供さん2人は貸切露天に入り大はしゃぎ。
ちょうど雪が降っていて
珍しさもあって何度も何度も入って頂いた。
千葉ではそろそろ菜の花も咲く頃だろうか
環境の大きな違いに感動はつきものだ。
大切にしたい環境である。
新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています
落葉かきて楽焼窯(らくやきかま)に芋焼かむ
「熱海雙柿舎(そうししゃ)の冬に庭は落葉に埋もれている。
この落葉をかき集めて、楽焼窯で楽焼ならぬ芋を焼いてみようか。
逍遥の画に八一がこの句を添えた、師弟合作の扇面が残っている。」
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私の今日の短歌です
なのはなに れっしゃとおるか ぼうそうに
わがちでんしゃ ゆきをけちらし
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松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健 拝
2012年02月27日
きねにたくす
2月26日(日)雪
昨日お泊りになったお客様に
今朝はお餅搗きを披露した。
毎年お出でになられるので
どちらの方も慣れたもので
次々に搗き手をかってでる。
餅搗きの道具は私の母親の実家から頂いた物で
ずいぶんと年気が入っていて修理もした。
母の実家は美人林の向こうの山を一つ越えた所にあり
今は数件しかない。
南向きの良い場所で眼下には越道川が流れている。
しかし周りにブナ林が無くそう言う意味では殺風景である。
それでも大昔は大木があったのか
臼はずいぶんと大きい。
3升5合のもち米は大勢の方のお陰で
美味しいお餅となった。
新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています
坪内逍遥別荘雙柿舎(そうししゃ)が落成し中門の
額について私に命令が下った
「はじめ門額「雙柿舎」は、良寛書からの集字ということだったが、集めた3文字がうまく釣り合わず、
八一が揮毫することになった。苦心の末の門額であった。「「雙柿舎追憶4則」。」
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私の今日の短歌です
おもちつき むかしをしのび つくきねに
たくすねがいは かぞくのきずな
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松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健 拝
2012年02月25日
よさこいソーラン
2月25日(土)曇り
よさこいソーランを行った。
踊り手は地元松之山の「華耀舞」のみなさん。
お客様は十日町呉服問屋の「㈱丸富美」様。
その丸富美様のお客様が遠くからお出でになり
着物を見たりして松之山温泉でゆったりとくつろぎ
食事後によさこいソーランをご覧になったのである。
迫力ある音楽と笑顔満開の踊り手で
拍手大喝さいだった。
私も企画した立場から大変に心配だったが
寒い中一生懸命に最大の笑顔で
踊ってくれた「華耀舞」のみなさんに感謝感謝である。
明日もあるので明日は実況中継を予定している。
是非皆さんからもご覧頂きたいものである。
新潟日報紙より
秋艸道人・会津八一の歌を毎日紹介しています
取り果てて 物なき畑(はた)に おく霜の
はだらに青き 忍冬(にんどう)の垣
「取りつくして何もない畑に霜が降りて、垣根にはまだ忍冬の青い蔓(つる)がまだらに残っている。
忍冬を意匠化した忍冬唐草は東西の美術に用いられている。
学生の参考に植えていた。
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私の今日の短歌です
やまぶかき おんせんやどから おくるのは
ゆきにうもれし よさこいそーらん
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松之山温泉 山の森のホテルふくずみ 村山 健 拝