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自転車で遊ぼうぜ!それも雪上でだ! |
今年の冬というと今の寒さのこと・・・ではなくて、この二月の大雪のあとに作った自転車でした。 詳細はこちらですね。 内装三段に何気なくやっています。やはりギアがあった方がいい。というのもちょっとしたレース・・・の車体にしようかなあ、と思っているからなのであります。 そして!目玉はここ! ある意味スタッドレスタイヤ・・・だと思います。スパイクは打ってません。自転車の雪用タイヤなんであります。作ったときには、東京での大雪も消えかかっていたんで、その効果を実感することは出来ませんでした。 そこで、これを軸にどうやって遊ぶことが出来るか?ということですが、まあ、年に数度降るか降らないかの東京でやるよりも・・・。 こういうところでやるべきでしょうな。豪雪地帯、そう、新潟の田麦山・・・とかね。 すでに車社会が定着している、地方のしかも雪国に、実用には自転車を!なんて言うのは、まあほぼ無理・・・でしょう。 イヤ、別にいいんですよ。自転車版スタッドレスタイヤで、通学するぶっ飛び高校生が出てきてもね。ただ、車はうろたえるでしょうなあ、なんだアレ?どこのセガレだ?危ねえなあ、フラフラと・・・。早々に雪の季節の自転車通学禁止が出るんじゃないか? ではどうするか?実用はもう車・・・で仕方ない、なれば・・・遊びますか・・・? わざわざ雪の季節に自転車で遊ぶ? 手っ取り早くはレース・・でしょう。そんでもって、一番単純なのがオーバルのコースをちょいと圧雪してつくる。一周200メートルもあれば十分かな?そこを6車体ぐらいで、競輪を模したレースをやる・・・とか。 ヘルメットに毛糸でゼッケンつきヘルメットカバーを作って走ると、銀世界に一気にカラフルな玉が飛び散りはじけるでしょう。 中越から電話が来ました。ついに降り始めたかあ・・・というため息が聞こえてきそうであります。雪など見るのもイヤだ・・・。 確かに、ちょこっとお邪魔するだけの店主らにはわからない、雪という存在の重みがあるんでしょう。 でも・・・。 逆手に取れば、たかが雪合戦ですら、国際イベントになるじゃないですか! 雪の季節には自転車は無理だ・・・と思っても。もし、魚沼市堀之内町で雪上自転車レースが開催されるようになれば、その練習も含めて、雪の季節でも、イヤ、雪の季節だからこその自転車練習が出来たら・・・。そのオーバルコースは、大会以外は練習場として使える・・とかね。 とりあえずは、自転車用雪用タイヤがどこまで使えるか?これにかかっているわけなんであります。 もちろん仕込みましたぜ!そして・・・、その途中のレポートが舞い込んできました! これです! 見ると、後半しっかりダンシングしています。ということは?グリップはかなりいいと見て、いいのかしら? なんか楽しそうでしょう?彼は、当店のかなり古いお客さんの一人で、かつて自転車の貧乏神様がついていると言われていた、方なんですね。 そういう、おもしろがり屋さんに渡すと、今後どうなるか?こんな自転車一台で、とある地域が盛り上がるきっかけになるんだとしたら、自転車も雪も捨てたものじゃない。 数年の内に、形式が決まって、プロモーションできるようになったら、「堀之内国際雪上自転車レース」なんていうのが実現するかもしれませんね。 なんたって、この自転車用雪用タイヤは実用車の26インチ、27インチ、24インチいわゆるWOというタイプであって、通常の実用車に取り付けが可能なんです。つまりは、雪上レースをやるのに、わざわざマウンテンバイクなんかを購入しなくていいんです。 夏使っている通常の実用車の泥よけ外して、タイヤをこいつに履き替えればいい・・・。敷居が低いでしょ?ある意味誰でも参加できるというレギュレーションというのがいい。 寒いがウチの地方は雪はあまり降らないなあ・・・というところだったら、こうした雪用のブロックタイヤに穴開けて、ボルトナットを通せばスパイクタイヤが出来ますね。 雪がないなら、スパイクタイヤ履かせて、今度は氷上レースも出来るんじゃないかな?夕方の内にコースとおぼしきところに、水をたくさんまいて、立ち入り禁止にしておいて、夜の間に凍らせて、早朝の氷上レース・・・。 色々出来そうですね。 まだまだあるであろう、自転車の潜在的可能性をどこまで引き出していけるか?そういう潜在力なんていうのは、東京のような平凡な地域でよりも、田麦山のような豪雪地帯だったりする、極端な地方の方が現れやすいんじゃないか? あとは人!最後は人! 人さえよければ、あとは何とかなる・・・、自転車屋として出来ることを投入して、あとは地域独自の発酵を待つ! さて、数年内に一体何が醸し出てくるやら・・・、楽しみなのであります! 頼んだよ!森下君よ! |
やっぱり鉄ロードはいいなあ ご進物か? |
なんか、工房の一部が変な奴に、三日四日ほど占拠されましたな。 何持ち込んでんの? どこに落ちていたんだか、バッタリンのスチールなんであります。これがまあ、何とも悪くはないんであります。 どんな下心があって、一体誰のために組んでいるのかわかりませんが、慣れない手つきで、ウロウロオロオロしながら、工房内をうろついていると、周りのオヤジ連中やその他が放っておく訳ありません、何のかんのと言いがかりを付けては、ちょっかいを出す・・・、もう当店定番の光景なんであります。 やられる方も、正直鬱陶しいとはいえ、こうした悪口雑言含んだ「助言」がないと、パーツも技もアイデアもないわけなんで、アーダ、コーダいじられながら、ノロノロと作業が進んでいきます。 そんな過程を経るとなると、車種は決まって、フランケン状態・・・になります。 つまり統一コンポなんて、夢のまた夢。ありもの、くずもの、わすれもの、おきもの、なりもの、押しつけものがまあ、魑魅魍魎のごとく、入れ替わり立ち替わり跋扈してくるということになります。 そん中から、取捨選択して、何とか走れる一台に成り上がってくるんですから、まあ、コンポのグレードも、年代も何もかもズレズレの、バラバラパーツで組み上がることになるんであります。 これを称して、人体のパーツを寄せ集めて作られた人造人間=フランケンシュタインというのであります、あくまでも当店周りの符丁でありますが。 このホイール、完組でありますが、これまたお節介なオヤジ予備軍が、恩着せがましくも「使っていいよ・・・」と渡したらしい・・・。これって完全に営業妨害!DTで組めば当店がガッポリ・・・だったはずなのになあ・・・。 インジケーターが黄ばんでいる、STI。多分初心者に渡っていくんでしょうが、まあ、これでいいか。最初から手元変速なんて、贅沢じゃん・・・とか、会話が飛び交う・・・。「俺らなんかよー、Wレバーでよー・・・」、当たり前だろうが・・・。 この辺は、どうも、中古パーツ屋辺りから引っ張ってきたみたいですねえ。これもまた、周りの入れ知恵が相当あったようであります。作業しながら、その場で、スマホ検索させて、ホラ!ここにあった、すぐ買いに行け! これもまあ、営業妨害だよなあ・・・全く。 これもまた随分前のソラ、シールはがして使っている・・・。懐かしいバージョンでありますなあ。 これまた、シール外したな・・・というバージョン。ある意味ソラ付近が使われているとはいえ、年代のズレは、ある意味現行のコンポの枠も超えているほどズレに相当しているかもなあ・・・。 これも、ピストブーム時代にはやったサドルです。座れればいいか・・・。 でもまあ、組み上がると、鉄レーサーは美しい! そしてまた、乗り味がいいと来ているの。まあ寄せ集めコンポがそれに寄与していることは考えられないとして、まあフレームの鉄が見た目よりもフレッシュだったこと、あとまあ、お仕着せホイールがさして劣化していなかった・・・ということなんじゃないかしら? まあ、こんなの見ても、鉄レーサーの可能性を見たような気がします。やっぱりいいよね。鉄フレームと、ちょっと完組的な新しめちぐはぐホイールとの組み合わせ、というのもいいよね。 このフランケン君、ある意味当店ならではの一台・・・といえるでしょうな。 この組み付けちょっかい組のメンバー達も、フランケンを地で行く自転車を自分で組んできたある意味強者達なんでありましょうから、若手がやっているのがからかい甲斐があって、楽しいのは非常にわかるんであります。 んで、いい加減ながらそれなりの情報と、バラバラパーツと、表技、裏技が組み合わさると、こんな一台が出来てしまう。 こんな自転車、調子が悪いなんて持ち込まれたショップが、困惑する顔が浮かんでくるわ。 思い起こせば冒頭の野郎、今は大学生とかいってますが、当店に来たときはまだ・・・。 中学生であった。そして何を隠そう、この子の持ち込んできた体の小さいおじさん譲りのフレームで組み付けた自転車が、まあ、まさに寄せ集めを調整して作ったフランケン号なのであった。 善意とお節介といたずら心をまとめて載せられた、こうした自転車を最初に与えられる、ということは果たして、幸福なのか不幸なのか? しっかりと整えられた自転車を最初から与えられることと、調整に調整を重ねて何とか乗れるようになった自転車を気づかいながら、工夫しながら乗り続けるのと、さあ、どっちだろう? もちろん店主には結論出ていますが・・・、自転車は入り口からして、奥が深いとわかるだけでも、いいでないの?と、強く思うわけなのであーる! |
双子を乗せるとしたら・・・ 働く自転車 |
マウンテンバイクの後ろを伸ばして、ロングテールバイクとするアダプター、エクストラサイクルのフリーラジカルを使った働く自転車のご紹介です。 もし双子を乗せるとしたら・・・。 まずは一台、フレーム型のイェップを取り付ける。 フレームが小さいとシートチューブが短くなりますそうなると、そのままではちょいと融通が利かないというのがイェップの難点といえば、難点かもしれませんが、そこをどうカバーするか?というのが間に入る店舗の腕の見せどころなんでもあります。 前回の話ですと・・・、このアウター受けを取っ払って、別口からワイヤーを張ろうか?ということでしたが、子供が成長して元のマウンテンバイクに戻そうというとき、ちょいと不便になるかもしれない、とちょいと議論などをして、ここを切らない選択肢をとったわけであります。 なんか外科医みたいでしょう?ある意味すべての仕事は通底しているといえるかもしれない、と思う瞬間なんであります。ですから、こんなああでもない、こうでもないというような話をしている身からすれば、たとえ別分野の話だとしても、かなりの確率で、この人はウソをついている・・・とか、誠意を持って説明しようとしている、ということがわかるようになりますね。 そのためには、子のせのアダプターを上にズラして、アテをアウター受けから外さないといけない・・・、でもアダプターの本体と、フレームが干渉する、さてどうするか? 指摘しないとわからないくらい、きれいに切り取っています。この赤い部分ですね、この部分を半円状に切り取って、トップチューブにその分食い込ませる、ということは全体の位置が上がるということを意味します。 そうやってアダプターのアテをアウター受けから外すことができます。その次は、では何でアウター受けの代わりをするか? まあ、こんなものを使えば、真下のフロントディレーラーまでまっしぐらでインナーを引くことが出来る。他にも面白い方法はいくつかありましたが、今回はこれを採用、ということです。 で、問題はここからであります。 フリーラジカルはほぼ無加工で付きます。マウンテン用ですから・・・。 そのプラ板の穴に、イェップのアダプターを取り付けます。 大きめのワッシャーを使って、裏止めもすると、がっちり付きますね。強度自体には問題は無いでしょう。 ブレーキもXTRがガッチリ効きます。 もし二人を乗せるとしたら、スタンドはどうするか?前回の記事に、お返事をいただいた経緯もありまして、フリーラジカル専用のガッチリスタンド純正品を今回付けてみたんであります。 まあ、作りも強度も十分なんじゃないでしょうか? リアのホイールを後ろに持っていく分、チェーンも当然長くなるので、多少たるみますな、それは仕方ない。 ということで、双子を乗せるとすれば、こうなるであろうというサンプルを作ってみたわけであります。 当然全長190センチを超えてしまうので、一般自転車のカテゴリーにはすでに入りません。特殊軽車両というカテゴリーに属します、タンデムと同じですね。 ですので、一般自転車の三人乗り規定には縛られませんが、もしこれを運転するとしたら、慎重の上にも慎重を重ねて、ということになるでしょう、と同時に、歩道には絶対乗り入れてはいけないという規定も守らないといけませんね。 ということで、このフリーラジカルの可能性をもっと掘っていきたいと、今後も思っています! 働く自転車、希望者いないか?これで起業を考えよう!初期投資として、自転車抜きで十万もあれば、スゲーものが出来るよ!ということで、今後ともこのフリーラジカル、注目なのであります!!! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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