シマノジコ
初日、前日欠航した船はこの日は出航となり、輪島に足止めされることなく、無事島に渡ることが出来た。
島に到着するや直ちに宿へ直行。荷物を部屋へ運び上げる時間を惜んでカメラと三脚を引っ張り出すと、宿の前の草原にいる鳥たちを眺めながら、さらに先の草地へ向かった
島の北東部のこの辺りは防波堤に囲まれた湾内の東端で、今は特別な施設もなく、整地された土地がそのまま放置されているエリアで、その中に雑草が生い茂っている一角がある。
ここは草地を好む珍鳥がよく観察されるところで、早速赤茶色をした鳥が枯れた葦にとまっているのが見つかった。
鳥は向う向きであったが、黄色い脇が少し見えている。
珍鳥のシマノジコ♂だ。
勿論、初見の鳥。
こっちを向いて!と念じながらシャッターを押した。
この日以降、この草地や船着き場近くの公園の草地で何度かこの赤褐色のシマノジコに出会うことが出来た。
特に、草地に潜り込んで草の種などを夢中になって採餌する姿が印象に残っている。
(1枚目のみ、クリックで大きめの画像が出ます)
シマノジコは全長が13.5cmとホオジロ類では小型。東シベリアやロシア極東部で繁殖し、冬季はビルマ、中国南部、タイ、インドシナなどへ渡って越冬する。
日本へは旅鳥として渡来するが数は少なく、日本海の離島では春の渡りの時期によく観察され、特に対馬では多い。
2011年5月11&13日撮影
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- 2011/05/19(木) 12:44:08|
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