2009年03月
2009年03月30日
さあて、いよいよダッシュだ!
咲き初めていた。 キューケンホフ公園は、先週オープンしたので、観光客も増えているのか
入り口には長蛇の列が出来ていた。
今日から、欧州は夏時間に突入したが、何だかあまり暖かくならない。
冷夏にならねば良いが、と余計な心配をする。
先週の週末は、「働く女性の会」で、ハイ・ティーを頂いた。
店は、中央駅近くのBakkerswinkelにて。
20ユーロ位で食べられない位の甘い物(ケーキが3種類・ファッジ・スコーン)としょっぱい物
(2種類のキッシュ・串刺しのサンドイッチ)等が出てきた。
お茶も人数分の種類のお茶が飲める。
今回は5人と言う少ない人数だったが、それなりに楽しく歓談する事が出来て良かったと思う。
そして、だんなが、突然サン・フランシスコへ旅立ったのが水曜日だった。
日時をちゃんと把握しないと言う悪癖のある人なのだが、今回もその通りで、行くのを
1ヶ月先だと思っていて、チケットも間違って予約していたらしい。
招待主から、何も連絡が無いが、どうしたのだ?と電話で問われて、初めて自分の勘違いに
気付いたと言う。
で、慌てて飛んでいった。
私は世界の広さをあまり自覚してないのだが、サン・フランシスコは、アムスから11時間も
掛かる。アムスから東京に飛ぶのと変わりない滞空時間である。
(なのに、KLMのサン・フランシスコ行きのチケットは、東京行きのチケットより安い。なんで?)
聞けば、サン・フランシスコもあまり暖かくないと言う。
昨日は、「オランダ九州人会」がデン・ハーグの中華街にて開催された。
Dim Sum Palaceと言う中華料理店で飲茶である。
ハーグで飲茶をしたのは、初めてだったが、この店は美味しかった。
クラゲに豚皮をぱりぱりに焼いたのを被せてあるのが、珍味でなかなか美味しかった。
店主もにこやかで、感じが良かった。
この店主氏は、カラオケが好きらしく、時々マイクを取り上げて、カラオケで歌っていた。
食事の後は、折角ハーグに来たのだから、Scheveningenに行ってみましょう!と
お誘いして、みんなで浜辺に行った。
風のきつい日で、白波の立つ浜辺だった。すっかり嬉しくなった我が息子は、波に
向かって走り込み、靴とズボンの下をぐっしょり濡らすと言う失態であった。
浜辺の暖炉付き喫茶店で、お茶をして、さらにKurhuis Hotelに入り、天井画の見物を
してから、皆で帰途に付いた。
半日久しぶりにハーグで過ごした珍しい日であった。
次の集まりは、ライデンにてBBQパーティの予定である。
気の置けない九州人ばかりで、和気藹々として良い会だと思う。
そして来る週は、怒濤の週である。
日曜日にハーレムのフィルハーモニアにて「マタイ受難曲」を演奏する。
(チケット売り切れ!頑張らんと!)
月曜日・木曜日・土曜日とリハが入る。
木曜日には、息子の水泳の試験にも付き合わねばならない。
(オランダは、水泳は、必修科目であり、最初の試験は、Tシャツ・ズボン・靴を着用して
水深が自分の身長より深いプールで泳がないといけない、と言う物で、これがOKだと
A-diplomaと言うお免状を貰う。)
とっても忙しい。無事に元気でいられる事を祈るしかない…
(黒太字の所は引用サイト有り。クリックすると出てきます!)
2009年03月25日
何だかおかしいよ
アムスのど真ん中の小学校の庭で、子供の昼休みの監視役をやっていた69歳の男性が
刺されて殺された。
アムスの南区の閑静な住宅街の中にある学校で、環境の悪い場所でも何でもない。
ショックを受けた。
息子の小学校もそうだが、学校の入り口には鍵も門扉もない所が多い。
昼休みは、監視役の親も入って来るので、不審な人物が誰であるかは見当の付けようもない。
ただ、どの学校も学校の庭が映る監視カメラはある。
事件が起きた学校も、監視カメラからの犯人の割り出しを急いでいる、とあった。
事が起きた後では、記録だけの監視カメラがあったって何にもならないよ!と叫んでしまった。
2ヶ月前には、お隣のベルギーの託児所に鬱病の若い男が入り込み、子供たちを殺す
事件があったばかりである。
日本の学校は、ちゃんと門扉があって、出入りをチェックしているのだと思うが、それでも
事件は起きている。
戦争の無い国々で、子供の命が脅かされると言う時代はやっぱりおかしいと思わざるを得ない。
最近、ヤな事件ばかり起こる。
気持ちを込めて「マタイ」を歌おうと思う。祈りの心を忘れてはならないと思うから。
2009年03月20日
市長さん、謝ったら?
どうも正しかったらしい。
あまりに嘘がホントらしく聞こえたので、警察が振り回されてしまい、7人のモロッコ系
オランダ人の人々が逮捕されてしまった。
でも、すぐにこの人々は、無実だと言う事が分かった。全くの茶番である。
アムステルダム市の市長さんコーエン氏は、誤って逮捕された人々に謝罪をするべきなのだが、
ガンとして拒否している。
(今日のVolkskrantにも拒否し続けているのが記事で出ていた。)
ここは、法治国家である。モロッコ系で、マドリッド鉄道テロ事件の犯人と血族である、と言う
単純な理由からアムステルダムの警察は無実の人々の逮捕に踏み切った。
しかし、これは間違いだった。
権威が間違った事をしたならば、権威は謝るべきだ。
この市長の態度が正しいと言うオランダ人が少ない事を祈ろう。
2009年03月16日
日々のよもやま
昨日で、息子の日本語補習校が終わり、やっと少し精神的に楽になった。
もう、「宿題、宿題!」と叱りながらやらせる必要はないのだ。(ほ。)
息子は、3年生に上がらず退校する事を親子で決定したのが、既に昨年の話。
色々な習い事のレベルが上がっている事(殊に合唱団の曲に蘭語以外の言語が入り始めた事。)
と、12歳に次の学校が決定されるので、やはりそれなりの勉強が必要だし、そっちの方が
息子には重要な事を考え合わせての決定である。
息子の日本語は、書く方がまあまあの出来で、まだまだ文法などの細かい修整が必要である。
ぼちぼちやって行きたい。
土曜日にサッカーをしたいと言う。まあ、それも良かろうと思い、クラブを探す事にした。
この週の木曜日には、会社の近くでテロ騒ぎがあった。
会社から5分歩いた所にイケアがあり、時々お昼ご飯を食べに行ったりするのだが、
そこに爆弾が仕掛けられると、ベルギーの警察から通達があり、朝からイケアは閉鎖され、
近くの店も閉鎖され、警察によるつぶさなチェックが行われたそうだ。
その日は、朝から別に警察のパトカーの音とか、上空を飛ぶヘリの音なども聞こえなかった。
昼頃、会社のオランダ人からテロ騒ぎの話を聞いた時は、「誰かがいたずら電話でもしたん
だろう。」等と、タカを括っていたら、これは結構シリアスなお話だったらしい。
金曜日の朝には、メトロに警官が乗っていたので、ちょっとびっくり。
今や、テロは、ヨーロッパのどの首都で起きても不思議はないのだ、と改めて思い知らされた。
くわばら、くわばら。
さて、後数週間でマタイ受難曲演奏の日々がやってくる。
今年のポスターは、これだ!
去年は、青だったが。。。こりゃ又なんと派手な!と絶句。
今年は、またまたアムスのコンセルトヘボウで、9回別々の演奏団により、マタイ受難曲が
演奏される。(3月22・29・31日、4月1・2・5・6・7・10日)
我が団は、トリである。イースターの金曜日、ね!
この9回の演奏会が、ほぼ売り切れ状態で、オランダ人は、本当にバッハとマタイが好き
なのね、といつもながらに驚く。
今年は、去年より歌詞を覚えていると思うが、さて舞台では…?
頑張って歌おう!
明日は、又月曜日。
仕事すっぞー!
2009年03月12日
やっと春らしく。。。
月曜日は、少し風邪気味だったが、きばった所為で、昨日は会社を休んでしまった。
で、今日は会社で一生懸命仕事をしてきた。
今日は、いきなり快晴!
鳥が朝から歌を歌いまくっていたが、帰る時もやはり鳥の声があちこちから聞こえた。
クロッカスの花も満開で、水仙がやっと花を開こうとしている。
帰りに、スリナム系のラジオを聞きながら帰っていると、今日は、「ホリ」と呼ばれる
ヒンドゥの春のお祭りの日であるのが分かった。
今日の天気にばっちりじゃん、なんて思いながらラジオの声を聞いていた。
このお祭りの時に、実際にインドにいたい、と言う望みがあるが、未だ実現していない。
人々は、白系の服を着て、親しい人々に色々なカラーの粉や色水を掛け、春の
到来を祝うのである。
ところが、なんと!
オランダでこのお祭りを実現した所があったのねん!
ハーグのインド系スリナム人が多い所で、盛大なお祝いをしていたらしい。
ビデオ紹介。
いやー、オランダって何でもあり。
こんなのあるの知ってたら、仕事休んで行ってたわー。
残念。。。
これから本格的な春がやって来る!と信じたい。