2023年01月

2023年01月29日

ここのレストランは確実にマル!

マーラー2番のコンサートは無事に終わった。
ヘボウでは、私も自分の思っていた通りに歌う事ができて満足。
演奏前の練習でパチリ。
29.1.23
大学のオケが演奏した所為か、観客も若い世代が多くて、演奏が終わった後の
喝采がすごかった。忙しい1月は、これにて終了。

12月や1月は、外で食べる機会が多かったが、
マルだったレストラン2軒をご紹介。
アムスの街中にあるバスク料理の”Sagardi"。
熟成したお肉を食べさせるので有名な所である。
1回目は単品でオーダー(何故か魚料理を。)2回目は、ディナーセットでオーダー。
このレストラン、美味しいんだけど、単品でオーダーすると、
なんか勝手に頼んでないものを持ってきたりして、しっかりお会計に
くっつけたりするので要注意。(そうされた場合は、ハッキリ頼んでないよ、と
給仕の方に言いましょう。私と友人は、食べちゃった。)
2回目はディナーセットで頼んだら、お料理も美味しかったし、
お肉の重量も決まっていて、ちょうど良かった。
上手にオーダーすれば、マルのレストラン。

もう一つは、もー、めちゃ気に入っているレストラン。
一緒に行った友人たちも大喜びのレストランである。
Dragon I”と言って、フォンデル公園の裏通りにあるレストラン。
アジアフュージョン料理なんだけど、どれを食べてもウマい!
メニューににぎりが載ってないんだけど、にぎるよ、と言うので、
ハマチとサーモンとホタテを頼んでみたら、大当たり。
私、シャリの出来にはこだわるのだが(日本人がにぎる所でも、シャリが
気に食わない所があったりする。)、ここのシャリは、アタリ!
大のお気に入りは、ステーキの角切りの上にフォワグラを載せたオードブルっぽいの。
すごーく美味しい!
一緒に食事した友人たちも絶対リピ!と叫んでおりました。(どちらも日本人。)
夏になったら、帰る途中に寄れる場所なので、ちょーキケン!
自重しますです。
この2つのレストランは、あくまでも私の好みで選んでるので、
合わなかったら、めんご。

昨日は、再び歌のレッスン。
Fêtes galantesの”En sourdine”の音取り、記憶に3日を要した。
先生も、この曲は3曲の中でも1番音が難しい曲と仰った。
Fêtes galantesは、実は2作あって、音程の高いのは、ドビュッシーが
かなり若い時に作曲したもので、この音程が低いのは、
かなり最後に作曲されているそうな。
無事、この曲が歌えたので、次の”Fantoches”の仏語のリズム読み、
及び発音を勉強してレッスンは終わり。
色々なドビュッシーにまつわるお話も先生からお伺いする事が出来て、
有意義なレッスンだった。

2月は、大分勉強できそう。コンサートが一つもなし。
2月2日のCurrentzisが振るマーラー4番のチケットゲット。
その前に演奏されるショスタコのピアコンも面白そう。
オケ聴くのだーいすき。ワクワクするもんね。

と、また風が吹く2月になりそうだが、
風邪などひかずに乗り切りたい。

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apunahibi at 21:10|PermalinkComments(0)オランダETC | 日々の事

2023年01月22日

やっと冬の嵐が終わり...

冬の嵐は、普通2月なのだけど、今年は、前倒しで、1月の
前半は風力4~6の寒い日々が続いた、雨・霰・雪とひどい天気だった。
明日辺りから天気は良くなって、風も穏やかになりそう。
22.1.23

1月は、8日には、もう舞台でオペラ合唱をやっていた。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」、
どちらも大成功を収めた。
特に、「道化師」の主人公カニオを歌ったEric Reddet(フランス人らしい)は、
太い声ではないが、非常に良い歌唱をしていたと思う。
毎回の事だが、観客からは拍手大喝采のエンディングであった。
来年のUtrecht Weekend Operaは、なんと!「アイーダ」である。
もう2月から練習が始まるので、すごく楽しみにしている。

1月12日には、新進の指揮者マケラ君の振るヘボウオケの演奏会に
行ってきた。マケラ君がギリギリ見える一番安い席に陣取った。
22.1.23 2
最後のプロ、R. シュトラウスの「アルプス交響曲」は、細かい所が
もう一つかな?と思ったが、フォルテでぶっ飛ばす所なんか迫力が
すごかった。
今回の席では、階段を降りたり登られたりする横にいたので、彼をよく
見ることができた。あまり大きな人ではないが、腕が長い。
なので、舞台で大きく腕を振り上げると大きく見える。有利だね。
これから彼がどう言う風に熟成して行くのか、とても楽しみである。

昨日は、新年初めての歌のレッスンを受けてきた。
1ヶ月以上歌のレッスンを受けてなかったので、整える為の
発声の時間を少し長めに取られて、マーラー2番の最後の部分の
歌い方を教えて頂いた。ガリガリ歌っていたのが、スムーズに
歌える様になったので、ほっとしたわ。
ポイントは、アタッカが付いている所を、バシバシ切って歌わない事。
フレージングをちゃんと行えば、スムーズに歌える。
早速、ドビュッシーの歌曲を持っていった。
選んだのは、これ。
「艶なる宴 第1集(Fêtes galantes 1 ポール・ヴェルレーヌ) - 1891年
声をひそめて(En sourdine)
操り人形 (Fantoches)
月の光 (Clair de lune)」
ザビーネ先生は、よくご存知なので、先ず、曲の解説をして下さった。
このヴェルレーヌの詩でフォーレも作曲している。
最初の曲は、ソプラノには低いテッシトゥーラなのだが、これは
ドビュッシーが意図的にソプラノの低い細い声を期待して
作曲しているのだと言う。「絵画」を観て、作詞されたのに、
曲を付けた訳なので、感情的にならない曲でもある。
私の問題は、私は、ドビュッシーの音楽をあまり知らないので、
コード進行と音の動きを取りにくいところであるが、これは
これからしっかり勉強しなくちゃいけないね。

2月28日には、ブラームスの「愛の歌」のステージが待っているが、
最後の1曲が付け加えられた。「新・愛の歌」のエンディングの曲である。
いいステージになりますように!

と、相変わらず歌ばっかだが、美味しいレストランでも食べてるよん。
次のブログに書こうっと。

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2023年01月15日

マーラーの2番はラクじゃないぞ!

オランダの天気は、新年に入ってからずーっと良くない。
雨が降らなかったのは、ほんの数日間ではなかったか。
毎日、小さな台風並みの風が吹き荒れている。
今朝も、氷の雨が降っていた。
私の元旦からの風邪がまたこの週からぶり返した感じで、
乾いた咳が続いていたが、一昨日位から湿った咳に変わってきた。

昨日は、Hilversumでマーラー2番のオケリハ。
オケは、VU(アムステルダム自由大学)のオケであるが、おじさんや
おばさんもオケのメンバーの中にいらしたので、トラが入っている
オケだと思う。(大きな編成のオケである。マーラーだもん。)
オケリハに入る前に、合唱団だけのリハが1時間あったが、
なかなか大変だった。アカペラで歌う部分は、男声合唱の部分が
多い。何度やっても、バス・バリトンの音がはまらず、
下がるのである。
指揮者は、発声がよく分かっている人なので、正しい口の開け方、
発声の仕方を指導するのだが、最後までバス・バリトンは、音が
完璧にはまらなかった。
ソプラノだってラクじゃないんだよ。
3つ目のパラグラフまで、音は低いし、それをPPPで歌うので、
コントロールが必要である。(昔一度歌った時には、アルトだったので、
そんなに難しいとは思ってなかった。アルトも気をつけないと下がる。)
たった10分の合唱だと思うが、第9より神経使って歌わんと
きれいな合唱にならない。難しいと思う。
24日が最初の演奏会であと10日程だが、多分暗譜はできると思う。

自分の合唱団の方は、ブラームスの「愛の歌」とマタイの練習が
同時に始まる。マタイは、今年と来年は、第2合唱団で歌う予定。
(2年毎にチェンジしている。)
ブラームスの「愛の歌」は、若い時から大好きなので、メロディは
完璧に頭に入っているのだが、歌詞をちゃんと覚えないといけない。
マタイは、やはりコントロール、コントロールでぴっちり歌うのを
目標とする。

年初から風邪でコケているので、ソロの練習ははかばかしく進んでない。
少しずつ始めよう。

今週火曜日から天気は良くなるが、風も雨も弱くなって冷えが来るらしい。
望む天気である。
マーラー2のコンサートがうまく行きますように!
頑張るにゃ。

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2023年01月06日

病気の元旦は初めてでした!

明けましておめでとうございます。
2023年、世界中が平和に戻る事を祈らずにはいられない。
私にできるのは、歌で平和を祈るしかないですが、
続けます。

先月29日。我が家はインド人の友人を中心としたホームパーティ開催。
30日。朝から息子が風邪ひきで倒れる。(またかい!)
日中買い物もあったけど、息子の看病も。
夕方、オペラ「トゥーランドット」を観る為、家を出たが、
喉がドライになっているのを感じていた。少しケフケフ
しながら、オペラを観ていた。
休みなしで2時間で終わるバージョンのオペラは、リウの死で
幕を閉じた。
最後に、ティムールがトゥーランドットを幸せになるのに、
リウが犠牲になったのが理不尽だと常日頃から彼女に同情して
いたので、このバージョンは、私的にはマルである。
ソリストよりも、オランダオペラ合唱団の圧倒的な演奏に
すごく感動した舞台であった。
家に戻って、イソジンうがい液で何度もうがいしたが、
ちっと遅かったみたいで、31日に風邪勃発。
31日は、注文していた美味しいフレンチパンと、2つ隣町に
おせち料理を取りに行く日だった。
朦朧とする頭と筋肉痛が始まった体を引きずって取りにいったぜ。
戻ってきて、バタンキューとベッドに倒れ込む。
一旦、起きて、元旦のお雑煮の為に出汁を引いておく。
夜にガンガン鳴る外の花火の音をベッドで聴きながら、元旦を迎えた。
オランダに来て、元旦に病気したのは初めてだったんじゃなかろうか。
レアな元旦となった。

元旦の朝は、何とか9時半頃起床。ぼーっとしながら何とかお雑煮を作った。
昼は、お雑煮しかお腹に入らなかった。息子も同様。
夜に、購入したおせちを頂いたが、味付けが薄すぎて、ちょっとがっかり。
あんまり食べられなかった。
2日にはやはり頭が上がらず、初日から欠勤した。

と、散々な正月であったが、
3日、真夜中近く、ガンを患って7年になる38年来のブルガリア人の親友Bが
元旦に他界したと言う情報が入り、またダウンした。
クリスマス後、あまり調子が良くないと夫君から情報が来ていたので、
週末に会いに行こうと思っていたが、遅かった。
オランダに来た時は、若かったので、友人になった人々は年長の女性が
多かった。Bは、同じ合唱団で隣同士で歌っていて、指揮者の蘭語が分からない
私をよく助けてくれたし、プライベートでも随分助けて貰った。
私に取って、大きな姉の様な存在の友人だった。息子に取っては、
オランダの祖母みたいな人だった。

正月から波乱の幕開けであるが、その大波に乗りながら
走るしかない。
今週末はコンサートである。
ベストで歌う積りである。
24日、25日のマーラーの2番は彼女の為に歌おうと思っている。

いつもありがとうございます!
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