超長編・雲爺式盤上岡目解説・・・・・・2月南陽大会
2020.02.14(02:43)
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昨日は白石市まで行って月例会に参加し、その足で夜は2月の南陽大会の準備だったから忙しだった。2月11日は建国記念日。大会当日の今朝はうっすら道路に雪が降りて、アイスバーン状態。これに車の走行跡がついて何とも美しい街中の景色が誕生した。いい目の保養じゃ、今日は爺もこんな美しい碁を打たんとな。
8時30分には我が事務局の面々はもうスタンバッておられた。この豪華布陣はどうじゃ。
もう長年固いスクラムで微動だにしないぞ。サービスに徹しきる名ワンチームは全国に誇れるのです。
68回目となる南陽大会は1年で一番厳しい冬の時期を取り仕切る。
全参加者の全取り組み結果が一目瞭然。リアルタイムでほとんどが分かる。
取組前が一番楽しい時だわね。コーヒーにお茶にお菓子。最新のプロ情報に目を通す余裕は人それぞれに。
主催者あいさつ。会長は昨日飲んだでしょう、さらーと顔をのぞいたらまだ目が澄んでいないみたいだった。こういう時は雑念が消えて調子いいかもね。
会場はいつものえくぼプラザ 参加者は44名 4リーグ編成
今回は山形市より北に位置する河北町から遠路、樋渡会長、佐藤八段、本間六段が参加された。樋渡会長九段は2回目、他のお二人は初参加。
さあ、今回は超サービス版でお送りしてみようと思ほゆ。
初めての試みで不肖雲爺が個々の取り組みを勝手気ままに岡目解説をしようと思ったのです。ブログを作るのは楽しいがネタ切れの苦しさを皆に分かってほしいと芯から思うよな。
左 船山九段 白鷹町 ● VS 江川(利)五段 〇 喜多方市 江川氏黒6目コミ出し3子局
江川五段は374点という高得点を記録中。江川氏が3子局で勝利。
厚い布陣を有効的に生かして乗り切ったのかのう。喜多方の剛腕江川氏はこのペースで堂々真の六段を目指してほしいのう。2勝3敗は望み十分じゃ。
左 橋本九段 南陽市 ● VS 島津六段 南陽市 〇 島津黒 5目コミ出し3子局
序盤じゃ戦況わからんのう。布石は悪くない。
島津六段はここの所安定感を増してきている。どこでどうなったのか知らねども、一皮むけてきたことは間違いなさそう。上でも下でも皮は剥けないと一丁前の男にはなれんのだからどこか若返ったんとちゃうか、ムフフ。喜多方の江川氏とともに早く力で七段位をもぎ取ってほしいね。
左 小松田六段 長井市 ● VS 大滝七段 白鷹町 〇 小松田黒逆2目コミ出し2子局
このお二人お歳も似ており県南地区を背負ってゆく有望株。意外と対戦は少ないとのことだが、伸びしろが大きいし将来的に横綱を狙ってほしい。
布石はきれいだし流行りのチャンバラ指向でないところは好感じゃ。
左 大友五段 南陽市 〇 VS 井上五段 喜多方市 ● 大友黒5目コミ出し先局
今回は大友氏好調なようで4勝1敗で五段ラインの持ち点まで戻す。一方の井上氏も4勝1敗で大友氏とほぼ同じ点数レベルまで戻しBリーグ3位入賞を果たす。まさに実力拮抗。
左 佐藤八段 河北町 〇 VS 船山九段 白鷹町 ● 佐藤黒4目コミダシ2子局
黒の佐藤氏バランスよく各所に実利を築き先行。白の中央の勢力は幅が狭く凝り方気味に爺には見える。こうなれば黒は無理して中央を消しに行かなくてもよいし自ずと選択肢が増える。内心はルンルンとまで行かずとも悪くはないはずだ。爺はこのパターンを理想としたい。佐藤氏の名局と言えるのではないか。
左 梅津八段 長井市 ● vs 樋渡九段 河北町 〇 梅津黒1目コミ出し3子局
梅津氏実利先行も封じ込められ気味で窮屈感がどこかにあるか。対する白は中央の勢力にゆとりあり、地を増やす方向に決めやすい理想形か。
高段者にちゃちゃを入れるなんてこれほどの贅沢はないことを爺は改めて知ってしまった。
左 大塚五段 米沢市 〇 VS 本間六段 河北町 ● 大塚黒2目コミ出し2子局
大塚氏は春が来れば農業が忙しくなってしばらく大会に来られなくなる。他にもこういう方がおられて爺としてはさびしくなるのがつらい。
左 高山三段 白鷹町 ● VS 芳賀三段 米沢市 〇 芳賀黒3目コミ出し先局
今回こそは県南囲碁会の最高峰、高山会長のおめでた記事をトップで出せるかと心待ちにしていたのだが、やはり叶わずだったじゃ。安定性抜群の質の良さが逆に邪魔をして長年の定位置を抜け出せなくておられるのだ。本人はブログのハンドルネームを「白鷹のポカじい」としているほどにナニを自覚しているだけジレンマの度合いは大きい。
まだ前半だからまだそのナニに落ち入りやすい碁形は現れていないし、むしろこの局面では地合い先行に徹しきる並々ならぬ覚悟の方に興味が及ぶ。
あと1勝、あと1勝は彼には選挙の1票より大事なものなのだ。
次回こそ晴れの記事を書かせてほしいぞ。
左 佐藤二段 南陽市 ● VS 須貝三段 南陽市 〇 須貝黒6目コミ出し先局
須貝氏の強烈殺法が佐藤氏を制したのか、受けて立つ佐藤氏の悠然風が押しやられたのかわしゃ知らん。
左 村上三段 白鷹町 〇 VS 加藤四段 小国町 ● 村上黒2目コミ出し先局
元、現地区囲碁会の会長対決。盤面では向こうの黒に生きがなさそうに見るんじゃが結果は黒の勝ち。どっかで何かが起きたんじゃろか、地雷でもふんじゃったんかのう。
今回はお二人ともに不本意な結果となったようでした。
左 井上初段 川西町 ● VS 本田二段 米沢市 〇 井上黒2子局
本田氏Dリーグ優勝 上辺から中央に伸びている黒は線状に伸び切っておりいかにも不安定。この辺がねらい目になったのでは。
左 仲田初段 川西町 〇 VS 梅津1級 川西町 ● 梅津黒1目コミ出し5子局
黒は左上の一団が死か。気心の知れたお二人のバトルは永遠に。
左 梅津八段 長井市 ● VS 船山九段 白鷹町 〇 梅津黒2目逆コミ2子局
長井と白鷹を代表するお二人
左 森岡四段 南陽市 ● VS 平吹五段 南陽市 〇 森岡黒先局
いよいよ雲爺 平吹が登場。今までは写真を撮る方に徹してきたからこれは希少な対戦風景となった。今回平吹は森岡氏から勝ったが対戦成績は11勝15敗と負け越している。従来から苦手意識を持ってたが、雲爺もどこか強くなっているところがあるのかな、少しは対応力がついてきたのかもしれない。そんなことで何とか勝たせていただいた。
左 樋渡九段 河北町 ● VS 加藤七段 高畠町 〇 加藤黒5目コミ出し4子局
加藤氏縦横無尽の加藤流が冴え渡ったかAリーグ準優勝。
左 石井六段 高畠町 〇 VS 佐藤六段 長井市 ● 佐藤黒1目コミ出し先局
左上はAI流の三三定石かのう
左 加地四段 高畠町 〇 VS 芳賀二段 米沢市 ● 芳賀黒1目コミ出し先局
加地氏前回に続き連続入賞
左 本間六段 河北町 ● VS 高橋五段 白鷹町 〇 高橋黒4目逆コミ出し先局
高橋氏はパワーモリモリで雲爺が尊敬する方のお一人である。現在雲爺は五段位の350点を維持出来なくて苦労しているが、高橋氏はそれをやってしまうからさすがと思うわ。
それにしても五段位という所はライバルがゴロゴロして励みにもなるしええ所や。
求む、五段希望者、早く上がってこい! 前頭の位置は正直ええ。横綱、大関と対戦しなくていいしそれなりにええかっこ出来る し姉ちゃんもきれいだ 。 並みの五段はここが最高峰と決め込んじょるフシがあるがのう、碁は所詮遊びじゃけん冒涜っぽいが、まあええか。
左 本田二段 米沢市 ● VS 塩川初段 小国町 〇 塩川黒2目逆コミ出し3子局
最終局で4連勝の本田氏は最終局で塩川氏に土をつけられた。結果はDリーグで優勝を飾る。先月は準優勝と好調を維持している。塩川氏はしばし体調を崩されていたが12月から復帰され今回準優勝。
局面は大石が絡み合って大戦争を起こしとる模様
左 今三段 小国町 ● VS 布施初段 長井市 〇 布施黒逆コミ2目コミ出し2子局
我関せずの陣取り合戦にも見え、黒は取られているようなそうでないような・・・・・
結果黒の勝ちとなった。
左 江川(公)七段 喜多方市 〇 VS 小松田六段 長井市 ●
江川黒4目コミ出し先局
江川氏は体調を崩されしばらく休まれていたがようやくカムバック。従来の感覚そのままにAリーグ優勝。
左 森岡四段 南陽市 〇 VS 小松四段 白鷹町 ● 小松黒4目コミ出し先局
小松氏今回不調
左 結城五段 高畠町 〇 VS 武藤七段 米沢市 ● 結城黒2目コミ出し2子局
結果から推し量るに黒の配置はバランスが取れているかもしれんな。白の地合い形成を巧みに消しながらゴールしたと言っときましょうか。4連勝の武藤氏はこの最終戦で敗れたが逃げ切り優勝となる。結城氏は初戦敗退もその後を勝ち進み準優勝。
左 横山五段 川西町 〇 VS 梅津三段 米沢市 ● 梅津黒4目コミ出し先局
梅津氏4連勝で最終戦は同じ4勝目が掛かる横山氏と対戦。結果は横山氏の勝ち。
梅津氏はCリーグ優勝。現在332点が次回は338点となりBリーグ昇格の可能性が膨らんできた。待ちに待った中堅クラス現るじゃ。実力者横山氏は4勝を挙げ一気に340点台に戻した。
左 須貝三段 南陽市 ● VS 半田三段 南陽市 〇 須貝黒2目逆コミ出し2子局
上辺の黒大石死んどるゾ、救急車!・・・・・・意味ないか
Aリーグ
左から 三位 小松田六段、 優勝 江川七段、 準優勝 加藤七段
入賞常連、喜多方勢の地位は揺るがず
Bリーグ
左から 三位 井上五段、 優勝 武藤七段、 準優勝 結城五段
ほうらね、またまた喜多方勢でせう
Cリーグ
左から 三位 加地四段、 優勝 梅津三段、 準優勝 横山五段
優勝梅津氏、県南リーグ戦の新たな基礎柱を担われんことを!
Dリーグ
左から 優勝 本田二段 、 準優勝 塩川初段、
3位の小関3級はお帰りになりました。
実力者本田氏 ご都合つけて今後も参加切に願ってます。
塩川氏 お体をお大事に今年も参加お待ちします。
2月14日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
白石囲碁同好会2月例会に参加
2020.02.13(17:32)
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「明けましておめでとう」気分は2月ともなればもう遠い昔のことのようじゃ。それにしても時の流れというものは正確に冷酷に進むもので偉く驚かされるのう。お蔭で若かったあのころの雲爺は今や七十有余歳になってしまったゾ。この七十歳代というものは妙な年頃でのう、正直お迎えだって無縁なんて言い切れないところに来ているわけで、今が男として何かやらねばならない時と思っとった。
そんなことでプランを携えてこれから白石市へ遠征に向かいます。
2月10日、南陽市のえくぼプラザ前に遠征隊集合。
左から白鷹町の大滝、南陽市の雲爺こと平吹、川西町の片倉、それに写真を撮っている白鷹町の高山の4名。
白石市中央公民館へ到着。
ここで白石囲碁同好会の2月月例会が行われる。
背景の白い山は蔵王連峰。本日はいまだ寒さあれど晴天なり。
白石囲碁同好会会長 井上氏のご挨拶
近郷近在より40有余名の参加
今回はプランを携えてお伺いしたのですが、プランというものは我が県南地区と白石地区を中心とした仙南地区との交流活動について打ち合わせをすることでした。
参加者のエリアは山形県、福島県、宮城県、新潟県の4県に渡ります。
実際は昨年11月の南陽菊まつり大会ですでに実現していますが、今年はより交流度を高めることになるでしょう。
遠征隊の成績は大滝六段と平吹四段が4勝1敗、片倉五段と高山三段が3勝2敗という良い結果でした。
2月13日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
新橋、銀座の飲み屋街の足跡を辿る・・・・・番外東京編
2020.02.03(18:29)
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2月1日、自称雲爺はこのたび親戚の結婚式に参列する機会があり東京に何年かぶりで行ってまいりました。それにしても雲爺は知らなんだ、東北新幹線から富士山が見えるとは ・・・・・今まで何べんも新幹線には乗っているのに初めてお目にかかりました。お日柄よろしゅうございます。
機会あらば訪ねてみたいと思っていたのが新橋のガード下飲み屋街。
幸いホテルは新橋駅とは目と鼻の先だったのでさっそく夜の街へ出かけてみることに。
まずは駅を探したのだがこれがなかなか見つからない。何のことはない駅そのものがガード下にあったのだ。光と轟音、隣接する広場から見える列車の行き来に大都会の雰囲気をたっぷり感じさせてもらいました。 オオ ビューティフル! やっぱりたまには都会の空気を吸わなくちゃ。
新橋は日本で初めて横浜まで鉄道が敷かれた鉄道発祥の地。広場に機関車が鎮座。
もう一つの新橋のシンボルと言えば駅そばのニュー新橋ビル。昔風を代表する低層四階建てのビルだが面積はずば向けて広い。BS衛星放送の新日本風土記やドキュメント72で紹介されて爺は知った。数多く古いテナントが入っており昭和のレトロが満喫できる。
1階入り口を入ると最初にお目にかかる店、ベジタリアン。テレビで紹介の新鮮な生ジュースの店は長年のお得意さんに育てられてきた。
四階には碁会所が入っている。この次来たときは顔を出したいものじゃのう。
レトロビルと碁会所は切っても切れない間柄で我ら囲碁族にとってはこのようなビルは心落ち着く子宮のようなもんなんです。
新橋はガード下のイメージが強かったが、行ってみて沿線沿いに飲食店が数多く軒を並べる区画が有ることを知った。今夜は土曜日なのでサラリーマンが少なかったが賑わいは格別だった。
赤提灯からジンギスカンから何からかにから、日本人には堪えられない雰囲気が横溢しちょるのう。こういう雑雑した飲み屋は日本独特のもので外国人には大人気だ。新宿の思い出横丁(俗称 しょんべん横丁)は何かの外国人の人気投票で1位だったな。世界の有形文化遺産にしてほしいぞ。
露店やものがごろごろしているところもジャパニーズが誇る独特の雑踏感を醸し出す要素になるのだ。
完全ガード下の店「新橋ガード下横丁」。横断道路に面して目立つ位置にある大きなこの店はテレビで紹介されたりして有名だ。
細身のパンツの若いのがご入店かのう。爺も入ってみたぞ。
ごじゃごじゃお客で込みっぱなしじゃ。注文はガラナサワー、牛スジぴりから豆腐、ハツ串、ミノ串 2345円・・・・・・爺はしっかりした焼き鳥が食いたかったのだが見当が違ったな、鳥でなく牛の焼ものが出てきた。後でレシートを見たら自分のところの小澤牧場のもので牛肉店と判明。何でもええけどよう、最近はまともな焼き鳥がお目にかからなくなってきたのは気のせいかよう。焼き鳥でなく焼肉になったんかよう。串一本で牛焼き400円するぞ。うめえ焼き鳥食いてーぞ。アルコールはサワー系のビッググラスで飲むのが主流なんだしょのう。酒が弱い爺にはええけどな、なんか雰囲気無いな。
あんちゃん方、ねえちゃん方でごったがえす中、自分と同年代の爺さんが一人静かに飲んでおった。そしたら向こうが帰り際に爺に話しかけてきたのだがこちらからは一言二言返すだけで終わってしまった。お近づきになってもっとじっくりお話ししたかったなもし。
次に昔の思い出をたどりながら銀座4丁目界隈のほろ酔いスポットを辿ってみるぞ。
最近は車に乗ってばかりで股関節と両脚がギクギクするが、今宵天下の銀座公道をゆったり堂々と歩いてみやう。
有楽町のマリオンまで来た。ここは有名なスクランブル交差点じゃな。品の良さそうなねえちゃんがおるのう。黒ずくめのコートはクラブのママさんかな。新橋飲み屋街にはこんなスタイルは見かけんわな。人間は与えられた環境においてそれぞれに生きてゆくものぞ。
銀座4丁目交差点 中央通りに服部時計店、三越
夜も更けて交通量が少なくなってきた。この辻に立って夜景を眺めれば飽きることはないぞ。
中国のコロナウイルス肺炎の日本人感染者は20数人に達した。その影響もあってか銀座も人出は少なめな感じ。マスクを付けた人が多かったみたいだ。
プロレスでおなじみだった三菱電機・三愛ビルと、今は売りに出たはず?日産ビル。ゴーンさんも売りに出たはず?あの方は所詮日本人とはズレがあったんじゃ。
日産ビルの地下はサッポロビアガーデンだったが、今はとうにやめていたような気がするが確かめる時間がなかった。
その昔銀座四丁目角の裏手に爺が務めていた会社の支社があった。そしてその近くに小さな稲荷神社を祀る三原小路と呼ばれている所が今もある。この小路には当時昼飯をよく食いに行ったラーメン屋があった。今はその店はもうないが(待てよ、いや~次のカットに写っているのがこの店だったかもしれない・・・・次のカットをご覧ください)当時の飲食店などの看板はそのまま残っていた。この頃は日本がバブルに入る前で、日本の、東京の中心地としてこの四丁目は若い命で溢れ返っていた。いやしくも爺がまだ30歳代の頃じゃった。
この小路の右手におばさんママがやっている何とかというスナックがあった。爺は支社勤務時分はアルコールはほとんど飲まないで経過したが、転任期間が終わる4年目頃から再び口にするようになり何回かその店に通った。この店は爺が山形に戻ってから一丁目、八丁目と移転した。その後東京出張で各店を訪れる機会があったが、銀座を代表する八丁目の時はどんだけお金がかかるものかびくびくしたもんだ。しかし質素な性格のママに似て昔同然の値段だったのには正直ほっとした。激烈な女のこの世界、ママはすでにお歳がそこそこだった事もあり程なく店を閉じたようだ。東京でも山形でも現役時代にお会いしたママさん方は今はもう爺の脳裏にあるだけじゃ。
山形に帰ってからは花小路のスナックにたまに通うようになった。酒は強くない割にスナックは嫌いでもなかったんだな、この物好き雲爺はな。
建物の二階に当時顔を出したことがある「酒寮 よし乃 」 という居酒屋がまだ営業をしていた。今回寄ることはなかったが数年前に立ち寄った時は新潟の女将がやっていた。会社にいた頃はかれこれ30年以上前だからこんな古ぼけた建物の中で地上げされずによく今日まで続けて来れたもんだと感心する。大東京会なる右翼系の事務所などもあったな。しかしこんな一等地にこうしてあの当時とほとんど変わっていないままに残っていることが不思議でならない。家賃は安いんだろうな。
(注、前カットで申し上げたラーメン屋はここに写っている中華三原だったかもしれない。名前は間違いなさそう。ここのラーメンは量が多く油こってりが好きな後輩からよく誘われて通ったのだ。看板があるところを見ればまだまだ現役なのかもしれない・・・・・まさに 食いしん坊バンザイ の心境で爺は思わず涙が溢れた)
支社勤務の初日に昼飯は4丁目角の竹葉亭で蕎麦を食べた。なんでもそうだが初めてのことは記憶から消えないもんじゃな。この店は江戸末期からの鰻の名老舗だが店が変わらずあったのはうれしかった。機会あったら又食ってみたい。
夜の銀座の代表エリア八丁目の風景。銀座のネオン街の中で一番店が集中している所。高級店も多いであろう。新宿歌舞伎町と違いこちらはエリートクラスである。都会にはこんな高層看板がずらーっと立ち並んでいるが、ライトが消えているところ結構見かけるよな。絶頂期が過ぎた日本を象徴しているのかもしれないが、銀座だけはいつまでも明るくあってほしいと願いたいぞ。 ♪ お店もいろいろ~、お金もいろいろ~ ♪
結婚式が終わって翌日は都内の遊覧です。名前だけは聞いているはとバスに乗ります。
九段の靖国神社。三回目の参拝。
2回目のスカイツリー
今回も幸運にも快晴に恵まれ富士山が堂々目の前に。高い入場料は完全に回収出来ました。中よりの平たい建物はオリンピックの国立競技場。
無数のビルが立ち並ぶ景観は異常というか恐ろしいぐらいで西洋人が見たら人が住むところじゃないらしい。まさに世界に誇る一大コンクリートジャングルではある。
少子高齢化、一極集中、地方過疎化という弊害の重荷を脱げる日がいつか来るのだろうか。
改装なった東京駅の天井
表玄関 東京駅
2月3日
県南囲碁会事務局 平吹