雲爺式 ?? 年末自虐棋譜公開
2020.12.22(00:02)
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皆様~ 今年も大変お世話になりました。今年は大変なコロナの年でしたが、それに負けじと囲碁パワーが更に燃えた年でもありました。来年こそはコロナ克服の年であらんことを祈ります。ここで皆様に新年を笑いでお迎え頂きたく、雲爺自虐の笑える棋譜をご紹介します。
相手は奈良市の六段の方で雲爺黒二子局
白がN18に遮り黒の一団の一網打尽を狙っています。黒は投げ場のつもりで打ったM18が奇しくも窮地を脱する手になりました。ここで白は流れに乗ってL18。おお、神様っているものだよな、やっぱり!黒はL15で下辺の白を捕ることが出来ました。白N17はL10と黒2子を捕っていれば問題にならなかったはず。六段もミスはするんだぞお。
しかしこの後もっと恐ろしいところがあったが爺は気が向いていなかった。左上部の黒の一団だ。形から2眼形と思い込んでいた所なのだがE8に当てられて愕然となった。この後相手の再度のミスで助かる。結果は何とか小差で勝ちに持ち込めたが内容はとても勝てない碁だった。
今年も進歩しているのか判然としないまま1年が終わろうとしています。来年こそは雲爺のボケ頭をもっと良くしたいと思うのみじゃ。
S h i i i ・・・・・ ここが雲爺秘密のサイバー部屋なのだ、なんちゃって。いやいや、いつも皆様にお世話になっている普通のブログの制作発信地です。アフェリエイターとやらで大儲け出来りゃあええんじゃがのう。リンゴとコーヒーすすってグッドアイデア考えるのが楽しい、が本音です。
さぁ~ これからどうするかだ。
やっぱりこれしかないわな。
昼近くになって雪吹も一休止。クリスマス前後にドカ雪が降るのは昔から定石となっておる。
我が家にも今年一番の大雪が来た。
爺が昔山形へ車で通っていた頃、昭和51年、結婚した年だな。クリスマスイブで国道13号線が大渋滞して家に着いたのが午前様だった。路面は轍で派手なでこぼこが延々と続いたし、あの頃は除雪体制が未熟で今日とは雲泥の差があった。
我が家のララちゃん。いつもはおんもへ出かけるサインをねだられるんだが、この寒さだからコタツで爺とにらめっこの毎日じゃ。
大好きな新聞紙の中にいるとなお落ち付くんじゃな。ララちゃんはもう5歳になった。寒河江市から兄弟2匹(オス、メス)もらってきたが、オスは体が弱く早くに亡くなった。ペットフード以外ではネズミをかじるぐらいで、魚なんか見向きもしない現代猫なんじゃよ。会津若松市、葵囲碁クラブの福島さんは大のネコ好きです。今回は福島さんのリクエストにお応えしてララを露出させていただきました。ぽかじいはどうじゃな。
明日は雪との予報あり、早速タイヤの交換をしました。
1週間前に庭の雪囲いをした。ただ縄でまるくだけ、そして剪定を行った。奥の大工道具が入っている電話ボックスも間もなく雪の中。
予告通りの雪化粧。緑も枯れりゃあおばちゃんのおしろい厚化粧の方が何もかも隠れていいかも。
山茶花だそうだ・・・・寒椿かと思った。
今日の落ちはこれだ。
雲爺の味噌汁はハナマルキのしじみ汁。 永谷園のよりはうめえな。汁にするのもいいけれど新米のアツアツご飯にこれをつけてちょっぴりでもいいから食うてみい。こりゃ通ってやつかもな、シジミの苦さも効くわ。
◎ コロナが猛威を振るっています。又しばらく囲碁の世界もお休みが続きそうです。我ら庶民はたあいのない庶民の話題にドップリ浸かって暮らすが本道だわなあ。一般大衆からはお高く見られて敬遠されがちな囲碁マン殿たちもたまには勝ったはったの世界から少し離れて浮世話に首を突っ込んでみるのもええ時期かもな。
コメントお待ちします。
◎白鷹大会編のブログも2週間も経過すればランキングはさすがに下がります。昨日1000番台に落ち込んだので今日急いで作りました。
12月21日
県南囲碁会事務局 平吹
山形県・県南囲碁リーグ戦
高レベルの戦い ☆ 12月白鷹大会
2020.12.07(21:59)
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早速の御返礼がしゃば氏よりコメントで参っておりました。ありがとうございます。
山形市の司馬遷おじさんこと斯波六段は雲爺等剛腕たちを屠っての凱旋です。日本酒の味さぞかし良かとね。
我が家の柿の木にはカラスのために最後の実が数個が残りました。
今日12月6日はリーグ戦白鷹大会が開催されます。
会場の白鷹町コミュミティーセンター前で大滝、滝田のライバル同士がバッタリ
表彰
Aリーグ 左から 三位 滝田七段 山形市、 優勝 船山九段 白鷹町、 準優勝 工藤八段 天童市
Bリーグ
左から 三位 片倉五段 川西町、 優勝 石井六段 高畠町、 準優勝 斯波六段 山形市
片倉五段は ☆平成五段十天皇☆ と言われた我ら五段陣の中では、一人抜け出しそうな勢いを見せている。昨年はポイント350点台を維持していたが、今年に入り大台の360点に乗せるとさらに安定感を増している。昇段の糸口はまず3勝を維持することが求められるのだが、棋力が不確かだった頃は必ず 母ちゃん、帰ってきたよう、涙がホロリ のいわゆる望郷に駆られるひ弱なエレベーター現象(4勝と1勝が交互に現れること)が現れていた。しかし、ここのところそれが無くなったみたいだ。こうして安定してくると次にはおのずと4勝という勝馬券を手にすることが出来るのである。これが昇段には欠かせない必須パターンなのだ。さらに対外試合に強い強心臓を持ち合わせているし、持論である上位のリーグの方が俺は勝てるんだと公言するのも彼らしく頼もしい。いよいよ我ら十天皇から距離を置く御身分になって行くのだろうと思うと、若い頃から長らく同じ歩調で歩んできた雲爺にすればうれしいような、悔しいような何とも言えぬ気持ちになっている。ただ隙と言えば強心臓がゆえに足元をすくわれかねないことぐらいかもしれんが、まあ要らぬ心配だろう。Aリーグには最近昇段された喜多方の江川利衛六段というお手本の方もおられるし早く行ったほうがええ。
居残り組は楽になるしな。
Cリーグ
左から 準優勝 荒五段 伊達市、 優勝 横山五段 川西町、 三位 仲田初段 川西町
主催者あいさつ 高山会長
参加者32名と小ぶりの大会ではあるが今回は逆に内容が充実した。
Aリーグに県内トップクラスの方が2名来られた。これに社会人になってから初めてカンバックした若手と、更に待望していた山形市のベテランと山大囲碁部の元気マンが加わった。さらに遠く河北町と県外は福島県の伊達市からもお出でいただいた。お蔭で若手が目立つ活気あふれる大会に様変わりしたのじゃ。
ここで雲爺式経済論で次を考えてみよう・・・・・「数か内容か」・・・・・・世論というものは一見数より正義という中身論に傾きやすいが、そこがポピュリズムのあまちゃんなわけじゃよな。数だって捨て置けんぞ、何と言ってもGDPそのものだからなあ。温暖化は嫌だが所得も増えなきゃこれも嫌。結論はどっちもほしいぞ。やっぱり人間は欲の塊なのである。
左、沼澤九段 天童市 対 船山九段 白鷹町
この大会はご存じ、ポイント制で行われる。それ故に九段同士でもポイントの差でハンデが決まる。沼澤九段は423点とダントツの高ポイントを持っている。したがって3子のハンディを抱えることになった。船山九段に軍配。
これまた九段同士の一戦。左樋渡九段 河北町 は県大会レベルの実力を持っておられる。樋渡九段に軍配。 右、橋本九段 南陽市。
左、大滝七段 白鷹町 対 工藤八段 天童市
工藤氏は社会人になってからカンバックして今日が初戦の若手。昨日は1泊して大滝氏ら地元白鷹のメンバーと事前練習を重ねてから本番に臨んだ。工藤氏に軍配。
それにしてもおつむの色ってこんなに違うものなんじゃな。大滝氏も〇〇の大台に近いんじゃろてのう、それに比べお兄さんはクログロして良かとのう。雲爺だって40代半ばぐらいまではそれなりにかっこよかったはずじゃゾ。それからは抜け毛と白髪が出てくるぞう、そりゃあ20代、30代は華だわなあ
左、船山九段 対 滝田七段 山形市。 船山氏に軍配
滝田氏は正直今日は背水の陣で臨むことになった。というのはAリーグではポイントが370点でリミットだったのだ。もし負け越せばBリーグに陥落も有り得るところだった。結果は何とか持ちこたえただろう。3勝だったがあと1勝しとけばおそらくもっと安全圏内だったろうにな。
じゃがこの1勝がいかに難しいかわからんやつはいないよのう。
左、滝田七段 対 工藤八段 の若手対局 大陣地合戦の結果工藤氏の六目勝ち。
滝田氏は山大囲碁部に在籍。5名ほどの部員での部活は現在は低調気味とのこと。さらに部員数は年により変動がありゼロの時もあると言うから厳しいもんだよのう。一方将棋部の人数はうらやましいほど多いんだってよ。今年超有望生(全国大会参加生)が入学したが、いまだ入部に至っていないという。もったいないことだ。リーグ戦で揉んでやるから引っ張ってくるように滝田氏には言っているのだが、逆にこちらが揉まれるようでは看板倒れじゃぞ。
県南地区の九段同士対決 橋本対船山 船山氏に軍配。最終的に船山氏が全勝で優勝。
左、橋本九段 対 大滝七段 大滝氏に軍配
左、滝田七段が沼澤九段に挑む。イヨッ、出た!五子局。
段位戦なら二子局だがこれは実力が如実に現れる勝負形式なのだ。置く方は勇気が湧くが負けたらみじめかな。対する受け手は万全の態勢で臨むのみ。沼澤氏側に時計トラブルがあったようだが、滝田氏が見事金星を挙げた。
勢いに乗る大滝七段が沼澤九段に挑む三子局。後半大滝氏の大石が頓死。
Bリーグ 左、松永六段 長井市 対 石井六段 高畠町
優勝者石井氏が勝利
Bリーグ 左、斯波六段 山形市 対 高橋五段 白鷹町 斯波氏の勝利 斯波氏は準優勝
Cリーグ 左 横山五段 川西町 対 荒五段 伊達市 横山氏が勝ち優勝
荒氏は伊達市から昔参勤交代の道、小坂街道の急坂を車で越えて来られる。福島回りの東北中央道より早くて便利とのこと。いずれにしてもいつもご苦労様です。
Cリーグ 左、村上三段 白鷹町 対 横山五段
物事と入試には落ちがあります。
しかしのう最近雲爺にも事実は小説よりも奇なりというやつが起こったのじゃな。
この前、白鷹囲碁愛好会の忘年大会の時に、白鷹の高橋敏郎五段からふとしたお話をいただいた。いわゆる家系についてだった。尋ねられたことにお答えしたら、それがお互いに共通点があり、これが発展して結局敏郎氏と雲爺ははとこ同志ということになったのじゃよ。失礼ながら高橋氏はご高齢であられるし奇異な感じを持ったが、世代を超えればこういうことは決して珍しいことではないのだ。お蔭で雲爺が知らなかった事実をたくさん教えていただいた。年代を経れば置賜地域には蜘蛛の糸のように血縁が張り巡らされているんじゃろかのう。あんたんとこはどんなんじゃい。
◎コメントいただければ幸いです。
12月7日
県南囲碁会事務局 平吹