Maxモデル マイネ37530用 インテリアキット（撮影用試作品の制作過程）その①

Maxモデル マイネ37530用 インテリアキット

作ったものが製品として仕上げることができるかというテストはうまくいきました。

次は、組み立て説明書に使う写真の撮影と、ショップ用の写真を撮るための制作に入りました。

出来上がったシールを印刷して、カットに入ります。今回のシートは化粧室に鏡の表現があり、切り抜く部分の表現と同じなのでややこしいですが、化粧室の鏡は切り抜かないでください。

車体内側のシール、妻板のシールにある窓を切り抜きます。今回のキットは他のものと異なり、車体内側シールにも、差し込みのスリットがあるので、切り抜くのは今期がいりますが、コツコツ頑張って切り抜きましょう。

次の写真はマロネ３7350用のレーザーカット台紙です。上二つが車体内側用の台紙です。スリットが入っているのがわかると思います。その他は他のキットと同様ですが、妻面の意匠で小嫡子たくない部分があったため、今回の妻板は少し高めになっています。

私の場合、シールは一気にすべて切り抜いてから、貼り付け作業を一気に行っています。

どの部分のシールも同じような作業ですが、車体内側のシールはずれちゃうと見栄えがガタっと落ちてしまうので、慎重に貼りこみます。私の場合、剥離紙の下部分を1/3ほど切り取り、仮止めができるようにしています。

車体内側のスリットの意味はというと。。

こういうことですね。各寝台の仕切り板がここに入るんです。

差し込んで、裏から高浸透性の瞬間接着剤で固定します。

全て取り付けが終わるとこんな感じになります。

本日はここまで。とします。お楽しみに！

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Maxモデル マイネ37530用 インテリアキットの開発状況

 Maxモデル マイネ37530用 インテリアキット

予定価格8,000円

現在はMaxモデルのマロネ37530のインテリアキットを開発しています。

今まで発売した一等寝台は個室寝台でしたが、今回はツーリスト寝台と言って、2人掛けに区分したロングシートっていう感じです。上段は「舟形寝台」で、近代で言うと20系寝台車や581系寝台車に見られたものの原型です。

洗面台は四角いものと、コーナーに設置されたものの2種類があって、コーナーに設置された洗面台は今回新しく図面から起こしました。

新しく図面から起こした洗面台

ツーリスト寝台も新たに制作しています。

ツーリスト寝台

各区分の仕切りは車体内側のインテリアシールに差し込んで固定できるようレーザーカット台紙にもスリットを設けています。

各座席の仕切り板の状態

そして目玉は舟形寝台です。これも新たに図面から起こして制作しています。

ツーリスト寝台の「昼モード」と「夜モード」の違いは背刷りが壁側に畳まれるのと、座席が10センチほど前に出ます。模型的には1㎜あるかないか。なので、舟形寝台は収納された状態にも、おろした状態にも出来るようにしています。

舟形寝台

舟形寝台を格納した状態

化粧室のカーテンもリアルに表現

室内灯を点灯した状態

このキットに含まれるもの（予定）

シート類

　①組み立て説明書

　②仕切り板シール ｘ １

　③レーザーカット仕切り板ベース　ｘ　１

　④レーザーカットの床板 x 1シート

３Ｄプリントパーツ

　①ツーリスト寝台 ｘ 14

　②舟形寝台 ｘ 14

　③コーナー用洗面台 ｘ ２

　④一般形洗面台 ｘ １

　⑤給仕室座席 ｘ １

　⑥トイレ ｘ ２

　⑦喫煙席 ｘ １

の予定となっています。発売時期は未定ですが、間もなくです。お楽しみに！

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