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2019年10月14日月曜日

MAX Model マイネ37130をマロネ49で仕立てる その④ 塗装、そして完成

マロネ49、完成しました。
特Aロとしての気品の高さが表現できたと思います。
等級帯にある2等寝台の「Ⅱ」や「寝台」マークの位置は資料によって多少差異があり(今まで発売された16番の完成品でも違いがある)今回は「車両史編さん会」さんの写真を元にさせていただきました。


ベースとなったMAXモデルのキットはブラスに比べエッジが効いていて仕上がりがピシッとしています。冷房改造車マイネ37130の内3両が改造されており、今回は「大ミハ」に昭和33年頃所属していた1号を元に作成しています。モニター屋根のベンチレーターは全て撤去されているのでキットに空けられた穴は全て塞ぎました。


冷房改造車の特徴である屋根上の「冷房配管きせ」と「空気調和装置点検蓋」どちらも全て自作しています。

ブレーキ梁は車端側のみ梁を表現しています。
日光モデルのTR-73は3軸固定台車となっており、カーブポイント通過時に脱線することが多く、内側2輪をイコライザー改造しています。そのためイコライザー側のブレーキ表現は車輪との干渉を避けるため、完成品のオリジナルとしています。
車両を走らせた際のジョイント音が「タタタン・タタタン」とはっきり聞こえるようになっております。



冷房改造車を作る上で床下機器の補助発電機と電磁継手の表現は欠かせません。これらもパーツとしての販売はなく、全て自作しています。



台車から給電された電力は仕切り板の上部のばねにて屋根の接点と接続されている為、MAXモデルのキットの特徴である、屋根板、ボディー、床板を3分割させ車内を見ることが出来るようにしています。



マイネ37130から継承されているマロネ49の一室、3人個室はテーブルや椅子までも表現。


という訳で、こんな感じに仕上がりました。如何でいたか?


2019年10月5日土曜日

MAX Model マイネ37130をマロネ49で仕立てる その③ 台車の改造とパーツの充実

今回のマロネ49の台車は「TR-73」現在市場には品切れ状態が長く続いています。
作っている車両の種類上、TR-73,TR-71は常に在庫をしておきたいのですが、ほんと手に入らない状態。ついこの間、魔が差したようにそれぞれ1セットずつ手に入りましたがまだまだ少ないのが現状です。

さていきなり衝撃的な写真ですが、我が工房の3軸台車の定番加工がこれです。
当鉄道ではカーブポイントが多く使われているのですが、このカーブポイントの通過制度が極端に悪い。必ず「ノーズに乗り上げて脱線」してしまいます。

大きな原因が3軸固定で出てくる1軸目と3軸目の軸間の長さこれを解消するにはこの方法が簡単? なので当鉄道では採用している次第です。やっていることはそう難しくありません。3軸の内、2軸を遊動としているだけです。気をつけなきゃいけないのが、リンクと車輪が上がってショートしてしまうこと。私の場合、絶縁車輪側にはプラのワッシャを通電側へは真鍮のワッシャをはめてタイヤとイコライザが接触することを予防しています。


ブレーキ面がタイヤと面一にないのが許せないので、車軸固定側のみに横梁とブレーキを表現しようと思います。
梁は台車からアームを伸ばして鳥居が他のパーツを作ります。その先にTR-11などで余剰になったブレーキパーツを固定します。合いを見て大丈夫だったらダイヤに表現されているブレーキ部分を削り取ります。イコライザ関連もオーケーなら軸受けを削り取ります。
写真に見えるブレーキ梁はエコーモデルの製品を裏表張り合わせて強度を上げたものです。


出入口のステップ、エアホース、蒸気暖房管口を追加したボディーに、今回の台車を取り付けてみました。



さらにトイレ流し菅を取り付けて、あとは連結器解放てこを取り付けて外回りは完成です。

2019年9月29日日曜日

MAX Model マイネ37130をマロネ49で仕立てる その② 冷房装置の自作②

前回は冷房装置の自作をしましたが、今回は屋根上冷房装置関連のパーツ。
空気調和装置の屋根上点検蓋の作成と、冷房装置配管カバーの作成です。

まず、空気調和装置点検蓋の作成から。
材料は0.2ミリ厚の燐青銅板から切り出して使用します。
点検口の縁となる大き目の四角いパーツ、蓋の実際のパーツ、取り付け用ボルトの3つになります。

切り出した燐青銅板は真鍮版とは異なり弾力があり少し硬いので屋根のRに合わせるような微妙な曲げが難しいです。2つの燐青銅板は曲げた後で双方半田付けします。
曲げの前に、大きいほうの燐青銅版にボルト植えの位置を卦がいておきます。
卦がいたら穴あけです。ずれないよう整然と穴あけを続けます。
穴あけ終わると次は曲げ、張り合わせを行い、0.4ミリの燐青銅線を植えこんでゆきます。


載せてみました。いい感じです。屋根へは瞬間接着剤で固定しますが、点検蓋の中ほどの屋根に2.5ミリの穴を中心に開けておきます。接着剤はこの穴から少量垂らして固定します。


冷房ダクト用カバーの取り付けです。ブラス製品の時は燐青銅板で制作したのですが、子飼はプラと言う事で、プラで作成しました。写真は片方の接着が終了し、固定されるまで待っているところ。このあと上側の接着もします。


この日はひとまずここまでとしました。



2019年9月26日木曜日

MAX Model マイネ37130をマロネ49で仕立てる その① 冷房装置の自作①

以前、Adachiのキットマイネ37130をマロネ49で仕立てたのですが、今度はMAXモデルのプラキット「マイネ37130」を使ってマロネ49を仕立てることにしました。
MAXモデルのキットは床下の梁も表現されているので、床下に力を入れて作成することにします。相変わらずKM3型冷房装置関連のパーツは全て自作になります。

まずは冷房装置(改定用でいう室外機)の作成から。
前回と同じ手法で作成してゆきます。


一度作成しているので、割とサクサクと進みます。


仕上げはエコーモデルの精密メッシュで。


仮置きしてみる。。
元空気ダメ、付加空気ダメはエコーモデルを使わず、キット付属のパーツに0.7x0.3の真鍮帯金を巻いて加工しています。冷房装置を置いてみてブレーキ弁までの配管の走りもチェック。


ブレーキ関連の加工。ブレーキ弁はエコーモデル。ブレーキ配管は工房ひろのパーツを使用。この日の作業はここまで。。



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