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2024年05月

韓国で「ただ休んでいる」人口、30~40代では223万人。それ以下の青年層では40万人。少ないように見えるのですが、実は……

カテゴリ:経済 コメント:(59)
「ただ休む」青年40万人、また増加転換…歴代2番目に多い(聯合ニュース・朝鮮語)
仕事も求職活動もしない「休んだ」青年が9ヶ月ぶりに再び増えたことが分かった。

昨年、政府が発表した「休む青年」の労働市場流入対策にも「ただ休む」青年は減らず、依然として40万人台はすぐそこに見えている状態だ。

就職を希望するが、希望する働き口を見つけられなさそうで就職をあきらめた「求職断念」青年も今年に入って再び増加傾向だ。

23日、統計庁の国家統計ポータルと経済活動人口調査マイクロデータなどによると、先月「休んだ」と分類された青年層(15~29歳)は1年前より1万3千人増えた39万8千人と集計された。 (中略)

先月「休んだ」青年は5月基準で関連統計が集計され始めた2003年以後、2020年(46万2千人)に続き2番目に多い。 (中略)

今年1~5月の月平均青年層求職断念者は12万179人で、昨年同期(10万8千525人)より約1万1千人余り増えた。 全体求職断念者(38万7千人)のうち、青年層が占める割合は31.1%だ。(中略)

青年層が望む良質の働き口が十分に増えない状況で、就職支援に焦点を合わせた政策は限界があるしかないというのが専門家たちの意見だ。
(引用ここまで)


 つい先日、30~40代の「ただ休んでいる」人口が233万人を突破したとのニュースがありました。
 で、それよりも若い15~29歳での「ただ休んでいる」人口はどうかと調べてみたら、39万8000人であるとの統計が出てきました。

 韓国の統計庁を見ると15~29歳の世代人口は864万人ほど。
 なので5%弱ほどが「ただ休んでいるだけ」となっています。
 1476万人ほどの30~40代では人口の15%ちょっとほどが「ただ休んでいるだけ」だったので、それに比べるとマシ……なように見えるのですが。
 というか、15%が「ただ休んでいるだけ」ってのもすごいんだけど。


 韓国ではじめて就職する年齢というのはだいたい20代半ば以降となっています。26歳くらい。
 かつ15~29歳なので、10代はほとんどが学校に行っているでしょう。
 男子には兵役もあることを考慮すると、この「ただ休んでいるだけ」の青年層はほとんどが20代半ば以降ではないかと思われるのですよ。

 20代後半(25~29歳)の人口は353万人ほど。
 それらの事情を考慮すると、この年代の10%前後が「ただ休んでいるだけ」ではないかと。
 さらに「求職断念者」の12万人も足すと、20代後半の10%台半ばくらいが「失業率には表れない失業者」なのかな、との感触。

 さらに「ただ休んでいるだけ」が月別統計の5月で最大だったのがコロナ禍の2020年5月が46万2000人。今回はそれに次ぐ数字。
 「コロナ禍の状況に近づきつつある」わけです。
 韓国における5月の青年失業率が6.7%でした。それに10%台半ばの数字を足した22~24%くらいが実際の「青年の失業具合」ではないかと。
 ま、だいぶ推測を重ねている部分はありますが、そんなに遠くない数字じゃないでしょうか。

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韓国の飲酒運転摘発件数、なんと日本の15倍以上。そもそも「飲酒」という行為への社会的な視線が甘すぎるのが原因では?

なんと日本の5倍… 韓国の飲酒運転が多い理由は?(世界日報・朝鮮語)
韓国と日本の飲酒運転処罰のレベルはほぼ同じ水準だが、摘発件数は韓国が5倍多いことが分かった。 最近5年間の年平均再犯率は43.6%で、ほぼ半分は過去にも飲酒運転の取り締まりにかかったことがあったことが分かった。 (中略)

昨年、国内飲酒運転の交通事故件数は1万3042件で、ユン・チャンホ法施行直後の2020年(1万7747件)に比べて24%減少した。 ユン・チャンホ法は飲酒運転事故で亡くなったユン氏を契機に飲酒運転の処罰強度と取り締まり基準などを強化する内容の骨子で、2019年から6月25日から施行された。

ユン・チャンホ法の施行と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行などの影響で飲酒運転事故が減ったが、一部のドライバーの間では酒を飲んでハンドルを握る慣行が依然として消えていない。

2019年に13万772件だった飲酒運転の摘発件数は、2020年に11万7549件、2021年に11万5882件と停滞したが、2022年に13万283件、昨年に13万150件と再び増えた。

2019年から昨年まで飲酒運転摘発のうち再犯(2回以上摘発)の割合は年平均43.6%で、ユン·チャンホ法施行前の2018年(44.7%)とあまり差がなかった。 飲酒運転処罰強化など法令改正にともなう飲酒運転減少効果が微小だったと見られる部分だ。

研究所は韓国の飲酒運転規制が日本と似た水準だが、相対的に制度定着が不十分な状況だと指摘した。 (中略)

日本は韓国より20年近く早い01年から飲酒運転の規制を強化し、交通安全文化を早く成熟させた。 また、日本は飲酒運転者の周辺人まで処罰するよう明確に法制化されており、運転者が飲酒運転に対する警戒心がさらに高いというのが研究所の説明だ。
(引用ここまで)


 ユン・チャンホ法とは当時大学生であったユン・チャンホ氏が飲酒運転のドライバーにはねられて亡くなったことを契機に飲酒運転に対して厳罰化が行われた法律のこと。
 2018年当時、徴兵で軍勤務をしていたユン氏が亡くなったことに対して、大統領府請願掲示板に飲酒運転事故に対する厳罰化が求められて法制化されたものです。

 まあ、厳罰化されたものの件数はまったく減りません。むしろ増加傾向にあるほど。
 そこで韓国のシンクタンクが「日本と韓国の飲酒運転に対する社会、法的な差異はどこにあるのか」を主題としたレポートを出した……というニュース。

 日本の場合、お店がドライバーに対して酒類を提供すると罰せられるようになったのが大きいとしています。
 少なくともチェーン店では必ず聞かれますからね。


 まあ、それでも摘発件数で13万件は多すぎないかって話ですが。
 日本の飲酒運転違反摘発件数は2万1467件(2023年)。
 単純件数で6倍ちょい。
 人口比では15.15倍。

 まあ、韓国は飲酒に対して社会的な視線が甘いんですよね。
 チュ・シンスもアメリカで飲酒運転で逮捕されていますし、カン・ジョンホは韓国国内で飲酒運転→速度超過+自損事故で3度目の逮捕で有罪判決を受けました。
 カン・ジョンホは労働ビザが出なくなって選手生命が終わってしまいましたね

 チュ・シンスはアメリカでこのように捕まっていて。



 カン・ジョンホは明白に速度超過。人身事故にならなかったのは運がよかっただけ。



 プロ野球やメジャーリーグの選手ですらこうなのですから、一般人であれば推して知るべし。
 韓国芸能人の飲酒運転はもう数知れず。
 ハードルが低いというべきか。
 飲酒という行為が軽いのですよ。そもそも。そこから社会そのものの取り組みを変えないと無理でしょうね。

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韓国メディア「タイで『韓国訪問禁止』のハッシュタグがトレンド入り……観光客が減少して日本・中国などに流れている。なんとかしなければ!」……入国拒絶しているのに?

タイからの訪韓観光客が急減…現地で「韓国へ行くのをやめよう」運動が再び拡散(朝鮮日報)
今年、韓国を訪れるタイ人観光客が急減している。タイで再び「韓国旅行禁止運動」の動きが見え始めているのだ。バンコクのあるメディアが20日(現地時間)に報道したところによると、タイ国旅行代理店協会(TTAA)のチャルン・ワンガナノン会長は「韓国旅行拒否運動が起こる前、韓国はタイで人気旅行先トップ3の一つだったが、そうした時期はもう終わった」と語ったとのことだ。

そして、「タイ人は電子旅行許可(K-ETA)を受けなければならない。入国規制が厳しい韓国を避けて他の旅行先に足を向けている」と報じた。

旅行費用が安い上、ノービザ入国が可能で、「観光客が追い出された」という報道もないベトナムや中国などを訪れるタイ人観光客数が、訪韓タイ人観光客数を上回ったということだ。

 事実、韓国観光公社によると、今年1月から4月までに韓国を訪れたタイ人観光客は11万9000人で、昨年同期比で21.1%減少したという。 (中略)

 入国規制騒動により、タイ人の間では反韓感情が広がっているという声もある。

 昨年、訪韓タイ人観光客が入国許可を得られないケースが増えたことから、タイの交流サイト(SNS)には「韓国旅行禁止」というハッシュタグが付けられた投稿が数百万件寄せられた。このため、タイでは首相まで出てきて、国民をなだめるほどだった。
(引用ここまで)


 韓国はアメリカのESTA(電子渡航認証システム)にならった電子ビザとして、K-ETAというシステムを入国者に課しています。
 日本やアメリカとといったいわゆる先進国には免除しているのですが、タイに対しては免除せずにそこそこの割合で発行拒絶されています。

韓国メディア「東南アジア観光客が韓国ではなく日本に行ってしまうのは電子渡航認証システムのせいだ」……いや、それだけじゃないでしょ(楽韓Web過去エントリ)

 タイのX(Twitter)上で#韓国訪問禁止ってハッシュタグがトレンドに乗ったこともあるとのこと。
 あるいは一家全員で申請したのに、ひとりだけが拒絶されるなんてことも少なからずあるとの報道でした。
 結果、「じゃあ、旅行先を日本にしようか」ってパターンも多いそうです。


 韓国へのタイ人観光客は4月までで11万9000人。21.1%の減少。
 ざっくり前年同月比で4500人ほどの減少。
 日本のそれは4月までで46万6200人。27.5%の伸長。

 韓国から拒絶されて日本に変更したって人はそれほど多くはないかな。「影響があるほどの多さではない」ってところ。
 ただ、タイ人観光客は確実に増えている感触はあります。浅草寺とか見てもタイの方だろうな、と思える人たちは少なくない。

 この減少を受けて観光についての監督省庁である文化体育観光部は「全面免除でなくとも一時免除を」としていて、一方で法務部、外交部は「違法滞在対策として必要」との判断で対立しているとのこと。

タイ観光客誘致vs違法滞在者管理… 「方向づけるべき」(聯合ニュース・朝鮮語)

 ただまあ、韓国に行かなくなっているのはK-ETAによる拒絶だけじゃなくて、「韓国という観光地」の問題である気もしますけどね。

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楽韓さん、本日の動向 - リニアモーターカーができると、ようやく未来が追いついてきた感じ

【PR】Kindle Unlimitedが2ヶ月499円のキャンペーン中です

 テレ東の豊島晋作がリニア試験車両に試乗。時速500kmを体感してます。
 試験車両乗ってみたいんだよなぁ。



 あと建設中の駅を取材。
 なんかこう、ようやく未来が追いついてきた感があります。

ーーーーー

 Kindleのノンフィクションセールが今日まで(対象タイトル一覧)。
 シンシアリーさんの著作がいろいろセール(セール対象タイトル)になっています。



 あと2冊ほど買った本を。
 禹王と日本人 「治水神」がつなぐ東アジア、世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本。まだ読んでません。




 それ以外にもフリーズする脳、左翼老人、恐れない技術なんかを紹介してきました。



恐れない技術 (SB文庫)
桜井 章一
SBクリエイティブ
2012-10-20


 成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようですが2巻まで66円。
 10巻まで半額。
 ゲーム的なステータスのお話をからめつつのハーレムもの。巻を経る毎に絵柄がどんどん洗練されていきます。
 あと同じセールから乙女戦争と同じ著者のダンス・マカブルが全巻半額。中世胸クソ譚短編集。




 別口のKADOKAWAのセールで豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたいが全巻半額。
 終わらせるのはここだったんだろうなぁ、といったところ。



●土曜日投資短信(日曜版)
 NTT、配当利回りを考えるとけっこういい値段になってきたかも。
 下落したらお小遣い感覚で買い足してってもいいかもしれませんね。NISA枠で配当に税金がかからないのはかなりおいしい。
 金・プラチナ・銀の積立比率を45:45:10にしました。プラチナを増やしてもいいかなぁ、とは思っています。
 そういえばnVidia株だけのブル、ベア商品が出てましたね。怖。
 あとベトナム株の不動産系はもうダメかもしれんね。

 昨日は川崎のラ チッタデッラにあるケララ・キッチンでマトンビリヤニ。
 ロイホのカシミールビーフカレーをはさんで4連続マトンビリヤニとなっております。
 お店は初見。メニュー見た時点で「これは通おう」ってなってます。この日はキリビリヤニから、マラバルマトンビリヤニ。
 あ、それとスターター代わりにラッサム。もうこの時点で「当たり引いたわー」ってなってました。

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 バナナの葉に包んで蒸した特製ビリヤニとのこと。
 お米は本場でよく使われているタイプのお米。ジャポニカに似ているけど粘りが少ないタイプ。
 なにがなんでもバスマティライス(もしくは長粒種)ってのもひとつの流儀かもしれんけど。
 このタイプのお米でのビリヤニもおいしいですよってことで。
 2階にあるスパイスクラフトも長らく休業していたけどやっているみたいですね(見ておけばよかった)。こちらもおいしいお店です。

 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。