三週間前のガンゴトリ
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砂に塗れたガンガーの濁流と雲からのぞく青空。
こんなにもインドそのものを表している姿があるだろうか?
濁流はカオスと化し、蠢き、汚れ、それでもなお生命エネルギー溢れるインド社会。青空は、精神の高さを日々求め続ける、その中のごく僅かな一握りの人々です。
25年前の秋、友永先生のツアーで初めてリシケシの上流に連れて行っていただいた時も、澄んだ水の色をしたガンガーと、周りの白い砂、青空を見て同じことを思いました。

「下流のガンガーのように臭いインド、汚いインド、狡いインド、醜いインド、怠惰なインド、臆病なインド。
これは、私が泣いても怒っても変わらない。
そこと戦うことはしても、影響され、悲しんだり嘆くのは一切やめよう。カオスに塗れながらもそこに同化せず、辛い時は天を仰ぎ、澄んだ水と青空と白い砂のインド源流と、そこで朗らかに生きるスワミジのことを心に描こう。インドの形なき美しいもの、それを見つけていこう。」
そう決意したことを思い出します。

さて、ガンゴトリについたアシュラムの私たちは、濁流を見ながら更に歩いて上流へ。
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巡礼者のざわつきがおさまった場所に、シバナンダの小さなアシュラムがあり、そこには3人の行者がいらっしゃいました。
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そのアシュラムで、私たちはお弁当をいただき、その後更に、シバナンダ・ヨガセンターの創始者であるヴィシュヌデヴァナンダーが、瞑想し祈りの儀式をしたという祠へ行き、暫し手を合わせました。
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あとは、無邪気に写真を撮りあったり、ガンゴトリのお寺に行ったりし、帰路に着くのですが、この後悲劇が…。


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