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中学受験・幸せな合格|幸せな合格研究所

幸せな合格研究所が幸せな合格を実現するためにお役に立つ情報をご提供します。たまには、脱線もありますが…。

覚えるのは基本パターンだけで十分です!

わからないときには、いつまでもグズグズ考えていないで、
あっさり解答・解説を見てしまうのが良いですね。

問題は、解答・解説の読み方です。

きっちり理解することは不可欠ですが、
理解さえすればあとは要りません。
解法を覚えようとするお子さんも多いのですが、
その必要はありません。

覚えるのは、基本パターンだけで十分です。

基本パターンを覚えたら、
あとはどんどん問題に取り組みましょう。
解法は問題に取り組むうちに自然に身についていくものですし、
そうでないとちょっとした変化にも対応できなくなります。

100個の問題を解くために覚えるべきは、
せいぜい10個です。

その10個の問題のそれぞれについて、
10個の変化に対応することができれば、
100個の問題を解くことができます。

基本パターンに近い問題ほど対応は楽で、
基本パターンから離れれば離れるほど対応は難しくなります。
でも、普段からパターンの変化に対応する練習をしていれば、
基本パターンから遠い問題にも対応することが可能になっていきます。

反対に、普段からすべての解法を覚える勉強をしていると、
小さな変化にも対応することができるようにはなりません。
そうすると、100個の問題を解くためには、
100個の解法を覚えなければならなくなり、
101個目の問題には対応できなくなってしまいます。

ですから、問題が解けなかったときに、
解答・解説をノートに写すという行為は
あまり意味のあるものではありません。
得られるのは、勉強したという満足感くらいでしょうか。
ちゃんと納得できるまで何度も読み直す方が余程効果的です。

勿論、できなかった問題を定期的に解き直すことは必要です。
その方が対応可能な問題の範囲が広がりやすいですからね。



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自分の言いたいことを正確に伝えるために

自分が考えていることを正確に伝えるのは難しいことです。

原因はいくつか考えられます。
第1に、
自分の中には伝えたいことのイメージがあるのに対して、
相手の中には同じイメージが存在しないこと。
第2に、
自分のイメージを正確に伝えているかどうかの判断基準が
自分の中にしかないこと。



算数の授業では、
立式しないで、筆算だけをちょこちょこっとやって
答えを出すお子さんが結構います。
でも、算数には式・考え方は必須です。
多くのお子さんは筆算を指揮だと勘違いしていますが、
筆算は計算の方法であって式ではありません。
(勿論、筆算も採点の対象としてくれる学校もありますが…。)
だから、文章題の問題を解くときには、
まず、きちんと立式し、
次に、暗算でわかるとき以外は筆算をし、
そして答えへと続きます。

そこで、筆算しか書いていないお子さんには
「横式を書きなさい」って注意をします。
「横式」っていう言葉を使うのは、
筆算を指し示して「書いてあるよ」って言うお子さんが多いからです。

学年に関係なく注意はします。

高学年のお子さんは、
「いいじゃん」って言ったり、
「うん」って言いながらもなかなか書こうとしません。
痛い目にあったことがないので必要性を感じておらず、
面倒くさいのが先に立っているからです。

でも、低学年のお子さんは「はい」と言って式を書いてくれます。
まだ、素直です。

問題はそのあとです。
立式するように言われると、
筆算をしてはいけないと考えるお子さんもいるようなのです。
そんなお子さんは、
立式した後、暗算で計算しようとして
「う~ん」って唸っているわけです。
こちらとしては、まさかそんなことになっているとは思いませんから、
「どうした?わからない?」って声をかけるくらいしかできません。
それでもお子さんは「う~ん」って唸っていますから、
どうしようもありません。

それがわかったのは、
保護者の方から「こちらでは筆算は禁止しているのですか?」
って質問を受けたときです。
事情を説明すると、
「ああ、やっぱりそういうことですか」となりましたが、
保護者の方が質問してくださらなかったら、
今回も事実はわかりませんでした。

そういえば、
かつて、説明中も話を聞かないで、板書を写し続けていて、
後で「書いていたから聞いてない」って言ってくるお子さんがいたときに、
「先生が説明するときは鉛筆から手を放して説明を聞きなさい」
って指導したことがあります。
そのときも、しばらくしてから
「こちらの塾では○はつけないんですか?」
って質問されて失敗に気づきました。
説明の後に
「間違えちゃった人は板書を写しなさい」とは言ったのですが、
「合っていた人は○をつけなさい」とは言わなかったのです。
そのお子さんは「鉛筆を放して説明を聞きなさい」と言われても
「○つけなさい」とは言われなかったので○をつけなかったわけです。

伝える側からしたら当たり前のことも、
受け取る側からしたら当たり前ではありません。

自分の物差しを外すことが大切です。

言いたいことを正確に伝えるという点では、
子どもの答案も同じです。

採点者に正確に伝えるために、最も大事なことは、
読みやすいはっきりした字で書くことです。
下手でもいいから丁寧に書くこと。
2度書き、重ね書きはしないで、
書き間違えたら消しゴムで丁寧に消すこと。


それができたら、あとは書く内容です。
答えには単位をつける。
ポイントごとに式・答えに意味を一言添える。


普段から、常に答案を意識したノートを作ることが大切です。
6年生の秋になって過去問を始めたら、
なんて言っていたら手遅れになってしまうこともあります。


私自身が今回のことで改めて考えたのは、
自分の伝えたいことは、
口で伝えるだけでなく、黒板に書くなどして、
お子さんたちの注意をこちらに向けること。
そして、図を用いるなどして、
できるだけイメージを共有しながら伝えることです。

これは、自閉症やアスペルガー障害など発達障害のお子さんに
物事を伝えるときに使われる手法ですが、
健常児に対しても有効な方法だと思います。
有効な方法が、
発達障害のお子さんと健常児で変わらないということは、
もしかしたら、発達障害のお子さんが
特別なわけではないということかもしれません。


保護者の方も、「当たり前」は捨てましょう。
お子さんはわからなくて当たり前。
「どうしてわからないの?」は×です。
わからないことを前提に対応していかないと、
知らないうちに、お子さんも、保護者の方も、
ストレスをため込むことになりかねません。




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これだけは人に負けないというものを作ろう!

春休みは、連日、塾の授業がありますが、
学校も休みになりますので沢山のことができそうな気がします。
でも、実際には、それほど多くのことはできません。
苦手な強化がある人は、その克服に努めましょう。


私は高校に入学後、
一時、無力感に襲われて勉強をしなくなりました。
さらに暗記が嫌い(苦手?)な私です。
数学の公式を覚えることもしませんでした。
その結果、秋の全国公開模試の数学で、
偏差値38なんていう見たことのない成績をとってしまいました。
私は狼狽し、危機感を覚えました。
春休みは、赤チャートをやることにしました。
(当時、チャート式は赤と青しかありませんでした。)
やる問題は解説がくわしく載っている例題だけです。
解説を隠して、問題を考えました。
ある程度考えてもわからなければ、諦めて、解説を読みました。
腑に落ちるまで、何度も何度も読みました。
(当時の私の勉強法は、わかるまで先に進まないという勉強法でした。)
慌てず、1問1問進めました。
春休みにできたのは、赤チャートの例題だけ約100問だったと記憶しています。
でも、その後、数学は得意教科になりました。
数学が好きになり、勉強をするときはまず数学から、という状態になりました。
(その結果、他の教科がちょっとおろそかになってしまいましたが、
総合成績では以後、学年トップを維持しました。)
1年、浪人はしましたが、浪人中は、
東大模試のような特殊なものを除き、
全国規模の模試では、数学はいつも偏差値80以上でした。
(知人には国語で偏差値103をとったという強者もいましたから、
あまり自慢にはならないかもしれませんが、
私自身はある程度満足しています。)


勉強に限らず、
苦手を克服するためには自信をつけることです。
そのためには、手を広げすぎず、
とりあえず1点に集中して努力をし、
これだけは誰にも負けないというものを獲得することが
ベストな方法であると言えます。

別に算数を得意にできなくても良いのです。
例えば、数の性質だけは負けないとか、
平面図形だけは絶対負けないというような状態を作ればよいのです。
春休みが終わった時に、これだけはやったというものを残すことを目標にしてください。
苦手教科の克服を目標にして努力を続けると、
気づいたときには
苦手教科が得意教科に変わっていたりすることもありますよ。


顔晴りましょう!


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勘の使い方

学問には経験と勘が必要です。
受験生も問題を解くためには経験と勘が必要です。

でも、勘が必要であるということは、
いい加減に答えを書いても良いということではありません。

入試本番では書かないと点数にはなりませんし、
点数が足りないと合格できないのですから、
勘でもよいから何か書いてくることは必要です。

塾のテストも自分の力を計るとともに、
点数を取る練習をするという意味もありますから、
わからない問題は空欄で残さないで、
勘でもよいから何か書いてくるのはそれなりに意味があります。

普段から勘で答えを書いた経験がないと、
本番で勘で答えを書いてもほとんど当たりません。
勘で答えを書くと言っても、
まったくいい加減な答えを書いてはいけません。
ちゃんと問題文を読んで、
全体の流れの中で答えを予想する。
それが勘で答えるっていうことです。

普段から勘を働かせる練習をしましょう。

普段の問題演習の中でも、
問題を解き始める前に、
答えは大体このくらいになるだろうという予想をしましょう。
予想を立てた上で、論理的に問題を解いていきましょう。
わからないからといって、
適当な(いい加減な)答えを書くというのは絶対やめましょう。
それが当たり前になると、
問題に真摯に向き合うことができなくなります。
本当の力をつけるためには、
問題にも真剣に向き合う必要があります。

多くの人は、試験本番直前は、
どれだけ勉強していても緊張で多かれ少なかれビビるものです。
でも、映画「ペーパー・チェイス」で主人公ハート(ティモシー・ボトムズ)は、
ハーバードロースクールの卒業試験で、試験問題が配られる前に呟きます。
OK.Bring on the test.
(よし、どこからでもかかってこい!)
本番でこんなことが言えたらかっこいいですよね。

大好きな映画です。時間があれば一度ご覧ください。
ペーパー・チェイス [DVD]ペーパー・チェイス [DVD]
(2010/03/26)
ティモシー・ボトムズ、リンゼイ・ワグナー 他

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「癖です」=「直す気はありません」

間違えた時は消して書き直さないで、改めて次に書いて!
筆算だけじゃなくて、ちゃんと式も書いて!
数字は下手でもいいから読み間違えられないように丁寧に書いて!
問題を解いているときには大きな声で独り言を言ったりしないで!
授業中は前を向いてちゃんと座って!横や後ろを向いちゃダメだよ!
授業中はおしゃべりをしないで!
先生が説明するときは、手を止めて、先生の方を向いて!

などなど…。

授業中は色々な指示の他に様々な注意をすることも多くあります。
注意の回数がかなり多いクラスもあります。
ただ、言い方を間違えると、
お子さんが嫌な気分になったり、反発の気持ちが生じたりするので、
なるべくソフトに注意するようにしています。

でも、そうすると、必ず、「癖です!」と切り返してくる子がいます。

癖であることは知っています。
癖になってしまっているから、何度同じ注意をされても直らないのです。

癖には良い癖と悪い癖があると思います。
勉強に関して言えば、
成績の上昇を妨げるような癖、他人に迷惑をかける癖は悪い癖です。
そして、悪い癖は、直さなければなりません。
癖を直すためには、本人がそれを意識することが不可欠です。

「癖です」の言葉の後には、本人が意識しているかどうかは別として、
「だから仕方ないんです。直りません」という言葉が隠れています。
つまり、「癖です」とは「直す気はありません」ということです。

「癖です」と切り返すお子さんはふざけて言っているのだと思います。
でも、心のどこかに「仕方ないじゃん」「直らないよ」という
気持ちがあるのは確実です。
事の重大さを理解できない幼いお子さんだと思います。
ですから、私は「癖です」と切り返されたときは、
癖と思っているうちは絶対に治らないこと、
治すためには治す気にならないといけないこと、
治さないと他の子の迷惑になること、
治さないと結局損をするのは自分であること、

などを話します。

ご家庭では塾で何を勉強したのかは勿論、
塾でどんなことがあったのかも含めてお子さんと話をしてみてください。
塾も他の習い事も同じです。
習っているときは、
指導者の指示に素直に従い、練習を繰り返すこと。

これが上達のポイントです。



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はい、みんなこっち見て!

以前、算数の神様と言われた某カリスマ講師が言っていました。

「算数の先生は職人だよ。
 長くやっている方が上手いに決まってる。」

確かに、今振り返れば、駆け出しのころは赤面するほどひどかったとは思いますが、
その一方で、30年以上経っても、ちっとも上手くなったという実感はありません。
毎年のように同じような失敗を繰り返し自己嫌悪に陥ったりしています。


多くの子どもたちが手こずっている問題があったので、
ヒントを出そうとしたときのことです。

「はい、みんなこっち見て!
 できてる人も手を止めてこっち見て!」

みんながこちらを見るまで3回ほど注意を繰り返しました。
その後も、説明の途中で子どもたちを見ては、何回か、
「こっち見て!」
を繰り返しました。
でも、何人かは、私の示したやり方とは全然違うやり方をして間違えていました。

「さっきの説明聞いていなかったでしょ?」
「うん。」

ちょっと、イラッときてしまいました。

別の問題のときにも同じようなことがありました。

「私の説明聞いていなかったでしょ?」
「ううん、聞いてたよ。」
「でも、ここに書いてある式って、
 黒板に書いてある式(私が説明した式)と全然違うよ。
 っていうことは、説明を聞いていなかったっていうことだよね?」
「うん。」

また、ちょっとイラッときました。


子ども相手ですし、低学年ですから、
話を聞かせられない私が悪いのは頭ではわかっています。
わかっているんですが、でも、ちょっとイラッときちゃうんです。
つい、先生が「こっち見て!」って言ったときには、
どうして先生の方を見なきゃいけないのかを語ってしまいました。
低学年でも、納得さえしてくれれば、ちゃんとやってくれると思うからです。
それにしても、まだまだ自分は未熟だと思います。


実は、最初のカリスマ講師の発言には続きがあるんです。

「でも、あんたの説明はわかりやすいらしいって
 保護者たちが言ってたよ。」

自慢しても仕方ないんですが、ちょっとだけ自慢です。
認めてもらえるのはうれしいことです。
改めて、もっともっと子どもたちを認めてあげたいと感じました。




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お子さんは受験勉強を楽しんでいますか?

川村元気先生の「億男」を読みました。

億男億男
(2014/10/15)
川村 元気

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「お金と幸せの答えを教えてあげよう」というコピーがついています。
本屋大賞にもノミネートされている作品ですから、
もうお読みになった方も多いと思います。

ある日突然、大金を手にした主人公の一男が
お金と幸せの関係を考えるお話です。
その中で出てくる一つのエピソードとして、
一男の娘、まどかがバレエを習う話が出てきます。
(ちょっとネタバレです。)

3歳のまどかはレッスンを見学に行ったバレエに魅了され、
バレエを習いたいと言います。
一男は不相応だと反対しますが、
1か月後、妻、万佐子は、まどかにバレエを習わせたいと言い出します。
1か月間、まどかに本当にバレエをやりたいのか問い続けたが、
まどかは、ずっとバレエをやりたいと言い続けた。
バレエは、まどかが生まれて初めて心の底から欲したものだから、
それには応えてあげたい、と。

エンターテインメント小説ですが、色々考えさせられる小説です。


幸せには色々な形があります。

勿論、中学受験について
お子さん自身が言い出したかどうかだけを問題としているわけではありません。
お子さんがそれを本当に欲しているか?本当に楽しんでいるか?
それを常に問い続けてあげてください。
低学年のうちは勉強という意識すらなく、
塾は楽しいところだと思っているかもしれません。
でも、学年が進んでくると事情は違ってくる可能性もあります。
塾は楽しいと言いながら勉強をしないお子さんもいます。
そんなお子さんは本当にそれを欲していると言えますか?

受験勉強は辛いものだと疑わない人もいます。
でも、知らなかったことを知ること、
できなかったことができるようになることは、
楽しいことのはずです。
受験勉強だって同じじゃないでしょうか?
怒鳴られたり、叱られたりしながらやっているのでは
楽しくはありません。

勿論、塾で、他の人に迷惑をかけては聞けませんし、
わがままが通用すると思ってはいけません。
でも、楽しくなかったら身につくものも身につきません。
お子さんは中学受験を本当に楽しんでいますか?

あらためて問い直してみることも時には必要かもしれません。



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塾から帰るときに…

お迎えのお母さんと帰る受験生とすれ違いました。

「今日ね、場合の数っていうのをやったよ」
「へぇ~、そうなんだ」


何気ない会話ですが、こういうのっていいですね。


授業が終わった直後に、授業内容を人に話すのは、
復習してはベストな方法と言えます。

第1に、
授業の直後に授業の内容を思い出すと定着率が違います。
復習は「忘れないうちに」ではなく、「覚えたら」が基本です。

第2に、
他人に話すためには、
その内容を正確に理解、記憶していなければなりません。
話そうとすることによって、人はその内容を整理しようとします。
その結果、すでに理解、記憶していることと、
そうでないこととを区別、確認することができます。

第3に、
話すことはお手軽です。
何かをするときにいちいち準備をしなければならないとすると、
それだけで面倒な気がして、なかなか手が付けられません。
お手軽なのは大事なことです。

第4に、
普段から塾のことを話題にすることで、
勉強を生活の一部にすることができます。



お子さんが塾の授業のことを話そうとしたときは、
積極的に聞いてあげてください。
もしかしたら、そこから話が広がって、
お子さんの勉強や生活に関する悩みなども知ることができるかもしれません。
「ねえ、ねえ、お母さん…」を大切にしてあげられるよう
常に心に余裕を持っておきたいものですね。




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誰にでもできる努力を誰にも真似できないくらい

先日亡くなった坂東三津五郎さんについて、
お子さんの坂東巳之助さんが話しているのをテレビで観ました。
巳之助さんから見たお父さんの芸は、
誰にでもできる小さな努力を、
誰にもまねできないほど膨大な数積み重ねた先にある究極の形

だったそうです。

誰にでもできる努力を誰にもまねできないくらいやるって
すごいことだと思います。

やるとなったら全力でぶつかりましょう。
それは、大人だからとか、子どもだからとか関係ありません。
一つ一つの目標は小さくする代わりに、
それを達成するための努力は全力を注入しましょう。
正しい方法で、全力を挙げて取り組めば、
必ず先に明かりが見えてきます。


ただ、全力で走り続けると疲れてしまうことも確かです。
戦士にも休息は必要です。



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先生、図を描いてよ!

担当しているお子さんたちの多くは、
解説をしようとすると嫌がるくせに、
自分一人では答えにまでたどり着けないので、
ヒントを要求します。
(まあ、説明されるのを嫌がるっていうのは、
ある意味、向上心の表れかもしれませんがね…。)

先日も、速さの問題を扱っているときに、
多くのお子さんが止まったままだったので、
黒板に状況図を描いてみました。

「わからなかったら黒板の図を見て考えてごらん。」
「あっ、わかった!簡単だ!」

問題はそのあとです。
次の問題に移ったとき、一人のお子さんが一言。

「先生、図を描いてよ。そうしたらできるよ。」


図を見たら解けるのは、それなりに力のあるお子さんです。

でも、ポイントはその先です。
速さの問題に関する図でも、
状況図もあれば、ダイヤグラムもあります。
面積図だってあります。
問題文の情報を整理する方法として、
使うべき図は違ってきます。
どの図を使うのがわかりやすいのかは問題ごとに違うからです。

図を見たら解けるお子さんにとって必要なのは、
どんな図を描けばわかりやすいかを判断することができる力です。


自分に足りないもの、必要なものを意識しながら問題演習をする
問題を解く力の伸び方が違ってきますよ。



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プロフィール

新鮮太郎

Author:新鮮太郎
プロフェッショナル家庭教師にして中学受験進学塾講師

指導歴 30年以上

指導教科 中学受験算数

家庭教師
生徒さん募集中です。
知識、思考方法、勉強の仕方など、単純に点数を取るだけでなく、生きる力につながる指導をいたします。
短期、長期いずれの指導依頼もお受けいたします。
一緒に志望校合格を勝ち取りましょう。
リンク先にある「筑駒、開成、麻布、桜蔭など超難関中学合格講座|幸せな合格研究所」をご覧になり、お問い合わせください。
お問い合わせは、下記のメールフォーム、あるいは、私のメールアドレスのいずれにいただいても結構です。

よろしくお願い申し上げます。

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