【ぐるめ…?】 2008.01.28 (Mon)
肉と自分をぶった斬る。
100g 98円の安っすい牛バラ肉を、どどんと1kgブロックで買いました。
スーパーでのこういう大物買いは、ぼくの趣味です。もはや病気です。
お寿司のパーティー・セットとか、巨大タケノコとか、タコ丸ごと1匹とか、
いつも日曜日になるととんでもないものを買って帰ります。
ぼくの「食の I Q」は、よゐこ濱口レベル…って、うるさいわ!
さてお肉ですが、ここは圧力鍋の出番。
一口大にぶった切って、砂糖醤油で甘辛く炊きました。
20分も煮込めば、ほろっほろのとろっとろ。
安っすい肉ですが、ご飯がすすみます。
飽きたらカレーにしよう。
何でも「カレー」で片付けるところが、I Qの低い証拠です。ほっとけ!
【東京ずまい】 2008.01.24 (Thu)
東京氷地獄<コキュートス>
東京に(ちょびっと)雪が積もり、北の旭川ではダイヤモンド・ダストが舞ったという寒い寒い一日、
いかがお過ごしでしたか?
職場に自転車を置いているので、よくキコキコこいでいるのですが、一向に体が温まりません。
足先がちべたい。 リアル『白鳥の湖』。 瀕死のオデット姫。
あまりの寒さに、心も折れました。
表参道のおしゃれなカフェで、おしゃれっぽい横文字のコーヒーを注文したのですが、
精神年齢は完全におじいちゃん。茶碗をすすって 「はふ~」 していました。
昨年の夏のような猛暑は大好きなのですが、寒いのは大の苦手。
この冷たい石畳が、あの灰色の雲が、湯たんぽだったらいいな・・・と夢見る今日このごろです。
【全世界音楽】 2008.01.23 (Wed)
夢見るシャンソン人形
『夢見るシャンソン人形 (Poupee de cire, poupee de son)』 で有名な '60年代フランスのアイドル、
フランス・ギャルのベスト盤を買いました。(HMV試聴ページへ)
少し前、スーツをあつらえようとあちこちの店をのぞいた時、そのうちの1店で流れていました。
すごく気になったので、後でいろいろ調べて買いました。
舌足らずでぶっきらぼうなお子ちゃま声だけど、ジャズからシャンソンまで、なんとなく歌いこなしていて不思議。
プロデューサーのセルジュ・ゲンズブールらが作った楽曲も、本格的であなどれません。
そのゲンズブールのエロオヤジぶりが炸裂した 『アニーとボンボン』 (歌詞が確信犯的エロ)や、
元祖?ツンデレな 『あなたのキャプテンに言いなさい』 などは、まさに小悪魔フレンチ・ロリータの真骨頂。
一方、弦楽四重奏を配した 『あなたが欲しい』 は、「音楽室の片想い」って感じでせつなくていい。
・・・しかし、ロリータ・ポップな雑貨屋ならともかく、なぜシュッとした紳士服の店で流れていたのかが謎です。
カヒミ・カリィとかクレモンティーヌを聴いた世代向けってことでしょうか?
フランス・ギャルを聴いていると、ちょっと懐かしい'90年代・渋谷系のあれこれも思い出しました。
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【ぐるめ…?】 2008.01.18 (Fri)
だいこんの迷宮
株価は下がってるくせに、近所のスーパーでは値上げラッシュです。
その一方で、今が旬のだいこんや白菜は大安売り。
ワーイ。今日もだいこん1本、買いました。
夜、ハラが減ったら大根スティックにして、バリバリかじっています。
不本意ながら、シロアリになった気分です。
砂糖やごま油をまぜた味噌だれも、たくさん作りました。
あしたは拍子木に切って、軽めのドレッシングをかけて、マカロニふうにでもしましょうか。
それをマカロニと呼ぶにはかなり無理がありますが、なんとかして食べつくさねば。
ふと、社会科の教科書で見た、むかしの写真を思い出しました。
食べものがなくて、大根をかじってるむかしの子供の写真…。
誤解されそうなので、ぼくはあくまで 「健康のため」 に食べていることを強調しておきます。
実際、こころなしかお肌がツルツルになったみたいです。
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【 このスポーツ!】 2008.01.17 (Thu)
安馬(あま)・蛭子能収ふう
最軽量なのに真っ向勝負。しびれるねえ。ほれぼれ
顔がエビスさんのマンガっぽいのが悔やまれる
若貴のお父さんのような好勝負師になってほしい
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【京都・奈良&和ふう】 2008.01.11 (Fri)
利休派? 遠州派? (ガンダムに例えてみた)
松屋銀座の 『小堀遠州』 展に行ってきました。
(「信長・秀吉・家康」の戦国三傑があるように、) 千利休~古田織部に続く茶道3大巨匠のひとり。
作庭、建築、書などでも頂点を極めた江戸初期の総合文化人です。
戦国期のストイックな 「わびさび」 利休に対し、天下泰平期の優美で洗練された彼の趣味は、
「きれいさび」 などと言われています。
余計な装飾をとことん引き算していくのが利休なら、ここぞとワンポイントの 「花」 を添えるのが遠州。
遠州が手がけた、京都・大徳寺孤篷庵<こほうあん>の茶室 「忘筌<ぼうせん>」、
庭の景色を四方から障子で切り取る構成の美しさは、心に焼き付いて離れません。
この催しには、そんな彼の美意識を伝える素晴らしい茶器の数々が展示されていましたが、
本当いうと、デザイン過多の遠州趣味より、シブくて重厚な利休好みの黒楽茶碗のほうが好き。
でもでも、茶室にお呼ばれするなら、スマートで開放的な遠州派。
その日の気分にもよりますが、ガンコな利休さんと膝突き合わせていたら、息が詰まってしまいそう。
・・・とつらつら書いてきましたが、文章だけではイメージが沸かないというもの。
かといって、ただ写真をどっかからパクッてくるだけでは芸がない。
そこで大胆にも、遠州および利休の趣味を、ガンダムのモビルスーツに例えてみました――。
≪遠州好み≫
均整の取れたプロポーション。白地に赤、青、黄をほどこした瀟洒な美的センス。連邦軍のエース機 「ガンダム」 こそ、寛永のセレブ侍・遠州にふさわしい。◆
≪利休好み≫
一切の無駄を排したデザイン、手のひらに伝わる素材の温かみ・・・。利休ならジオン軍の原点 「旧ザク」 の、えも言われぬたたずまいが分かるはず。ぼくもファンです。◆
ちなみに、利休の高弟にして遠州の師であるもうひとりの巨人・古田織部なら、武人らしく重厚感あふれる 「ジオング」 に惹かれることでしょう。その名を冠した 「織部焼」 といえば、何といってもあの奇抜な造形!
「へうげもの」 の美学、えらい人には分からんのですよ。
≪織部好み≫
写真は 「機動戦士ガンダム公式web」 より、ありがたく無断拝借。
若さゆえのあやまちというものです。
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【謹賀新年】 2008.01.03 (Thu)
新春・歌はじめ
≪通釈≫
そうだよ
おせちも雑煮もチキンのもも焼きもシャンパンも
キャラメルコーンのメロン味もたいらげてしまい、
知ってか知らずか
すっかりブーちゃんになってしまったことよ
≪鑑賞のポイント≫
「これやこの」は強調の意。
食うだけ食って、だらだら正月休みをすごしてしまった愚か者の、
深い悔恨と自責の念がうかがいしれる。
≪作者≫
ブー丸 (生没年不詳)
かなりおなかパンパンであるという。
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