【【未整理】 世界ブラボー日記】 2010.10.29 (Fri)
マンガでよくある風景。その1
夜中、酔っぱらって台所の洗いものをしていたら、
グラスを落としてシンクの角にぶつけてしまいました。
し?ん・・・。
おそるおそる拾いあげたグラスは・・・おぉ、奇跡的に無キズ!
ホッとして水ですすごうとしたとたん、パカンと真っぷたつに割れました。
リアル斬鉄剣。
またつまらぬものを割ってしまった。
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【京都・奈良&和ふう】 2010.10.26 (Tue)
たまには織部
知人主催のお茶会の準備をしてきました。
ぼくは、モダンだけど奇をてらいすぎる ≪織部焼≫ があまり好きじゃないのですが、
全部まっ黒なのが≪織部黒≫、半分だけ黒いのが≪黒織部≫・・・。ややこしい!
同じ 「黒」 でも半分くらいはゆう薬をかけず、地の土色。そこに、画面を四角に切り取った 「窓絵」 など、自由奔放な文様をほどこす。
ぼくは同じモダン、同じ 「美濃焼」 でも、スタイリッシュな≪瀬戸黒≫派。
「織部黒」 同様に全体を黒く焼きつけているが、こちらの造形はまったくムダのない端正な円筒型。 底の 「高台」 は限りなく低く、扁平な見た目。
【【未整理】 世界ブラボー日記】 2010.10.21 (Thu)
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【欧州&世界映画】 2010.10.18 (Mon)
『地下鉄のザジ』――ルイ・マルふたたび――
この秋、その作品群がニュープリントされたというので、いくつか見にいってきました。
「ルイ・マル」といえば、何といっても 『死刑台のエレベーター』!! (※前に書いた記事へ)
ぼくにとって、歴代サスペンス映画の中でも1、2を争うくらいの名作。これか 『太陽がいっぱい』 か。
でも同じくらい・・・いや違った意味で大好きなのが、『地下鉄のザジ (1960仏)』。
シリアスな 『死刑台・・・』 から一転、お茶目な女の子とおじさんの追いかけっこがとっても楽しい、スラップスティック・コメディです。
【YouTube】 映画 『地下鉄のザジ』 予告
可愛くて小ナマイキなカトリーヌ・ドモンジョちゃん。
「♪くるっ、くるっ、クレラップ♪」 CMのいたずらっ娘も、この映画がモデルなのかな? おかっぱ頭に赤いセーターとグレーのプリーツスカートが、シンプルだけどおしゃれ。
それから、彼女にさんざん振り回されるおじさん役は、『ニュー・シネマ・パラダイス』 のフィリップ・ノワレだったのか。このたび初めて気付きました。 (追いかけっこの人は別のおじさん)
一方で、バッサリ編集やコミカルな早回しなどの大胆不敵なモンタージュ(映像編集)技法は、「ヌーベルバーグ」 一派をリードした映画の革新。
ジーンズも若者の反抗のシンボル。
おてんば少女の可愛さを借りて、じつは旧社会の破壊と再創造を企んでいたルイ・マル、あなどれません。
次は 『さよなら子供たち』 と 『五月のミル』 を見てきます。
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【ニュース&カルチャー】 2010.10.15 (Fri)
チリ鉱山事故、全員生還!
チリ鉱山事故からの33人全員生還、本当に本当に感動しました。
普段は堕ちたニュースショーなんか目もくれませんが、久しぶりにテレビに釘付けになりました。
過酷きわまる環境で耐える、信じる、規律を守る、そして生き抜く・・・。
70日も。
もうかなわない。ただただ頭が下がるだけです。
もちろん、救助する側の判断や奮闘にも拍手拍手。
こうなったら、核実験オバマなんかから平和賞を剥奪して、いっそ彼ら勇者たちにノーベル賞を!
中間選挙負けようが、もう知ったこっちゃない。
チリ大統領の、いかにも映画に出てきそうな虚栄政治家の笑顔パフォーマンスも鼻についた。
・・・この奇跡の33人、今後生活が180度変わって、かえって人生を狂わされる人も現れるでしょう。
感動したこっちがガッカリするような事だって起きるかもしれません。
救助の延長としてそういう 「チヤホヤ」 からしっかり守ってあげてほしい、
今はそれだけを願っています。
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【めざせ東大 !?】 2010.10.12 (Tue)
重曹洗顔のモルモット
あの換気扇の油汚れが一発でスッキリ! しかも手荒れなし!
そこでこの夏、「重曹で洗顔」 もためしてみました。
100円ショップで売ってるような、「食用」 表示のない安っすいやつ。
こういう時こそ、男のぼくがモルモット役です。
いつもの洗顔フォームに、ほんの1つまみプラスしてジャブジャブ・・・
・・・おぉ! びっくりするくらい、さっぱりスベスベだ!!
もっと早くやればよかった。
こんなに安くて身近なのに、高級洗顔フォームより効果は劇的なのでバカバカしくなるくらい。
始めて数ヵ月、肌が荒れるようなトラブルはありません。
洗顔/耳かき1杯。粒々がスクラブ効果も。
体洗い/ひとつまみ。入浴剤にしてもサッパリ度up。炭酸泉と同じ。
歯磨き/耳かき1杯。酸を中和し、再石灰化をうながす効果がある。
洗濯/お肌の疾患やペット用品の洗濯など、洗剤を避けたい時に。
(ペーハーを狂わすので、洗剤とは併用しないほうがいいとの未確認情報。)
脱臭剤/水に溶かしてお部屋にスプレー。有名商品より安くて効果大。アロマ剤を混ぜて。
・・・その他、食器洗いや油汚れの掃除に。
※いずれも、いつもの石鹸・洗剤と一緒に使う!のがコツ。界面剤には界面剤のメリットがあり、重曹だけでは落ちない汚れもあるので。
アルカリ性の 「重曹」 は酸性の 「油」 と中和して溶かし出す効果と
重曹プラス油は 「石けん」 になって洗浄パワーを増すという効果、
さらにツブツブが表面を磨くスクラブ効果と、二重三重の働きがあるんだそうです。
毎日でもやりたくなりますが、量や回数はそれぞれ肌質や季節・年齢に合わせて。
食用の表示があると安心ですが、元々ただの 「炭酸ナトリウム」 なので体にも環境にもやさしい。
だまされたと思って1回試すくらいなら、大きな問題にはならないはず。 特に男のがさつな肌なら。
重曹教でも開こうかと思うくらい神さま重曹さま、です。
【ぐるめ…?】 2010.10.07 (Thu)
ホンマ゙にもう、ぼく玉子すっきやからね。
調子に乗って2パック買ってしまいました。
計22個、どうすんの。
そこで、映画 『タンポポ』 で有名になったトロトロ玉子のオムライスを作ったり、
ゆで卵に牛肉を巻いて 、甘辛く炒め煮にしてみたり・・・。
がんばったら意外と早く1パックぶん片付きました。
それでも余ったら、ゆで玉子にしておやつに持ちます。
この間の 『ためしてガッテン』 でやっていたのですが、
玉子は古いほうが殻がツルンとむけておいしいんだそうです。
番組の情報からひらめいて、爆発しない 「レンジでゆで玉子」 も開発してみました。
ゆで玉子が1個だけほしい時にどうぞ。(改良のアドバイスがあればぜひ。)
≪電子レンジでゆで玉子≫
① 玉子の底(尖ってないほう)にヒビを入れる。中の薄皮が見えるくらい。ここから空気を抜く。
さらに消毒した裁縫針で玉子の内部をつつき、黄身まで穴を通しておくと安全度up。
② 水をたっぷり張ったマグカップに玉子を入れ、レンジで2分半チン。
③ 冷水で急冷。濃い塩水なら10分超で味つき玉子になる。圧力差で塩分が吸収されるため。
・・・何度か試したところ、ちょうど3分チンでボン!と爆発。ただしヒビを入れたおかげで、お湯の中に少し中身が出た程度。しっかりめの「固ゆで」ができた。 そこで、大事を取って2分半チンくらいを目安に。
残りあと9個や。
めざせ坂東英二!
超えろ大記録・83奪たまご!
「たいがい飽きたわ」
【クラシック音楽】 2010.10.02 (Sat)
『だったん人の踊り』 改め・・・?
日曜朝の 『題名のない音楽会』 で、クラシック曲の間違った和訳タイトルを考え直そうという企画をやっていました。
『スペイン交響曲』 『クロイツェル・ソナタ』 『後宮からの逃走』・・・、そしてボロディン作曲の 『だったん人の踊り』。
『だったん人の踊り』 YouTube検索へ
今ではムード音楽としても超有名なこの 「だったん人」、本当は 「だったん人」 じゃないというのは知る人ぞ知る裏話です。
中央アジアの遊牧民族にもいろいろあって、正しくはトルコ系の 「ポロヴェッツ人」。 日本では、広く遊牧民族の代名詞になったモンゴル系の 「だったん(韃靼、タタール)人」 がなじみ深かったので、大ざっぱに名付けられたのでしょう。
かといって今さら正題 『ポロヴェッツ人の踊り』 だなんて野暮の極み。理屈くっさいウィキペディアじゃあるまいし。
・・・そこでというわけで、指揮者・佐渡裕さんの新提案 『あのへんの人の踊り』 がウケました。あの辺の人の踊り~
曲の舞台になった 『イーゴリ公』 の遠征から数十年後、チンギス・ハンによってポロヴェッツは 「だったん(韃靼、タタール)」 の勢力下に収まりました。
大きく言えば 「だったん人」 も間違いではないので、これからも 『だったん人の踊り』 でいいです。そしてひらがな書きでいいです (せめてカタカナまで)。漢字書きはウィキペディア臭くなる。
ちなみに、生のミンチ肉を食べる 「タルタルステーキ」 は、「タタール」 の調理法が由来。洋の東西でハンバーグやユッケの原型になりました。
ありがとう、だったん人。 ハンバーグは風の翼に乗って。
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