山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

こんな店年間ベストテン

それではいよいよ(と云うか、ようやく)トップファイブの発表。ご笑覧下さい。

第5位: 飛騨高山/京や(No. 655, 520)

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飛騨高山自体、これまで行ったことが無かったのだが、偶々2016年に2回も行って、しかもこの店に2回入ったので、個人的なインパクトの強さから、堂々のランクインとなった。やや駅から離れているものの、旧市街をぶらぶら歩いて行けば、そのうちに辿り着ける。この店の佳さは、飛騨高山にあること、料理の種類が豊富で味も申し分ないこと、郷土料理が充実していること、酒は地酒がずらり揃っていること、大女将も若女将も接客がいいこと、中休みが無いこと、そして何よりも店内の雰囲気がいいことである(褒め過ぎか)。そして、最大の欠点は、我が家から遠いことである。

第4位: 最上川舟下り

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山形ツアーは徹頭徹尾、ツアコンのアユラシにおんぶにだっこだったが、その中でのメインイベントは、最上川の舟下り。ゆったりした流れに身を任せ、ちびちびやる酒は最高だった。これを体験すると、もう直ちに最上川が好きになり、ついでに山形も好きになってしまうという、とてもインパクトのある体験である。これも俳聖芭蕉のお陰かも知れない。この次は、最上川の鮎尽し、かな。
 
第3位: 日光沢温泉

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日光沢温泉は、とにかく、居心地がいい。建物の雰囲気、鄙びた内湯と露天風呂が良い味出している。宿の方の対応は、ともすれば素っ気無く感じたり、説明がくどかったりするかも知れないが、そんなことはちーとも問題ではない。この宿の、何処に身を置いても、まったりできるのが堪らない。これぞ日本の湯治宿。あと何回、訪れることができるだろうか、と考えてしまう。次は、雪もいいなあ。
 
第2位: 三斗小屋温泉大黒屋

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居心地の良さは、日光沢温泉と甲乙つけがたいので、大風呂の雰囲気だけで「大黒屋」を上位にした。これほど開放感がある内湯は他に知らない。是非、明るいうちに風呂に入るべきである。それと、今回はチェックイン時間前に到着し、一番風呂に入らせてもらったことが大きかったかも知れない。ここに来ると決めたら、もう山は適当に端折って、玄関の前でチェックインを待つくらいの気概が必要。そうすれば、極上の内湯が待っていて呉れる筈である。
 
第1位: トロッコわたらせ号

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2016年のイチオシは、渡良瀬渓谷鉄道の「トロッコわたらせ号」。これはもちろん店ではないし、ここで食事が提供される訳でも無い(売店はあった)のだが、とにかく風が気持ちいい。電車に乗って風を感じることはすっかり無くなった昨今、 このトロッコ列車に乗れば、子供の頃に乗った列車の記憶を蘇らせて呉れるのは間違いない。風薫る季節だったら、もう最高。この先も、この列車に乗るための山行計画を捻り出すことに全力をあげたい。

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アレっ、「ポッポ駅前屋」が入っていないね、と思ったあなた、その通り、「ポッポ駅前屋」は何故か、2016年には入っていないのでした。2017年には行く機会がありそうなので、そうすればランクインする可能性大だろうと思います。2017年は、果たしてトロッコを超える店が現れるか、自分でも期待しています。

ついでに、山旅とは直接関係ない[番外編]の店も、2016年にはかなり足を運んだので、これもエイッと適当に付けたランキングをご紹介。偶然かも知れないが、全部、カミさんと行った店。図らずも、仕事帰りの店はランク外となった。

★番外編第10位: 川越/はすみ

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偶々入った蕎麦屋なのだが、大当たり。30分ぐらい待たされたが、その甲斐があった。店内の設えも、蕎麦も、つまみも申し分ない。あえて苦言を云わせて貰えるなら、日本酒にもう少し拘りがあった方が宜しいのでは、と思う。そうすれば、完璧。
 
★番外編第9位: 高尾山口/杜々

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ここも蕎麦屋。外観も内装も、ごく普通の民家だが、そのせいか、やけに居心地が良い。ランチ時は予約が出来ないため、外には順番待ちしている客もいるのに、のんびり長居したくなる、罪作りな店である。高尾山口には蕎麦屋が多いが、居心地と料理(勿論、蕎麦も)の味は、少々別格。
 
★番外編第8位: 浅草/水口食堂

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ここは、まさしく下町食堂そのもの。料理は、それこそ何でもある(やや大げさ)。仕事の途中でさっと喰ってさっと帰る客やら、つらい出来事があって誰にも相談できず、この店の料理と酒で憂さをひとり晴らす客やら、サークル仲間と活動方針について喧々諤々議論しながら暴飲暴食する客など、あらゆる客の食欲を満たすことができそうである。たとえ、エスパー店員が居なくても、ここ「水口食堂」は永遠に不滅である。
 
★番外編第7位: 上野/韻松亭

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カミさんは女子会で何度も入ったことがあるようだが、小生は今回初めての入店。思った通り、女性軍団にほぼ占拠されている。とにかく、場所がいいし、建物の雰囲気がいい。とっておきの着物を着飾って、皆に披露する上で申し分のない舞台なのだろう。酔えばハッピーになるオヤジには無縁の世界。聞けば、部屋毎に設えが異なるようだ。今度来る時は、是非違った部屋に入ってみたい。料理?はて、どんな料理だったか・・・
 
★番外編第6位: 軽井沢/天空のカフェ・アウラ

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たとえ道楽息子が金と暇に任せて建てた店だろうが(勝手な妄想です、スルーして下さい)、雰囲気と眺めさえ良ければ、客にとって全く文句は無い。たとえコーヒーが800円しても(同じ800円を払うならば、小生はビールだ)、ここからの景色が濁って見えることは無い。この場所に店を造ろうとした、その目利きに敬意を表したい。軽井沢らしくない眺めが得られる、軽井沢らしい店である。
 
★番外編第5位: しなの鉄道/ろくもん

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昨今のグルメ列車ブームに刺激を受けたこともないが、手近なところにあるので、常々是非、乗ってみたいと思っていた。軽井沢から長野まで、2時間半かけてゆったり進むのがいい。いわゆる、東京湾や横浜港のランチクルーズの趣きである。料理は、代謝が落ちた人に丁度良い量。この次は和食メニューの時に乗ってみたい。

★番外編第4位: 軽井沢/万平ホテル

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個人的に、ちっとも飽きない宿。ここには何時も、クラシックホテルならではの、ゆったりした時間が流れている。特に、ダイニングルームで中庭を眺めながらの朝食は、とても心地が良い。ホントはジョンレノンの如く、何日もゆっくりしてみたいものだが・・・。
 
★番外編第3位: 月島/岸田屋

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これぞまさしく、THE酒場。ここに来る客には、憂さ晴らしや弾けたいと思っている輩はおらず、単純にこの昭和ノスタルジーな空気に、我が身を置きたい者ばかりのように思える。店の人の応対が気持ち良い。もつ煮は噂通りの味。ポテトサラダもそうだが、ボリュームが多過ぎるので、次回からはハーフにして、他の料理も楽しみたい。叶うならば、この店の常連になりたい。しかし、午後5時の開店に合わせて並ぶことを考えると、常連までの道程は長く険しい。
 
★番外編第2位: 寄居/京亭

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鮎を喰わせてくれる店としては、ここに優るシチュエーションは無い。全く、こんな建物が個人の別宅だったとは、羨ましい限り。廻り廊下で襖・障子の造りは、かつて泊まったことがある、逗子の「松汀園」という宿(KKR)の「大正館」を彷彿させるが、庭の眺めはこちらの方が上だろうと思う。そしてなによりも、この店のウリは天然鮎。とりわけ「鮎飯」だ。酒を呑みながらの食事で、ご飯が欲しいと思うのは、うな重の場合と、ここの「鮎飯」だけである。
 
★番外編第1位: いすみ鉄道/レストランキハ

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栄えある(?)番外編第1位は、「レストラン・キハ」。2時間程のトリップはあっという間。窓の外は、とにかく長閑である。それにしても、もうちょっと揺れを何とか出来ませんかね?ま、それも「味」の一つではあるけれど。 次回は桜の頃、和食にしよう。

トップファイブの前に、惜しくもランクインしなかった店を取り上げてみた。ランク外であっても、なかなか選別は大変。さらに順番までは付け難いので、思い付くまま並べてみただけである。

★番外その1: 甲斐大和/ペンションすずらん

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毎度お馴染となったペンションすずらんだが、今回、初めての宿泊。ポカポカのだるまストーブの脇で喰う夕食は、日帰り入浴では味わえない贅沢さ。冬でもこれ程の料理が出て来るのだから、山菜やきのこのシーズンだったら、さぞかしまた美味しい料理が喰えるのでは、と勝手に期待してしまう。是非、その頃にも泊まりに来てみたい。女将さん達の人柄こそが、ここの居心地を良くしてくれているのだが、客室も、ペンションらしくない居心地の良さである。
 
★番外その2: 神戸(ごうど)/列車レストラン清流

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鉄道ファンならずとも、列車食堂と聞くと心躍るが、それがこんなローカル線の小さな駅にあるとは知らなかった。山から下りて、まだ汗が止まらないうちに呑む生ビールは格別。ここはまさに「山から下りたら・・・」を体現できる有り難い店である。ホームにあるところが堪らなく良い。新緑だけでなく、紅葉の頃も良さそうだ。ここへ直接下りられる山が、限られているのが悩みの種である。
 
★番外その3: 所沢/百味

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この店も、通い出してかれこれ10数年。一時期は毎週のようにやってきて、へとへとになるまで呑んだ。広い店内で100人以上の客が、わさわさ呑んで駄弁っているのに、何故かそれがちっとも煩く無い、稀有な店。昭和の大衆酒場、そのものである。料理の種類が豊富なのもうれしいが、結局、いつも同じ料理を喰ってばかりいる。いつまで経っても飽きないのが、この店の最大の魅力だと思う。
 
★番外その4: 上野原/一福食堂(No. 746, 560)

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この店も、もう3度入ったが、前回は初めて2階に上がらせてもらった。人数が揃っていないと難しいのかも知れないが、こんなに居心地が良い部屋があるとは知らなかった。そのうち、ここで忘年会か新年会でもやりたいものだ。料理だって全く申し分ない。ここでもし、風呂にでも入ることができれば、もう完璧になるのだが・・・。
 
★番外その5: 高尾/あさかわ(No. 766, 700)

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「あさかわ」も2016年には2回、入ることが出来た。毎度、もうすぐ店が廃業するのかも知れないと気を揉んでいたが、依然、健在である。ここはハイカー御用達の大衆食堂兼居酒屋。山の格好をしている客が多いせいか、気兼ねが要らない感じ。酒の肴も、普通の居酒屋とはひと手間違うところがうれしい。
 
★番外その6: 渋川/根古屋乃湯

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十二ヶ岳&小野子山に登った際、初めて寄った日帰り温泉。河岸段丘の上に立っているので、露店風呂からの眺めは素晴らしい。それ以上に良いのが、休憩所。ここまでやって来る客は殆どいないので、とても寛げるし、気さくな女将さんのサービスがうれしい。車でやって来る客は、きっとここの佳さを判っちゃいない。

★番外その7: 足利/ココファームワイナリー

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 個人的には収穫祭に続いて2回目だが、何のイベントも無い時に来た方が、ここの佳さを味わえる。きっと今回と同じ、春から初夏にかけてがベストシーズンだと思う。太陽の下で呑むスパークリングワインは、実に美味い。この雰囲気を味わえるワイナリーは、他ではちょっと見当たらない筈だ。

★番外その8: 池袋/ずぼら

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池袋の美久仁小路に建つ居酒屋。3階建ての本館と、通りの反対側に別館がある。全部のフロア合わせても、それほど大きな店ではないが、その3階の小さな部屋が、とにかく居心地最高。秘密基地の様な雰囲気があって、かつ、街のざわめきも程良く下から聞こえて来る。新橋の烏森神社界隈の居酒屋には、このような2階の座敷があったものだ。決して古い店ではないが、昭和の居酒屋を味わうことが出来る、ちょっと小粋な店。忘年会やるなら、ここ。
 
★番外その9: 北相木/相木荘

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この宿の客間に上がり込むと、田舎の親戚(なんて実際には無いのだが)にお呼ばれしたような気分になる。宿の方々との距離感を殆ど感じないことで、別の時空に住んでいるもう一人の自分を体現しているような錯覚に陥る、ちょっと不思議な宿。言葉で説明するのはこれが限界、是非、泊まってみて欲しい。何故若い頃にはこういった魅力に気が付かないのだろうか。
 
★番外その10: 御坂/天下茶屋

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云わずと知れた、文人墨客が愛した有名茶屋。今回漸く、入ることが出来た。我々以外は、普通の観光客ばかり。山から下りて来て、マイカーやバイクでやって来た(酒を呑めない)客を尻目に、田山花袋や太宰治になりきって、河口湖を見下ろしながら呑むビールは乙だ。この茶屋には、雨も良く似合うと思う。

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・・・ところで、なんで「ビア・バテレ」が入っていないの?とか云われそうだし、確かに甲子温泉の「大黒屋」や、「丹下堂」、「那須観光簗」、「はやぶさ温泉」、「天空の湯」、「日乃出食堂」、「銀月食堂」、「梅乃里」、「四季楽園」、「古山閣」、「次年子そば」、「狸穴」、「玉河」、「弁慶」、「長蔵小屋別館」、等々も見当たらない・・・、我ながら、どうなってんだ?という気もするが、何れにしてもこれらにおいて、ランクインした店とは大した差は無い。それだけ2016年の「山から下りたら・・・」は、充実していたということの裏返しと解釈し、ご容赦いただきたい。

【2016年の山旅ベストテン】に続いて、【2016年の山から下りたらこんな店ベストテン】も挙げてみました。山旅と同様、其々甲乙付け難いですが、所詮独断と偏見の世界、直感だけで並べたもので、悪しからずご容赦下さい。選定のポイントは、とにかく「居心地の良さ」です。先ずは第10位から第6位まで。

★第10位: 西所沢/久呂無木

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相変わらず年2回ほどのペースでお邪魔している、我々のなかでは定番中の定番の店。とにかく蕎麦だけでなく、酒もつまみも申し分ない。はっきり云って、ベストテンに入った店では蕎麦、酒そして料理は最高。他の店はもう、雰囲気だけでランクインとなった。

★第9位: 大宮/いづみや本店

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相変わらず「いい味」出してる店。店員のおばちゃん達は、徐々に代変わりしているようだが、料理の注文は3品以上覚えられない(or覚えようとしない)ことや、忙しい振りして客の注文をかわす技は引き継がれているようだ。この店は、やって来る客も、わけあり風に見えるので、とにかく、居るだけで飽きない。料理が豊富なこともポイントの一つだが、料理そのものの味は特筆すべき点がある訳では無い。変な云い方かも知れないが、飽きの来ないという点ではピカイチの店だろうと思う。

★第8位: 稲田堤/たぬきや

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この店も、居心地の良さではどの店にも負けない。川面を眺めつつ、時折吹き抜ける風を感じて呑むビールは極上である。しかし、女将さんが、たったひとりで切り盛りするのは最早限界を超えているように見える。誰か早く、後継ぎが現れないのかと気を揉んでしまう。

★第7位: 北アルプス/鏡平山荘

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山小屋として唯一、ランクイン。ここの最大の魅力は、何と云ってもウッドテラスで呑むビールである。北アルプスの山小屋は総じて、ビールを呑む上で良いテラスが設えてあると思う。だから、どの年であっても行きさえすればベストテン入りはほぼ確実である。2016年は、偶々鏡平山荘だった訳だが、それでもここが、どの小屋にも負けない居心地であるのは間違いない。

★第6位: 利根川/落合簗

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とっても暑い日で、十二ヶ岳も小野子山も、ひいひい云いながら登った。その後に寄った「落合簗」だって、冷房なんて気が利いたものは無いので、暑いのは暑いが、時折、吹き抜ける風が一服の清涼だし、利根川の水音も心地良いので、ふと暑さを忘れてしまうくらいだ。榛名山のシルエットも、借景としては申し分なし。そして、勿論目当ては鮎の御馳走。心ゆくまで鮎のバリエーションを堪能した。

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