石本圭耶(24=飯塚)が1着条件のレースで勝ち上がり、優勝戦進出を決めた。

準決勝戦B9Rで3番車の石本は、前方2車が作るハイペースの流れを追走。4周3角で2番車、5周3角では1番車に差し込み、最後に押し切った。

「稲原(瑞穂)さん(1番車)へ、際どいところを攻めたのが反省です。もう少し(外に)振って、中に行けるようにしないといけないですね。ヘッド周りを扱って、良くなったと思う。タイヤも前回ミッド準決勝戦のときのものでかかりがいい。ただ、微妙な高さなので考える。候補はありますよ。雨ならキャブのセット変えるし、タイヤの準備もできている。雨の方がいい。通常マフラーの方がスタート切れる」

優勝戦は5番車だが、最重ハンデの10前単独で、スタートが切れている石本にとっては絶好の位置だ。早め先頭なら、持ち前のスピードで押し切りもあるだろう。