初日12Rに登場する青木治親(48=川口)は、近況ひと息な成績から脱却するため競走車の立て直しを図る。

前回の川口G1キューポラ杯は7、6、6、7、7着と5日間、大敗続き。「6着と7着しか取ってない。前回の動き? 成績が物語っていますよ。もうね、何とかしないといけないよね」。考えた結果、競走車を「ヤルゼSSP」から「イクゼSSP」に乗り替わる決断をした。

「エンジンを乗せ換えたから、調整などに関しても練習で乗ってからになりますね」。その言葉通り、前検では調整しては走路に出るのを何度も繰り返し、何とか好感触をつかもうと努力していた。

初日の出番は12R。降水確率もこの時間帯は50%と高めで走路状況も不透明ではある。ただ、仮に湿走路やぶち走路になっても青木はそういった不安定な走路での好走実績は数多い。競走車を乗り換えた初戦は機を立て直し、持ち味の速攻から抜け出して上位を狙っていく。