今年の最終日の今日だけ子供たちがお揃いで家にいて、前もって分担していた場所を朝から一斉にお掃除。。。思ったより意欲的に取り組んでくれて夕方には終了! 初詣にでかける娘に年越しそばを食べさせて、ちょっと一息です。

このあいだに2015年の振り返りを。。。

まずはなによりもこうして先延ばしにせず、今年一年を今日振りかえることができることに感謝です♪ それから家族が健康に過ごせたことに。。。 よい母ではないのでとっくに子供たちは手が離れ、私がいなくても日々の生活に困らないのですが、たのもしいことに今年は一段と自立が進んだように思います。

ぐんと成長した子供たちに比べ、私はというと。。。

よく動き、よく考えた一年でした。

来年は、よく働き、よく学ぶ一年にしたいです!

今年はたくさんある^^;念願のいくつかがかなった年でもあります。

年末のお休みを2日早くいただいていってきました! 武道館コンサート♪ 一番上の一番はしでステージの真横という席で横顔ばかりでしたが、 ゼップなんばと変わらず、吉井さんの登場から退場まで立ちっぱなしでしたが、と〜〜〜ってもかっこよくて、楽しかったデス。

ほろ酔い気分で吉井さんの生の歌を聞きたいというかねてからの念願がかなったような。。。 お茶の水から歩いて武道館まで。途中、バンドの名前にちなんだイタリア料理のお店で赤ワインをひっかけて^^;。。。会場につくころにはすっかり酔も覚めていましたが。。。






ホテルに戻り興奮覚めやらずで、ベルギーの白ビールを飲みながら、パリ祭記念コンサートをテレビ鑑賞。 今年のテーマは「パリは世界中の人たちを歓迎します」。華やかなエッフェル塔が悲しくみえました。美しくて強いパリでいつづけてほしいです。。。

師走に黄色の銀杏の葉が舞っていた東京。月の明るい夜空の下を気持ちよく歩きました。オノ・ヨーコ展とコンサートと散策と読書と。。。一人で静かに。。。 来年も行けたらいいなぁ〜 いえいえ、来年は。。。!

さて、

よく動いたけど、よく働くことができなかった一年でした。ひっかかっているのは英語です。英語をもう少しなんとかしなれば。。。よく学ぶことができず、考えてばかりでしたので、来年は英語をなんとかします!!!

司馬遼太郎さんの「峠」を読了。感涙。

「これは疲れている証拠だ」と、継之助は弁解した。
「ただそれだけのことだ」
「疲れていると、涙がでるのでござるか」
「涙なんでものはな。いつもおれの腹の底いっぱいに溜まっているのだ。しかし心という締め紐があってそれが一滴もこぼれぬようにできている。いまは体が疲れ、心の締め紐がゆるんだ。ただそれだけでだらしもなくこのようにこぼれている。平素はもうすこしましな男だ」  

「そのときには泣かないで、翌日泣くということが可能なんですね。そんな技術を身につけたいです」 といわれたことがある。 

なんの覚悟もない私の心の締め紐など情けないほどゆるゆるだけど、自分をみじめにする涙をしばらくこらえることくらいはできます。会社でびっくりするようなことがあっても、こらえて娘の前でポロポロ。。。 だらしない母になってしまいました。^^;

折々のことばから。

生きているうちは、ひとは世のなかの役にたってしまう。

石田千


例が面白い。犯罪者だって、警察が動けばガソリン補給や張り込み中のパンが必要となるし、尋問中は出前のカツ丼を食べ、収監されると職業訓練で人々に貢献する。つまりは「金銭物資の流通」が起こる。どんな人も役に立つから存在に意味があるのでなく、ただいるだけで意味がある。が、そもそも役に立たないでいることが難しいと小説家は言う。「役たたず、」から。

死ぬとわかっていてなぜ人は生きていけるのか。その根源的な理由を考えるのが、文学部というところです。

大宅映子


意表をつく表現だが、ほぼ完璧な人文学の定義だと思う。思想も文学も美術・音楽も宗教も、個の限られたいのちを超えて個を支えるもの、ひとが〈人類〉として創造し、伝えてきた価値である。人文学はそうした創造の意味を問い、さらにその歴史的な連なりを跡づけようとする。評論家がかつて関西の私大でおこなった講演から。

来年もよい年になりますように!