「斜めに見える青空」様より、「かりんと将棋を覚えよう」イベントのレポートをいただきました。

 平日開催、しかも将棋メインとあって、敷居が高そうなイメージでしたが、実際の現場はどうだったのでしょう。


 かりん推し(?)の青空さんが綴る、愛あふれる長文レポート。必見ですよ。


20150709-01



(以下、斜めに見える青空様よりいただいたレポートです)


あまりにもド平日で、多くの乃木ヲタが涙を流した、かりんちゃんの将棋イベントに参加することが出来ましたので、レポートいたします!ニコ生見逃した方は是非。


公式に情報が公開された日、水曜日の実質18時スタートという、万国の労働者にはキツい日程に、これはかりんちゃんに会える可能性が高いに違いない!と勇んで決起しました(笑)。何を隠そう、伊藤かりんはモバメ始めた時のスタメンの一人。

待つこと2週間。届いた当選メールに小躍りして、当然のように7/1夕方に直帰の予定をスケジューラーに入力。と同時に、小学校以来まともに駒に触れてない不安が…大丈夫か、俺。


7/1当日。
オフィス街のど真ん中の毎日新聞のビルが会場です。地下鉄の駅から直結なのでアクセスは抜群。
エレベーターホールには案内板が。…ビジネス系の案内の中、なかなかの異彩(笑)。


1-エレベーターホール案内


2階セミナールームに向かうと、会場は左手奥との案内が一番手前に。今日一番の人出なのでしょう。


2ー会場入り口案内


受付を済ませて、当選時に確定している受付番号で整理券を貰います。「119番」伴宙太の背番号は、番号順入場という条件のもとでは、もう前には行けないのが確実です。が、キャパから考えて見難いということはないと思われます。


3-入場整理券


場内自由席ですので、空きを探して7列目(後ろから3列目)に着席。
机上には主催者からの配布物がたっぷり。将棋普及にかける意気込みが見て取れます。その中には、かりんちゃん直筆(もちろんコピーですが…)の、将棋の駒の動かし方解説テキストが!これだけでもお得感ありますね(笑)。

4-配布物

5-直筆テキスト


見渡せば会場は満席、将棋イベントでこれだけの熱気って、かりんちゃん凄いなぁと感心しきりです。

そうこうしているうちに、いよいよかりんちゃん登場!12th制服が眩しい。実物を見ると、夏らしくて清楚な素晴らしい衣装です。
そしてなんといっても、愛嬌あふれる笑顔!にこやかな表情が実に良く似合います。

軽くご挨拶の後、第一部「かりんの将棋教室」。まずは駒の持ち方講座。かりんちゃんが優しく指使いをレクチャーしてくれます(笑)。
続いて、直筆テキストに基づいて駒の動かし方をひと通り。成駒の凄さを力説するのが可愛い。ちょっとトチったりするのもご愛嬌。
説明を聴いて思ったこと。かりんちゃんも前へ前へ!成り上がりを目指すんだ!

続いて、戸部六段からかりんちゃんへ詰将棋のお題。七手詰めだったかな(あいまい)、ちょっと考えてスラスラと解いた様に、なかなかの棋力じゃないかと感心しました。

ハキハキと話す様が、実に爽やかで聡明さにあふれています。戸部六段はじめ、連盟の方々やスタッフからも信頼され、愛されている様子が伝わってきます。

第一部後半は「将棋クエストで模範対局」。スマホアプリ「将棋クエスト」を用いて、かりんちゃんが10分対局でコンピュータと対戦します。10分以内に指しきらないと負けだとか。将棋クエストには観戦機能があるので、スマホから指し筋を拝見します。
そこでびっくりしたのが、かりんちゃんの指し手の決断が速いこと速いこと。ほぼ瞬時にビシビシと指していきます。戸部六段や本人によれば、これでも今日は遅めらしいですが、私なぞ目が白黒します。また、マイク片手にトークしながら指していくのは、戸部六段も難しいとおっしゃっていて、かりんちゃんの頭の回転の早さがかいま見えます。
かりんちゃんは、戸部六段直伝の中飛車を取りました。4六銀戦法が得意筋だそうです。振り飛車の攻撃態勢と、コンピュータの居飛車矢倉戦法との戦いです。
めちゃくちゃ速指しなのに、かりんちゃんの攻め手の厳しいこと!緩みを逃さず、ビシビシと攻め上げていきます。時間切れになりそうと焦っていましたが、みごと9分ほどでコンピュータに投了させました。

ここで10分休憩。後列に座っているお陰で、退場・入場時にかりんちゃんがよく見えます(笑)。

第二部は「かりんとリレー将棋」。参加者が一人10秒の持ち時間で、一手ずつ指していき、かりんちゃんと対戦するという趣向です。10秒が余れば、かりんちゃんとトークも可能、10秒すぎれば剥がしがあるそうです。棋力に不安のある参加者は、そばに座っていらっしゃる戸部六段にアドバイスを求めることが可能です。
まず一局目が始まると、そばにマスク姿のスタッフがホントに剥がしとして立ち、笑いました。愛あるゆる~い剥がしでしたが、本当に10秒過ぎると「お時間です」メッセージが(笑)。

前列に座っている参加者からスタートしたのですが、攻め将棋のかりんちゃんと戸部六段のサポートを受けた連合軍の攻め合いの展開に。
しかし、二列目の参加者が指している間に、かりんちゃん優勢で詰め局面に。実況盤面を見ていると、かりんちゃんの緩みのない厳しい攻めが繰り出されているのがよくわかります。とするうちに、参加者連合軍あえなく敗北。すぐさま二局目に入ります。

主催者から「かりんちゃんの負けは台本にないからね~~」とプレッシャーをかけられるなか、トークをはさみながらもガンガン攻めてくるかりんちゃん。中飛車対決も徐々に、参加者連合軍が劣勢になります。主催者の「かりん党のみなさん、頑張って!」という激励も虚しく、かりんちゃん6列目消化しないうちに連勝です。

リレー将棋も三局目。私も前の待機列に呼ばれて、ドキドキしながら順番を待ちます。かりんちゃん、脚が綺麗。
いよいよ順番が来て、盤面に目を落とすと、かりんちゃんの攻め上がりに受け手が必要な局面。自信が無かったので、こっそり小さな声で戸部六段に「どうすれば?」と質問(笑)。「この辺りを…」と角・銀を指差ししていただいたので、即座に7七銀を選択すると、戸部六段より「お~」との声。
10秒はまだ余ってるはずだったので、かりんちゃんの目を見て「上り坂で頑張ってね」とガッツポーズすると、にっこり「ありがとうございます」と返して頂きました。
間近で会ったかりんちゃんは、実に愛嬌があってチャーミングでした(*´ω`*)。

三局目もかりんちゃん優勢の盤面になりましたが、参加者全員が指し終えたため、時間の都合で打ち切りに。
ここまでで、かりんちゃんが結構強いことと、攻めて攻めて攻めまくる攻撃タイプの将棋を指すことは良くわかりました。その成長の様子を優しく見守ってくださっている将棋関係者と、明るく元気に応えるかりんちゃん。とても素敵です。


休憩明け第三部は、「トークショー」。
なんと、かりんちゃん一人がマイクを持って独り語りします。事前に募集したお題から、ひとつずつ答えていく形式です。
まずは写真集の話題をふられて、オファーがあればと意欲を示すかりんちゃん。
メンバーを将棋の駒に例えたら?というお題に答えて、玉将がなぁちゃん、金将がまいやん・ななみん、銀将が若様・キャプ、桂馬がかずみん・いくちゃん(トリッキーな動きだからとかw)、香車がらりん・ジョンソン、飛車角があしゅみなコンビ、歩は代表して生駒ちゃん、と。自分はまだまだそのラインには入れない、と謙遜しますが、私はいやそんなことはない、自信をお持ちと心のなかで思いました。
また、乃木坂46を将棋界に例えて、名人は生駒ちゃん、福神がA級、選抜がB級、アンダーがC級、と。名人が歩、というかりんちゃんの指摘には興味深いものがあります。
その後は雑談に移り、乃木坂ちゃんたちが将棋に関心を示さないこと、一番将棋を薦めたいのはまあやということ、みなみがちょっと将棋に関心あり、とのプチ情報(笑)。
最後、自分は環境に恵まれているという感謝の念を示し、将棋普及への情熱を熱く語るかりんちゃんに大層感心しました。あなたなら、きっと道を拓けると信じたくなりました。

現在、5級だというかりんちゃんが初段を取ったら、マイナビ女子オープンに出るという決意を語ったところで、サプライズのプレゼントタイム!
入場番号での抽選で、戸部六段などの著書をプレゼント。もちろんプレゼンターはかりんちゃんです。みんな嬉しそうで場内も拍手です。
ひと通り終わっておしまいかと思いきや、更にサプライズということで3人の参加者にサイン色紙をこの場で書いてプレゼント!戸部六段のサインとかりんちゃんのサインと選べるということでしたが、そこはご愛嬌(笑)。
前の席の方が幸運にも当選し、満面の笑みで席に戻って来られました。「おめでとうございます」と声をかけると、破顔一笑でこちらまで幸せな気分にさせて貰えました。

最後に、戸部六段からかりんちゃんに恒例の宿題が渡されます。A4の紙に2段組両面でびっしり10枚程度。かなりのボリュームです。棋力の急上昇も納得のトレーニングですね。
楽しい神イベントも終わりです。かりんちゃんの「直筆プリント捨てないで持って帰って下さいね~」の自虐コメントに皆笑いながら、退出となりました。

アンケートを書いて、会場を後にします。


しかし、本日最大のビックリは会場を出るときに待っていました(笑)。

アンケートと引き換えに、粗品として渡されたもの。

それは、なんと竹俣紅女流二段の生写真(笑)。

6-竹俣紅女流二段


まるでアイドルのような生写真に、苦笑しながら帰ることになりました。
帰り道、改めて資料を見てみると、女流棋士の可愛いこと!
認識を改めるとともに、かりんちゃんの将棋普及への努力が実ることを祈ったのでした。



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