ノギザカッション!

タイトルは「乃木坂46」と「Discussion(討論)」組み合わせた造語です。 主にアイドルグループ「乃木坂46」に関して、楽しく、まじめに、真剣に、いろいろ語ります!

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乃木フェス





 『乃木フェス』楽しんでますか?

 リリース直後は、リセマラという言葉が飛び交っていましたが、あのときほどの勢いはなくなっているように感じます。もちろん、今も楽しんでいる方は多くいますが、せっかく興味を持ったユーザーを失ってしまったこともまた事実。

 では、なぜリリース直後の勢いを保てなかったのか。ユーザーを捕まえられなかったのか。『乃木フェス』の欠点だと思うポイントを挙げてみます。

 自分自身は、『乃木フェス』はかなり楽しんでプレイしている方だと思います。でもその個人的感情をなるべく排し、"乃木ヲタ"ではなく、"アプリゲームユーザー"の目線で評価をしてみます。この記事を読むほとんどの方は、乃木坂が好きな方だと思うので、あまり共感は得られないと思いますが……。楽しんでいる方は、そんな考えもあるのね程度でご覧ください。

 どうして利点を挙げないかというと、『乃木フェス』の利点は、"乃木坂を使っていること"。この一点しか考えられないからです。ライブが見れる、メンバーの画像が見れる、雰囲気が乃木坂、そんな感じじゃないでしょうか。それも利点といえば利点なのですが、じゃあ肝心のゲーム部分はどうなのか。そこを掘り下げます。

 これは叱咤激励です。だって乃木坂のライブを見ながらゲームができる"神アプリ"なんですよ。このまま一部ユーザーだけで遊んでいるのはもったいない。再び乃木ヲタの注目を集められるよう、制作陣には本当にがんばってほしいと思います。こんな魅力的な、旬のコンテンツ(乃木坂)を使っているんですから。


 では、本題にいきましょう。

 『乃木フェス』では、

・曲をプレイできます。
・クリアして新しい曲を開放します。
・曲毎にノルマがあります。
・カードをガチャで引けます。
・アイテムでカードをレベルアップできます。


 これだけのことしかできません。

 とはいえ、他のアプリゲームも実際にできることを羅列すると、決して多くのことはできません。でもそこには、プレイヤーに無数の選択肢を与え、あたかも壮大なゲームをプレイしていると錯覚させるさまざまな仕掛けが施されています。

 今のところ『乃木フェス』にはその仕掛けがなく、実に無味乾燥な作りになっています。ただ同じ曲をプレイし続けるだけ。物語が進行するわけでもなければ、クリアによる特典も楽曲開放のみ。さらにいえば、デイリーイベントなどの、ルーティーンとは違うパターンの用意もありません。つまり継続させようとする工夫がないのです。

 ゲームは基本的に"作業ゲー"です。敵を倒すのも、パズルを解くのも、クイズを答えるのも、すべて作業です。同じことの繰り返し。この作業が苦痛になっては、そのゲームはあっさりと捨てられます。なかには、作業自体に快楽を見出す方もいますが、それだけで人気を得られるほど甘くはありません。

 先ほど、「プレイし続けるだけ」と書きましたが、繰り返しのプレイで、難易度の高い曲(レベル)をクリアする快感もあります。しかし、そもそものゲーム性に魅力を感じなければ、繰り返しはプレイしてもらえません。群雄割拠のアプリゲー業界ですから、少しプレイしてつまらなければ、次のアプリに移られてしまいます。

 そしてそれが今の『乃木フェス』の現状だと思います。


 もう少し具体的にいきましょうか。


 アプリゲームにとっての生命線は「課金」です。ユーザーに課金させるためにどのゲームでも用いているのが、「ガチャ」。『乃木フェス』にも当然ガチャはありますが、お世辞にもうまい使い方をしているとは言えません。

 ガチャで大切なのは、"いかに引きたいと思わせるか"です。当たり前の話ですけど、これが難しい。極論で言えば、ガチャなんてしょせんゲーム内のアイテムに過ぎません。そこで何を引いても現実世界にバックされることは、ほぼないのです(一部リアルイベント用のアイテムもありますが)。

 そんなガチャにお金を使ってもらうために、あらゆる手を使います。人気のある原画家にイラストを頼む、カード毎にストーリーを進行させる、特殊なスキルを持たせる、コレクター心をくすぐる……。『乃木フェス』でいえば、撮(り)下ろしの画像が見れるのが"引き"になります。

 しかし、それだけでは不十分。どんなに魅力的なガチャであっても、一度引いてみようかなと思わせるトリガーが必要です。

 よく、「初回10連ガチャ無料!スーパーレア保証!」なんて広告見かけませんか? これがトリガーなんです。つまり、ガチャから良いカードが出る快感を覚えてもらう。この快感とカード自体の魅力があわさることによって課金のハードルがぐっと下がります。ギャンブルで一度当たった人がそれを求めて、大金をつぎ込む。仕組みはこれと同じです。


 翻って『乃木フェス』。初回は1回のみのレアガチャ。レア度が高いカードが出る保証もありません。餌付けする気ゼロです。しかもガチャに使うダイヤが渋い。せめて最初のうちはダイヤがどんどん落ちれば、ガチャの楽しさを伝えるきっかけにもなりますが、それもさせてくれない。

 そんな激渋仕様ですから、欲しいカードがある場合、課金するしかないわけですが、先ほども書いた通り、「レアが出る快感+カードの魅力」を課金のトリガーとするなら、『乃木フェス』はそのどちらも不十分と言わざるを得ません。

 レアが出る快感はまだしも、カードの魅力に関しては、ちょっと検索すれば見れてしまいますから。そのカードを持っている人にしか味わえない効果・特典(スキル以上の)が必要だと思います。例をあげるならば、『乃木恋』でカード毎にストーリーが進行するやりかたですね。あれは立派な魅力です。基本的にそのカードを引いた人しか見れないわけですから。



 辛辣にはなりますが、ゲーム性も課金への誘導も、乃木坂人気にあぐらをかいて、既存のフォーマットにあてはめただけの非常につまらない作りをしているように感じます。ゲームフリークではなく乃木ヲタのみをターゲットにしているのはわかりますが、その乃木ヲタにすら、ぽつぽつと見離されているようでは本末転倒です。

 イベントは毎回同じ、フォロー回りの設計が雑(相互フォローやフォロワーがわからない、フォロー相手の編成が見れない)など、まだまだ改善の余地はあります。これからの『乃木フェス』の開発に期待したいと思います。





 とまあ、なんやかんや書きましたが!


 ライブ映像が見れるだけで100点なんですけどね!(これまでの説得力ゼロ発言


 『ぐるぐるカーテン』の蘭世フォーカス最高!


 システムの荒さはありますが、リズムゲームのフォーマットには従ってますので、極端なクソゲーではないです。良いも悪いも判断するのはまずやってみてから。せっかく無料なんでぜひ一度プレイしてほしいと思います。

 あとは、「飽きた」って方をどう引き戻すかですが……制作陣、がんばって!(丸投げ


20180111-01


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 乃木坂46の音楽ゲームアプリ「乃木坂46リズムフェスティバル」(乃木フェス)が、今年の冬にリリースされます。それにともない、先日、記者会見がおこなわれました。

20171114-03
乃木坂46初“音ゲー”はライブ映像多数! 白石麻衣「いろいろ楽しめます」


 ゲーム画面を見るに、よくあるスマホのリズムゲー。今のところ目新しさはないように見えますが、特に課金しなくても、純粋にゲームとして楽しめそうではあります。ただ、課金させてなんぼのソシャゲーですから、ありとあらゆる手を使ってお金を落とさせようとしてくるでしょう。ご利用は計画的に。

 とにかく、乃木恋が超絶クソゲーゲームとして至らない点が多々ありましたので、乃木坂ゲームの新作として、期待は高まる一方です。乃木恋はストーリーはすばらしいんですけどね、どうしてもひたすらポチポチするゲーム性が受け付けなかったです。何も考える必要がありませんから。ゲームをやっているからには、どこかでプレイヤーの技術介入がほしいのです。

 ただ、あれはあれで成功(たぶん)しているので、ゲーム性は今度リリースする『乃木フェス』に全振りして、独自の路線を突き進んでほしいと思います。


 で、乃木フェスの話ですよ。

 記事によると、


配信当初に実装されるライブ映像は、「あらかじめ語られるロマンス」「オフショアガール」「ぐるぐるカーテン」「ボーダー」「会いたかったかもしれない」「魚たちのLOVE SONG」「光合成希望」「指望遠鏡」「自由の彼方」「世界で一番孤独なLover」「制服のマネキン」「扇風機」「僕がいる場所」「僕だけの光」「命は美しい」「裸足でSummer」の全16曲。さらに、毎月楽曲が追加されていく。


 なんとも絶妙なチョイスだと思いませんか。あの曲がない!と挙げればキリがないですが、乃木ヲタの心のやわらかい場所をつくにはじゅうぶんな選曲です。鉄板で盛り上がる"アノ"曲や、乃木坂といえばの"アノ曲"がないのは、きっと今後、イベントの目玉にするためでしょう。初期実装はいわば、デフォルトの装備なので、最初にしてはよく揃えたと思います。(ただ、3期生推しのために、初期実装に『三番目の風』があってもよかったとは思いますが)


 事前登録をすると特典もあるようなので、気になる方はお早めに。



 ああ、『裸足でSumeer』のHey!にあわせて、ボタンを同時押しする未来が見える。





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