ノギザカッション!

タイトルは「乃木坂46」と「Discussion(討論)」組み合わせた造語です。 主にアイドルグループ「乃木坂46」に関して、楽しく、まじめに、真剣に、いろいろ語ります!

【スポンサードリンク】

吉本坂





【元記事:坂道シリーズ第3弾『吉本坂46』について。すべてはエゴゆえに。


吉本坂についてたくさんのご意見ありがとうございました。自分の考えは、元記事を書いたときと変わっていません。坂道グループとしては否。一アイドル企画としては賛のスタンスです。

しかし、にわかに話題になっていますね。なんでも一次審査に疑問の声が多数あがり、敗者復活戦を実施するらしいです。いや……審査ってそんな簡単なものなんですかね。自信を持って通過させたんじゃないんですか。それを疑問の声が出たから「敗者復活戦やりまーす」って、どんだけルーズなんですか。

例えば、条件に見合う存在がいなくて、改めての追加審査ならわかります。けど手広く通過させておいて、それでさらに復活って……。ゆるいバラエティ感は一切不要のアイドルユニットって言ってたくせに、もうバラエティのノリにしか見えないんですけど。

いや、コメントでもいただいていましたが、話題にのぼることが狙いでもありますからね。あまり過敏に反応せず、推移を見守りたいと思います。


では、コメントを紹介していきます。

20180322-01

【【コメントまとめ】動きだした坂道シリーズ第3弾「吉本坂46」についてどう思いますか?】の続きを読む


 ちょうど1ヶ月前になるでしょうか。乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第三弾として『吉本坂46』が発表されたのは。

 同グループについての情報は既報の通りで、改めて紹介はしません。もし、「吉本坂?何それ?」という方は、先に検索をお願いします。ここからは知っている前提で話を進めていきます。


20180322-01


 最初、発表があったとき、正直、半笑いでした。ああ、お金の匂いを嗅ぎつけてやってきたんだなと思いました。それはビジネスとして当然の戦略です。AKBグループではなく、坂道グループとして立ち上がったのが、何よりの証拠。単純なCD売上では計れない勢いが今の坂道にはあります。写真集売上ひとつとっても坂道バブルの実感は、ファンが一番感じているはずです。

 そこに目をつけたわけですから、うまいことやったなと。これはお金になるだろうなと。でも段々と腹がたってきたわけです。


 吉本でアイドルユニットを作る。秋元氏が携わる。多いに結構です。そこだけ切り取れば楽しみでもあります。いったいどんな化学反応が生まれるのか。

 でも、坂道ブランドに組み込んだこと。この一点だけが、どうしても解せないです。

 先述したように、大きな理由はお金でしょう。今、一番勢いのあるブランドに乗っかるわけですから、スタートの見込みも立ちます。でも逆に言えば、それだけ。

 なぜ、坂道の名を冠したのか。表立ったその理由はどこにも明かされていません。

 秋元氏のこのコメントが唯一の言及でしょうか。




吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるのかは分かりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います。(吉本坂46プロジェクト発足に際して秋元康氏のコメントより抜粋)



 いやいや。きっと吉本にも坂があるのでしょうって、そんなんどの企業にもありますやんと。もっとうまい理由付けできないのかと、逆に苛立ちが募ります。要は人気があるからそこに乗っかりたかっただけとしか思えません。



 で、ですね。



 でもこれ、吉本坂への不満は、自分のエゴでしかないわけです。乃木坂は、「コンセプトがないのをコンセプト」に立ち上げられました。そこから紆余曲折を経て、乃木坂(坂道)らしさが生まれた。その「らしさ」は、きっとファンの数だけあると思います。清楚、お嬢様、スカート長っ!……まあいろいろです。

 もちろん自分の中にも乃木坂に対する確固たるイメージがあります。そのイメージが、吉本坂によって崩されてしまう。それが嫌で嫌でしかたない。だから吉本坂の批判に走る。自分の心理としてはそんな感じです。

 だから、エゴなんです。簡単に言えば、自分の好きな乃木坂を壊すなと駄々をこねているだけ。なので、あまり表立って批判はしませんでした。このブログでも本件を取り扱うのは、これがはじめてです(単にサボってただけですが……)。

 なにより、まだはじまってもいないですからね。本当にコラボなり何なりをしだしたら、改めて意見しようかなぁと考えていた矢先――。



『秋元康氏プロデュースのアイドルユニットで、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾となる「吉本坂46」の初のテレビレギュラー番組『吉本坂46が売れるまでの全記録』が、4月からテレビ東京とテレビ大阪で放送されることがわかった。東野幸治がMCを務め、乃木坂46の松村沙友理、クイズ作家の古川洋平が脇を固める。秋元康氏プロデュース「吉本坂46」テレ東で密着番組 MCは東野幸治)』

 
 はじまった!


 最初に気になったのは、「コント感、ゆるいバラエティー感は一切不要のアイドルユニットになる予定。」とあったのに、この番組含め、吉本坂に触れる芸人さんのコメントからお笑い要素を感じるんですが、本当に払拭できるんですかね……こてこてのバラエティ番組になる予感しかしないんですけど。

 番組名も大きく出ましたね。『売れるまでの全記録』って、売れることしか考えてない。さすがいきなり東京ドームを目標にするだけあります。皮肉でもなんでもなく、その大風呂敷を広げる感じ、嫌いじゃありません。でも広げたからにはちゃんと畳んでほしいものです。

 さゆりんが毎週見れるのは素直に嬉しいですが、これからこういう交わりがどんどんあるんでしょうかね。乃木中とのコラボとかやったりするのかなぁ。wow。




 最後に。エゴと知りつつも、これは言わせてください。


 自分の気持ちなんですが、乃木坂の強みって、交わらないことだと思うんです。AKBは、多様な文化を取り込み、グループ内でも様々に変化し、そして強さを身に着けました。一方乃木坂は、乃木坂の中だけで培ってきた文化があり、それが昨今になって、ようやく花開いた気がします。欅も同じです。内部で独自の花を咲かせています。

 AKBにはAKBの、坂道には坂道の強み、やり方があった。もし吉本坂がAKBに属するプロジェクトなら、自分は不満を言いながらも受け入れていたと思います。そうやって新たな試みをする、新たな道を切り開くのがAKBだと思うからです。NMBがすでに吉本傘下だからあり得ない。そうかもしれませんが、そうじゃないんです。要はグループカラーの問題です。


 吉本坂は、いっときの人気に媚び、グループカラーと真逆のことをやろうとしている。そう思えてなりません。そんな刹那的な戦略で、乃木坂の育んできた花が摘まれてしまう……。そう考えると悔しくてしかたありません。

 透明だった色に、違う色が混じる――。その恐怖感たるや。乃木坂の透明な色はそう簡単に消えない。消えるようならそれまで……。そう仰る方もいると思います。その言葉を信じたい気持ちと信じられない気持ちで、今はとても複雑です。


 とはいえ、メンバーのコメントを見ると、表面上は好意的に受け取っているようですし、結局は変化を受け入れられない、自分の頭が固いだけなのかもしれません。そうであってほしいです。


「いやー考え過ぎでしたよ!吉本坂も乃木坂も欅坂もみんないいっすね!批判してごめんなさい!」


 そう謝れる日がきますように。


このページのトップヘ

  翻译: