お見立て会も発表され、にわかに露出度が増してきた欅坂46ですが、乃木坂46のブログを運営する身として、このグループとの向き合い方を表明しておこうと思います。

　まず当ブログにおいて、乃木坂46と関わらない限り、欅坂46の情報を取り上げることはしません。仮に琴線に触れるトピックがあったとしても、あくまで乃木坂46以外のアイドルというカテゴリで書きます。また別ブログ、例えばの話ですが「ケヤキザカッション」というブログを開設する予定もありません。

　というのも、欅坂46に対しては非常に冷めた目で見ています。

　これは共感を得にくい話だとは思いますが、その理由を書いてみます。決して欅坂のメンバー及び欅坂を推していこうとするファンを下に見ているわけではありません。どうか憤慨せず一意見として流してもらえれば幸いです。
 


　まず自分は非常に根がまじめです。自分で言うなと思うかもしれませんが、この場合、まじめは良い意味ではありません。悪い意味でまじめ、くそまじめで融通がきかない頑固者です。

　現段階で欅坂については何の興味もありません。坂道シリーズとして乃木坂と関わりはありますが、言ってしまえばそれだけの対象です。デビュー前の一アイドルという認識しか今は持つことができません。

　そこに対して入れ込む気持ちがどうしても持てないのです。アイドルに限らず趣味や興味を引くものもそうですが、好きになろうと必死になること事態に違和感を覚えます。好きなものは意識しなくても好きになれますし、興味をもてます。好きにならなくちゃ、推しを作らなくちゃ、という心の裏側には何があるのでしょうか。どうしてもそこに打算めいたものを感じてしまいます。


　乃木坂の例で言えば、まさに意識の範囲外から飛び込んできたものでした。意識せずに見た「乃木どこ」、意識せずに聞いた「君の名は希望」で心をつかまれ、今に至ります。推しにしても、一度乃木坂から意識を離してみようと思い、できる限り俯瞰で見たときに心に飛び込んできたのが寺田蘭世でした。

　おそらく皆さんも乃木坂にはまるきっかけは、誰に強制されたものでもなく、乃木坂46の輝きに自然と引き寄せられたからだと思います。翻って欅坂ですが、自分にはまだ輝いているようには見えません。それは当然です。デビューすらしていないのですから。垢抜けていなくて当然です。

　その原石の成長を見守る楽しみもあると思いますが、彼女たちが輝きを増し、意識せずとも自分の感性に訴える何かを発しはじめるまでは静観します。自分がその輝きを自ら求めにいくのは、まずは彼女たちに心を打たれてから。今は興味が薄い対象に力を注ぐよりも、興味を持つ対象にもっと情熱を注いでいきます。もちろん欅坂46がその対象になれば、全力で応援していきますが。


　要は「楔」がほしいんです。これで欅坂を好きになった！だから応援できる！という名目ですね。それがないままに応援していても、どうにもフワフワしてしまいます。

　誰々が強烈に気になった、でも、曲がすごい良い、でもなんでもいいです。その「なんでも」を、自分で探すのではなく、向こうから気づかせてほしい。そうすればきっとその「楔」はより強固となり、それこそ乃木坂のように、労力や時間を割いても惜しくない存在になるはずです。

　欅坂がそんな対象になるまでは、やはり一アイドルとしてしか見れず、興味をひかれない。それが今の結論です。

　冒頭に戻りますが、自分がくそまじめと思うのは、そういう思考ゆえです。もっと気楽に応援すればいいのに……という自覚はあります。




　でも、アイドルの楽しみ方なんてみんなそれぞれですから。坂道グループとしてはじめから注目して、推しを決めて、イベントにも積極的に行く人がいるのも当然です。むしろ乃木坂の派生グループ（という書き方でいいのかな）として原石を応援していくのは、乃木坂ファンとしてあるべき姿なのかもしれません。

　ただ自分は静観させてください、という意思表明の記事でした。





　あと最後にこれだけは言いたい！


　古参狙いで欅坂を応援する人がいるらしいですが、古参ってそんな良いものですか？


　ggrksとか言わないでくださいね。これ、ちょっとだけ皮肉です。

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