文化の秋
2016-11-07
食欲の秋、芸術の秋、文化の秋と、各地でイベントが目白押しの今日此の頃。食欲は秋のみにあらず、と云うことで今回は文化の香りにふれてみようかと、地元舞川の一関文化伝承会が会場の文化祭に初めて顔を出してみることにした。地元民らの手作り作品が所狭しと展示され、午前中にもかかわらずそれなりに賑わっていた。
習字や絵画、手芸や生花、盆栽や東山和紙が材料の小灯りなど、どれも力作ばかりであった。
中でも特に目を引いたのは木製のこけしや将棋の駒(飾り駒)だった。木目の美しさをさり気なく際立たせた作風に、是非私もチャレンジしたいものだと暫し見入ったものだが、ふと作者名に目を転じると、こけしは同じ民区(15区)の前区長(佐藤悦郎さん)、将棋の駒は親類(伊藤茂明さん)の作品だった。
佐藤悦郎さんのこけし作りは、2012年の第54回全日本こけしコンクール会長賞を受賞しているので勿論知っていたが、親類の伊藤茂明さんがまさかこれほどまで見事な飾り駒を作るとは、感心すること頻りであった。
他にも知人がこんなに字が上手だったのか・・・。あの人は随分手先が器用だったんだな~!などなど。新たな発見や新鮮な感動を頂戴した。
来年は是非、私の作品デビューを果たそうかなどと、自問しながら会場を後にしたのだった。
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毛越寺法灯会「灯籠申込み」
2015-08-06
本来なら、お墓掃除は明日の8月7日なのだが、駐車場が混雑することもあって、今朝おふくろと一緒に行くことになった。足の悪いおふくろの為に、極力車が入れるギリギリまで進みたかったのだが、早目に行ったつもりが既に先客があった。
止む無くおふくろが下車した後、上の駐車場まで戻ることにした。
我が家の墓地まで砂利道をゆっくりと下っていくと、停めてあった数台とも全て親類の車であった。
近在に住まう親類は23世帯、血の濃さは薄くとも考えは皆一緒のようだ。
今日は広島に原爆が投下された日。お墓掃除から戻り、原爆記念館前からの生中継を観、1分間の黙祷の後、広島市長の秀逸な平和宣言やこども代表の佳良な平和への誓いを聞き、そそくさと平泉の事務所に向かった。
先日、ドキュメンタリー映画『二重被爆』のDVDを観賞した。原爆の恐ろしさや愚かさ、虚しさが心に染み込んでいただけに、今朝の平和記念式典を観ただけで胸がいっぱいになった。
原爆は勿論、戦争の愚かさ虚しさを思いつつ、仕事の合間を縫い、8月16日毛越寺の大泉ヶ池で行われる法灯会に奉納する灯籠を申込みに行ってきた。今回は「世界平和」「脱原発」「無病息災」を祈願し、心を込めて書いてきた。
毛越寺では、奉納する灯籠(1個につき1.000円 何個でも可)を募集している。8月16日の法灯会当日迄受け付けているようだが、早目に申込まれた方が賢明かと。
因みに、奉納金は全額、震災孤児や世界の恵まれない子供たちのために寄付される。
※直接(毛越寺事務所)行って申し込め(直筆可)、また郵便振替でも申し込める
法灯会・灯籠申込用紙>>
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第36回西行祭短歌大会
2015-04-30
昨日、平泉町の中尊寺 本坊大書院に於いて、選者の日本歌人クラブ名誉会長の秋葉四郎 先生を迎え、第36回西行祭短歌大会が行なわれた。午前9時より本坊にて平泉縁の西行法師 の追善供養が厳粛に営まれ、本坊北側の大広場(大書院)に舞台を移し、100数十名の参加者を前に中尊寺の山田貫首のありがたいご講話を頂戴した。
その後今回の選者である秋葉先生のご講演が始まった。
演題は「西行の旅の歌考」
西行の歌には旅に関するものがないのではないかとの通説に触れ、西行にとって「旅」は生活そのもの。旅そのものを日常化した歌を詠んでいると説かれた。
-秋は暮れ君は都へ帰りなばあはれなるべき旅の空かな-1122
その後、参加者が前もって提出してあった詠草の選評が始まった。
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ご尊老の方々、いついつまでもお元氣で!
2014-11-05
先日の日曜日、私どもの民区では敬老会が行われた。市全体での敬老会は既に終わっているが、我が民区単体での恒例行事として、例年農繁期が過ぎる11月上旬に行われている。
今回は非常時を想定しての炊飯実習もあり、各自に割り当てられたビニール袋に、新米と水を分量通り入れ、もしもの時に備えて緊急時の炊飯を体験していた。
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どんと祭の日程及び二十日夜祭の紹介
2014-01-11
この冬一番の寒気が流れ込んでいると云われる日本列島だが、今日の日中は比較的気温が高かったここ岩手県南地域。だが朝晩の冷え込みはかなりのものだ。これでも未だ1月の中旬に差し掛かったばかりで、「この冬一番の寒波」とニュースなどで取り上げられてはいるが、これからが本番だ。
明日は地元の神社で正月飾りなどを燃やすどんと祭があり、私も地元消防団の一員として立ち会わなければならない。
一般的には小正月に行われるのが殆どで、1月15日が多い。私の地区では第2日曜日の12日。他には7日、平泉の毛越寺では20日に行われる。
特に、毛越寺の1月20日は二十日夜祭といって、献膳式や古伝の常行三昧供の修法が行われ、下帯姿の厄年当祝者たちが、平泉駅前から毛越寺境内の常行堂までたいまつを手に練り歩く。
その後、常行堂の前で蘇民袋の争奪戦が展開され毎年盛り上がるお祭りである。その後常行堂内では、藤里明久執事長を中心とする国の重要無形民俗文化財「延年の舞」が厳かに行われる。
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一関地方短歌会秋季短歌大会
2012-10-08
私は以前から、地元一関か平泉の短歌結社に入ろうか否かを迷っていた。今月号の一関市の広報に、「一関地方秋季短歌大会」の見出しが目に留まり、どんな内容か取り敢えず覗いてみる事にした。
会場には親戚や顔見知りも来ており、参加者は50人程いただろうか。
前もって提出済みの短歌を、参加者全員が一首ずつランダムに読み上げ、その短歌に対して批評を行い、最終的には、前岩手県歌人クラブ会長の菊澤研一先生による批評や添削が行われるといった講義形式での短歌会だった。
おそらく各短歌結社も同じような形式なのだろう。
私はあくまでも、どんな内容かを知る為の、いわばオブザーバーとしての参加に過ぎなかったのだが、写真の前席に座っている親戚の番が終わり、予期せぬ事に、振り向きざまいきなりマイクを渡された。
「アッ、いやいや私は見学だけです」とマイクを突き返したものの、「いやいや、参加者全員がやるんだよ」と促され、止む無く、ランダムにより作者不明の一首を読み上げ、適当?な批評を語る羽目となった。
日頃、自己流で、しかも自己満足の世界から脱し得ない、あいも変わらずの拙歌を詠み続けている私だが、そろそろそれも潮時だろうか。
一関短歌会「游の会」では会員を募集しています。
月に1度、提出済みの短歌(2首)を主宰者の選評などに耳を傾けながら皆で勉強する会。
総評は岩手県歌人クラブ副会長の佐藤怡當(北上市在住)先生。
各作品は、毎月、「游の会◯◯月歌会」として、岩手日日新聞 の岩手文芸コーナーに紹介されます。
また、年に1度、エッセイを含んだ同人誌(合同歌集)も発行しております。
一関近郊(通える範囲)にお住まいで短歌に興味のある方、是非是非ご参加ください。
会場はシニアプラザとありますが、勿論シニア世代に限ったものではございません。
ジュニアでもヤングでもアダルトでも、短歌に興味が有る方なら年齢性別は問いません。
奮ってご参加頂ければ幸いです。
<お申込・お問い合わせ先>
日時:各月第3日曜日午後1時半~3時頃まで(変更の場合あり)
場所:一関市大町4-29(旧ダイエー一関店)
なのはなプラザ3F(一関市シニア活動プラザ・交流室 電話:0191-31-8118)
内容:短歌実作勉強会
費用:年会費1万2千円(合同歌集代含む)
その他:エッセイ含む合同歌集を毎年発行しています。
申込先・問い合わせ先:一関短歌会(游の会)伊藤まで
電話:0191-46-4782(平泉アスリートセンター 内)
メール:タイトルに「游の会」問い合わせとご記入の上送信してください。 連絡先(メール)>>
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伊藤家新年会
2012-01-29
恒例の伊藤家新年会が、厳美渓温泉“渓泉閣”で行われました。以前は、親類のうち一軒でも不幸があれば、翌年の新年会は中止でした。
近隣にいる親類縁者の合計が24世帯。人数にして100名以上いますので毎年必ずと言っていいほど不幸があり、十数年も新年会をやらなかったなんて事もありました。
そんな事から約10年程前に、お盆以降に不幸があった場合のみ翌年の新年会を中止するという事になりました。
今年は2年ぶりの新年会となります。
今回の新年会は、昨年の震災の影響もあってかかなり出席率が悪く、少しばかり寂しい感じを受けはしたものの、
みちのくあじさい園の園主であり、伊藤家の総本家でもある伊藤達郎さんの挨拶を皮切りに、歌あり踊りあり(?)と、呑み始めるとやはり盛り上がってくるものです。
最近体質が変わった所為か、どうも呑むとお腹の調子が良くないので控え目のつもりで宴会に臨みはしたものの、結局は注がれるままにグビグビと。
翌日の事をすっかり忘れながら調子に乗ってしまいました。
参加する親類も高齢化が進み、来春の新年会に必ず逢える確信も持てず、「今後は毎年記念撮影した方がいいんじゃないか」との声を受け、考えてみれば初の記念撮影をした次第です。
みちのくあじさい園(紹介動画)>>
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