第60回平泉芭蕉祭全国俳句大会
2021-06-29
本日、中尊寺光勝院を会場に第60回平泉芭蕉祭全国俳句大会が開催された。私は一昨年に続き4度目の参加となる。
私の本命は短歌だが、上の句で俳句を詠み、下の句で抒情を深めると云った歌作に重きを置き、歌風も変わりつつある。勿論、歌評などは気にも留めない。
俳句と短歌は水と油だと論評する方もいるようだが、元々俳句は和歌(短歌)から派生しており、血筋は同じである。
いがみ合う筋合いのものではない。単なる詩情の表現方法の一つに過ぎない。
互いの良さ、特色を取り入れ、融合することによってより感性の高い、深みのある表現が生まれるのではないかと私は思っている。
そんなことから、拙作だが俳句にも興味を持ち、地元開催である平泉芭蕉祭全国俳句大会には極力出るようにしている。
今回はコロナ禍と云うこともあり、密を避ける内容で大会が進んだ。
松尾芭蕉翁法要供養の後、式次第に則り、千葉力男平泉観光協会会長の開会宣言を皮切りに、大会会長である青木幸保平泉町長の挨拶の後、児童・生徒らの表彰式が行われた。
今回は小・中学校児童生徒投稿1060句。一般の部908句。当日句については早々に退散したので不明。
本日の大会日程では、午後1時から特別選者の長谷川 櫂(朝日俳壇選者、俳句結社「古志」前主宰)氏による講演があり、披講、選評、表彰式と進むが、雨の中、会場の外で待つのは厳しい。子供らの表彰が終わると直ぐ、会場を引き揚げることにしたのだった。
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功成名遂「後進に譲る」
2021-06-28
本日の地元紙「岩手日日」の一面に、今月末で一関商工会会頭を勇退する佐藤晄僖(世嬉の一酒造㈱ 相談役)さんの記事が載っていた。佐藤さんは地元一関商工会議所の中核を担い、2015年から会頭の任に就き5年9カ月、官民一体となって将来を見据えたグランドデザインの策定を進めるなど、地元経済や市勢発展の為に尽力してきた人物である。その功労に対して、昨年の秋には産業振興分野で叙勲を受けている。
また、佐藤さんは経済活動のみならず、文化活動にも尽力を惜しまず、八面六臂の活躍をしている。
佐藤さんが相談役を務める世嬉の一酒造には、東北有数の大きさを誇る古色蒼然とした土蔵がある。その一角に、日本一小さな文学館として知られるいちのせき文学の蔵がある。
館内には一関市に関わりある島崎藤村や井上ひさし、色川武大(阿佐田哲也)を初め、前会長の及川和男(故)先生ら作家12名の著書や直筆の原稿などが収められている。
佐藤さんはその文学館の館長であり、運営母体である一関・文学の蔵の副会長でもある。
一関・文学の蔵の活動の一つに、前会長の及川和男(故)先生の下で始まった年刊誌『ふみくら』の刊行がある。
『ふみくら』は今回で5号目を迎え、今年の6月上旬に発売を開始した。
今更感は拭えないが、本日漸く地元紙で紹介された。
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みちのくあじさい園開園
2021-06-26
みちのくあじさい園では、5月のしゃくなげまつり、6月のカルミアまつりに続き、メインのあじさいまつりが本日より開催される。15ヘクタールの林間に5百種6万株以上の紫陽花が咲き誇る。
杉の樹間を流れる穏しかる緑風に一時の清涼感を味わい、見るものの心に優しさと慈しみを与える春風駘蕩のときが流れている。
難事や紛擾のない平穏で小康の時が閑やかに流れる空間に暫し身を置き、日頃の喧騒を忘れ、次なる新事への英気を養ってみたい。
一関方面からの道順
平泉方面からの道順
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樋熊
2021-06-23
先日、札幌の市街地にヒグマが出没して数名に怪我を負わせる事故があった。また同じ北海道古平町では昨年の5月、やはりヒグマに襲われ、遺体を持ち去られたのではないかとの痛ましい事故があった。自宅から僅か500mの笹薮でタケノコ取りをしていた時に襲われたとみられている。熊の事故が後を絶たない。遠く迄タケノコ取りに行くのなら、それなりの格好や警戒もしようが、毎日生活している身近な場所となると、警戒心が散漫になるのも理解できる。
先ずもって被害にあわれ、未だ行方不明の酒井さんに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
もし私の家族が同じような目にあったなら、私は絶対に熊を許すことはできないだろう。早速狩猟の免許を取り、徹底的に熊を追い詰めるだろう。肉親の仇に対する憎しみはとても消えそうにないと思う。
しかしながら酒井さんのご子息は、熊との共存共栄を願っているとのことである。実に寛大な対処であろうか。度量の大きさに心底から尊敬せずにはいられない。
本来なら熊とて 続きを読む・見る>>
この写真は10年程前、トラクターで田圃の作業中に小用を足したくなり、土手に向かって勢いよく事を済まそうとしていた。ところが何かの気配を感じ、視線を斜め上に向けた。それが写真のニホンカモシカだった。余程私の持ち物が立派であったか、つかつかとこちらに向かって下りてくるではないか。しかしながら角がしっかりと確認できたので雌ではなさそうだ。と云うことは、前述の立派な云々ではなく、雄として「大したことはないな」と思い、近づいてきたのかもしれない。ともあれ大事なものを急いで仕舞い、そそくさとトラクターに乗り込んだのであった。
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いやはや、残念!
2021-06-19
昨日のブログで、ひょっとしたら私の撮影した「みちのくあじさい園」の動画が放送されるのではないかと告知をした。テレビの前に陣取り、30分前からそわそわとしながら番組が始まるのを今か今かと待った。
6時29分、あと1分で始まる。そわそわ感が更に高まるなか、6時30分になった。
番組名はフジテレビのもしもツアーズ「今が見頃!梅雨の絶景!あじさい名所SP」。あじさいの名所スペシャルと云うことで、あじさいの奇麗な写真が最初に出てくるものとばかり思っていた。
ところが、ところがである。
露天風呂の映像が流れ、男のすね毛が映っているではないか。奇麗な花はどこにいった・・・。女性のおみ足ならともかく・・・ああ。
私は殆どテレビを見ないことから、「もしもツアーズ」なる番組名もピントこなかったが、放送されたのは地元岩手の放送局、めんこいテレビの「山・海・漬」と云う番組であった。
ネットで確認すると、もしもツアーズは岩手県では放送されていないとのこと。
いやはや・・・まいりました。
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もしもツアーズ「今が見頃!梅雨の絶景!あじさい名所SP」
2021-06-18
明日の19日(土)、フジテレビのもしもツアーズにて、あじさい名所SPが放送される。そのなかに、我が家のご本家さんが営むみちのくあじさい園も紹介されるとのこと。
採用されたや否や定かではないが、以前私が撮影したみちのくあじさい園の動画を提供してる。
採用の可能性は低いが・・・。
番組名:もしもツアーズ「今が見頃!梅雨の絶景!あじさい名所SP」
時 間:2021年6月19日(土)18:30~
ゲストに芳根京子さんを迎え、日本各地の見頃、見どころの最新情報が紹介されるとのこと。
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母のワクチン接種
2021-06-18
昨日、母親のワクチン接種(2回目)が無事に終わった。ネット上ではワクチンの危険性を指摘するなど、情報の錯綜により、一体何を、誰を、信じたら良いのか、打たせるべきか否か、さんざん悩んだ。
しかしながら高齢に加え基礎疾患のある母が、もし万が一感染しては最悪の状況になることは明白。ワクチン接種を決断した。
副反応が心配な為、昨日は仕事を休みにして自宅で待機することにした。
話によると、2回目の接種で副反応が強く出るとのことだったが、今朝母親に確認してみると、幸いにも熱はなく、打った後の鈍痛もなかったとのこと。
安堵の胸を撫で下ろしたのだった。
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潮目が変わる
2021-06-15
卒寿を迎える母が嘆いていたが、75歳以上の高齢者を対象に、医療費の窓口支払いを1割負担から倍の2割負担に引き上げるとのこと。「年間所得200万円以上を対象」との制限を設けるにせよ、高齢になれば介護施設への入所や、病院に通う機会も増える。内科のみだった通院が整形外科や眼科、耳鼻科や皮膚科など、若い時より遥かに病院のお世話にならなければならない。年齢とともに足腰は衰え、病院に通うのにも大変な状況となる。家族などへの負担も多くなり、それに伴い出費もかさむ。
そこに、更に医療費を上げると云うのは酷な話である。
コロナ禍のもと、ただでさえ生活が苦しいと云うのに・・・。
↑必見の価値あり↑
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財政法を見直すべし「公立病院の黒字決算について」
2021-06-14
先日の地元紙に、「7年ぶり純利益計上」との小見出しで、県立病院の昨年度の決算報告が載っていた。県医療局の決算発表によると「新型コロナの影響により、患者数が減少したものの、診療報酬改定やコロナ病床確保などの補助金増加で、13年以来7年ぶりに純利益24億9125万円を計上。経常利益も前年度比23億487万円増の26億21518万円で、4年連続の黒字となった」とのことである。
県立病院として黒字決算は9病院、赤字決算は11病院だったとのこと。
私が疑問に思い、首を傾げたくなるのは、「公立病院の黒字化」についてだ。
そんなに喜ばしいことなのだろうか。
民間の病院や一般の企業ならば黒字化を目指すのはごく当然の話だが、公立機関の黒字化は本当に必要なのだろうか。
黒字化を目指すにはどうしても合理化を進める必要がある。結局のところ利益の上がらない患者を切り捨て、儲かりそうな患者だけを受け入れると云った、公的機関の本来の役割から逸脱するのではないだろうか。
以前私の父を県立病院に連れて行ったところ、中核病院を理由に断られ、民間の病院に行くようにと促された。利益云々と別とは云え、理不尽であると感じたものだった。
但し、「黒字化」を念頭に置くことは決して悪いとは云い難い。勿論理解できなくもないが、公立の機関、公共施設としての位置づけである県立病院は、果たしてそれで良いのかと云う疑問である。
公共機関は営利を目的にしないものだと解釈していたが・・・。
では、「赤字分の補填はどこから?」と云うことになるが、「税金から充当する」との発想が直ぐに思い浮かぶ。
しかしながらそれには些か問題がある。
税金を財源とする発想は確かに今迄は一般常識とされてきた感はある。ただ、現在は金本位制の時代と異なり、管理通貨制の下で経済政策が行われている。
と云うことは、必ずしも税を財源にする必要はないと云えるのではないだろうか。
国庫補助金など、国庫からの支出金として、通貨発行権を有する政府、国からの補填で賄うことが出来るのではないだろうか。
しかしながら残念なことに、そのことの解釈や理解がなかなか一般には広まっていないのが現実である。
本来なら特に、財務省の理解が必要なのだが、地方や国民の窮状を見て見ぬふりをしているのか、気を配ろうとしないように思えてしかたがない。
財務省は行政の立場として、財政の健全化を唱え、プライマリーバランス(PB)の黒字化を目指すことは理解できなくもない。参議院議員の西田昌司氏が云うように、敗戦後まもなく、GHQによって作られた「財政法」に則って公務についているので致し方ないのかもしれない。
問題は立法権を持ち、我々一般国民の代表である筈の政治家の理解が重要である。国民の現状をしっかりと理解し、政治に反映する為に政治家がいるのであって、決して自らの生活や名誉の為の政治屋であっては困るのである。
その政治家に、前述したことに対する理解がどうしても必要なのである。
しかしながら、その理解には数学的な洞察も必要となる。そのセンスを持ち合わせた政治家がどれだけいるのだろうか。
受験勉強などでぎっしりと詰め込んだ知識をひねり出し、回答を導き出そうとしても正解は見えてこない筈である。
「管理通貨制である点と、通貨発行権は政府にのみある」との2点を根底に置き、頭を真っ新にして、しかも柔軟に、更には自分の頭でじっくりと考え、正解を導き出していただきたい。
立法権を有する国会議員はそのことをしっかりと肝に銘じ、理解し、今後の日本の発展の為に、我々国民の幸せの為にも、財政法の見直しについてしっかりと議論していただきたい。
【ダイジェスト】なぜ、経済学者はウソをつくのか?[TVじゃ言えない日本の闇] (中野剛志×三橋貴明)
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花ライン「中尊寺↔毛越寺↔みちのくあじさい園」
2021-06-08
みちのくあじさい園では5月の「しゃくなげまつり」が終わり、6月5日よりカルミア祭りが始まった。日本でも珍しい15種類のカルミアが揃うのは当みちのくあじさい園のみではないだろうか。
カルミアまつりは6月20日(日)迄。その後はメインの「みちのくあじさい祭り」が6月26日(土)から始まる。
「花」と云えば、みちのくあじさい園から西に約10km、世界遺産の中尊寺と毛越寺を訪れてみたい。
中尊寺では古代蓮(中尊寺蓮、泰衡蓮)が7月中旬から8月にかけて見頃を迎える。8百余年の時を経て、古の美と平安の香りを今に伝える清楚で香しいハスの花は、心を和ましてくれるにちがいない。
また、6月20日から7月10日迄、毛越寺では「あやめ祭り」が開催される。
3百種3千株の色とりどりの菖蒲が大泉が池の池畔に咲き誇り、凱風に揺れる水面に色彩を添えるのではないだろうか。
花三昧として、中尊寺蓮に癒され、毛越寺の菖蒲を愛で、そこから東進すること約11km、日本アジサイ協会より日本一の称号を得た「みちのくあじさい園」を訪れ、5百種6万株(公表では4百種4万株としているが実際は5百種6万株以上)ものあじさい花群の競演を心ゆくまで愛で、堪能していただきたい。
みちのくあじさい園では前述のとおり6月26日から7月25日(閉園直前にはモネの「睡蓮」を思い浮かべる5千輪の紫陽花が池に浮かぶ)にかけ、みちのくあじさい祭りが開催される。
樹間を埋める数多の四葩(よひら)が、天趣の世界へと誘ってくれるのではないだろうか。
みちのくあじさい園の紹介
みちのくあじさい園2020 Youtube
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イジメを減らす為に
2021-06-05
今年3月23日、雪の積もる旭川のとある公園で、凍死状態で発見された女子中学生(2年)。イジメを苦に自殺したものと思われるが、あまりにも悲しい出来事である。加害者は勿論だが、イジメと認めなかった学校側の怠慢な姿勢、隠蔽に憤りを覚えずにはいられない。
加害者らが子供の為か、地上波の番組ではなかなか放送されないが、ネット上ではかなりエスカレートしている。
ただ、「正義」「正論」を盾にやり過ぎの感は否めず、プライバシーの保護、人権までをも踏みにじるようでは決して良くない。
「正義感を持って対処する」との気持ちは分からないでもないが、やはり節度を持って行動すべきだ。
とは云え、今回のようなあまりにも悲しいイジメを再び起こしてはいけない。
その為には、社会全体で何らかの手を打つ必要がある。
そんなことを思いながらネット上を彷徨っていると、とある署名活動のサイトが目に留まった。
今回のような惨く悲しいイジメ事件を社会問題として周知させ、同じ過ちを二度と繰り返さない為にも、請願法に基づいた署名活動によりしっかりと関係機関に働きかける必要がある。
イジメ事件としての再調査、捜査の見直しなどを要求すべきであると考える。
日本国憲法 第16条「請願法」に基づいた【100万人の署名活動】
なくならないイジメ問題 2021年5月15日
中尊寺蓮の池(7月中旬からが見頃)
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