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カルミアまつり近づく「みちのくあじさい園」

 2024-05-30
父の一周忌が近づいた。
墓掃除をいつやろうかと迷っていたが、天気予報を確認すると水曜日か木曜日を逃すと天気の具合いが悪そうである。急遽予定を変更して昨日行くことにした。

今年は草の伸びがすこぶる早い。
中でも蔦類は厄介である。遠慮なしにどこまでも伸びてきやがる。しかも伸びが兎にも角にも早い。
小一時間程かけて墓周りを刈り取り、昨年のお盆以来となるが、墓掃除を無事に終えることができた。と云うより、終わったことにした。
予定よりも若干早く終わったので、近くの「みちのくあじさい園」に立ち寄ってみることにした。

しゃくなげ祭り(4月28日~5月15日)が終わり、そろそろカルミアが咲き始める頃である。
みちのくあじさい園の入り口は、昨年迄ビニールハウスの中をくぐって入園したのだが、昨年末着工の売店が入るログハウス風の建物がほぼ完成していた。後は乗用カートの乗り降り口や進入路の舗装を待つばかりとなっていた。

「カルミアまつり」は6月1日(土)から始まるとのこと。6月中旬迄観賞できる。
入園料は大人一人千円、小人五百円と値上がりはしたものの、人件費や物価高騰の煽りを受け、已む無しであろう。
金額云々よりも、カルミア自体珍しい。これ程の種類(15種類以上)と株数(250株以上)は、日本では他に類を見ないのではないだろうか。
是非とも清楚で可憐な花群を堪能していただきたい。
私は特に蕾に惹かれる。

その後、本命の「みちのくじさい祭り」を迎える。
予定では6月25日(火)~7月25日(木)迄。
今年は7月6日からあじさい池に花を浮かべるとのこと。
因みに、入口に建てられたログハウス風の建物では、苗木の販売やソフトクリームなども販売するそうである。

お食事処「紫陽花山荘」では「冷やしおろしそば、うどん」や「はっと(すいとん)」、「味付けご飯」の他にコーヒーやジュースなどを用意しているとのこと。
また、園内の休憩処として、園主の自宅から移築した土蔵「喫茶 蔵」ではコーヒーやソフトクリームも用意している。
花を愛でる前や後では食べ物や飲み物の味わいも異なる筈、勿論花を鑑賞しながらの味わいはまた格別であろう。色々試してみるのも、あじさい園の楽しみ方の一つではないだろうか。

岩手のパワースポット「みちのくあじさい園」


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草刈り三昧&男の料理

 2024-05-28
お田植えが無事に終わり、ほっと一息つきたいところだが、生憎今年の草の育ち具合いはすこぶる良い。
只今、悪戦苦闘の最中である。
我が家は中山間地の為、傾斜のきつい、しかも法長のある斜面(土手)が多い。

休耕地などの平坦地はトラクター搭載のフレールモア(ハンマーナイフ)でガリガリバリバリと刈れるものの、斜面はスパーダーモアが主力だが、法面の長い傾斜地はどうしても人力に頼らざるを得ない。
以前は問題なく刈り取り可能だったが、悲しいかな、年齢的な問題や長年のムリがたたってか、3年程前から膝の調子が悪い。
そんなことから、極力草刈り機の歯が遠く迄届くようにと、背負式の草刈り機を購入することにした。
一昨日はその試運転と相成ったが、慣れるまで少々時間がかかりそうである。

草刈りから帰宅後、今度は料理に取り掛かった。
当初の予定は肉ジャガ。
先日買い忘れた白滝も購入し、Youtube動画を参考に作るつもりだったが、具材の玉ねぎを畑から持ち帰ったところ、茎や葉を捨てるのは勿体ない。
折角なので、肉ジャガの具にすることにした。

また、冷蔵庫を開けてみると、えのき茸が目についた。買い置きして暫く経つ。
勿体ないのでこれも具に。
今年はタケノコが多いことから、それも具の一つに加えることにした。
チルド室からメインのジャガイモを取り出そうとしたところ、よく見るとジャガイモではなく「さつまいも」だった。とは云え、芋は芋に違いない・・・。

結局、メインとなる筈のジャガイモは1個だけだった。
元々私は玉ねぎ大好き人間。新玉葱の小ぶりなものをゴロゴロと入れ、肉ジャガならぬ肉タマの出来上がりと相成った。
見た目は良くないが、母からの評価は意外と高かった。


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暗中模索、試行錯誤の日々坦々「男の厨」

 2024-05-25
今から約2年前、卒寿(当時)の母が2週間程入院したことがある。
華奢な割にはいたって丈夫な母。それまでは母の入院など記憶になかった。
調理も全て母が熟していた。
突然の入院にかなり困惑したが、自分の分は自分で作るしかないと厨房に立ち、迷いながらも何とか調理したものである。
私一人分なので好みの具材で好きな料理ばかり。
特にカレーは得意料理の一つ。と云うよりも、料理らしい料理はこれしか知らない。
学生時代行き付けだった喫茶店のマスター直伝の調理法を思い出しながら作ったものである。
しかもカレーは煮込めば煮込むほど美味さが増す。なので大鍋を使って大量に作り置きし、4・5日はもたせたものである。

今から一ヶ月程前の大型連休の初日、母が体調を崩し、ほぼ寝たきりの状態になってしまった。
それ迄は四つ足の杖を両手に持ちながら、92才になる母が台所に立っていたが、今は歩くこともままならない。勿論料理など到底無理である。
そんなことから調理は私がやることになった。
既述したように、2年程前に母が入院した時は一人分の料理を作れば良かったが、今度は母の好みに合わせる必要がある。
得意のカレーにしても、私は多少辛めが好みだが、母は苦手である。
はてさて、何をどう作るか、味付けをどうすべきか暗中模索の日々が続いている。

多事多端の為、料理ばかりに時間や労力、思考を費やす訳にもいかないが、有り難いことに今は料理方法などYoutubeを参考にできる。
私の料理のコンセプトは、時間短縮や面倒解消から「多目に作ってチンして食う」をモットーにしており、保存の効く料理がメインだ。
先日はチーズたっぷりのシチューを作ってみたが、かなり好評だった。
今年はタケノコが多いことから、市販の「釜飯の素」にタケノコをたっぷりと入れ、「きのこ釜めし」や「五目釜めし」「とりごぼう」など、見た目は変わらないが、意外と好評だった。
日曜日の夕食はラーメン(ポツンと一軒家を鑑賞しながら)と決めており、もやしたっぷりの煮干し風味のラーメンも好評である。

今度は肉ジャガに挑戦してみたいと、具材をひと通り買ってきたつもりだったが、肝心かなめのしらたきを忘れてしまった。明日にでも購入しに行きたい。
そんなことから、不器用な私でも何とか料理の腕前を上げることができそうである。
更には自分なりのレシピを作ろうかとも思い始めている。

「レシピ」と云えば、
一関・文学の蔵会長の畠中先生自作のレシピノートは感動的であった。
大学ノート2・3冊にレシピがぎっしりと記載してあった。
2年程前に奥様が他界されたが、病床にあった奥様を気遣い、大学での講義の合間を縫って、料理の腕をふるったようである。
その畠中先生が会長を務める一関・文学の蔵発刊の『ふみくら』8号が、来月中旬に刊行を迎える。


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陶芸教室と茶の湯教室

 2024-05-22
今年も地元市民センター主催の陶芸教室が始まった。
昨日その1回目の講座が一関市厳美町のあすみ工房で行われた。
今年の作陶をどうしようか、何を作ろうかと若干迷ったものの、初志貫徹。自詠の短歌を揮毫し、逆張りの賛として南画を添える為の板皿か丸皿は勿論だが、先日のポツンと一軒家に触発され、楽焼茶碗の作陶を試みることにした。
幸いにも陶芸講座初回は「紐づくり」とあって、初っ端から楽茶碗に挑戦することができた。
次回の講座は削りと板作り。初志を貫徹すべく揮毫用の板皿を成形してみたい。
また、本日の講座は陶芸教室のみならず、午後2時から赤萩市民センターの茶道教室「茶の湯会」を
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ミヅの酢味噌和え

 2024-05-18
春は山菜、秋は茸と、食の悦びと共に採取の楽しみを毎年心待ちにしている。
山菜はノビルの酢味噌和え、コゴミのマヨネーズ和え、タラの芽の天ぷらやワラビの御浸し、ゼンマイの煮物などなど、どれも捨てがたいが、私は特にゼンマイの料理が大好きである。ただ、それと双璧をなすのがミヅ(ミズ)の酢味噌和えだと私は思っている。
幸いにも我が家の裏山にはミヅが無数に生えている。先祖の誰かが植えたものだと思われるが、杉林一面に広がっている。
その為季節になれば  続きを読む・見る>>


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茶道もいいな!

 2024-05-16
先日放送のポツンと一軒家は熊本県の一軒家。
ダム湖を一望出来る高台に、超高床式の一軒家だった。
70代前半の仲睦まじいご夫婦が住んでおられた。
ご主人は現役の建具職人とあって、内装や家具などは全て手作りとのこと。几帳面で緻密な組み立ての仕上がり。職人の技が遺憾なく発揮された一軒家である。
特に畳張りの茶室兼大広間が素晴らしかった。三方ガラス窓で、天井の高さは6メートル、開放感が半端ではなかった。
お二人のなり染はお茶会(立礼式)だったとのこと。今でも度々この大広間で茶会を楽しんでいるそうだ。

早速番組スタッフにもお茶が振る舞われ、作法に則って抹茶を楽しむ様子を見るにつけ、好奇心にチクチクと刺すものを感じた次第である。
今月下旬には今年初の陶芸教室が始まる。
今年の作陶は楽茶碗がメインになりそうである。黒釉や白磁か、それとも相性の良い紫釉の楽焼茶碗かと、ふと脳裏を過ったのである。
それと同時、早速地元の茶道教室を検索してみたのだった。


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能登半島の復興はいつ?

 2024-05-12
4ヶ月経った今でも、復興の兆しが見えないとのこと。
一体どういうことなのか。

先日放送のバンキシャを観て愕然とした。
能登半島地震により、全半壊した家屋の解体が一向に進んでいないとのこと。石川県珠洲市では解体希望数1万279棟に対し、番組によると、4ヶ月経った5月上旬、僅かに129棟のみだとのこと。たったの1%に留まっているとのことである。
解体業者や解体手続き  続きを読む・見る>>


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ポツンと一軒寺「牟礼のあじさい」

 2024-05-08
先日のポツンと一軒家も実に感動的だった。
その舞台は千葉県外房の山あいにある寺院で、紫陽花で有名なお寺(妙法生寺)である。
季節になれば2万本の紫陽花が咲き誇り、それを目当てに訪れる客も多いとのこと。

妙法生寺の呼称は、建長5年(1253年)に日蓮聖人が朝日に向かい、「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えたことが名前の由来だとのこと。(Wikipedia参照)
妙法生寺の裏山には八角堂(持佛堂)があり、日蓮聖人の座像が安置されている。
ポツンと一軒家の舞台とあって、山奥にあるだけに、寺院としての存続もかなり厳しいとのこと。
過去に幾度となく廃寺となったことがあるそうだ。

しかしながら、日蓮聖人の座像を守る使命感に駆られた今のご住職の師匠(父親)が、昭和24年に再興を果たしたとのこと。
また、寺院存続の為にも、2年後の昭和26年に紫陽花を植え始め、春は石楠花、夏は紫陽花、秋は紅葉と、訪れる客(檀家?)の目と心を和ませてくれているようである。
妙法生寺には宿泊客用に建てられた求道館(くどうかん)があり、ご住職自ら厨房を切り盛りしているそうだ。

番組スタッフにもキノコやカイワレ大根入りの美味しそうな手打ち蕎麦が振る舞われた。
因みに求道館では、仏教体験の合宿として一泊3000円(食事付き)で宿泊出来るとのこと。
叶うことなら合宿に参加させていただき、日頃の喧騒から離れ、座禅を組んで無心を追求しつつも、その後は和尚さんの手打ちそばに煩悩を一気に開放させたいものである。

紫陽花と云えば、我が家の本家が営むみちのくあじさい園では現在「しゃくなげまつり」、今月後半から「カルミアまつり」、6月下旬よりメインの「あじさいまつり」が始まる。5百種6万株の華麗で可憐な花群が来園客の心の琴線に触れ、誠心な潤いを残してくれるのではないだろうか。
あじさいまつり後半の7月下旬には、お休み処「あじさい山荘」直下のあじさい池に、モネの絵画を彷彿とさせる5千輪の切り花が水面を彩る。
その鑑賞後、直ぐ上のあじさい山荘に立ち寄り、空腹を満たしたいものである。今夏の土用の丑の日は7月24日。叶うことなら「鰻重」に舌鼓を、と思うが、メニューにはなかったと思う・・・。

「鰻重」と云えば、それにしても大谷選手の調子は鰻登りである。
一昨日(日本時間)は4打数4安打、うち9号・10号の2ホーマーを放てば、昨日(日本時間)も11号本塁打を放った。3試合連続となる昨日の11号もセンターオーバーのバックスクリーン。一昨日の一打はバックスクリーン左側に飛び込む特大の本塁打(推定141m)を放った。実に気持ちがいい。
野良仕事の疲れが一気に吹っ飛んだのだった。感謝!感謝!!


炊飯器

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ふみくら8号原稿出揃う

 2024-05-04
「一関・文学の蔵」の事業の一つ、会誌『ふみくら』は、「地域に根ざした文芸・文化誌を作ろう」をスローガンに、文化の向上及び地域興しの一環として2018年春、当時一関・文学の蔵会長の及川和男先生(故)指揮のもとで創刊。以来今号で8冊目を迎える。
その『ふみくら8号』も漸く原稿が出揃い、後は校正作業を経て6月上旬の刊行を待つばかりとなった。
前号に続き今号の表紙にも、 続きを読む・見る>>


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