どうなる訪問介護
2024-03-30
昨年父を看取ってから1年近く経つが、歩行困難となった父の世話は大変だった。幸いにも老人施設への入所が叶い、私としては精神的にも肉体的にも非常に楽になったことを覚えている。
ただ、家族の負担を気遣い、入所することを口に出して拒みはしなかったが、父にとっては不本意だったろうと思う。
叶うものなら、訪問介護のお世話になりながらも、最期の最期迄自宅で過ごしたかったに違いない・・・。
今、その訪問介護をめぐり、 続きを読む・見る>>
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『文芸いわい』第38号に向けて
2024-03-27
昨日、一関文化センター小ホールを会場に、『文芸いわい』の第3回刊行委員会が開かれた。
内田正好刊行委員長挨拶の後、第37号刊行の事業報告及び決算報告、反省点などが話し合われて次号(第38号)刊行を目指し、侃々諤々と話し合われた。
協議の内容に触れる前に、『文芸いわい』について少しばかり触れておきたい。
『文芸いわい』は、いわい地方芸術文化団体協議会(事務局:一関文化センター)が発刊する地域の年刊誌で、岩手県南の両磐地区(西磐井郡、東磐井郡)全域で、団体及び個人の詩歌(詩、短歌、俳句、川柳)愛好家らが、日頃詠んだ作品を発表、紙面に残す為の刊行物である。
次号(令和7年1月発刊予定)で刊行38年目を迎える。
今年1月刊行の第37号の内訳は投稿者数199名。作品数は965作品(詩7篇、短歌125首、俳句498句、川柳335句)。240部の発行だった。
投稿者数など過去12年間の推移を見ると、11年前の2013年には336名の投稿者がいたものの、それ以降年々減り続るジリ貧状態である。
どの団体もそうであるように、高齢化に加え、後継者不足、後進がなかなか育たないのが悩みの種である。
SNSなど、ネット媒体の普及に伴うデジタル化により、紙媒体が軽視されつつある昨今だが、新聞紙面もそうだが紙は紙の良さがある。形あるものの良さ、有形の優位性、或いは貴重性を改めて認識する必要があると思う今日である。
因みに次号の第38号は「祭り」を特集に組み、詩、短歌、俳句、川柳それぞれ一人1首及び1句を「祭り」に関わる作品を募り、新たに特集コーナーを設けることになった。
少しでも多くの読者や詠者に興味を持っていただき、投稿者が増えることを期待したい。
また、制作費の捻出については、販売額が次号の制作原資になることから、私は詩と短歌の2部門に投稿していることもあり、2冊購入している。
また、投稿の条件は両磐地域(一関市、平泉町)の在住者か、同地域で活動する方が対象であり、第38号(令和7年1月発刊予定)の応募締切は令和6年10月末である。
募集要項は一関市の広報誌(広報いちのせき)や岩手日日に掲載される予定。
詳しくはいわい地方芸術文化団体協議会(☎0191-21-2121)にて確認されたし。
今日は何の日か我が家の愛ロボ「ロミィ」に尋ねると、「今日は桜の日だよ」とのこと。
岩手県南では未だ咲きそうな気配はないが、一関はいつ頃咲くのか尋ねると、「おそらく一週間後くらいかな」とのこと。4月3・4日辺りに開花宣言されるのではないだろうか。
岩手県南では未だ咲きそうな気配はないが、一関はいつ頃咲くのか尋ねると、「おそらく一週間後くらいかな」とのこと。4月3・4日辺りに開花宣言されるのではないだろうか。
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中尊寺西行祭短歌大会の校正作業無事に終わる
2024-03-23
昨日、中尊寺光勝院を会場に、来たる4月26日開催の第44回中尊寺西行祭短歌大会出詠歌の校正作業及び役員会が行われた。
コロナ禍以来、一昨年9月と昨年4月の開催に続き、今回は東直子先生を選者にお迎えして開催される。
今年は金色堂建立900年目を迎える記念大会でもあり、出詠歌も141首と、コロナ禍以前に戻りつつあるようだ。遠くは熊本県や徳島県、広島県や兵庫県からの応募もあり、充実した短歌大会を迎えそうである。
校正作業終了後に、昨年度の会計報告、大会の役割分担などを話し合い、西行碑に大会の成功を祈願し、中尊寺を後にしたのだった。
寒の戻りか、朝晩はシケ寒さが肌身にしみる今日此の頃。
我が家の愛ロボ「ロミィ」に今日は何の日か尋ねると、「今日は世界気象デーだよ!」とのこと。
1950年に世界気象機関条約が発効され、世界気象機関(WMO)が発足したことを受け、日本では1960年に制定された記念日だそうである。
10年ほど前だったか。中尊寺西行祭短歌大会当日、雪が降りしきるなかを会場に向かったことを記憶しているが、長期予報を確認すると平年より気温が高い確率は60%とのこと。気象予報の進歩を信じ、その60%に期待したい。
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白石隆一画伯生誕120年企画展
2024-03-21
魚を描かせたら日本一、いや、世界一の画家、白石隆一画伯生誕120年企画展が、一関市千厩町のせんまや街角資料館を会場に開催された。
時間調整を図りながら、なんとか無事に最終日の昨日訪れることができた。
時間調整を図りながら、なんとか無事に最終日の昨日訪れることができた。
会場には、白石画伯(1904~85年)と親交のあった方たち個人所有の、今迄見たことのない作品が多く展示されていた。
特に鮎(アユ)や曹以(ソイ)、目抜(メヌケ)や鮃(ヒラメ)などは、今にでも画布から飛び出してきそうな活き活きとした新鮮さがあった。
特に鮎(アユ)や曹以(ソイ)、目抜(メヌケ)や鮃(ヒラメ)などは、今にでも画布から飛び出してきそうな活き活きとした新鮮さがあった。
会場に入るとばったり叔母夫婦らと出会すなど、驚きや賞嘆とともに、霙混じりの寒さや曇天の憂いを一掃するかのような感動的なひと時を堪能することができた。
堪能と云えば、千厩を訪れた折、一度は食してみたいと思っていたソースカツ丼(小角食堂)に舌鼓を打ち、往時を偲びながら太夫黒生誕の地を後にしたのだった。
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岬の森の一軒家
2024-03-18
今年1月16日のブログに、「理想の二拠点生活」とのタイトルで書いた正月スペシャル番組の放送で、静岡県とニュージーランドでの二拠点生活を送る方の娘さんの紹介で、ニュージーランド北部で生活するアランさんの一軒家が紹介された。
昨夜放送されたのがそのアランさん(正確にはアランさんの奥さん)から紹介されたポツンと一軒家だった。
その一軒家には、89才のお二方が住んでおり、アランさん宅同様、行き来は船を使っての移動となる。内陸でのみ生活する私にはとても不便に感じられて仕方がないが、90才に垂んとする高齢者であっても、非常に快適だと話していた。
自作の船着き場から手作りの階段を200段程上り 続きを読む・見る>>
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DX化云々
2024-03-15
新型コロナを機に、テレワークによるオンライン会議など、ビジネス環境は一変し、日本のみならず世界は急速にDX化が進んでいる。
そんななか、
国会などにおけるタブレットやスマホの使用をめぐり、何やらはかはかと揉めているようである。
衆議院に於いては、各委員会では2020年以降タブレットの持ち込みはOKだが、本会議はダメ。しかも両方とも通信機能はダメとのこと。
参議院の各委員会では 続きを読む・見る>>
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郷土資料講座(一関市立図書館)
2024-03-11
今日で2011年3月11日発災の東日本大震災から丁度13年目を迎える。
長いようであっという間の13年だった。
先ず以て被災された方々、今年元日発災の能登半島地震で被災された方々に対し、心底より哀悼の誠を捧げます。
さて、昨日の午後1時30分より、一関市立図書館(1階学習室)を会場に、「お能と農とサッカーと~案外身近な能の世界」と題して、能楽喜多流教士・同舞教士・エッセイストの千葉万美子さんによる郷土資料講座が行われた。 続きを読む・見る>>
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核ゴミの行方
2024-03-08
決して忘れることの出来ない東日本大震災からあと3日で13年目を迎える。
先月の13日、経産省は核ゴミの最終処分場選定の為、第1段階の「文献調査」の報告書案を公表した。
それによると北海道の寿都町と神恵内村の候補地が第2段階の「概要調査」に進む見通しのようである。
処分場の選定として、「文献」「概要」「精密」と云った3段階の調査の結果、最終的には地元市町村と知事の同意を得た上で最終処分地として決定するとのことだが、鈴木道知事は既に反対の意向を示しているにも係わらず「何故か詳しく報道されない」とこぼしていた。
核ゴミの最終処分方法はやはりオンカロ同様、地下埋設となりそうだ。が、しかしながら、果たして地殻変動の活発な地震大国日本では、そもそも地下埋設は適当なのだろうか。
日本の国土は世界の陸地面積の約0.3%、3/1000にも満たない小さな島国である。
しかしながら世界で起きるマグニチュード6以上の強い地震のうち、日本は約20%を占めている。
つまり世界で起きる1000回の地震のうち、200回は日本で起きていると云うことである。
まさしく日本は超地震大国である。
昨年(2023年)の10月、地球科学の専門家300人が日本に集まり、「核の最終処分地として、活断層だらけの日本に敵地はない」との科学的根拠に基づいた声明文が公表された。
今現在、一時保管場所や中間保管場所に保管されている行き場を失った使用済み核燃料は約1万9000トン。また、880トンものデブリの取り出しなど、使用済み核燃料プールは満杯に近いとの懸念がある。
当初はゴミの再利用を唱え、国家プロジェクトとして進められてきた六ケ所村の再処理工場は、26回もの延期の末、結局は完成することなく廃止が決定している。
無駄だった総事業費約14.7兆円は電気料金として我々国民が負担することになる。
(参照:2月18日放送のサンデーモーニング)
いずれにせよ、原発稼働の最低条件は有害な核ゴミの最終処分を何処で、どう処理するかを決めた状態で再稼働する必要がある。
「国の借金を孫子の代に残していいのか?」とよく、財政観や貨幣観を間違えた高唱がつい最近まで飛び交っていたが、核ゴミの最終処分こそ、孫子の代に押し付けてはいけない。
そんなトイレ無きマンション状態にもかかわらず、国は原発の再稼働を進め、挙句の果てには更に新原発の増設まで検討しているとか。
先月の地元紙には、宮城県の女川原子力発電所の再稼働が「今年9月に」とあったが、本当にそれでいいのだろうか?
国や関係者は安全性を強調してはいるものの、果たしてどこまで信用できるのだろうか。
甚だ疑問である。
況してや、「約束事」に対する反故はいつものこと。
「分配なくして次の成長なし」として、成長と分配を充実させるとの甘言で現政権が誕生してから2年半。その言葉を信じ、期待していたが、我々地方に住む一般の庶民には一向にその兆しが見えてこない。「出来るだけ話を聞く」とのことだったが、聞くのは特定の権力者の話ばかりではないだろうか。
ガソリン価格が160円を超えた段階で発動されることに、「約束事」として決まっていた筈のトリガー条項や、増税や社会保障費負担が増すばかりである。
現政権にはことごとく約束事が反故にされ、無視され続けていると思えて仕方がない。
いったい誰の為に、どこを向いて政治を行い、担っているのだろうか。
もう、いい加減にしていただきたい。
ただ、エコノミストの会田卓司氏が、責任ある積極財政を推進する議員連盟第26回勉強会で講演したように、岸田政権がアベノミクスを継承しながらマクロ経済に重きをおいた政策を打つと云うことであれば、「色んな意味に於いて好転する」と期待できるのではないだろうか。
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晴れるや
2024-03-03
ウクライナやガザ地区への侵攻が更に激化している。
3年目を迎えたウクライナ戦争では、ウクライナ・ロシア両軍併せて既に50万人以上の戦死者が出ている、との推計が出ていると云う。
戦禍による犠牲者と云えば真っ先に思い浮かぶのが子供や老人など、なんの罪もない民間人である。ウクライナでは既に少なくとも1万人以上の民間人が犠牲になっているとのこと。
しかしながら正確な確認は時間を要する為、実際にはもっと多いと目されている。
一方ガザ地区でも、3月1日の発表では3万人超(瓦礫の下などの調査は不可能の為実際には更に増える)の尊い命が奪われ、人口230万人の85%以上が家を失い、100万人を超える避難民がでている。
また、先月(2月)の29日には、ガザ北部で支援物資を待っていた人々にイスラエル軍が発砲し、112人が殺害されたそうである。
いったいいつまで続くのであろうか。
いずれも愚かな指導者らによって齎された戦禍、愚昧なる人災であると云わざるを得ない。
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岩手のパワースポット「みちのくあじさい園」
2024-03-01
みちのくあじさい園では、正面入口の工事が急ピッチで進められている。
以前は正面の第一駐車場から園内に進むと左手に事務所と受付があり、大きなハウスをくぐりながら園内に入っていた。
昨年末から工事が始まり、ハウスを撤去した後に売店が入った建物が新たに建てられ、明日そのお披露目がある。
みちのくあじさい園では、5月上旬から「しゃくなげ祭り」5月後半から6月中旬にかけて「カルミア祭り」、6月の後半には本命の「あじさい祭り」が開催される。
先日、地元の舞川市民センターで写真展が開かれた。
私も5点程出品したが、その中にみちのくあじさい園で撮影したカルミアの写真が入選した。
その賞品として提供されたのがJTBの2024年版カレンダーだった。日本国内のパワースポットを収めたカレンダーであり、6月分にみちのくあじさい園の写真が載っていた。
占星術師Keikoさんによると、「月星座」新月・満月のパワーにより厳選されたパワースポットだとのこと。
確かに、15haの杉木立の中に、5百種6万株のあじさい花群が咲き誇るなかを歩いていると、心地良さは勿論のこと、ふとした時に神秘的なエネルギーを感じることがある。
「そのパワーの源は何か」と考えさせられるのだが、そもそもパワースポットとは何か?
「超エネルギーが渦となって放出されている場所」とのことで、所謂神聖な場所のことである。
みちのくあじさい園から西に約10km。世界遺産平泉には、中尊寺や毛越寺などの歴史ある寺院の甍の波が存在感を示している。
今から900年以上前、当地を軍場とする前九年の役や後三年の役により多くの尊い命が失われ、荒野の叢に消え、地維の壌土と化した。
その不本意にも刀刃や弓矢に倒れ、乱世の亡霊と化した多くの御霊を鎮めるべく、今年から丁度900年前の1124年、奥州藤原氏初代の藤原清衡公が中尊寺落慶供養願文や多くの堂宇とともに、900年祭を迎える金色堂を上棟し、極楽浄土の有様を具現化しようとした。
その奥州藤原家の流れを、我々近在に住まう伊藤家の総本家であり、みちのくあじさい園園主の伊藤達朗さんが汲むと云われている。
そのことからも、極楽浄土を具現化しようとする供養願文の底部に流れる精神、古の想念が、当地に脈々と息づき、連綿と流れている神聖な場所なのではないだろうか。
祝・大谷翔平選手
ご結婚おめでとう! 末永い幸せを!!
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