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あじさい祭り「みちのくあじさい園」

 2015-07-10
7月上旬、岩手県一関市舞川原沢の「みちのくあじさい園」では今が見頃を迎えている。
早咲きのクロヒメ類は既に見頃が過ぎたものの、今はヤマあじさいやアナベル、西洋あじさいや玉あじさいなど大粒の華花が一斉に咲き乱れ、訪れる人々の目を十二分に楽しませている。
正門から紫陽花山荘に向かい、直ぐ手前を順路に従い降りていくと、昨年(2014年)新たに開通した急坂道付近では、鬱蒼とした杉木立を覆い尽くすように植えられたヤマあじさい群が目に飛び込んでくる。
藍を基調とした圧倒的な景観は、正に感動を覚えずにはいられない。

暫しみとれながら順路にそってゆっくりと進むと、南側前方に開けた部分が確認できる。行ってみると、3000坪は優にあろうか、広い花畑であった。色とりどりの花群が咲き誇り、息をのむ光景が一面に広がっていた。またその直ぐ上の順路沿いには、フラウシリーズのオリジナルあじさいが咲いており、実に見事であった。
入園する直前、案内人の氏家さんから是非、深山(みやま)コースの奥のアナベル群を観た方がいいと助言を頂いていた。

以前は歩くのがしんどいと今迄踏み入れたことがなかったが、助言に従い行ってみることにした。
途中休憩所もあったが、如何せん仕事に戻る時間が気になり、休まず進むことにした。
3百種、4万株以上のあじさいが植えられている15ヘクタールの広さをまじまじと感じつつ、疲れた足を引きずりながらも進んだが、あまりに見事なアナベルの群生を前にすると疲れもいっぺんに吹き飛んだのだった。
更に奥に進むと、小川のせせらぎが微かに聴こえてきた。
小川の辺りまで下り、じっくりとせせらぎを聴きながらのあじさい観賞は、また格別であった。

そこで一句
小川べのアジサイ蒼くすずしけり

さて、次回はどのコースを散策しようか。本日の散策時間は約2時間だったが、園内の半分も散策してはいなかった。


園内入り口付近のお食事処「紫陽花山荘」では、冷やしおろしうどんやそば、焼きおにぎり、シェルブールのケーキとコーヒーなどが堪能でき、園内の散策途中には喫茶「蔵」、ラーメンなどもある売店「一休」が併設されている。

みちのくあじさい園

みちのくあじさい園迄の分かり易い地図

2011年07月に公開したみちのくあじさい園YouTube動画

みちのくあじさい園主の紹介





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斎藤實記念館

 2014-07-28
高校時代、同じ応援団リーダーのひとりに、当時は随分世話になった、というよりかは散々っぱら迷惑をかけた人物がいる。彼は私と同じように、短歌を趣味の一つに持っている。その友人から、地元岩手県奥州市水沢区(旧水沢市)出身の元総理、斎藤實夫婦を偲ぶ等短歌大会があるから出品してみないかと、要項とメモ書きが届いた。
実を言うと、短歌のセンスや上手さは彼の方が一枚上手で、冷静沈着な観察眼による独特の表現には、時折ハッとさせられたりする。

私が作る単純で一方的で単細胞な拙歌では、とても出品するのは痴がましいと思ってはいるが、折角の誘いなので一首ひねろうかと思っている。
その為にはまず、実際に斎藤實記念館に赴き、肌で感じ、我が目でしっかりと確認する必要がある。
実は以前にも一度訪問した記憶があるが、何分にも30数年前の高校生の頃だ。外観のイメージぐらいしか記憶にない。そんなことで、仕事の合間を縫って一路水沢へと車を走らせた。


その他の写真など、詳しくは>>


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みちのくあじさい園 “今が見頃”

 2014-07-12
岩手県一関市舞川の『みちのくあじさい園』では、3百種3万株(東日本最大級)以上もの紫陽花がちょうど見頃を迎えている。

紫陽花は別名「七変化」とも呼ばれ、色の変化を楽しめる落葉低木の一種。一般的には青酸配糖体という毒素が含まれていることから、食用には適さないとされる。
ただ、中には、調理法や部位によっては食用として可能だという人もいる。しかしながらその説は確かではないので、やめといた方が無難だと私は思う。
私(殆どの人)はもっぱら鑑賞のみとして、目で楽しみ、癒しのひと時を享受している。

みちのくあじさい園では、明日の13日(日)10:30から、地元の舞川小学校の生徒らによる郷土芸能が披露され、また翌週の20日(日)・21日(月)には、ブリザーブドフラワー教室が紫陽花山荘の2Fで開催される。

園内には、冷やしおろしうどんやおそばなど、昼食の取れる紫陽花山荘があり、園主の伊藤達郎さん宅にあった土蔵を移築した喫茶「蔵」では、こだわりのコーヒー(アイスコーヒー)が堪能できる。
また、イベント広場にはラーメンやかき氷などが人気の茶店「一休」があり、休憩所やトイレなどが所々に設置されており、付帯施設も充実している。また、足の不自由な方やご高齢者の為に、乗用カートも用意されている。

今月末(7月31日)の閉館日迄の間、杉木立に流れるさわやかな小風を肌で感じ、競演する色とりどりの紫陽花の魅力をたっぷりと堪能してみては如何だろうか。


フォト短歌「あじさいの競演」 ajisaien.jpg ajisaienmap12345.jpg


みちのくあじさい園YouTube





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毛越寺あやめ祭り

 2013-06-26
今月(6月)の20日から来月(7月)の10日まで、毛越寺あやめ祭りが行われている。境内西側の菖蒲園には、300種3万株の花菖蒲が咲き誇り、今がちょうど見頃となり見物客らの目を楽しませている。

私が初めて毛越寺の菖蒲園を見学したのは、高校生の頃だった。
写真部(カメラ部)所属の友人から、「撮影会があるから行ってみないか」との誘いを受けてのことだった。
当時、私は写真や花には全く興味がなかったものの、撮影会という怪しげな?響きに心惹かれたのだろうか、いくらモデルが登場するといっても、薬師如来が住む浄土を表そうと建造された神聖なる場所での撮影だ。

そんな妄想が現実にあろう筈もない。
あらぬ期待を抱いた自分を恥じたものだったが、若気の至り、男であることの証でもあった。

あれから30数年の月日が流れ、菖蒲園は毛越寺を語る上でもなくてはならない孟夏のシンボルであり、日頃の疲れや憂いを払い、活力を与えてくれる、云わば心の充電場所とでも言えるようなパワースポットであると、私は思っている。


IMG_0182.jpg フォト短歌「あやめ祭り」

PSプロジェクト「あなたの1個のボールからペタンクで健康つくり隊」
PSプロジェクトとはペタンクサポートプロジェクトの略称です。







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金山棚田「原風景に触れる」

 2013-06-11
「金山棚田入り口」という真新しい看板が最近立てられ、気にはなっていたが、地元にもそんなところがあったのかと、何時か行ってみようと思っていた。
本日、東山町への用事の途中寄って見ることにした。
看板から矢印に従って約500m。舗装道路から左に砂利道を約4・500m程上っていくと、駐車場の看板が見えてくる。そこから徒歩で約200m程行くと右手に棚田らしき風景が目に飛び込んできた。
上段部には見晴台も用意されている。

生憎の旱天続きにより、下段部の棚田は水不足の為に殆ど水のない状態で痛々しかったが、上段部にはかろうじて水が張られていた。

この棚田は、江戸時代の後期、山を開墾して作られたと看板に記載してあった。
面積はおよそ4反2畝、つまり約4,165㎡の中に百数枚の田んぼがひしめいている。
水源は溜池に蓄えられた雨水が主で、上段部から下段部へと水を落とす田越灌漑により用水を確保している。
その為今回のような日照り続きでは、水の供給は非常に困難となる。

棚田の原風景を後世まで残すことは非常に素晴らしい事だが、実際、圃場の条件としてはとても厳しい。維持管理は本当に大変ではないだろうか。
ともあれ貴重な風景である。7月1日~約1ヶ月間、近くのみちのくあじさい園が開園となる。是非ともどちらも観光に訪れてもらいたい。


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PSプロジェクト「あなたの1個のボールからペタンクで健康つくり隊」
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一関市磐井川の桜並木

 2013-04-26
一関市の市街地を横切る磐井川(一級河川)の沿線には、約2000本もの桜の木が植えられており、一関市のシンボル的存在である。
その桜並木が只今満開となり、鯉のぼりとともに市民らの目を楽しませている。

磐井川堤防改修工事に伴い、残念ながらこの桜は全て伐採されることになっている。
昭和22・23年のカスリン台風やアイオン台風などで多くの犠牲者を出した当市だが、その復興の証として市民に親しまれてきた桜並木だけに、伐採されることは非常に残念なことだ。
しかしながら二度と犠牲者を出さないためにも、致し方ないのかもしれない。

市と国土交通省では、「磐井川桜再生計画」が策定され、現在生育している桜の木から苗木を育成し、接木などにより桜並木を復活するとのことだ。
改修工事が無事終わり、何十年後かには、これまで以上の花を咲かせて、我々を楽しませてくれるのではないだろうか。
勿論、未だ生きていればの話だが・・・。


IMG_4547.jpg IMG_4533.jpg フォト短歌「磐井川のそめいよしの」

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サギ物語

 2013-04-16
桜の様子を伺いに、中尊寺や毛越寺の周りを見て回った。
少しずつ咲き始めているところもあったようだが、見頃は今週末から来週いっぱいといったところだろうか。
毛越寺の直ぐ東側に旧観自在王院庭園がある。
そこには紅梅の花が綺麗に咲き始めていた。
ふと、舞鶴が池に目を向けると、一羽のアオサギが微動だにせず立っているのが目に止まった。

 

サギ物語 (特別な意味はありません)

 
1_20130416205412.jpg一羽のアオサギが、毛越寺に隣接する旧観自在王院庭園内の舞鶴が池の浅瀬に立ち、直立不動の姿勢を崩さず、春めいた陽気に誘われたのだろうか、立ちながら眠っているかのように見えた。
するとその時・・・
2_20130416205622.jpg魚が足元近くを通りかかったのだろうか。
その魚めがけてひょろ長いくちばしを水中に突っ込んだ。
パシャ、パシャ、パシャ!
アブラハヤであろうか、結構大きめの魚である。
3.jpg捕獲した魚をくわえ、そそくさと陸地に移動する。
賢い!我々人間の動作と一緒である。
我々人間も、川であろうが沼であろうが、釣った魚を逃がすまいと慎重に陸地に上げ、針を外すのが常套手段である。
4.jpg慎重に、慎重に!
落とすなよ!
5.jpgすると突然頭を竦め、身を隠すような素振りをみせた。
上空からもう一羽のアオサギが急降下してきたのである。
おこぼれに預かる魂胆だろうか。我々人間社会も同じようなもの。
大金が入ったと聞けば、知らないうちに遠い親類になり、ちょっと有名になれば「あいつとは昔っからの友人でね」と、当人が知らない所で吹聴される。サギも一緒だ。
6.jpg折角獲った獲物を、横取りされてたまるもんかと、水面を蹴って勢い良く飛び立った。
7.jpg来るなよ、来るなよ。
「頼むからついて来ないでくれ」とばかりに!
8.jpgおっと!
こっちはまずい、急旋回だ! カラスがいっぱいいるじゃないか!
9.jpgよしッ、もう大丈夫だろう。 後はゆっくり頂くとしようか!
じゃぁね! またね! バイバイ!

  どんなサギでも、逃げるのは素早いのである。



maizurugaike.jpg


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名勝猊鼻渓の紅葉は?

 2012-10-25
「紅葉の様子はどうか」と日本百景の一つ、名勝猊鼻渓を訪れてみた。
訪れたとはいっても、山水画の世界を彷彿させる、左右に聳えたつ石灰岩の岸壁に囲まれ、その真ん中をゆったりと流れる砂鉄川の水面を、船頭さんの「げいび追分」を聴きながらのんびりと舟に揺られたのではなく、その舟や渓谷一面に萌えるように広がる紅葉を撮影するため、知人の伝手を頼りに絶景ポイントを目指したのだった。

流石に足が竦むような断崖絶壁とあって、高所が苦手な私にとっては身を乗り出しての撮影は無理。到底満足のいく写真は撮れなかった。
ただ、紅葉のピークは未だ先で、今現在6~7部萌え?といったところだろうか。次回は10日から2週間後に訪れてみたい。



IMG_2912.jpg IMG_2893.jpg IMG_2865.jpg
IMG_2885.jpg IMG_2869.jpg フォト短歌「どんぐり」





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