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鉄の意志と柔和な心 

 2016-02-28
2011年3月11日、忘れもしない東日本大震災から間もなく5年が経つ。その震災の折り、日本中、いや世界中から愛の手が差し伸べられ、真心が届けられた。復旧復興にと現場に足を運び、がれき撤去や側溝の泥揚げに汗する人や、衣食に困りはしないかと沢山の衣服や食料を贈ってくださった方、更には炊き出しにこられた方など、沢山、本当に沢山の善意が届けられた。
そんななかでも、台湾から多くの支援が迅速に届けられたことは、日本中、特に被災地では知らぬ人はいないだろう。なかでも多大な支援を届けた人物のことは あまり知られていないようだ。今年(2016年)1月20日に88歳で亡くなられた方こそが、その人物である。
台湾の海運・航空大手のエバーグリーン・グループ(長栄集団)の張榮發総裁その人である。

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待望のご飯のおとも

 2016-02-24
待ちに待った今年の年賀ハガキお年玉くじの賞品が届いた。
今年は幸運にも2等に当選した。
賞品はふるさと小包の中から色々選べたが、やはりなんといっても胃袋に入るものが一番。
そんなことで私はご飯のおともを選ぶことにした。

創業1675年、株式会社酒悦さんの漬物やそうざいの詰合わせ「名菜美点」。10種類の瓶詰めセットだ。
江戸時代から300年以上も続く老舗の味を十分に堪能したい。 
朝食は納豆と決めているので、明日の夕食から是非とも味わってみたい。

昨年産のいわい天然乾燥米「元氣」も収穫後は土蔵の中で籾(もみ)の状態で保存してある。そのため風味もしっかりと残っている筈だ。
ましてや冬期間の寒暖の差によって更に糖度が増し、コメはこれから益々美味くなる。
是非ともその炊きたての湯気がたつ白米と、300余年の伝統の味を絡めて、がぶっと頬張ってみたい。


フォト短歌「2等賞」







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ブラックホール

 2016-02-20
重力波観測の成功や、エックス線天文衛星「ひとみ」の打ち上げ成功などにより、ブラックホールが最近注目を集めている。勿論実際に観察できるのは何百年後か何万年先かは見当もつかない。
宇宙は限りがない。
「無限だ」と云うひとことで言い表すのは適切か否か、何とも云いようがない。
ブラックホールは無数に存在し、その各々の奥の奥の奥の太陽の光の一筋がそれぞれに他にはない光を放っている。
ひょっとすると我々が生きているこの世の中の全てが、ブラックホールの内側にあるのかも知れない。
勿論それはあくまでも思弁に過ぎない。

そんな気宇壮大、いや、果てしない限りのない宇宙と云う異空間のなかで、小さな小さな小さな地球のそのまた米粒のような日本の、そのまたごくごく米粒の縦じわのような狭い地域で、2011年3月11日午後14時46分に、太平洋三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震があり、数十分後に津波があった。
宇宙からみれば、ごくごく小さな揺れであり、僅かな海水の動きなのかもしれない。
しかしながら我々ごくごくちっちゃなちっちゃな人間にとっては、あまりにも大きく、あまりにも強い揺れであり、あまりにも激しい大きな津波であった。

その東日本大震災から間もなく5年目を迎えようとしている。宇宙からみればほんの一瞬の出来事に違いないが、我々にとっての5年は短いようで長い。色々あり過ぎた。また、色々と考えさせられた年月であった。しかしながら残念なことに、被災地の復興は未だ未だ先である。
今年も3月11日の午後5時半より、一関市役所前の噴水広場にて5回目となる鎮魂の「一関・追悼夢あかり」が行われる。

---<詳細>-----------------------------------------------------------------------------
1.日 時  2016年3月11日(金)
        17時30分 夢灯りの点灯
        18時00分 黙祷
        18時30分 終了         
2.会 場  一関市役所 噴水前広場
3.内 容  「神戸の希望の灯り」から「夢灯り」に分灯し、被災地に手を合わせ、オカリナ演奏、
       子どもたちの合唱 「しあわせ運べるように」「花は咲く」を歌う。
4.その他  雨天決行。どなたでも参加OK。

※3月11日追悼 夢あかり一関 代表 小岩登志子  
                              <照会先> 神﨑浩之(事務局長)事務所 0191-31-6565
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今後の予定

 2016-02-15
岩手県南も、2月も中旬になると漸く春の兆しがちらほらと見え隠れする。
あとひと月半もするといよいよ稲作準備に取り掛かる時期となる。
重い腰を上げるのに多少のウォーミングアップは必要だが、その前に、当初予定していたフォト短歌エッセイ集 (3作目)を早いとこ終えなければならない。時間の合間をみての作業なのでなかなか思うように進まない。

更にそんな合間を縫って・・・>>


IMG_4862.jpg








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ブログを書く意味

 2016-02-11
私がブログを書く目的は、表現欲を満たすこと以外に、自分を見失わない為でもある。
一般的な日記は、人に見せる訳ではないのでその気になれば言いたい放題、書きたい放題書ける。「あいつは気に食わない奴だ」「あんな事はやりたくない」などなど、書くことによってウサを晴らすことも出来よう。
それはそれでストレスが解消されるのであれば、それなりに意味があるのかも知れない。

なかには、一般公開されるブログなどに、特定の個人を名指しで揶揄するなど、辛辣な文言を平気で書き綴る人もいるようだが、それはやり過ぎであって、寧ろ醜い。
政治や行政など、公的立場にある人に対するそれとは全く異質なものだ。
個人を特定するなど、ごく一般の人に対する誹謗中傷は決して良いことではない。
勿論、公開されないごく普通の日記でも、ネガティブな事を書かずに、前向きに、奮起を促すような日記を書く人もいるだろう。使い方や目的は色々あっていい。

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ガラパゴスは遠かった

 2016-02-09
スマホからガラ系に戻そうと、取り換えに行ったのだが、種類や台数も少ない。
今後の携帯用通信機器の傾向を考慮すると、近い将来スマホに全て統一される可能性が大だ。
我々中高年組の殆どは、電話とメールがメイン(俺だけか?)であり、その他の機能と云えばネット検索やナビ、カメラ、たまにSNS(個人的見解)を嗜む程度。そんなことから、昨年来ガラ系に戻そうと、新年の目標の一つに挙げていたのだったが、店内に入り急遽180度方向転換することと相成った。
女の子の店員さんから進められたことも、否定はできないが……。

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地球が変だ

 2016-02-06
昨今の異常気象や地殻変動、自然環境の急激な変化はいったい何を意味するのだろうか。
傍若無人な人間への戒め、警告なのだろうか?
台湾で大きな地震があり、ビルの倒壊により犠牲者が多数でているようだ。一刻も早い救助を願うばかりだ。
東日本大震災の折り、ボランティアで気仙沼市に訪れた時、ボランティアセンター近くの駐車場に次から次と車が集まってきた。
後で知ったのだが、台湾の慈善団体が直接被災者の方たちに支援金を手渡していたとのことだった。
あの当時は、日本中は勿論のこと、世界各国から義援金が寄せられたが、自治体にストックされ、一番必要としていた被災者の方たちに届いていないといった問題があった。そのことを解消すべく、台湾の方たちが行動に移されたのだろう。
次は日本の番だ。

Tポイントでも支援ができる>>


フォト短歌「恩を忘れず」 taiwan2.jpg taiwan1.jpg








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欧州ヨモギ 1986年4月26日1時23分の出来事

 2016-02-04
欧州ヨモギ(ニガヨモギ)はチェルノブイリに数多く自生している。
チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日1時23分発生)からちょうど今年で30年。福島原発事故から5年目を迎える。
昨年のノーベル文学賞には、チェルノブイリ原発事故の消火活動で高濃度の放射能を浴び、余命僅かだった消防士や、一般市民の苦悩を描いた『チェルノブイリの祈り(未来の物語)』が受賞した。
その本の冒頭部分に、「孤独な人間の声」と題し、原発の犠牲となった勇敢な消防士と、出産を控えた新婦のあまりにも酷い、壮絶な別れが綴られた、原発被害者の切実な訴えを纏めたノンフィクション作品である。
マスコミに報道されてはいない放射能被害の実態は、実にショッキングだ。
しかしながら人によっては、あれだけの大惨事、人類史上類を見ない大悲劇だと云うのに、「その割には死亡者が少ない」などと短絡的に述べている者もいるようだが、原発と死との因果関係を明白にすることは、極めて難しい問題だ。
実際の数字はなかなか表面には出難いと云うのが実態だろう。

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カテゴリ :世に問う!『言わずにはいられない』 トラックバック(-) コメント(-)
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白石隆一画伯「あこがれの欧州」

 2016-02-02
岩手県一関市千厩町の出身であり、昭和の岩手を代表する洋画家の一人、白石隆一画伯のヨーロッパ12カ国、約5ヶ月間のスケッチ旅行にて描きとめた360点の絵画を、一関市博物館 2階展示室にて約2ヶ月間(1月30日~4月3日)展示するとのこと。本日合間を縫って立ち寄ってみることにした。
これらの作品は本邦初公開、没後30年を記念し、長い間ご遺族が大事に保管されていたものを特別に公開したとのこと。
また、画伯の人物画の代表作、「ひげのおじさん (岩手県立美術館所蔵)」や「パリの街角 (岩手県立美術館所蔵)」も展示されている。

白石画伯といえば、私の祖父の中学(現在の一関一高)時代からの親友で、我が家にも何度となく遊びに来ておられたとのこと。その縁で、我が家にも画伯の作品が残っている。
ただ、私の曽祖父(彌一)も画(水墨画)や書をたしなみ、漢詩なども自作しており、画伯の画に曽祖父直筆の漢詩を書き込んだ合作のみである。
残念ながら画伯単体の作品は全て祖父(安之)が処分し、今では写真にある合作の2作品のみとなった。なんでも鑑定団に出せば値がつかない可能性が大だが、勿論値段云々ではない。

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