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王道楽土を目指せ!

 2022-03-30
いやはや呆れたもんだ。
遅まきながらも昨日、総理からトリガー条項凍結解除を含む経済対策検討の指示が出されたとのことだが、早速にも世耕弘成参院幹事長がトリガー条項の凍結解除は困難との認識を示した。
いやはや、全く呆れて物も云えない。
先の石油元売り会社への補助金の結果は果たしてどうなったのか。我々一般消費者にその恩恵はあるのか、私には全くあるようには思えない。

凍結解除の為には「手続きを踏む」必要も決して分からなくはないが、何故もっと柔軟に、しかも迅速に出来ないのだろうか。
否が応にも車を走らせなければならない運送会社やバス会社、我々地方の人間は、本当に厳しい状況にある。
岸田総理には強い  続きを読む・見る>>


フォト短歌「戦争反対」






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アンソロジー『游』18号の刊行

 2022-03-26
東日本大震災の翌年だったか、以前から何度も親戚の伊藤圭一郎(故)さんから誘われていた短歌愛好会「游の会」に、顔を出すことになって10年の歳月が流れた。先輩方に揉まれながらも、上達の見えない拙歌を未だに続けている。
2018年11月20日、無念にも他界された前代表の千葉利英さんの後を次いで約3年、会員らによるアンソロジー『游』の編纂に努めている。
その短歌『游』の18号が完成した。

表紙には千葉利英さんを偲びつつ、奥さんの許可を得て剪画(切り絵)を掲載させていただいた。剪画のタイトルは「光をこぼす」平成27年の日本剪画美術展で日本一の日本剪画大賞に輝いた作品である。
今号は会員10名のうち8名による短歌144首(各18首)とエッセイ8編(各1編)を収めたもの。ここ2年程、新型コロナウイルスや変異種のオミクロン株の感染拡大により、歌会や吟行会をなかなか開けなかったが、無事に発刊が叶ったことに喜悦を禁じ得ない。
当著は国立国会図書館、日本現代詩歌文学館、岩手県立図書館、一関市立図書館、平泉町立図書館、舞川市民センター等で閲覧できる。

追記
私は游の会に入会して10年。代表として3年間務めてきたが  続きを読む・見る>>


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国家は国民がいて成り立つもの

 2022-03-24
ウクライナの何の罪もない、武器など一度も手にしたことのない多くの一般人が空爆の犠牲となり、弾丸に倒れている現実が、同じ空の下で起こっている。
戦火を逃れ、多くのウクライナ国民が国外へと避難している。
つい先日迄、家族がリビングに集い、ボルシチやヴァレーヌィクなどの食事を取りながら、会話を楽しんでいた家族団欒のひと時は、もうどこにも無い。

戦争はあまりにも酷い。あまりにも切ない。あまりにも悲しい。そして あまりにも憎い。

ロシアに対し、日本もアメリカに右倣えで経済制裁の強行に出ている。
確かに、ウクライナ国民の悲痛な叫びや惨状を目にすれば、ロシア軍に対する憎悪を増すばかりだ。
しかしながらそれで戦争は終焉に向かうのだろうか。
北方領土問題を抱える日本であれば尚更、経済制裁で圧力をかけるのではなく、停戦に向け、仲裁役として粘り強い説得、交渉をすべきではないだろうか。

一昨日、ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説を行った。ウクライナの惨状を訴えた上で、ロシアに対する継続的な経済制裁を訴えた。
しかしながら更なる経済制裁は、核の使用や化学兵器使用の起爆剤となり、火に油を注ぐことになりかねない。
もし万が一そうなった場合、第三次世界大戦の現実味が確実に帯びてくるのではないだろうか。
慎重に検討すべきである。

ウクライナの惨状を鑑みると、ロシアに対する敵対感情ばかりが高まり、更なる経済制裁を後押しすべきといった国民感情の高まりは、危険な兆候であると云わざるを得ない。
ゼレンスキー大統領の国を思う気概、徹底抗戦により国を守りたいとする心情は確かに理解できる。
しかしながらこれ以上ウクライナ国民の犠牲者を出さない為には、譲歩するところは譲歩し、妥協するところは妥協する勇気を持つべきだと私は思う。
「国家は国民がいて成り立つ」もの。
国民の命を、国民の幸せを最優先に考えるのが国の指導者としての正しい姿であり、取るべき道ではないだろうか。


フォト詩歌「国家は国民がいて成り立つ」






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ポツンと一軒家「驚愕の特大野菜」

 2022-03-21
昨夜のポツンと一軒家も、実に感動的で心が洗われた一時間だった。
熊本県の松本さんと云う方の取材だったが、松本さんの作る野菜に先ず目を奪われた。キャベツや大根、白菜にスイカなど全てが特大なのだ。スイカは12kgにもなると云うのだ。
それにただ大きいだけではなく、かなり美味しいらしい。
そのコツは何やらぼかし肥料にあるとのこと。
私も3年ほど前から家庭菜園に目覚め(とまではいわないが)、白菜や大根、蕪や茄子、キウリやピーマンなど少量だが、作り始めたもののなかなか上手くいかない。
名前を以前から聞いてはいた「ぼかし肥料」だが、今年は是非、ぼかし肥料作りも試してみたい。

余談はさておき、松本さん宅ではつい2年前迄、一日一組限定の農家レストランを営んでおられたとのこと。2時間ほどのフルコースだったそうだ。
当時作っていた創作料理の写真を映していたが、自家栽培の特大野菜をふんだんに使った奥さんの手料理は実に美味しそうだった。しかも一人1,400円で提供していたのだそうだ。
あまりにも良心的は値段である。
なにやら2年先迄予約が埋まっていたのだそうだが、新型コロナの影響もあり、残念ながら閉店することになったとのことである。

取材スタッフに奥さんが当時の手料理を再現して振る舞っていたが、どれもこれも美味しそうだった。
だし巻き卵に大根おろしをたっぷりのせ、その上にマヨネーズをかけた逸品料理。イカてん入りキャベツ多目のお好み焼き、蕗味噌をのせたふろふき大根、それに大根と手羽先を圧力鍋で蕩けそうになる迄煮込んだ絶品料理、どれを取ってもみな美味しそうだった。
毎度のことだが、ラーメンをズルズルとすすりながら、その湯気の向こうに観えるモニター画面を通して、松本家の幸せを少しばかりおすそ分けしてもらったような気がする。
そんな細やかな幸せのひと時を過ぎせる平和な日本に、心より感謝するとともに、今後も安寧の世が続くことを願うばかりである。


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フォト短歌「蕗味噌」


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日々淡々

 2022-03-19
3月16日の夜半、お風呂に入ろうと立ち上がった時だった。
夜のしじまを切り裂き、ぐらぐらゆらゆらと強い揺れに一瞬たじろいだ。しかしながらスマホからの緊急地震アラームが鳴らないことから、あまり気にも止めなかった。
念の為にとテレビのスイッチを入れ、地震情報を確認してみることにした。
揺れも収まり、たいしたことは無いと思った瞬間、ガタガタガタグラグラグラと再び揺れ出した。
テレビやスマホから警戒アラームが鳴り始め、また直様、地元自治体から配られてあった災害時用の防災ラジオからもけたたましいアラームが鳴り出し、家中に響き渡った。
震度5強の強い揺れに、11年前の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の激しい揺れが恐怖と共に蘇った。

年老いた母親を担いで  続きを読む・見る>>


フォト短歌「土蔵の漆喰崩落」




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国民がいて、国がある

 2022-03-16
地元紙の「ガソリン補助上限間近」との見出しが気になった。
原油価格の高騰が続き、政府は3月17日(木)から石油元売り会社への補助金について、先日嵩上げした上限額の1㍑当たり25円に迫る24円程度の補助金額を引き上げるとのことだ。
アラブ首長国連邦(UAE)が原油の増産を表明しているとは云え、ロシアのウクライナへの侵略を受け、それに対する経済制裁により国際市場からロシア産の原油が排除される見通しがある。
そのことにより更なる原油価格の高騰が懸念されている。

日本政府は、未だに石油元売り会社への  続きを読む・見る>>


フォト短歌「今日は蕎麦」





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敵国条項の再確認

 2022-03-14
コロナ禍のもと、全人類が一眼となってコロナと戦わなければならない時に、何故、人間同士が殺し合わなければならないのか。
何故、貶し合い、傷つけ合わなければならないのか・・・。

東欧の共和制国家ウクライナでは、武器など持ったこともない一般市民、老人や子供までもが何故銃弾の標的にされなければならないのか。
停戦合意が破られ、人道回廊が機能せず、1500人以上の民間人が犠牲となり、命を落としている。
あまりにも悲しい。あまりにも切ない。あまりにも酷い。

狂気じみた指導者とそれに従う一部の権力者の為に  続きを読む・見る>>


フォト短歌「デューク・T」


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西村由紀江ピアノコンサートin大槌2022

 2022-03-10
本日(2022年3月10日)午後6時30分より、岩手県大槌町文化交流センター多目的ホールを会場に、ピアニストの西村由紀江さんのコンサートが開かれる。
特別共演として「キッズコーラスあぐどまめ」の出演もある。
会場に足を運びたくとも運べない方たち(私もだが)やコロナ等で中止の場合も含め、コンサートの様子をYoutubeでライブ配信するとのこと。

西村由紀江さんは2011年3月11日の東日本大震災以来、被災者たちを励まそうと毎年幾度となく被災地を訪れ、演奏活動を続け、癒しの音楽を届け続けている。
また、ピアノが津波で流された被災者たちにピアノを届ける活動(スマイルピアノ500)も続け、今迄に62台ものピアノを届けているそうだ。
大震災から11年が経つ今でも、慈善活動を地道に続けていることに、感謝の念でいっぱいであり、心から敬意を表したい。本当に頭が下がる思いである。

西村由紀江さんはとても綺麗な方だが、その美しさをいかに隠そうとも、表情や仕草に、心の美しさが滲み出てくるのであり、演奏するオリジナル曲もまた、心の琴線に触れるものばかりである。
昨日、テレビ岩手のニュースプラス1に生出演され、『微笑みの鐘』『朝日のあたる家』の2曲を演奏されたが、コロナやウクライナ危機で沈みかけた心を、優しく包み込んでいただいたように思う。
2曲目に弾いた『朝日のあたる家』は震災から5年目の2016年にリリースされた曲で、陸前高田市米崎町の朝日のあたる家をモチーフに作曲されたのだそうである。


大槌町「希望のピアノコンサート」 Youtubeライブ動画



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その他の写真>>


追記 (生ライブ視聴後)

五黄の寅に因んで「五頭の虎」はうけたね。
特に私は2頭目の寅さんの曲、4頭目のタイガーマスクのテーマ曲は当時の若かりし頃を思い出しながら、また最後の5頭目はビクトリーロード。ラグビーのトライ(寅い)に因んだ曲、とても良かった。
やはり陸前高田の「朝日のあたる家」をモチーフに作られた『朝日のあたる家』は、空知らぬ雨に打たれながら拝聴させていただいた。

特別共演の「キッズコーラスあぐどまめ」の合唱もまたとても良かった。
坂本九さんが満面の笑みで天上界から見ていたように思う。
「あぐどまめ」とは、「小さい子供」のことを云う方言だそうだが、同じ岩手県人だが今まで分からなかった。

西村由紀江さんが演奏の途中で話していた「ピアノは生きている・・・」蓋し名言なり。

最後の『花は咲く』はまた、子供らが歌うと・・・。
感謝! 感謝!! とても素晴らしいコンサートだった。


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海鮮舞屋漬

 2022-03-09
あと2日程で東日本大震災から11年目を迎える。早いようで遅い、遅いようで早い11年間である。
岩手県南内陸部の我家でもかなりの被害を被った。母屋では風呂場の外壁が崩れ、内壁のタイルが剥がされ、渡り廊下の天井が落ちかけた。
土蔵の漆喰はいたるところに亀裂が入り、裏門が倒れかけた。外の便所や物置の石垣が崩れ、その建物が傾いた。

また、外井戸の石垣が崩れ、正門の柱が土台から浮くなど、それ以外の被害もいたるところにあった。
しかしながら当時は、三陸沿岸部の津波被害からみると大した被害ではないと感じた。
胸を張って短歌に詠むことが出来ない(詠んだが)と思ったものだ。
11年目を迎え、その三陸沿岸部では着々と復興が進んでいる。
三陸の海は魚種も豊富で、海鮮加工食品の種類も豊富だ。
特に鮑や数の子、イクラやめかぶの海鮮漬けは絶品である。歌会仲間の大先輩から頂戴した海鮮舞屋漬を白飯にたっぷりと掛け、平和であることに感謝しつつ、じっくりと味わいたい。

東日本大震災10日間の記憶(2011年3月26日記載)


フォト短歌「海鮮づけ」





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迎撃「防衛に特化したレーザー砲」

 2022-03-06
今回のウクライナへのロシア軍の侵攻は、単なる地域紛争にとどまらず、世界秩序の崩壊に繋がる重大事である。
そのウクライナ危機により、世界で唯一の被爆国である我が国日本でも雲行きが怪しくなってきている。
ウクライナ軍の予想以上の反撃により、プーチンが核兵器の使用をちらつかせるなどの脅迫に対して、日本も敏感に反応せざるを得ない状況にある。
我が国の備えとして、同盟国のアメリカとの核兵器のシェア(共有)を検討すべきだとの意見が出始めており、かなり危うい状況に置かれつつあるように思える。

1967年(昭和42年)12月、佐藤栄作首相当時に  続きを読む・見る>>


フォト短歌「非核三原則」



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放射能ウイルス等可視化メガネ

 2022-03-02
「天災は忘れた頃にやってくる」寺田寅彦の格言だが、「こなけりゃいいな」「こんな時は勘弁してくれ」などと思っている時に得てして来たりするものである。
私は静かな片田舎に住んでいる為、夜などは地震で揺れる前の地鳴りをよく聞くことがある。
特に一番困るのがお風呂に入っている時や、大の用を足そうとする時である。
お風呂は夏場なら問題ないが、今の様な冬場の寒い時期は困る。地鳴りが聞こえ始めると一瞬構えざるを得ない。
上がろうか上がるまいか、一瞬迷うのである。

また、大の用を足そうと  続きを読む・見る>>


フォト短歌「孤高のグルメ」

私のささやかな愉しみ>>


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