2022年09月

KENWOOD KP-990のICチップ

33回転のランプが点いたり消えたりする症状がまた出て来たので。

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ネットを色々調べていたら同じ型番のICを見つけました。

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UPD7520C-058を発見し直ぐに購入、これで症状が消えれば良いのですが。

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交換後・・・・・。
一抹の不安が見事に的中してしまいました。
購入する時に末尾の番号が028と052と数字が違っていました、多分ロットの違いだけだろうと思ったのですがそうでは無かった様で制御が効きません。それに直るはずのランプの点灯が全く直っていないのです。

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結局元に戻してお終い。

本体と送料の1,340円が無駄になってしまいました。もしかして末尾の数字はクロックの違いを書いているの???。

まあ素人がやっているのだからこんな事もあるさと自分を慰めています。

今度はAU詐欺

暫く前にアマゾン詐欺のメールが来たら今度はAUです。

AU詐欺_page-0001 (1)
この様なメールが届きました。

あたかもAUからの様に装っていますが、私はAUを使っていません。
使ってもいないのにこの様なメールを送りつけてくる不快な奴ら、これでどれだけの人が騙されている事でしょう。


もうこんなメール送らないで下さい。非常に不愉快です。

急に寒くなった。

大型の台風が去ったら。

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急に寒くなりまるで秋の空模様。

こんな感じの岩手山が見えると秋を通り越して冬の気配を感じます。
早ければ後一か月半もすれば雪が降ります、一年が過ぎるのは本当に早いですね。

TRIO KX-55と880SR

せっかく2台揃ったので比べて見ました。(やらなくても880SRの方が勝ちですけど・・・)

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外観上の大きさはほぼ同じ、但し奥行きがまるで違いますが。
こうやって重ねて見れば2台で1セットの用にも見えますね。

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55のカセットホルダーメッキパーツが使われおり安っぽさはありません。

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55のインジケーター周りです。
一般的な横型インジケーターですがこれが不通なので何の違和感もありません。

それでも全体的に見れば安っぽさは全然ありません。

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次は880SRです。

55に比べてメッキパーツが使われていません、何となく55の方が立派かな??。

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880特徴である縦型インジケーターが売りですね。
ただ少し残念なのが赤と緑のボタンです、これが何となく安っぽく感じるのは何故でしょうか?これが何のボタンかを認識するのには良いのですが全体の雰囲気に合っていません。

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そして最後に。
こちらが55のヘッドホンとマイクジャックですが縁取りにメッキパーツが使われています。
全体の統一感を邪魔していません。

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こちらが880のヘッドホンとマイクジャック周りです。
経年劣化で変色して著しく安っぽさを演出してしまいました、せっかく良いデッキなのにちょっとの所をケチった為にこの様な事になってしまいました。(55と同じ部品を使えば良かったのに。)
※ ネットを見ていたらボディがブラックタイプの場合ジャックも黒くなっていました、ブラックの方が手が掛かっている様です。(何故シルバーの方は手間を省いた。但しブラックの方はRCEとポーズのスイッチは880の黒い物を使っている様です。)


外観を比べて見れば統一感のある55の方が良い感じがします、880SRはどことなく子供っぽい感じのする外観でした。(感じ方は人それぞれ違いますのでご容赦願います。)


最後に聞き比べをしてみたら意外な結果になりました。

880SRの圧勝かと思われましたが、きっちり録音されたテープを聴き比べるとそれ程差が出ないのです。
880SRが10とすれば55は8くらいの実力があります。気にしないで聞くとどっちがどっち?と思うくらいの差に感じます。

但し、880SRの実力を感じるのは昔の多少劣化したテープを聞く時です。55だともやっとした音しか出せないのに880SRはそれなりに綺麗に音を出してくるのです。
比率で10対5位の差があります、それ程880SRは解析力、表現力の高い機種でした。


全体的に言えば880SRの勝ちですが、55だってそれ程劣っていない事が分かった聞き比べと外観の見比べでした。

TRIO KX-880SR のメンテ2

快調に動いていると思ったら。

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なんかテープの回り方が悪い、引っ掛かるような変な感じ、早送りもガサツに回る。

どこかが変だ、もしかしてローラーのゴムがうまく嵌っていなかったのかも知れない。

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全部ばらすのも面倒なのでとりあえずローラーを隠している化粧パネルを外して様子を見る事にしよう。

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この様に正面からビスを2本外すとパネルが外せるので楽ちんといれば楽ちんです。

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パネルを外して見ました、パネルに問題はない様です。
全部ばらして見たからこの様に外せることが分かりましたが、ネットでは誰も書いていません。

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こんな感じでローラーを確認。
おかしいな??、どこも悪くありません。

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まあこれはこれで格好が良いかなと思いながらこの状態でテストして見ました。

??????全然問題ありません、何故。

この後、パネルを取りつけて見たらまた問題発生???????????、増々分からなくなりました。

パネルを付けたり外したり4〜5回ほどやってようやく気が付きました。
化粧パネルが若干内側(メカ側)に変形していたのが原因です、パネルを取り付けるときに抑えながらビス止めするのですがその時に若干力が加わり変形したようです。

パネルの微妙な変形が時間が経つことによりローラー辺りに接触したようです、ほんの数ミリ程度の変形が全ての原因でした。(化粧パネルを正面側に軽く湾曲するようにして取り付けました。)

それに暫く使っていなかった個体をいきなり何時間も動かしたので、本体も熱変形を起こし複合的な原因でこの様な症状が出たのかも知れませんね。


とりあえず処置後は症状が出なくなったので一安心、今までもやっとして聞く気になれなかったカセットテープが聞けるのは嬉しいですね。

本当によくできたカセットデッキです。

追記

またまた引っ掛かるような事態が発生。

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また同じようにフロントパネルを外してあれこれ悩む事約1時間、やっと原因が判明しました。

全ての原因はゴムを交換したローラーにありました、使っているうちにローラを受けている軸が前に出てきてパネルと接触していました。
まさか軸が抜けて徐々に前に出ているなんて全然思わなかったので化粧パネルばかりを疑っていました。
その後、軸の白い部分をぐっと最後まで押し込んだら今度はきつすぎたみたいで早送りも巻き戻しも出来なくなりまた悩む、ちょっだけ前に引き出すような感じにしたらやっと調子よくなりました。

新品では無いので文句をいっても仕方がありませんが、どうしてもう少しちゃんと設計しなかったのでしょうね。せめてビス止めとかナット止めにして欲しかった。

TRIO KX-880SR のメンテ

さて今回はいよいよメンテに入ります。

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音が出るのは分かっていますが、早送り巻き戻しが全然ダメな状態です。

いろいろ調べて見れば早送り、巻き戻しをするローラーのゴムが駄目になってこの様な症状が出るようです、そして純正のゴムは手に入らない様ですね。
ばらして見てからどうするか考えます。

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分解前の天板です、これだけ汚れているのですが大きな傷はありません。
後は開けてびっくり玉手箱になっていないように祈るだけです。

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開けて見ました。
開けてびっくり玉手箱でした、汚れているだろうと勝手に予測していましたが全然汚れていません。
あまりにも綺麗でびっくりしました。

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ひっくり返してみれば裏側も思ったよりずっと綺麗な状態です。

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メンテナンス用の蓋を外して見ればこの通り、かなり良い状態です。

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さて気分を良くしてメカの取り外しにかかります。
ところがメカのネジを外してもカセットホルダーが邪魔してフロントパネルが外れません。
フロントパネルが外れないとメカ自体が外れないのです。

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カセットホルダーを開けたら隙間が出て外れるのかと思い試したけどやはりだめ。

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なんで外れないんだよと思いながら四苦八苦。
これが取れればなあーーーと思いながらやっっているとふとしたはずみで正面のクリヤ部分が外れました。
なんだーー、簡単な事だったじゃないか。これさえ外れれば作業が進みます。

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ほら、簡単にフロントパネルが外れた。

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フロントパネルは汚れが目立つので、他のケースやツマミ類と一緒に後で綺麗に洗剤を付けて洗ってきます。

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フロントの操作基盤を見ていますが、こんなに綺麗な状態を保っています。
思った以上の上物をゲットしたな。

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さてフロントパネルが外れたのでメカ部分の取り外しも出来ました。

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メカの裏側を確認していますが、確かにベルトは一本も使われていません。全部のカセットデッキがこんな作りだったら維持するのが楽だったでしょうね。

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さて正面に回り、化粧パネルを外すといよいよローラーが見えます、このローラーが右に行ったり左に行ったりして早送りや巻き戻しをする簡単な構造となっています。

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この状態でゴムの外径を測ったら早速ホームセンターに直行です。
水道用のゴムパッキンで代用している人がいるので私もそれに倣って見ます。

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約1時間後帰宅。
外径約1.4cm位のゴムパッキンを探してホームセンターをさ迷い歩く、自分では見つける事が出来なかったのでお店の人に聞いて水道用のゴムパッキンコーナーで見つけました。(本当は何度もそのコーナーの前を通ったのに見つける事が出来なかった自分がいました。)

後で合わないからと戻って来なくても良いように丸いOリングと平形のゴムパッキン2種類を購入、一袋120円でした。

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さていよいよローラーのゴムの交換です、とりあえず今まで付いていたゴムを取り外します。

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写真右側が今回購入してきたゴムパッキン、左が外したゴムです。
外径等形がほぼ同じ平形のゴムパッキンがどうも良さそうです。

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ゴムの厚みを比べて見てもほぼ同じなのでこちらを採用です。(左がオリジナル、右が買って来たゴムパッキンです。)

ちなみに外したローラーのゴムはまだ切れてはいませんでしたがかなり固くなっていましたよ。固くなったためにスリップしていたようです。

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これが新しいゴムを取りつけた状態です、何となく外径が小さくなった様な気がします。外径が小さくなったせいでうまく回らなくなったらどうしようかな?。
一抹の不安を抱えながら全部戻してテストして見ました。

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不安は杞憂に終わりました、この様に快調に回転しています。(あーー良かった、これで安心して全部元に戻せるぞ。早く戻して音が聞きたい。)

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ケースやツマミを洗ったり磨いたりして組み立てました。思った様に取れなかった汚れはありますが、購入してきた時よりは随分綺麗になったと思います。

後はセットして無事に音が出ますようにお祈りです。

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ラックに入れていよいよテストです。

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おおっと、快調に音が出ています、この縦型のインジケーターが格好良いですね。

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テープの種類は自動で選んでくれるようです。
ボタンの汚れも一生懸命磨いたのですがこれ以上は綺麗になりませんでした、但し使っていればもう少し汚れが取れてくると思います。(購入してきた時の画像と比べて見て下さい。)

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テープの後ろには電灯がほのかに光りテープの残量が分かりやすくなっています。


テープを聞いた瞬間に分かりましたが、素晴らしく良い音がするデッキでした。今まで使っていたKX-55とは比べ物になりません。
今まではテープを聞いているとオブラートに包まれている様なもやっとした音でしたがこちらは違います。
スッキリとした音で高音が綺麗に出ます、おまけに今まで聞こえなかった音まで聞こえる様になりました、デッキでこれだけ違いが出るなんて本当にびっくり。


もっと早くに迎えに行ってあげていれば、もっと良い外観の状態で我が家に来ていただろうと少し悔やんでいます。
まあそれでも充分に良い物を手に入れる事が出来て良かったーーー。


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一応天板はこんな感じに綺麗になりました。

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背面は錆びが少し残っていますが、概ね綺麗になりました。

TRIO KX-880SR

いつも行くこちら方面では有名なお店で見つけました。

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TRIO KX-880SRです。
暫く前からこの機種を探していたのですが、全然見つかりませんでした。同じ店の中で880は見つけていたのですが、SRが欲しかったので購入せず。
ところが今回、880から離れた別の棚に見つけてびっくり。

この店は迷宮みたいな物の並べ方をしているので、じっくり探さないと欲しい物が見つからないのです、それにしても何年も行っているのに今まで探していなかった場所にあるなんて・・・・。

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何年棚の上で過ごしてきたのか分かりませんが、こんなに汚れています。


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幾らですかと聞いたら「テストしてから。」と明確な答えは返って来ません。
「こちらとすればテストなんかしなくてジャンクで売ってくれれば安く手に入るのになあーー。」と心の中でつぶやく。

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あちこち汚れて一部錆びてはいるが、磨きがいのある個体だと一人で思っていました。

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お店の人は、「ベルトが延びているだろうから、鳴らないと思うよ。」と言いながらこの演歌のカセットを挿入、そしてアンプに接続しプレイボタンを押したら・・・・・・・・・・・・・・・音が出た。

自分はこの時思った「やばい、音が出たなら1万円は超えたな。下手すりゃ1.5万円から2万円か。」

ところがこの時、神は自分に味方した。テストを終えてカセットを取り出そうとしたらカセットホルダーが開かなくなってしまったのである、カセット取り出しのボタンを押しても、電源を入り切りしてもホルダーが開かない様なのである。

店員さんはかじったなとか言いながら暫く考えてこう言いました。「ジャンクだけどこれはいい物だから5,000円。」と。
すかさず自分は「それでお願いします。」と即決。最初から5,000円以内なら買おうと決めていたので。

テープが入ったままですけど良いですかと聞いたらそのまま持って行って良いとの事、それであれば修理中に壊しても安心です。
知っている人は知っていると思いますが、この機種にベルトは使われていないのです。動かない場合はモーターの不良やスイッチの接触不良が主な原因だと。

それに音が良いと言う事でそれなりに人気があった物であると言う事を。

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家に帰ってから電源を入れてカセットホルダーが開かないか何度か試したけどやはりだめ。
ばらすしかないかと思いながら、取り出しのボタンを押しながらカセットホルダーを軽く引っ張って見たら嘘のように簡単に開いた。
なんてこった、使っていなかったからグリスが固くなっていただけの様で何処にも不具合は無かったみたい。

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取り出したカセットは捨てるにはもったいないので、後でお店に返しに行こうと思います。
もしかしたら喜んでくれるかな。


一通り試してみたら早送りと巻き戻しの動作が鈍く動かなかったりします、でもこれも使っていなかったからあちこちのグリスが固くなっているだけだと思います。

モーターを暫く空回りさせたりグリスアップや清掃をすれば十分使える様です。

ジャンクで5,000円は高い気がしますが、ネットで買っても本体と送料を込みにすれば 同じような値段になると思います。
今回は現物を自分で確認して買って来たのでただのジャンク品より安心出来ますね。


久しぶりに整備を頑張るぞ。


カセットテープの使い方

カセットテープはいっぱいあるが、使い道もあまり無いので。

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カセットテープを並べてフィルムで包んで見ました。

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このオープンリールタイプのカセットも何本か持っていたはずなのにこれしか無くなっていました。

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何に使ったかと言うと。

この様に棚のサイドにはめ込んで飾りとしました。本当は隙間なく埋め込めればもっと良かったのですが。
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