【1stアルバム「タイトル未定」発売記念 スペシャル個別握手会】


■各メンバーの握手会レーンにて、メンバーごとの特製ステッカーをプレゼントします。
★握手会参加券を複数枚お持ちの場合は、握手会参加券枚数分のステッカーをプレゼント致します。
★東京・名古屋・京都、各会場ごとのオリジナル特製ステッカーをご用意させて頂きます。


■各会場各部ごとに、当時を彷彿させる衣装でメンバーが握手を行ないます。
★デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から10thシングル「何度目の青空か?」までの歌唱衣装や制服など、当時を彷彿させる衣装でメンバーが握手を行なわせて頂きます。


■1stアルバムの発売を記念した展示コーナーを設置します。
★展示コーナーは撮影可能エリアとさせて頂きます。

乃木坂46 1stアルバム「タイトル未定」スペシャル個別握手会詳細に関するお知らせ/乃木坂46公式サイト>

 
 この発表に対し、「これのどこがスペシャル?」と、秋元氏へ755で直接ファンが質問。

20141106-02

 さらに、

20141106-03

 と、ここまでがスペシャルの発表からの一連の流れ。



 最初に言いたいことは、本気で頭にきた。と、これだけ書くと、「じゃあ買わなけばいいじゃん」「結局、特典しか目当てにしてないのかよ」と言われてしまうので、何に対して怒っているのか、はっきり書かせてもらう。

 今回の記事はおふざけなし、まじめに書く。

 なぜなら本気で頭にきてるから。



 まず視点を明確にする。この問題に対しての視点は2つだと思っている。

 1.スペシャル特典への意見
 2.情報開示の順番


 ここを明確にしていないと、何に対して怒っているのかが曖昧になり、的外れな議論になる。

 少しばかり話は外れるが、ネット上の議論を見ていると、論点がおろそかになっているケースが多い。意図的ではないのだろうが、簡略化した文章ゆえの弊害だろう。

 相手に論点を汲み取る能力がない場合、議論の軸がぶれてしまい、結局お互い言いたいことを言うだけの不毛な議論となる。とくに、何かに対して不満を述べる場合はその傾向が強い。相手の思いを知ることなくして、議論は成り立たない。ただ文句を言いたいだけなら、壁に向かって話してればいい。


 話を戻して。


 本記事の視点は2。つまり運営の情報開示の順番について。スペシャル特典については、コメント欄でも多くの意見をいただいているので、それを踏まえたうえで、別稿にてまとめることにする。あえて書くまでもないが、「特典があるだけでもじゅうぶん」という反論は、1の視点で語ったときのためにとっておいてほしい。2はそういう問題ではない。


 まず運営は、詳細を明かさないまま、スペシャルと銘打った握手会の情報をだした。当然、ファンはそのスペシャルに期待を寄せる。さらに詳細を明かさない、というタメをつくった。「スペシャル」+「タメ」。このダブルでファンの期待値は大きく高まった。

 そして発表されたのが、先の特典内容。その是非については別稿にまとめるが、ここで言いたいのは今野氏の発言。(秋元氏の発言に関しては、氏が乃木坂46においてどういうポジションか分からないので割愛)


 秋元氏の「スペシャルじゃないらしいな」という質問に、「ふふふ……」。


 本当のところは分からない。もっと多くを語ったうえでの、「ふふふ」なのかもしれない。しかしひとつはっきり言えることは、ここにきて、まだ「タメ」をつくっているところだ。すでに1次の募集をはじめているにも関わらず、すべての情報を開示していない。


 ここからの展開を幾つか予想、それに対する疑問を書いてみる。

 
  1.2次募集以降、さらなる特典の付加を考えている。
     ⇒1次で応募した人へのフォローをどうする? 特典増加はファンの減少に繋がる(今さらか……)。

  2.実際は、開示している情報以上の特典がある。(ステッカーの手渡し、直筆サイン、等)
     ⇒逆に応募しなかった人へのフォローは? また、特典内容をすべて開示しなかったため、今後、常に何かあるんじゃないか、とファンに期待をもたせてしまう。

  3.「ふふふ……」←何も考えてません。
     ⇒個人的にはこれが一番良い。情報を小出しにして、購入の早い遅いで、特典に差が出るぐらいなら、はじめから全部の情報を出してほしい。今回の件で言うなら、この特典で勝負します、と言い切ってほしいぐらいだ。



 どの予想にしても、マイナス要素しか思い浮かばない。ここから一発大逆転の策があるならぜひ見せてほしい。

 

 結果論になるが、はじめ、スペシャル握手会を発表した時点で、特典も公表したほうが良かったと思う。その内容に意見は出るだろうが、少なくとも論点が特典のみになる。今回は、ファンを手玉にとるような、上げて下げるような戦略をあえてとったことで、運営の方針自体に不満を持つ人も多く出てしまった。

 結果として、「特典に対して」と「運営に対して」の意見が錯綜し、不満を倍増させている。



 あなたがたの目線はどこを向いているのか。ファンなのか、メンバーなのか、自分たちなのか。今回の一連の流れからは、残念ながらファン目線どころか、メンバー目線にも立っていないと思う。誠実さをまるで感じられない。

 なにを相手に商売をしているのか。その本音が、お金、という本質的なものだとしても、それが見え隠れする運営に、どれだけのファンが、どれだけの時間ついていくのか。


 ついてこないファンは、がつがつ切る。そういう方針ならそれでいい。中途半端が一番よくない。


 この問題、落としどころをどうするか。運営の舵取り、しっかりと見させてもらいます。




 

乃木坂46 ブログランキングへ