2018年最後の更新になります。今年もありがとうございました。来年も細々と続けていきますので、よろしくお願いいたします。


さて、今年を締めくくる記事は、先日募集した「乃木坂46楽曲で好きなフレーズ」の発表です。


環境や状況で、気になるフレーズは変わってきます。以前はなにも感じなかった言葉が、突然、胸に刺さることもあります。さらに好きになることもあるでしょう。この記事が、フレーズの大切さを見つめなおすきっかけになれば幸いです。


来年もすばらしい楽曲に出会えますように。

これまでの楽曲が再び輝きだしますように。

乃木坂46の未来が光に満ち溢れますように。


nogizaka46_art201804_fixw_640_hq

 
■マークは男性コメント、◆マークは女性コメントになります 

(楽曲は順不同)


Against

フォローの風は いつだって優しいけれど 時折の逆風は 心を強くするんだ

■多くのメンバーが乃木坂から巣立って行った今年に象徴される曲であり、今年の象徴のフレーズだと感じた。渾身のソロダンス前のフレーズだけにより響く。


おいでシャンプー

おいでシャンプー 君の予告が甘く切なく届いたよ

■シビレました。ぐるカーも意味不明な題名で、そう来たか!って感じでしたが、髪の香りが「君の予告」かーと。秋元康スゲーなと素直に思ってました。


お願い☆マイハート

サビいくよっ!

■マイハーターとしては絶対に外せない珠玉のフレーズ。大塚愛『さくらんぼ』の「もう1回!」を遥かに上回るみなみちゃんの打撃力です。


きっかけ

生きるとは選択肢 たった1つを選ぶこと

◆道に迷った時に背中を押してくれたから


横断歩道渡っていつも思う こんな風に心に信号があればいい

■この曲の詞は全てが好きです。詞に限らず全てが好きです。その中から敢えて1箇所取り上げるならココです。


決心のきっかけは理屈ではなくて いつだってこの胸の衝動から始まる

■生きるとはたったひとつの選択肢を選ぶこと。様々なきっかけがメンバーの人生を彩っていくのだと実感します。


背中を押すもの欲しいんだきっかけ

■前向きにさせてくれる曲


サヨナラの意味

躊躇してた間に陽は沈む

■推しの奈々未さんの大好きなフレーズだから


この出会いに意味がある


始まりはいつだって そう何かが終わること

◆出会いがあれば別れもある、それを教えてくれたのはサヨナラの意味であり橋本奈々未さんだったから

■始まりと終わりは表裏一体 加入があれば卒業も必ずある アイドルとしての刹那、無常を強く感じさせられました。票が集まりがちなのであまり卒業曲には入れたくなかったですが、これは素晴らしかったです。


サヨナラは通過点 これからだって何度もある 後ろ手でピースしながら 歩き出せるだろう 君らしく

■自分がサヨナラをする時には、このようにしっかりと前を向いて余裕を見せながらサヨナラしたいと思ったから。

■映画のワンシーンのように、絵が浮かびました。そしてこの曲は最後の最後に、それまで積み重ねてきた、すべての言葉をひっくり返すフレーズが出てくるんですね。(本当の気持ち問いかけた、の部分)そこも含めて、好きです。


ジコチューで行こう!

この瞬間を無駄にはしない 人生あっという間だ 周りなんか関係ない

◆人生あっという間だから周りの目を気にせず生きていこうと強く背中を押された曲。


この青空を無駄にはしない 夕立もきっとくるだろう 今しか出来ないことがある


シンクロニシティ

ハモれ

■最初くそダサいと思いましたが振りとメロディが素晴らしいので好きになりました


スカイダイビング

夏だ

■あの子の極上の笑顔が思い浮かぶから


バレッタ

太陽が ああ眩しそうに 目を逸らしたのは 君だ

■「眩しそうに太陽から目を逸らす『君』の美しさを遠目に見つめている僕」という風に写実的に語っているように捉えることも出来ますし、一方で「『君』のあまりの眩しさに太陽すらも思わず目を逸らしてしまう」という風に詩的に情景を綴っているようにも捉えられる、何とも絶妙なフレーズだと思います


だって、しょうがないじゃない…

■バレッターとしては絶対に外せない珠玉のフレーズ。和田アキ子『だってしょうがないじゃない』の「だってしょうがないじゃない」を完全に凌駕する堀ちゃんの呟きです。


ひとりよがり

一つ捨てて一つ手にした

◆グッときた


ひと夏の長さより・・・

始まったら終わってしまう 当たり前のできごとも少しだけ伸ばしたかった

◆そう思うことが沢山あるから


愛し合ったこの日々は タネの多いスイカみたいだった

■何度も煩わしさを感じた一方で、確かに瑞々しく甘い日々でもあったという複雑な感情を、爽やかに表現していると思います


ボーダー

ねぇ消えただろう 目の前のボーダー ねぇ消えただろうどこへでも行ける

◆毎回泣きます、自分は乃木坂ファンなのだなと実感します。


もう少しの夢

人生でそんなに欲しい物なんて 振り返った時 いくつあるのだろう?

■歌詞そのまま いくつあるのだろうって すごく共感出来ます


やさしさとは

今さらどうすればいいか誰か教えてくれよ 正しい答えじゃなくて今信じられることを

■“正しさ”よりも“今信じられること”を求めている主人公の茫然や失意や困惑、渦巻く全ての感情の在り方がよく表現されていると思います。「正しさに代わる正しさ」を求めるという意味では主人公の真摯さも窺えます。

■歌詞だけで泣ける。国語の教科書に載せてもいいレベル。


やさしさとは何なんだろう?君を慰めることか あるいは涙の理由(わけ)を何も聞かないことか

■時と場合によって形や意味合いを変える「やさしさ」という言葉への問いかけ、難しさが心に刺さります


ロマンティックいか焼き

ターコイズのリング 並べたような海

■直感でこのフレーズやばいなって思いました。


冷たいサディスティックかき氷 もっと直球で付き合いたいの

◆かき氷をサディスティックと表現するところと、直球で付き合いたいのという言葉が可愛いからです


何もできずにそばにいる

ごめんね そんなことしか言えない おろおろ君を抱きしめるだけで… 役に立たないもどかしい自分 それでも 力になりたい

■なぜか泣きそうになる

■乃木坂のメンバーを応援してて、しばしば思うことと完全一致。いや、抱きしめてはいないので、完全ではないか(^^;)。そこ以外は、ほんとこのとおりですね。


何度目の青空か?

この次の青空は いつなのかわからない だから今 空見上げ 何かを始めるんだ 今日できることを....

■迷った時 空を見つめ 悩んでる事が小さいと思い また 頑張れるフレーズです


環状六号線

だけど 自然に流れるその車線が なぜだろう さみしく思えてくるよ 思い通り進まない恋の記憶


帰り道は遠回りしたくなる

過去がどんな眩しくても未来はもっと眩しいかもしれない

■春から新生活を始めるにあたってとても背中を押されたフレーズだったから

■まさに乃木坂から離れようとしているメンバーに、これほど響く歌詞はないだろうと思いますし、私にも響きました。

◆この歌詞を聴いて少し前向きな気持ちになれたから

■この歌詞は多くの卒業生及びそのファンの背中を押すフレーズだと思う。乃木坂を去っても輝かしい活躍を期待させると共に、寂しい「卒業」の中にポジティブな要素を加えているのに好感を持った。


知らない道 知らない道 あと何回 歩けるだろう 夢の方へ 愛の方へ 風は道を選んだりはしないよ

■知らない道を歩くことに言及した直後に、風は道を選ばない…。聞いた瞬間、うわぁと思いました。カップリングの「日常」は、えらく直接的な表現が目立つのですが、同じようなことを言ってるのに、こちらはただただ美しい表現ですね。


気づいたら片想い

気づいたら片想い いつの間にか好きだった

■西野七瀬を推すきっかけの曲。気づいたら片想いしてました。


泣いたっていいじゃないか?

傷の治し方 いつしか覚えて 痛みなんかどうでもいい 思いっきり傷つくのが人生だ


君の名は希望

厚い雲の隙間に光が射してグラウンドの上僕にちゃんと影ができた

■「透明人間」だった僕が自己の実存を思い出す大切な瞬間。心がキュンとなります。


人の群れに逃げ込み紛れてても 人生の意味を誰も教えてくれないだろう


土のその上にそう確かに僕はいた

■桜井玲香の歌声が印象的。「僕」が自分の存在を確認し、自我に目覚める瞬間が詩的に描かれていて、素晴らしい。


僕が拒否してたこの世界は美しい


君は僕と会わない方がよかったのかな

君は僕と会わない方がよかったのかななんて思う

■推しがひめたんだったことと、彼女の初めてのセンター曲だったこともあるのですが、早くから私は度々彼女のブログに、応援している頑張ろうと書き続けていました。しかし、彼女が理想と現実のギャップについて悩んでいることはその時から既に感じていました。
彼女が私の書いたコメントを読んでいたかはわからないのですが、もし読んでいたとして彼女が精神的に限界を迎えるまで頑張ってしまったことに対して、百万分の一でも影響を与えたかもしれないと思うと今でも申し訳ない気持ちで一杯です。
私が参加した過去の数回の握手会の内の一回で「センターおめでとう」と言ったときに笑顔で「ありがとう」と言ってくれたことが嬉しかったので、今回敢えて好きなフレーズの唯一かつ一番にあげさせていただきました。
乃木坂で活動されていた中元日芽香さんは私の中で最高の思い出です。最近「モニカと私」を立ち上げて、乃木坂とは違ったフィールドで再始動した彼女の新しい挑戦には大変期待をしておりますが、元ひめきゅんとしては直接的でなく間接的に見守ることにしています。中元日芽香さんの今後の人生が自信に満ちた幸せなものでありますように切に願っております。


隙間

隙間を大事にしてゆっくり生きて行きたい


孤独な青空

金木犀は何も答えない


行くあてのない僕たち

行くあてのない僕らの旅は どんな結末が待つのだろう?

■咄嗟からの まりさゆ曲で、2人のこのフレーズは大好きです


今、話したい誰かがいる

諦めるなら1人でいいけど夢を見るなら君と一緒がいい

◆初めて聴いた時、ずっと心に残りました。

◆乃木坂らしいなと思った


目の前にはいつもヒントがあり紛れもない過去の答えがある

◆仕事で困ったときによく思い浮かびます


何も欲しいと言わなければ 永遠に傷つかずに済む 僕は何回か その瘡蓋(かさぶた)を見て学んだ 望まない

■曲との合わせ技で、サビに向けて段々盛り上がるところにこの歌詞の自分に言い聞かせてる感思い詰めてる感がいいなと
「アンダー」でも似たようなことはやってはいるけど…


左胸の勇気

ホントの君を知っている君ならできる

■清々しい程ストレートな応援


指望遠鏡

出来ない理由探すよりやってみればいい

◆よく自分に言い聞かせてます


自由の彼方

ささやかな夢と今がお互いを守ってる

■守るものと自由・・・


失いたくないから

あぁ否定したって瞼を閉じれば君が思い浮かぶ

■青春の1ページ。乃木坂46の魅力の本質を伝えてる気がします。

◆否定しても好きな気持ちは変わらない所が共感できる。


コンバースの紐直す振りして君のことだけずっと見ていたよ

◆こんなの思いつかない


一緒に眺めた僕らの空は恋の仕方教えてはくれない

■「僕らの空」が秀逸。青春の残照を思わせる詩が切ない。


斜めに見えるあの青空がどんな時も僕の味方だった

◆この空のような立場になってメンバーを推していきたいなと思ったフレーズ


心の薬

笑顔は愛の処方箋みんなをしあわせに 前向きに歩き出そう明日が待ち遠しいね

■「明日が待ち遠しいね」が素晴らしい。メンバー達に優しく語りかける歌詞が素敵。


人生を考えたくなる

そう周りはみんな変わった 私は自分が見えない 少しは変わったか?成長できたか?ある日独り言を言う もっと素敵になりたい

◆今までの人生を振り返るきっかけとなった曲だから。


世界で一番孤独なlover

誰にも媚びず誰とも群れることなく

■前後の歌詞を考えると寂しい感じがするが、カッコよく感じる


制服のマネキン

恋をするのはいけないことか?

■これ、お前がアイドルに歌わす!?と、当時衝撃を受けたのを覚えています。


一歩目を踏み出してみなけりゃ何も始まらないよ

◆よく自分に言い聞かせてます


生まれたままで

誰かのせいにもしない 運のせいにもしない


学校辞めたことは今も後悔してない 問題なのはあまりに長い命の残り

■学校を辞めるというどこか矮小感が漂うフレーズのあとのドンと突きつけてくる「命の残り」という重さが好きですね。


比較すること やめた時から 本当の自分

■ななみんも好きだと言ってた曲ですね。私はこの部分が一番響きました。おっしゃるとおりです。


走れ!Bicycle

出遅れた愛しさは君に追いつけるかな

◆このフレーズからたくさんのことが読み取れます


太陽ノック

もう君が影に隠れてても誰かにすぐ見つかるだろう

◆透明人間と呼ばれていたあの曲のあの子が今では...。どうしても結びつけて聴いてしまい、涙してしまうのです。


未来とは今が入口 見逃せば前に進めない

■何度目の青空か?と同じように今が大切なのだと気付かされるフレーズ。受験生の自分にかなり響きました


誰よりそばにいたい

こんな幸せな時間に教えてもらったこと

■幸せを共感する事で幸せになれるなんて素敵ですね、それほどの幸せって素晴らしい


転がった鐘を鳴らせ!

人はまさかと見過ごしてしまう 退屈な日常のその中に 宝物はあるよ

■我々が昔を振り返るとき、学生時代だとか、打ち込んでいたことが楽しかったことがあると思うのだが、それは当時の自分からしたら「日常」であったわけで、それが宝物だったと後から振り返って実感したりするので、なるほどなと共感させられた。


逃げ水

ミラージュ 僕が見ているもの それが真実でも幻でも構わない

■「アイドル」を描いてきた秋元先生ならではの一節だと思います。


乃木坂の詩

名もなき若者よ 夢ならここにある

■元々かっこよくて好きなフレーズでしたが、東京ドーム公演で聴いてより好きになりました。
名もなき若者=初期の乃木坂46
夢=東京ドーム公演
グループの成長が感じられた歌詞でした。


白米様

もっと大事なことは ご飯を頼むこと

■冒頭からいきなりもっとと言うけど何と比べて? 感が楽しい


私のハートは米の奴隷よ

■恋の奴隷に引っかけて、米を持ってくるワードセンス、とても私には真似できません。初めて聴いたとき、うなりました。笑


悲しみの忘れ方

思い通りに何も行かないけれど それでも誰もが前を向く

◆よく自分に言い聞かせてます


風船は生きている

愛は強い 丈夫なんだよ そんな簡単に破れはしない

■最弱と呼ばれた12人の宣言のようで好きです。


別れ際、もっと好きになる

彼が存在する世界できることなら全部欲しい 魔法の鏡覗き込んで私生活を眺めよう

■「魔法の鏡」これは恐らくSNSのことだと思うのですが、この暗喩がまず一つ。ネットストーキングをこんな表現で歌えるなんて……曲を通して描かれる恋人への執着や共にできない時間への嫉妬などがよく表されたフレーズで好きです。


僕だけの光

太陽が霞むくらい輝いてみせる

■元気がもらえる


無表情

恋はいつでも無表情で気持ちなんて教えたくない 好きか嫌いかどっち?曖昧に誤魔化せばいい

■無表情の下にある恋の駆け引きや葛藤、もしかしたら過去の心の傷も見える歌詞が好きです。曲調は至って明るいのに無表情というギャップが味です。実際に無表情でパフォーマンスするからあげ姉妹も好きです。


命は美しい

その一瞬 一瞬が 生きてる意味

■ストレートに心に響く歌詞だと思います。


永遠ではないもの、花の儚さに似て

■激しいダンス曲であるにも関わらず、早口詰め込みの歌詞ではない乃木坂屈指の名曲。美しいメロディを伴うこのフレーズは、アイドル、ファン、双方の無常感も表現しており、一瞬一瞬が生きている意味、と言うメッセージが胸に迫ります。


捨ててはいけないんだ 人は約束してる みんな一人そう一人次の未来

◆子供を持たなかった事でなんとなく世間の目を気にしたり肩身の狭い思いをしていました。自分はこの世にいてもいなくてもという気持ちでおりました。心の奥にずっとあった苦しみや問いにヒントをくれたフレーズです。自分は社会になって未来の一員になろうと思えました。


憂鬱と風船ガム

カッコよくは走れなくても 生きて行ける どうにかこうにか 開き直って 笑ったら ネガティブが消えた


裸足でSummer

それでも君に恋をしてる

■サビのここまでの歌詞を全てひっくり返して、かつその全ての意味もひっくり返してラブソングにしてしまうフレーズだからです。