ノギザカッション!

タイトルは「乃木坂46」と「Discussion(討論)」組み合わせた造語です。 主にアイドルグループ「乃木坂46」に関して、楽しく、まじめに、真剣に、いろいろ語ります!

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星野みなみ


2016/12/31追記
(この記事は大変不快な内容を含んでおります。後に更新した
お詫び」、「あらためて思うこと。これからもよろしくお願い致します。を併せてご覧いただくようお願い致します)























 これについて書くかどうか1時間近く悩みました。盛ってません。本気で悩みました。でも書くことにしました。その理由は最後に。(そして4時間近くかけて書きました。盛ってません。遅筆って言わないで。

 書くからには全力でいきます。CASでは支離滅裂に話してしまいましたが、自分の考えをまとめるためにも本気で書きます。CASで言ってることと違うじゃんか、と思っても流してください。

 今から書くことが、よく考えたうえでのわたしなりの結論です。

 皆さんも、ご自身の発想が「どの立場」から想起されているかを考えて読んでいただければ幸いです。

20160203-03

 先日の乃木坂工事中にて、14th選抜発表がおこなわれました。その一幕、星野みなみが選ばれ、MCのバナナマンとやりとりがありました。

 みなみちゃん曰く、握手会で「みなみちゃん強みないのに(選抜に)入れてラッキーだね。初期からいたから、推されてるから(選抜に入れた)」と言われてしまい、自分自身に強みがないこと、強みを欲していること、かわいいといわれることに対し、かわいさだけではやっていけないという辛い心境を吐露しました。これにバナナマンのふたりは共感を示し、設楽さんが「言ってるやつクズだから。そいつの人生なんてカスだからさ」と強い口調で言いました。

 問題提起したいのは、この言葉です。

 ただしここを話すにはいろいろな前提条件が必要です。まずそれを踏まえてください。それらを踏まえたうえで意見を言っていることをご理解いただければと思います。


 まずこの発言のあと編集点が入っています。みなみちゃん自身もカットされていることを話しています。なのでスタジオでおきたすべての会話が分からない状態、地上波で流れた部分でしか論じることができません。ここは否定派も肯定派も同じです。すべてを把握していないということは、発言の真意を誤る可能性があるということです。そんな議論に意味はないという意見もあり、それもじゅうぶんに理解できます。それでもなお取り上げようと思った理由は後述します。

 次に乃木坂工事中が「バラエティ番組」であることです。シリアスな内容であっても、バラエティ番組である以上、エンターテイメントに注力しなくてはいけません。この件についてまじめに語れば語るほど、バラエティに何むきになってと思われる方もいると思います。それにあの場面を流したのには制作サイド、乃木坂運営の何らかの意図もあるのでしょう。加えてバナナマン設楽統さんのキャラクターからくる言葉遣い、スタジオの空気、さらには乃木坂との関係性もあります。もはや家族のようなものですから、そこの会話に第三者が首を突っ込み、やいのやいの言うのもナンセンスかもしれません。家族であれば子どもが悪意にさらされたら、全力で守るのは当然です。それらをすべて考慮したうえでも……は後述ですね。

 続いて、論じるわたしの視点が第三者であること。先ほどの前提条件にも似ていますが、バナナマンと星野みなみ。仮にこのふたりの立場になったことを想像して考えると、意見はまるで変わります。また家族に置き換えてもそうです。目の前でもし娘からそんな告白をされたら、「ふざけんな!なに言ってくれてるんだうちの大事な娘にこらぁ!」です。そうではなく、あくまで第三者として、設楽さんともみなみちゃんとも何の関係もない、しいて言えばアイドルと一ファンの関係でしかない目線から考えています。ただここは対象となるアイドルをどれだけ思っているか、身近に感じているかによって考えはまるで変わるかもしれません。もちろんそれも分かったうえです。

 最後に一番大事なこと。ものすごく好意的に相手側の発言をとらえれば、強みがないことを自覚しているみなみちゃんを察し、そんな強みなんてなくても選抜に入ったんだからがんばりなよ!というエールだったかもしれません。はい、無理がありますね。エールにもなっていない。励ましているようで貶めているだけです。だからやっぱりそれを言った人間は思慮が足りなさ過ぎです。みなみちゃんが思い出して泣くほどの言葉を投げたことは事実として揺るぎません。だから相手の「発言」は心なき言葉、人を傷つける刃です。その発言を擁護する気はまるでありません。


 以上を踏まえて、「言ってるやつクズだから。そいつの人生なんてカスだからさ」発言に対して、わたしは言い過ぎだと思いました。具体的には、そいつの人生なんて、というところです。

 バナナマンとみなみちゃんの関係性を想像したら、それはあって然るべき言葉かもしれません。親子のような関係ですから。しかし第三者である自分がこれを聞いたときに、少なからずぞっとしました。相手の発言は確かにクズです。みなみちゃんは傷ついています。限られた時間で混乱したのかもしれませんが、にしても口走った言葉で傷つけた事実に変わりはないです。

 でも、わたしたちの知る情報はそれだけです。どんな人が、どんな口調で、どんな様子でその発言をしたのか。当事者でない限り誰も分かりません。もしかしたらカットされている部分でもっとひどい様子を話したかもしれません。それで設楽さんが視聴者の知らぬところで大いに憤慨した可能性もあります。けど、あの映像を見て、あの映像を受けるわたしたちにもたらされた情報は、みなみちゃんの発言、そしてそれを思い出して涙した、応援するアイドルの彼女だけです。

 それだけで相手の人生をカスと断定してもいいのでしょうか。

 カスと断定した発言を全肯定してもいいのでしょうか。

 ここが一番に疑問に感じたところです。





 さて。

 このことについて書くかどうか悩んだ理由、そして様々に前提を置き、無駄かもしれない思考を展開した理由がこれからです。

 先ほどのわたしの問いかけ。皆さんの中には、「そうだ!」と力強く肯定される方もいると思います。家族ではないにしても、ひとりの少女を泣かせるやつの人生はカスだ。相手の気持ちひとつ理解できないやつの人生はこの先もカスだ。と。確かに言った時点、発言はカスであることは間違いないです。もしかしたら、相手を傷つけたことすら気づかずのうのうと生きているかもしれません。しかしその人の人生がカスだと言い切ることが、わたしにはできません。相手を気遣ってとか、擁護したくて、とかいう話ではありません。それを断じるだけの材料が何もないわけです、「第三者」の自分には。

 だから先ほども書きました。立場を変えて想像すれば、意見は変わると。立場さえ変えれば、その少ない条件でも断じる材料となります。

 おそらくこの件についての相違は、想像する立場の違い、それだけだと思います。ただそれだけの違いのために書く必要があるのか。それですごく悩みました。結論から言えば、想像する立ち位置を変えればこの件は肯定も否定もできるわけです。もし目の前で同じような相談をされたら、設楽さんの立場だったら、あの場にいたら、しょせんテレビ番組だし……。そういうのはすべて踏まえて書いています。だから無駄かもしれないと先ほども書きました。


 そんな無駄で、もしかしたら読む人を不快にするかもしれない内容を書くことを決めた理由は……。


 しどろもどろながらも先日のCASで上記したようなことを話したつもりです。CASは聞いておらず、今はじめて本件に関してわたしの意見に触れる方もいると思います。

 どう思いました? すごく冷たくて、みなみちゃんがかわいそうと思いました?


 そう思われたかもしれない、と感じたとき、もういてもたってもいられなくなりました。番組内の発言しか分かりませんが、あんなことを言われたみなみちゃんは本当にかわいそうだと思います。でもそこを論じているわけではないのです。ひとつの言動をとらえて、相手の人格を否定するのはどうなんだろう、ということです。

 わたしが話しているのは、設楽さんの「発言」についてです。設楽さんがみなみちゃんを思う「感情」ではありません。前者について否定しましたが、後者は肯定です。だからみなみちゃんには、そんなことは気にせずがんばってほしい、と。その感情は設楽さんと一緒だと自負しています。

 またこれは「叩き」ではありません。もしこの件で「設楽叩き」と言われたらこちらも憤慨です。それこそ何も言えなくなる。

 ポイントはただ一点。励ますために使った言葉のみです。いくら励ますためとはいえ、相手の人生をカスと断じた発言は言い過ぎなのでは、と「第三者」から見て思ったまでです。同じ「第三者」である皆さんが、その立場のまま想像してもなお「あんなことをしたやつの人生はカスだ」と断定するのであれば、それはもう意見の相違。ただそれだけのことです。

 極論にはなりますが、今回は悪意の有無は分からずとも、確かにみなみちゃんは傷つき、泣きました。しかし自分にとって都合の悪い言葉を放った人間すべての人生を否定するような考え方に、みなみちゃんはもちろんですが、見ている人になってほしくはありません。

 分かってます、これが本当に極論だということは。今回の件はあてはまりませんし、みなみちゃんはそんなことは思わないはずです。それはあのやりとりからも分かりました。他のメンバーもそうだと思います。けどあれを見た人がまるで違うケースのときに、それこそ本当に思いやっての言葉なのに、今の自分には必要ないと思い、言ってくれた相手の人生を否定しはじめたら。あるいは罪(当然、その重さにもよりますが)を犯した人間に対し、「おまえの人生はカスだ」と、「第三者」にも関わらず平然と言いのける思想が生まれやしないか。

 そんなことまで考えていたのです。そしてそんなことを考えていたら、ランダムで流している音楽から「嫉妬の権利」が。今の私はウザい~♪

 ……分かってるよ。




 想像の起点、立場、番組の事情、さまざまに考慮すべきポイントがあり、下手に話すと誤解を招く話題ですので、たった一点のポイントに対して反対意見を述べるのに、ここまで長々と書きました。納得できない方は多いと思います。まあいろいろな考え方がありますよねーで終わる話。掘り下げるべきポイントではなかったかもしれません。

 また、読めば分かると思いますが、思いつく限りの仕掛けを文章内に仕込んでいます。コメントをいただいたときに、その方にどこまで理解していただけたか、一目瞭然になるようなものです。これは、この件についてそれだけ真剣に考えたということと、本当に伝えたいことがあったからです。ここまで話して結局大事なことが伝わっていなかったら何の意味もありません。そしてそれは伝えられなかった自分に大いに責任があるのです。


 そこまでして伝えたかったこと。


 変な話かもしれませんが、みなみちゃんを含め、乃木坂を応援する気持ちこそ、わたしの原動力でありアイデンティティです。それを自分自身が否定するような、否定を匂わすような発言をしてしまったことに対する、これは懺悔の文章であり、本稿を記す最も強い動機なのです。


 みなみちゃんを応援する気持ちは一緒です。

 どうかそこは誤解しないでください。



 それが伝われば、正直内容なんてどうでもいい……というのが本当の本当に言いたかったことです。
 



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 「ついまーる⊿ちゃんず」様より握手会レポートをいただきました。


 ネガティブな声があがると、その方向に流されてしまいがちですが、握手会はメンバーとファンの交流の場。人と人、それに短過ぎる時間ですから、不用意な言葉で傷つけたり、傷つけられることもあるかもしれません。

 それでも開催し続ける理由が、ちゃんずさんのレポートにはあるのだといつも感じています。


 お金だけではない。お金以上の価値と魅力がある握手会。

 その一端に触れてほしいと思います。 


 20160202-05

【2016/1/30「乃木坂46個別握手会」レポート!もう叫ばずには言われない。付き合ってるんですか!(羨望のまなざし】の続きを読む



 「ついまーる⊿ちゃんず」様より握手会レポートをいただきました。


 数多くの握手会レポートをいただいて感じることは、大事なのは普段と同じ、相手を思いやる心だと思うのです。相手を思った言葉は心に届き、同じ温度の言葉が返ってくる。短い時間ですから、なかなかそこまで気を回すのは難しいと思いますが、「相手も人」であることを常に意識したいですよね。


 というわけで……。


 そんな優しさに満ちたレポートを通して、心に優しさを充電しましょう。


20160113-07


  【2016/1/9「乃木坂46個別握手会」レポート!新年最初の握手は優しさに包まれて……。】の続きを読む



 「桐生」様より、全国握手会のレポートをいただきました。

 星野みなみちゃん単推しで知られる桐生様にとって、全握はこれがはじめての参加。


 しかしこれが一筋縄ではいかなかった。

 全握の時間、ペアとの会話など全握or単推しならではの課題に加え、当日のみなみちゃんは不調ときたもんだ。


 この試練、桐生さんはどう乗り越えたのか?
 
 感動巨編の握手会レポート、スタートです。


20151020-05

【2016/1/10「乃木坂46全国握手会」レポート!単推しが迎える試練の全握!待ってて、みなみちゃん!】の続きを読む


 「ついまーる⊿ちゃんず」様より握手会レポートをいただきました。

 今年の握手納めとなった今回の握手会。ちゃんずさんは各メンバーに対してどう締めくくったのでしょうか。


 そして今回は剥がしを使った新たな技を公開!

 改めて引き出しの多さを見せ付けられました。

 来年も素敵なレポートを楽しみにしています。


 それでは今年最後のちゃんず劇場。じっくりご覧ください。きっと心が温かくなりますよ。


20151202-07
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