【乃木坂46】2018/9/1-2「乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 in宮城 ~ジコチュープロデュースコーナー」レポート
乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 in宮城、9月1日(土)と2日(日)のツアーファイナルに行ってきました。
初日は開演前に、そして千穐楽は公演中にと、それぞれ雨が降りしきる展開で、やっぱ乃木坂だな!という天候でした。
今回も、ツアーの目玉企画「ジコチュープロデュース」コーナーに絞って、レポートします。
「ジコチュープロデュース」コーナーとは、21枚目シングルの選抜メンバーの1人が、一曲まるごとをプロデュースする企画で、どの曲をどんなメンバーでやるか、演出のアイデアも出しながら作り上げるコーナーです。
Pはプロデュースしたメンバー、Mは参加したメンバーを表しています。
<9月1日(土)宮城1日目>
1「あなたのために弾きたい」 P:秋元真夏 M:秋元、生田、高山、向井、飛鳥
プロデュース曲が発表され、メインステージの左寄りに置かれた、黒い立派なグランドピアノが目に入ると、客席から歓声と笑顔があふれました。
いつもなら、いくちゃんが登場するはずのそのポジション。本日そこに立ったのは、真夏さんでした!
緊張した面持ちで、ピアノに歩み寄り、丁寧に一礼する真夏さん。
会場も驚いたような、あるいは面白いパターンを期待しているのか、笑顔に包まれる感じです。
ピアノ椅子に腰かけ、鍵盤に手を置く真夏さん。ゆっくりと弾き始めます。
音が鳴り始めて、「おー」と驚いた後は、固唾をのんで見守る会場。
イントロは、超低速なテンポで始まりました。心配そうに見守る客席。
少しミスしたところで、笑い声と「がんばれ」という小さな声。
そこを乗り切ると、徐々に安定し始めるピアノ。
歌い出し。真夏さんにしてはうまい! ピッチがしっかりしています。落ち着きを取り戻すピアノと会場。
真夏さんが数フレーズ歌った後、いくちゃんがステージ上段に登場。大歓声。
さすがに安定した歌声。背中を押されるように、真夏さんのピアノも勢いが出てきます。
かずみん、はづき、飛鳥もステージ上段に順番に登場。ピアノの音に耳を傾けながら歌います。
左右の階段に分かれて下りてくる4人。間奏の演奏も完璧でした。
4人が乗った階段が動いて、ステージの真ん中で合わさります。
最後は、真夏さんのソロ歌唱。
美しいアウトロの演奏。最後の一音が終わって、大拍手の会場。
最終的にはピアノに寄り添うように、演奏を見守っていた、いくちゃん、かずみん、はづき、飛鳥も大拍手。立ち上がって、泣きそうに佇む真夏さんに駆け寄っていきます。
客席の拍手が鳴りやまないまま、次の曲の告知が始まりました。
後のMCの時も、会場から大拍手。
乃木坂に入ってから、初めて披露したピアノ演奏。最初は面白い系にしようと思っていたけど、内容を詰めていくうちに、ちゃんと弾いた方がいいと思って、やってみたという真夏さん。
かなりんからも「歌のピッチが外れてなくて、うまかった。毎回ピアノ弾いて唄ったら?」と、絶妙なツッコミを受けていました(笑)。
「みんなが温かくて、リハーサルで演奏が止まってしまっても、ちゃんと待っていてくれたり、いくちゃん本人からもアドバイスをたくさんもらった」という真夏さん。唯一「しまった!」と思ったのが、いくちゃん本人をメンバーに入れてしまったため、よけいに緊張したということ。それはそうですよね(笑)。面白い系でそのまま行った場合に、ご本人降臨シーンで盛り上げようとしたのかな?