Sanyo transworld 17h-815の修理を終えたので内容を紹介します。
これが手に入れた時の状態。
それなりに綺麗にはなっていましたが、受信出来るのはMWのみで蚊の鳴くような音しか出ないと言う説明。
裏蓋を開けると電池ケースが見えます。
本当は購入する時に試したかったのですが、電池が無いというので動作確認できませんでした。
家に帰って試そうとしたら電池のバネが折れています。
「これでどうやって試したんだよ!!!。」と一人で憤慨。これじゃ本当の所はどうだか分かりません。(本当は不動品だったりしてと思いました。)
とりあえず気を取り直して作業開始。
チューニングダイヤルを外したらフェルトが付いていました。
こういう細かい配慮は好きですね、なんでも省略すれば良い物ではありません。
次はこのボタンを全て外すのですが、固くてなかなか抜けません。
「どうしてこんなに固いんだ!!!!!!。」と一人でわめいています。
やっと抜けました、これで後は基盤をケースから抜くだけです。
良く見るとボタンは接着してあった様です、「メンテを考えずにやりやがったな。」と思ったのですが後で組み込む時に分かりましたがボタンを外さずに基盤が外れたようです。
基盤を外そうとしたらこの様に隙間にゴムが嵌めてあり、これを抜かないと基盤が外れそうにありません。
そしてこのゴムも糊でしっかり止まっており外すのに一苦労。
ゴムが外れたらこのナットを外すと!!!!!
基盤が外れました。
これでやっと本格的に作業に入れます、あまり面倒な事が無ければ良いなと思いながらの作業です。
こちら側は指針のついている面ですが、それなりに汚れています。
そして指針の赤が劣化してぼろぼろと崩れて来ました、どうやら塗り直しの様ですね。
これが基盤の無くなったケース本体。
板材もプラスチックでは無くインシュレーションボードで出来ています。(道理で全体的に重量感があるはずだ。)
これがダイヤル指針と背板を外した所。
こんなに複雑な糸掛けになっていました。(これを間違えて切ったら大変な事になりそうです。)
色々見回していたらこの様なコンデンサーを発見!!!!(原因はこれかも???と思いました。)
その他にもこの様な状態のコンデンサーを発見。
こんなところに半田が飛んでる?(もしかして素人が直したか???、俺じゃないよ)
四苦八苦しながら交換したコンデンサー。
結局はこれの不良が全てでしたが交換作業は思った以上に大変でした。
。
これがコンデンサーを交換した基盤の一部です。
手が届く所、届かない所等本当に苦労しましたよ。
良く見てください。(糸が綺麗だと思いませんか。)
つい、半田が糸に触れて糸を切ってしまったのです、あれほど注意していたのにやってしまったのでした。
ただ不幸中の幸いだったのが比較的簡単に見えたFMの糸だったのです。(ところが思ったより大変な事に・・・・・)
これが交換した糸。
繋ぐ訳にはいかず結局新品の糸に交換しましたが、交換作業に1時間以上かかりあまりにも集中しすぎたので頭が痛くなりました。
次は電池ケースのバネ交換です。
この頃は汎用の電池ケースにもコイルバネを使っている物が少なくなったので部品を探すのにも苦労しますね。
ほぼ違和感のない仕上がりに満足。(でも本当はもう少し大きめのコイルが欲しかった。)
次はこちらの錆取り。
何処まで綺麗に採れるか分かりませんが今の状態より良くなると思います。
いろいろ試しましたがこれ以上は無理でした。
本当はサンドブラスターがあればそれこそ新品の様になるのですが。
ダイヤル指針も綺麗に塗り替え。
背板はクリーナーを使っていよいよ組み込み準備が整いました。
全部取り付ける前に最終調整を行います。
FM、MW共調整前に比べると針3本位受信がよくなりました、これ以上あまりいじくりまわしてもコイルの破損等が怖いのでお終い。
こんな感じに組み上がりましたが、ケースのレーザーが剥がれている個所があるのでそれを接着。
クランプは全てダイソーで購入した物、結構役に立ちますよ。
金属部分の細かい傷はピカールで磨きます。
レーザー部分の磨きも一緒に終えいよいよ作業も終わりに近づきました。
これが磨きを終えた外観です。どれだけ綺麗になったかあまり伝わらないと思いますがかなり綺麗になっていますよ。
一応正面からも。
手に入れる時には本当に直せるか不安でしたがうまく行って安心しました。
ソニーとかナショナルに比べていまいちマイナーなサンヨーの製品ですが、思った以上に立派な作りに感心しました。
ネットで探してもなかなか見つける事の出来ないレア物を手に入れる事が出来て本当にラッキーでした。
これが手に入れた時の状態。
それなりに綺麗にはなっていましたが、受信出来るのはMWのみで蚊の鳴くような音しか出ないと言う説明。
裏蓋を開けると電池ケースが見えます。
本当は購入する時に試したかったのですが、電池が無いというので動作確認できませんでした。
家に帰って試そうとしたら電池のバネが折れています。
「これでどうやって試したんだよ!!!。」と一人で憤慨。これじゃ本当の所はどうだか分かりません。(本当は不動品だったりしてと思いました。)
とりあえず気を取り直して作業開始。
チューニングダイヤルを外したらフェルトが付いていました。
こういう細かい配慮は好きですね、なんでも省略すれば良い物ではありません。
次はこのボタンを全て外すのですが、固くてなかなか抜けません。
「どうしてこんなに固いんだ!!!!!!。」と一人でわめいています。
やっと抜けました、これで後は基盤をケースから抜くだけです。
良く見るとボタンは接着してあった様です、「メンテを考えずにやりやがったな。」と思ったのですが後で組み込む時に分かりましたがボタンを外さずに基盤が外れたようです。
基盤を外そうとしたらこの様に隙間にゴムが嵌めてあり、これを抜かないと基盤が外れそうにありません。
そしてこのゴムも糊でしっかり止まっており外すのに一苦労。
ゴムが外れたらこのナットを外すと!!!!!
基盤が外れました。
これでやっと本格的に作業に入れます、あまり面倒な事が無ければ良いなと思いながらの作業です。
こちら側は指針のついている面ですが、それなりに汚れています。
そして指針の赤が劣化してぼろぼろと崩れて来ました、どうやら塗り直しの様ですね。
これが基盤の無くなったケース本体。
板材もプラスチックでは無くインシュレーションボードで出来ています。(道理で全体的に重量感があるはずだ。)
これがダイヤル指針と背板を外した所。
こんなに複雑な糸掛けになっていました。(これを間違えて切ったら大変な事になりそうです。)
色々見回していたらこの様なコンデンサーを発見!!!!(原因はこれかも???と思いました。)
その他にもこの様な状態のコンデンサーを発見。
こんなところに半田が飛んでる?(もしかして素人が直したか???、俺じゃないよ)
四苦八苦しながら交換したコンデンサー。
結局はこれの不良が全てでしたが交換作業は思った以上に大変でした。
。
これがコンデンサーを交換した基盤の一部です。
手が届く所、届かない所等本当に苦労しましたよ。
良く見てください。(糸が綺麗だと思いませんか。)
つい、半田が糸に触れて糸を切ってしまったのです、あれほど注意していたのにやってしまったのでした。
ただ不幸中の幸いだったのが比較的簡単に見えたFMの糸だったのです。(ところが思ったより大変な事に・・・・・)
これが交換した糸。
繋ぐ訳にはいかず結局新品の糸に交換しましたが、交換作業に1時間以上かかりあまりにも集中しすぎたので頭が痛くなりました。
次は電池ケースのバネ交換です。
この頃は汎用の電池ケースにもコイルバネを使っている物が少なくなったので部品を探すのにも苦労しますね。
ほぼ違和感のない仕上がりに満足。(でも本当はもう少し大きめのコイルが欲しかった。)
次はこちらの錆取り。
何処まで綺麗に採れるか分かりませんが今の状態より良くなると思います。
いろいろ試しましたがこれ以上は無理でした。
本当はサンドブラスターがあればそれこそ新品の様になるのですが。
ダイヤル指針も綺麗に塗り替え。
背板はクリーナーを使っていよいよ組み込み準備が整いました。
全部取り付ける前に最終調整を行います。
FM、MW共調整前に比べると針3本位受信がよくなりました、これ以上あまりいじくりまわしてもコイルの破損等が怖いのでお終い。
こんな感じに組み上がりましたが、ケースのレーザーが剥がれている個所があるのでそれを接着。
クランプは全てダイソーで購入した物、結構役に立ちますよ。
金属部分の細かい傷はピカールで磨きます。
レーザー部分の磨きも一緒に終えいよいよ作業も終わりに近づきました。
これが磨きを終えた外観です。どれだけ綺麗になったかあまり伝わらないと思いますがかなり綺麗になっていますよ。
一応正面からも。
手に入れる時には本当に直せるか不安でしたがうまく行って安心しました。
ソニーとかナショナルに比べていまいちマイナーなサンヨーの製品ですが、思った以上に立派な作りに感心しました。
ネットで探してもなかなか見つける事の出来ないレア物を手に入れる事が出来て本当にラッキーでした。