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UF-605の復活? 4

復活の作業もいよいよ最終に入りました。

UF-4-9今回はガリが発生しない様にあらかじめボリウム等の清掃もしておきたいと思います。




UF-5-1開けて見たら以外に綺麗な中身でした、但し動作を確認した事が無いのでこれでうまく働いてくれるか分りません。

とりあえず端子を綺麗にしておきましたがどうなるでしょうか??。


UF-5-2ダイヤル糸も切れていたので張り直し。
しかし、良く見て下さい。(素人の作業だと言う事が分ります。)
後で分ったのですが、メインダイヤルに糸掛けが1回転足りません。

この状態でダイヤルを回すと周波数の高い位置で糸に余裕が無くなりプーリーから外れる事が分りました。がっかり。(ちくしょーと言いながら後で張り直しましたよ。)



UF-5-3とりあえず上から見た写真を参考に。
今回はヒューズも新しい物に代えて準備万端です。(前回は通電せずちょっと悩みましたからね。



UF-5-4さて全ての準備が整ったので通電して見ました。
しかし、音が出ません!!!!!。「おかしいなーーー。」と思って色々いじくり回したら小さな音が出ました、どうやら真空管とソケット部分が接触不良を起こしているようです。

真空管を外し、ソケット端子を一生懸命掃除したら何とか鳴る様になりました。

心の中で「あーーーー、良かった。」と呟く自分。


UF-5-5やっと鳴る様に鳴ったのでその他の作業を急ぎます。

掃除前、ランプのカバーが錆びて再利用するにはちょっと気が引けます。


UF-5-6取り外すと錆だらけでこれを磨く作業はしたくありません。
何か別の物で同じ形を作れないかなと暫く思案。




UF-5-7ふと見ると先程まで飲んでいたコーヒーの空き缶がありました。
「これならアルミだし、板の厚さも良いかもしれない。」と思いこれを加工する事に決定。



BlogPaintカニばさみで缶をチョキチョキ。
丁度良い感じの曲がり具合と大きさの板が取れました。




BlogPaint元付いていたランプのカバーを伸ばし型どり。

ほらそっくりなアルミ板が出来ましたよ。それにコーヒーのラベルは綺麗に剥がれるのでコーヒー缶の物だと分らなくなります。


UF-6-1サインペンを利用して曲げ加工、こんなにそっくりなカバーが出来ました。(しめしめうまく行ったぞ、これなら最初からついている物と勘違いしそうです。)




UF-6-2ほら随分立派になったと思いませんか。
この後カバーを180度回転させランプの光を上向きにします。





UF-6-3次はつまみのフェルトを作ります。
テレビアンの時に使った余りがあるので今回もそれを利用しました。





UF-6-4ほら随分立派なフェルトだと思いませんか、それに靴の下敷きだから耐久性も大丈夫です。




UF-6-5次はつまみの塗装に入ります、と言ってもペイントマーカーで塗るだけですが。

はみ出しても良い様にマスキングテープでしっかり覆っておきました。


UF-6-6これが完成後。
変に光る訳でもなく普通の出来に満足です、あまりにもあちこち光りまくるのではなく修理した様に見えない修繕が私の理想です。

未再生で長年使い込んで光ってるようなそんな感じが良いですよね。

UF-6-7とりあえず全てを組み込みその後を確認しています。






UF-6-8これが通電している真空管です。
使って見ると真空管が少し疲れている感じがします、これはあくまでも自分の感じなので本当の所は分りませんが。

写真で見るとシャシーの汚れがひどいですね、これでもホコリを取った後アルコールで拭いているんですよ。


UF-6-9これで作業を終えたUF−605が快調になっています。

暫く使っていなかったせいか使っているうちに音の出具合、受信の感じが良くなって来ましたよ。



UF-7-1最後に。
さてこれは何でしょうか?。(ブロックコンデンサに組み込む為のコンデンサですよ。見れば分りますよね。)

実は今回ブロックコンデンサの修理はしていません、通電させ爆発させるのが怖かったのですが、爆発の状態を一度見て見るのも良いかなと思いそのままにしてあります。

ところが通電してコンデンサの発熱、膨らみ具合を見ているのですがまるで変化がありません。
裏返して液漏れも見ているのですが何も変化が無いのです???。もしかしてこの時期に製造された物は無理に交換しなくても良いのでしょうか。

まあそのうち分解してちゃんとしますが暫くこのまま使って様子を見ます。


これでUF−605の記事はお終いです。

おっと、真空管とマジックアイの新品を発注したのでそれが来たらもう一度その後を載せますのでお楽しみに。

TRIO R−300の機能回復 4

 さてクリスタルも届いた事だし、作業して見ますか。

30-3-5前回はボディの上半分しか出来なかった塗装。今回は下半分もやりますよ。


30-3-7とりあえずは内部の回復作業から。
これが届いたクリスタルです、うまく機能してくれれば良いのですが。



30-3-8これが現在ついているクリスタル、前回はトランジスタを交換してもなんの変化もありませんでした。



30-3-9この様に取り換えましたが、クリスタルの足にプラスとマイナスの区別が無いので取付はしましたが少々不安です。



30-4-1早速試してみます。
本来はこの位置でメーターの針が振れるのですが、前回までは何も反応してくれませんでした。



40-4-2マーカーのスイッチ、オン。
「おおっ、針が振れている。しかし、何故ピーとかプーとか音がしないのだ???。」これで良いのだろうか。RF−2200とかICF−5900は音がするのですがR−300はしないようです。

これで本当に治ったのか分りませんがとりあえずメーターは振れるのでこれで良しとします。


40-4-3後は音の軽い歪を直そうと部品を取り外し測定したりしたのですが特別悪いところは無さそうです。

あまり深追いし過ぎて壊すのもなんなのでこれ以上追いかけるのは止めておきます。本当に音が出なくなった時のお楽しみに取っておきますか。

40-4-4それでは外装の修理に掛ります。これはベルトなのですが、この様にノリが剥がれています。これを強力な接着剤で張り付け。


40-4-5ネジの色も落ちたり、錆たりしているのでこの様に段ボールに差し込みこの上から紙やすりでゴシゴシ。



40-4-6塗装したらこんなに綺麗になりました。
ボディが綺麗になってもビスがそのままだと色あせてしまいますからね。



40-4-7塗装前はこんな感じ。




40-4-8ほらかなり良い感じになったと思いませんか。




40-4-9全部組み込み完成です。
ベルトの金具も錆だらけでしたが一生懸命磨いたのでそれなりになりました。



40-5-3また元の位置に戻りいつもと変わらぬ顔をしています。



これでとりあえずR−300の作業は終了、音の軽い歪は残ったままですが、概ねうまく行ったのではないでしょうか。

テレビアンよ綺麗になれ 4

 今回は電源用平滑コンデンサの改修作業を紹介します。

t-5-4今回はこれの外側を利用し中をそっくり入れ替える作業ですよ。



t-5-3後ろはどの様な配線になるのか良く確認しておきます。
足は4本ですが、それに結構の配線が絡まっている気がします。(それにしても良くボケるカメラだ。)


t-5-5足のハンダを外して取りだした後ですが、これでうまく行かなかったらどうしようと思いました。(なにせ素人なので)



t-5-6中をくりぬこうとしましたが結構頑丈に出来ています。
ドリルで穴を開けましたが、あまりにも立派だったので壊して失敗した気分になりました。


t-5-7中を取りだしましたが、これだけの有害な物質を含んだ物が出てきました。
良く分らないのですがほとんどが紙?で出来ている気がします、これに電気を通して使っていたなんて信じられません。



t-5-8中に電解コンデンサを組み込みこの様に作り変えました。(詳しい作り方は、ラジオ1番さんの真空管ラジオのレストアマニュアルを購入し参考にして下さい。)



t-5-9次は電源用コードを取り換えるのですが、ゴムが劣化しているので取り換えます。



t-6-1前に色々ネットで購入した部品の中に丁度良い物がありました。



t-6-2ぴったり。どうです綺麗になったでしょう。



今回の作業はここまで、コンデンサの作業に1.5時間も掛ってしまいそれ以上は出来ませんでした。


次回はペーパーコンデンサ等を取り換え最終にしたいと思っていますが、何処まで出来るやら?。

RF-1180 再生できるのか? 4

今回で記事も4回目、さてどうなったでしょうか?

1180-2-1今回はジャイロアンテナの清掃です。いつも通りリード線のハンダを外してこの様な状態になりました。


1180-2-2支持金具を外すとこの通り、何処までも汚れています。



1180-2-3軸の部分もこの通り、これらを一通り清掃して、ジャイロの清掃はお終い。(簡単すぎました??)



1180-2-4次はロッドアンテナの交換をします。右がオリジナル、左がRP−1800Fから外した物です。

オリジナルは見えている部分以外はすべてなくなっている為使用する事が出来ません。

1180-2-5アンテナ支持金具はこれを外して利用します。



1180-2-6ところが、支持金具の穴が円ではなくこの様に加工されています。このままでは使えないので金やすりを使いRP−1800のアンテナの径と同じ大きさに加工しました。


1180-2-7こんな感じで納まりましたが、これだと固定されていないので使い物になりません。



1180-2-8色々考えてプラスチックの板を利用してこの様に固定しました。
見栄えは良くありませんが、普段は見えないのでこれで良しとします。


1180-2-9その後、もともと付いていたカバーをかけてアンテナ修理は終わります。



1180-3-2しかし、アンテナの形状が変わってしまったのでこの様に不自然な納まりになってしまいました。

何か無いかと色々探して見たら。


1180-3-1RF−888のつまみを壊した時に残ったアルミのリングを発見。
もしかしてこれがぴったりだったりして????


1180-3-3すげーーーーー。ぴったりです。何でもリサイクルでRF−1180が生き返えろうとしています。


1180-3-4スピーカーはRF−1130から外して再利用。



1180-3-5ほら、ぴったりでしょう、ものすごく作業が順調です。



1180-3-6ところが、ダイヤルの糸掛けに四苦八苦。悩む事1時間半、どうしてもうまく掛ける事が出来ませんでした。

0.5mmのダイヤル糸を用意しましたが、細かった様でスリップばかりでうまく行きません。

何度やってもうまくいかないので、ここで集中力が切れました。今度は0.7mmの糸を用意して再挑戦します、ゴールはもうそこまで見えています。


がんばるぞーーーーー。

RF-2200のメンテ 4

これでいよいよメンテも最後です。

RF22-5-1まずは前回の続きから、アンテナが無いのにここまで振れています。





RF22-5-2ボリウム等のガリ取り、バンドセレクターのガリ取り、接触不良の解消作業を行いました。(やり方は今までやった方法と同じなので載せません。)





RF22-5-3ジャイロアンテナの起立不良の解消作業に入ります。(アンテナ下のC型のクリップを外します。)
リード線のハンダも忘れずに。





RF22-5-4これだけで止まっています。






RF22-5-5上に引き抜くと簡単に抜けますが、途中にワッシャがあるので順序を忘れないようにして下さい。






RF22-5-6抜いた後の本体側、ものすごく汚れていてびっくりしました。






RF22-5-7いよいよこの部分の金属をはずして見ます。





RF22-5-8これが外れた後です、バネが変形して受け金具と接触し受け金具がすり減っていました。

バネの変形を直し本体側に取り付け様と思ったら、本体側のプラスチックが欠けていてうまく納まりません。

かけらを探したのですが、何処にもありません。バネの納まりと本体の形状が分からないのでどう修理して良いか分からないので、とりあえずグリスだけして元に戻しました。

正しい本体の形状が分かればそれに倣って直せるのですが今回は諦めます。


RF22-5-9カバーを元に戻します。受信の調整前にあちこち受信して見たのですが、特に不満な所が無いので今回はDDSの出番はありません。(調整済みの5900と比べてもあまり変わりありません、むしろ良い位?なんとなく、一度調整したのかと思ってしまいます。)

多少のずれはあっても良し、厳密な正確さをアナログに求めるのは酷だと思います。
もう少し使って見てどうしても不満が出たらその時にやります。


RF22-6-3外部の磨きも終えたRF−2200。暗くてあまりよく見えませんが、かなりきれになっています。



最後に:ジャイロの起立不良は残りましたが、概ねうまく行ったと思います。音の方もガリ取りなどの成果が表れ良くなりました。

自分で直したのだから大事に維持して行こうと思います。


皆さん、アドバイスどうもありがとうございました。
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